「保証会社で審査が厳しいところは?」
「ランキングで言うと1位はどこ?」
賃貸物件は、保証会社と大家さんの入居審査を通過すれば借りられます。最近だと、ブラックリストや滞納歴がある人でも通る保証会社が増えています。
しかし、中には審査が厳しい保証会社も存在します。難易度が高いところだと、ネガティブな情報があっただけで審査に落ちることも…。
そこで当記事では、審査が厳しい保証会社ランキングTOP10を大公開します!各会社が審査で重視する項目や、落ちてしまったときの対処法もまとめています。
- 厳しい保証会社TOP3は、オリコフォレントインシュア・アプラス・エポス!
- 審査の厳しい保証会社では、滞納歴があると高確率で落ちる
- 審査のゆるい保証会社を利用したい人は、イエプラに相談するのがおすすめ!
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
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不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士
賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。
審査が厳しい保証会社ランキングTOP10
1位:オリコフォレントインシュア(旧リクルートインシュア) | |
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・クレジットカードの事故歴を重視 ・ブラックリストだとほぼ落ちる ・過去の家賃滞納歴を見ることもある |
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2位:アプラス | |
・金融系の借り入れを厳しく審査 ・支払い事故や借金歴があると落ちる ・提携業者6社と情報共有 |
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3位:エポス(ROOM iD) | |
・クレジットカードの滞納歴を重視 ・収入の安定性を厳しく審査 ・所得に波のある個人事業主は不利 |
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4位:SBIギャランティ | |
・大手金融グループの基準で審査 ・スマホの分割払いの遅れにも厳しい ・審査期間を長くして隅々まで調べる |
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5位:全保連 | |
・2022年から審査の難易度が上がった ・過去の入居トラブルも審査対象 ・落ちると借りられる物件が約37%減る |
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6位:クレディセゾン | |
・キャッシングなどの借り入れに厳しい ・提携先の新生銀行と情報共有 |
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7位:ジャックス | |
・自社クレジットカードの基準で審査 ・信用情報に傷があると不利 |
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8位:ライフあんしん保証 | |
・カードの支払い事故に厳しい ・複数のクレジット会社と情報共有 |
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9位:エルズサポート | |
・過去の家賃滞納を厳しく審査 ・提携業者14社と情報共有 |
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10位:ジェイリース | |
・過去の家賃滞納を厳しく審査 ・SNS等のネガティブ情報も調べる |
- ランキングの選考基準
上記には、審査が厳しい保証会社TOP10をまとめました。調べられる範囲・提携業者の数・弊社営業マンへの聞き込み調査など、総合的な判断で順位付けしています。
審査が厳しいのは主に信販系の保証会社
審査が厳しいと言われるのは、主に信販系の保証会社です。クレジットカードの支払い遅れなどが分かる「個人信用情報」までチェックするからです。
保証会社の種類は大きく分けて3種類です。難易度が高い順に、信販系・LICC系・独立系と位置付けされています。
信販系の保証会社では、信用情報に傷があると通過できません。支払い事故の履歴は5~10年残るため、過去の失敗で審査に落ちる人も多いです。
LICC系は家賃の滞納歴を加盟店同士で共有しますが、カードの信用情報までは見ません。独立系は独自の審査基準を持った保証会社で、ブラックリストでも受け付けています。
信販系の保証会社一覧
- ・オリコフォレントインシュア
- ・アプラス
- ・エポスカード
- ・SBIギャランティ
- ・ジャックス
- ・クレディセゾン
- ・SMBCファイナンスサービス(旧セディナ)
- ・ライフカード など
上記には、審査が厳しい信販系の保証会社をまとめました。クレジットカードを扱う会社は、基本的に信販系に分類されます。
- LICC系の保証会社はこちら
- 独立系の保証会社はこちら
審査が厳しい保証会社に落ちる人の特徴
- ・信用情報に傷がある(ブラックリスト)
- ・クレジットカードの審査に落ちた
- ・過去に支払いを滞納したことがある
- ・家賃を払わず無断で退去した
- ・収入に対して家賃が高すぎる
- ・ネット検索でネガティブな情報が出てくる
- ・連帯保証人が立てられない
- ・明確な引っ越しの理由がない
審査が厳しい保証会社に落ちるのは、信用情報に傷がある人です。解説した通り、信販系の保証会社だと必ず信用情報を調べるためです。
過去にクレジット会社の審査に落ちた人だと、通過するのは難しいです。賃貸物件であっても、カード審査と同じ審査基準でチェックするためです。
他には、収入に対して家賃が高すぎる場合も不利です。「安定して家賃を払えない」と判断されて審査に落ちます。
1位:オリコフォレントインシュア
審査が厳しい保証会社の第1位は、オリコフォレントインシュア(オリコ)です。最も厳しい信販系である上、大手「オリコグループ」の基準で審査されます。
基本的に、信用情報に傷がある「ブラックリスト」は通りません。クレジットカードの支払い事故を経験した人は、かなり不利と言えます。
オリコは、過去に難易度中レベルの「LICC系」に属していました。家賃滞納の履歴を記録していたので、支払い遅れがあった人は落ちる可能性があります。
2位:アプラス
審査が厳しい保証会社の第2位はアプラスです。クレジットカード会社であるため、信販系に分類されます。オリコ同様に、信用情報に傷があるとかなり不利です。
アプラスは、SBI新生銀行グループが運営する保証会社です。提携業者6社と情報共有して、金融系の借り入れ等を厳しく審査します。
提携業者内で家賃の滞納歴があった場合、アプラスの審査でも大きく影響します。「今回も滞納する可能性がある」と判断されて、審査に落ちます。
3位:エポス
審査が厳しい保証会社の第3位はエポスです。「エポスカード」を扱うクレジット会社で、分類は信販系です。ブラックリストに登録されている人は通りません。
過去に信販系の保証会社を使っていて、入居トラブルを起こした人も要注意です。「契約違反で退去させられた」というネガティブな内容も、信販系の中で共有されます。
エポスで落ちると借りられる物件が大きく減ります。エポスの家賃債務サービス「ROOM iD」を利用する管理会社は非常に多いからです。
4位:SBIギャランティ
審査が厳しい保証会社の第4位は、SBIギャランティです。信販系の保証会社で、SBI新生銀行グループが運営しています。
SBIギャランティは審査期間が長めです。他の保証会社だと申し込みから約3日で終わりますが、SBIギャランティは1週間ほどです。時間を使って、不安要素がないか隅々まで調べます。
主にクレジットカードの滞納や、金融関係の借り入れがある人は審査に落ちます。スマホの分割払いの遅れがある人も要注意です。
5位:全保連
審査が厳しい保証会社の第5位は全保連です。難易度中レベルのLICC系で、提携業者6社と家賃の滞納歴を共有しています。
2022年6月から、全保連は「JICC(日本信用情報機構)」に加盟しました。カードの滞納歴も調べるようになったため、審査の難易度が上がっています。
過去にLICC系の保証会社で家賃滞納した人や、ブラックリストに登録されている人は審査に落ちます。心当たりがある人は、お部屋探しの段階で不動産屋に相談してください。
そもそも保証会社とは
家賃等の滞納金を立て替えてくれる会社のこと
保証会社とは、家賃等の滞納金を一旦立て替えてくれる会社のことです。連帯保証人よりも信頼できるため、保証会社を採用する大家さんは多いです。
保証会社を利用する代わりに、入居者は保証料を支払います。契約時に総賃料の50~100%、入居後1年毎に1万円を支払うところが多いです。
保証会社が審査で見る内容
- ・本人の氏名、年齢、生年月日
- ・今住んでいる住所
- ・年収(所得)
- ・勤務先情報
- ・雇用形態や勤続年数
- ・滞納歴の有無
- ・引っ越し理由
- ・緊急連絡先(連帯保証人)の情報 など
保証会社は上記の内容をもとに入居審査をおこないます。安定した家賃の支払い能力があるか判断するためです。
「家賃の36倍の年収」があると、家賃の支払い能力があると言われています。家賃6万円のお部屋なら、最低でも年収216万円が必要です。
審査が厳しい保証会社では、勤務先情報だけで落とす場合があります。年収が高くても必ず通る訳ではありません。
保証会社とは別に大家さんの入居審査もおこなわれる
お部屋を借りる際、保証会社の他に大家さん(貸主)も入居審査に参加します。安心して貸せる人物かを判断するためです。重要視されるのは、主に引っ越し理由と人柄です。
引っ越し理由で落ちやすいのは、同棲きっかけのカップルです。婚姻関係がないと、喧嘩別れによる同棲解消の恐れがあります。家賃収入の減少が懸念されると審査に落ちます。
人柄の審査で落ちるのは、見た目や言動に問題がある人です。入居中のトラブルが心配される人は、入居を断られます。清潔感のない人や、高圧的な態度の人は不利です。
保証会社の審査に落ちたときの対処法
- ・収入のある連帯保証人を付ける
- ・親族による代理契約で進める
- ・独立系の保証会社が使える物件を探す
収入のある連帯保証人を付ける
保証会社の審査に落ちたら、収入のある連帯保証人を付けて再審査できるか聞いてみてください。家賃滞納リスクが下がって、審査に通る可能性があります。
注意点として、連帯保証人も収入面の審査を受けます。本人と同様に年収・雇用形態・勤続年数などをチェックされるので、現役で働いている人が理想的です。
連帯保証人を頼めるのは、親兄弟など1~2親等までの人物です。自分との関係性が近いほど、通過率は上がります。
親族による代理契約で進める
保証会社の審査に落ちた際は、親族による代理契約で進めるのも手です。契約者が変わるため、審査の難易度が下がります。
代理契約とは、入居者以外の人物で審査・契約する方法のことです。入居者がブラックリストなどで物件を借りられないときに使われます。
依頼できる条件は、連帯保証人と同じです。契約者自身に審査に落ちる不安要素がないか、事前に確かめておくと安心です。
独立系の保証会社が使える物件を探す
- ・フォーシーズ
- ・日本セーフティー
- ・Casa(カーサ)
- ・日本賃貸保証(JID)
- ・フェアー信用保証
- ・クレデンス
- ・れんぽっぽ(CAPCO AGENCY)
- ・ラクーンレント
- ・ダ・カーポ
審査に落ちてしまったら、独立系の保証会社が使える物件を探し直してください。審査基準が甘いので、比較的簡単に通過できる可能性があります。
特におすすめなのは「フォーシーズ」です。2023年時点、審査通過率は98%とかなり高いです。無職・水商売・アルバイトでも通りやすい保証会社です。
審査が厳しい保証会社に関するQ&A
保証会社の審査に落ちる確率は?
業界内では10~20%と言われています。不動産屋と対策すれば、審査に落ちる確率を2%程度まで下げられます。
保証会社の審査に落ちる理由は?
審査に落ちる理由は様々です。
- ・収入に対して家賃が高い
- ・雇用形態が不安定
- ・勤続年数が短い
- ・連帯保証人の支払い能力が認められない
- ・個人信用情報に傷がある
- ・入居トラブルを心配されている
収入に対して家賃が高すぎると、支払いの安定性を心配されて審査に落ちます。家賃を手取りの3分の1までに抑えれば、支払い能力を認めてもらいやすいです。
賃貸の保証会社は審査で何を調べる?
主に家賃の支払い能力です。本人の年収・職業・雇用形態などから判断します。厳しい保証会社だと、SNS上のネガティブな情報も詳しくチェックします。
賃貸の保証会社の審査はブラックリストだと通らない?
通る物件もあります。
個人信用情報を確認しない「LICC系」「独立系」なら、通る可能性が高いです。保証会社は自分で調べられないので、不動産屋に問い合わせてください。
保証会社の審査が厳しいのは信販系だけ?
LICC系もやや厳しいです。
LICC系は、家賃の滞納歴を加盟店同士で共有しています。滞納したのが別の保証会社でも、同じLICC系だと審査に落ちます。
独立系の保証会社に落ちたらどうすれば良いの?
連帯保証人だけで借りられる物件を探してください。
難易度の低い独立系で落ちると、ほぼ全ての保証会社で通りません。物件数はかなり限られますが、連帯保証人だけで借りられる物件に絞る必要があります。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!