
「ブラックリストも賃貸物件を借りられる?」
「クレジットカードの滞納歴は審査で不利?」
過去の借金や滞納でブラックリストの人でも、借りられるお部屋はあります。弊社「家AGENT」でも、過去に金銭トラブルがあった人が実際に入居審査に通っています!
とはいえ、過去にクレジットカードや家賃を滞納した経験のある人は、自分が本当に入居審査に通るか不安になりますよね…。
そこで当記事では、入居審査に通りやすくする8つのコツやお部屋の選び方などを解説しています。審査に通った実例もご紹介します。ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士
賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。
ブラックリストとは?
「信用情報」に傷がある状態のこと
不動産業界で言うブラックリストとは、主に「信用情報」に傷がある状態のことです。
クレジットカードの利用や借金の履歴は、個人信用情報機関に記録されます。ネガティブな情報があると新たなローンを組めなくなったり、一部のお部屋が借りれなくなります。
ブラックリストという名のデータベースは存在しません。あくまでも「過去の金銭トラブルによって制限がある人」を指す言葉です。

ブラックリストに当てはまる人の特徴
- ・クレジットカードの支払いを遅延
- ・車のローンの滞納
- ・学生ローンや奨学金の滞納
- ・携帯の本体代金やショッピングの滞納
- ・分割払いの滞納全般
- ・債務整理(自己破産など)
- ・借り入れが複数(多重債務)
- ・家賃滞納による代位弁済 など
支払いが遅れても、1回目の催促で返済していれば審査に影響しないケースが多いです。口座の登録ミスとも考えられるためです。
2回以上催促されたり、目安として60日以上遅れると、ネガティブな情報として扱われます。第三者の不正利用でも同様です。
携帯の本体代金の滞納は見落としやすく、自分でも気付かずブラックリストになっている人は多いです。

返済が現実的な借金なら不利になりづらい
車のローンなどの返済中の支払いがあっても、滞納がなければ問題はありません。ただ、信用情報をチェックされる場合、借り入れの残高によっては審査に影響します。
年収や借り入れの金額をふまえて、客観的にも収入に見合った家賃に抑える必要があります。
5~10年でブラックリストから消される
原因の支払いを済ませて一定の時間が経てば、信用情報からネガティブな情報は消されます。
記録が残る期間の長さは、内容の深刻さによって異なります。支払いの遅延であれば5年で消えるケースがほとんどです。
自己破産などは、信用情報機関によっては最大10年保存されます。
信用情報は自分でも確認できる
確認できる窓口 | 加盟会員(企業)の種類 |
---|---|
シー・アイ・シー(CIC) | クレジットカード関連 |
日本信用情報機構(JICC) | 消費者金融や銀行、保証会社など |
全国銀行個人信用情報センター(JBA) | 銀行や信金、信用保証協会など |
借入先の企業が加盟している窓口を、信用情報機関のホームページで調べてから照会するとスムーズです。
クレジットカードの滞納歴を調べたいなら、CICで照会してください。窓口に行かなくても、ネットや郵送で情報を確認できます。
手続きの際は、本人確認書類と手数料が1,000円ほど必要です。
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ブラックリストは賃貸の入居審査で不利になりやすい
支払い能力に問題があるとみなされる
入居審査では、第一に家賃の支払い能力を確認されます。ブラックリストの人は「お金遣いが荒い・雑」「また滞納しそう」と思われるので不利になりやすいです。
なお、審査の確認は「大家さん」「管理会社」「家賃の保証会社」がおこないます。ブラックリストが影響するのは家賃の保証会社です。
保証会社の審査さえ通れば、ほとんどのお部屋で入居審査に通過できます。もし滞納があっても、大家さんは保証会社に家賃を立て替えてもらえるからです。

人柄もチェックされる
家賃の支払い能力がいくら高くても、関係者に「貸したくない」と思われると審査には落ちてしまいます。
不動産屋の来店時の態度や服装も審査に影響します。高圧的な態度だったり奇抜な服装だと、入居後のトラブルを心配されやすいです。
ネット検索で、犯罪歴や過激なSNS投稿が出る人も要注意です。支払い能力の他に何を見られるかは、次の記事でも詳しく解説しています。
「独立系」の保証会社ならブラックリストでも入居審査に通りやすい
- ・フォーシーズ
- ・日本セーフティー
- ・Casa(カーサ)
- ・日本賃貸保証(JID)
- ・フェアー信用保証
- ・ハウスリーブ
- ・プラザ賃貸管理保証(レオパレス21)
- ・ダ カーポ
- ・オーロラ
- ・CAPCO AGENCY(れんぽっぽ)
- ・エムぞう君(前田)
- ・ラクーンレント
保証会社は審査の難易度で「独立系」「LICC系」「信販系」の3つに分けられます。独立系がもっとも審査がゆるく、LICC系、信販系の順で厳しくなっていきます。
独立系の審査がゆるいのは、信用情報や他社の滞納歴はチェックしないからです。
会社独自の基準で、過去の傷より現在の支払い能力を評価してもらえます。
収入が基準を満たせば独立系ならほぼ通る
独立系保証会社は基本的に審査がゆるいです。収入に見合ったお部屋を選んで、不動産屋のアドバイスに沿って手続きをふんでいけば滅多に落ちません。
中でも「フォーシーズ」は、公式ブログによると2022年3月時点の審査承認率が約98.96%です。ほとんどの人が審査に通っています。
ブラックリストだと「信販系」の入居審査には落ちる
- ・アプラス(新生銀行グループ)
- ・あんしん保証
- ・賃貸保証エポス
- ・オリコフォレントインシュア
- ・SBIギャランティ
- ・クレディセゾン
- ・ジャックス
- ・SMBCファイナンスサービス
信販系の保証会社は、主にクレジットカードの関連会社です。審査で必ず信用情報をチェックされます。
ブラックリストだと審査は絶望的です。時間を無駄にするので、最初から信販系の保証会社は避けてお部屋を探すべきです。
クレジットカードの滞納が入居審査に影響するのは「信販系」のみ
過去にクレジットカードの滞納があっても、審査に影響するのは「信販系」の保証会社だけです。携帯代や各種ローンの滞納も同様です。
理由は、信販系の保証会社に限っては「クレジットカードの作成が可能か」が審査の基準になるためです。「独立系」や下記で解説する「LICC系」の保証会社への影響はありません。
家賃の滞納情報を共有している保証会社もある
- ・エルズサポート
- ・ナップ賃貸保証
- ・全保連
- ・ジェイリース
- ・宅建ブレインズ(宅建ハトさん保証)
- ・ルームバンクインシュア
- ・興和アシスト
- ・アーク
- ・アルファー
- ・近畿保証サービス
- ・賃住保証サービス
- ・ニッポンインシュア
- ・ホームネット
- ・ランドインシュア
- ・エイト賃貸保証
LICCとは全国賃貸保証業協会の略称です。加盟している保証会社は、会社間で過去の家賃滞納歴を共有しています。
例えば、ジェイリースで家賃を滞納した人は、全保連の審査にも落ちやすくなります。

LICCの登録情報は照会が可能
信用情報と同様に、LICCの登録情報は自分でも調べられます。照会は窓口か郵送で、手数料が1,100円かかります。
ネガティブな情報は、解決して5年間経てば消されます。滞納した事情の説明など、コメントを残すこともできます。
LICC系の保証会社で滞納や揉め事の心当たりがある場合は、公式ホームページを参考に手続きしてみてください。
使う保証会社は自分で選べない
使用する保証会社は、申し込み時に選べません。審査が心配なら、まずは不動産屋に相談した方が確実です。
「独立系の保証会社が使いたい」「過去に家賃を滞納していた」など不安な理由を伝えれば、審査が甘い物件を優先的に探してくれます。
当サイトが運営する「イエプラ」は、特に審査に不安な人におすすめの不動産屋です。ブラックリストの人でも、通過させてきた実績があります。
深夜0時までチャットやLINE対応しているので、対面では相談しづらい…という人でも安心してサポートを受けられます!
ブラックリストでも入居審査に通る8つのコツ
- 事前に自分の信用情報を調べておく
- 過去の金銭トラブルの情報を控えておく
- 家賃は手取りの3分の1までに抑える
- お部屋の条件はできる限り妥協する
- 申し込みの必要書類をすべて揃える
- 収入のある連帯保証人を立てる
- 預貯金の残高で入居審査してもらう
- 同居人の名義にする
①事前に自分の信用情報を調べておく
CICなどの信用情報機関で事前に照会をかけておくと良いです。事故情報が出てこなかったり消えていて、審査に影響しない場合があるからです。
ブラックリストかどうかは「開示情報」の内容で確かめられます。記号や記載項目が多いので、見方がわからないときは不動産屋にも確認してみてください。
ネガティブな情報が出てこなくても、過去に借金や滞納があるなら不動産屋には伝えたほうが良いです。落ちる可能性まで考えて複数の候補物件を紹介してもらえます。
②過去の金銭トラブルの情報を控えておく
- ・金銭トラブルがあった企業の名称
- ・ローンや滞納を完済した時期
- ・支払いが遅れた期間と内容
- ・分割払いしている支払いの月額と残高
- ・審査ありで購入、契約したものの名称
過去に滞納した内容は、関係するカード会社や保証会社の名称まで不動産屋に伝えるべきです。他のお部屋でも審査に影響するかを考えてもらえます。
「1年前にカードの支払いが2ヶ月以上遅れた」「3年前に全保連で家賃を1ヶ月滞納したがすぐ払った」など、具体的に伝えましょう。

金銭トラブル以外にも揉めた経験は伝える
入居マナーや電話口での喧嘩など、金銭トラブル以外にも揉めた経験があれば不動産屋に伝えたほうが良いです。
大家さんや管理会社が違えば影響は少ないですが、お部屋を紹介するうえで同じ問題が起きないように配慮してもらえます。
③家賃は手取りの3分の1までに抑える
月の「手取り」 | 家賃目安 |
---|---|
15万円 | 5.0万円 |
16万円 | 5.3万円 |
17万円 | 5.6万円 |
18万円 | 6.0万円 |
19万円 | 6.3万円 |
20万円 | 6.6万円 |
- 月の手取り21~30万円の家賃目安
表の家賃目安でお部屋を探せば、一般的な審査基準の「家賃の36倍の年収」を、余裕をもってクリアできます。税金や社会保険料を差し引いているためです。
審査に通る確率をもっと上げたい、生活費や貯金分を多めに確保したいという人は「手取りの4分の1」まで家賃を抑えると良いです。

④お部屋の条件はできる限り妥協する
ブラックリストの人は「住めるお部屋」を探す意識が大切です。希望の条件にこだわりすぎると、審査に落ちてお部屋探しが進みません。
設備のグレードが高いマンションや、好立地で人気のお部屋に申し込むのは、ブラックリストの記録が消えてからのほうが良いです。
審査に通りにくいという自覚を持って、不動産屋のアドバイスを聞きながら探しましょう。
⑤申し込みの必要書類をすべて揃える
- ・身分証明書(免許証、保険証、パスポートなど)
- ・収入証明書(源泉徴収票や給与明細3ヶ月分)
- ・印鑑(シャチハタ不可)
- ・通帳のコピー(残高審査の場合)
必要書類が足りないと、審査に進めずお部屋が確保できません。また、不足書類の提出は2~3日以内が基本で、対応が遅れると審査に落ちてしまいます。
お部屋ごとに必要書類は異なるので、不動産屋に事前に確認しましょう。新卒や転職だと内定通知書、個人事業主なら確定申告書などが必要です。

申込書は空欄がないように記入すべき
空欄が多い申込書よりは、丁寧にすべて埋めてある申込書のほうが審査に通りやすいです。
緊急連絡先(連帯保証人)の生年月日・住所・電話番号と、勤め先情報・年収は、確認してメモしておくと良いです。記憶を頼りに書くと間違えやすいです。
審査結果が出るまでは、不動産屋から追加で依頼や質問が入るので、1つひとつ対応しましょう。雑に対応すると審査に影響します。
⑥収入のある連帯保証人を立てる
連帯保証人が立てられる人は事前に不動産屋に伝えてください。連帯保証人を立てると通りやすい保証会社や、保証会社を使わずに借りられるお部屋もあるからです。
入居審査でチェックされる項目も契約者とほぼ同じです。収入の目安は「家賃の36倍の年収」です。
連帯保証人を立てるときの審査の必要書類
- ・身分証明書(免許証、保険証、パスポートなど)
- ・収入証明書(源泉徴収票や給与明細3ヶ月分)
- ・印鑑登録証明書(取得3ヶ月以内の原本)
- ・実印(印鑑登録の印鑑)
連帯保証人の審査の段階では、身分証明書と収入証明書だけで問題ない場合がほとんどです。
契約に進むと、連帯保証人の「印鑑登録証明書」が必要です。取得に手間がかかる書類なので、早めに準備をお願いできると良いです。

⑦預貯金の残高で入居審査してもらう
お部屋の家賃 | 審査に通る残高の目安 |
---|---|
5万円 | 120万円 |
6万円 | 144万円 |
7万円 | 168万円 |
8万円 | 192万円 |
9万円 | 216万円 |
10万円 | 240万円 |
貯金が多い人は、年収ではなく預貯金の「残高審査」で借りられる場合があります。
収入が基準より低い、不安定といった状態でも、表のように「家賃2年分の残高」があるなら審査に通りやすいです。

⑧同居人の名義にする
信販系の保証会社を使うお部屋など、自分が契約したいけど難しい場合は、同居人に契約してもらうのも手です。
審査でチェックされるのは、契約する人だけです。ブラックリストでも、一緒に住むだけなら影響はありません。同棲中、または同棲予定の人は検討してみてください。
職場から家賃補助が出る人は、ルールを事前に確認しておいたほうが良いです。自分の名義で借りないと補助が出ない場合があるためです。
ブラックリストにおすすめなお部屋の条件
- 家賃が安い
- 築年数が古い
- 設備や内装のグレードが高すぎない
- 駅からの徒歩距離が15分以内
- 連帯保証人のみで契約可能
- クレジットカードの作成が不要
①家賃が安い
家賃が安いお部屋ほど、支払い能力を認めてもらいやすいです。審査に不安材料がある場合、少しでも家賃を抑えて探しましょう。
目安として、家賃10万円を超えると審査が厳しくなります。基準に対してギリギリだと落とされやすいです。
条件にこだわりすぎると、家賃や管理費は高くなります。家賃を月の手取り3分の1までに抑えておけば、概ね問題ありません。
滞納は大家さんにとってマイナスが大きい
購入時のローンを家賃収入で返済している大家さんがほとんどです。滞納されると収入は0ではなくマイナスになります。
保証会社に通っても、大家さんや管理会社の判断によっては審査に落ちます。空室が続いてでも、お金の心配が少ない入居希望者を待つ場合があります。
100%審査に通るお部屋はないので、審査に不安要素が多い人ほど対策が必要です。
②築年数が古い
築年数が古いお部屋は審査に通りやすいです。特に空室が多い物件では、借りる側が主導権を握れます。
新しくても築10年以上で探したほうが良いです。新築や築浅の物件はライバルが多く、家賃の支払い能力を特に厳しくチェックされます。
築古だと地震が心配なら、耐震基準を目安に探すと良いです。コンクリート造は築40年以内、木造は築20年以内なら、地震への強さは現在の最低基準を満たしています。
③設備や内装のグレードが高すぎない
設備や内装が平均的な内容のお部屋がおすすめです。高機能な設備があったり、豪華な内装のお部屋は審査が厳しいです。
高級志向のデザイナーズ物件や分譲賃貸などの質が高いお部屋は、貸す側が入居者を厳選しているためです。
クオリティを求めすぎなければ大丈夫です。エアコンや水回りの設備などの型が古すぎても、住みづらかったり光熱費が余計にかかってしまいます。
④駅からの徒歩距離が15分以内
駅徒歩15分の距離は約1.2kmです。お部屋を探すときは、駅徒歩15分以内で探すのがおすすめです。5~10分以内はライバルが多く、家賃が高いです。
15分を超えると遠くて不便に感じやすいです。物件が見つからないときは、最寄り駅を変える工夫をしたほうが良いです。
⑤連帯保証人のみで契約可能
連帯保証人のみで借りられるお部屋は、ブラックリストでも審査に影響しません。契約者と連帯保証人の収入が、大家さんの審査基準を満たせば通過できます。
ただし、物件数は少ないです。2020年度の日管協短観の統計によると、首都圏の約90%のお部屋が保証会社利用を「必須」としています。
保証会社の利用が任意のお部屋でも、審査によっては保証会社の利用を求められます。親が定年退職して年金収入のみのケースや、高齢の場合などです。
⑥クレジットカードの作成が不要
家賃の支払いのために、クレジットカードの作成が必須のお部屋は避けるべきです。ブラックリストだとカードの審査にほぼ落ちます。
カードの審査に落ちると、入居審査にも落ちる可能性が高いです。大家さんや管理会社、保証会社が信用情報を確認しなくても、支払い能力に問題があると判断できるためです。
口座引き落としや振込など、別の支払い方法が選べるなら問題ありません。
ブラックリストで入居審査に通った実例集
- 保証会社を変えて審査してもらえた
- 家賃を下げて探し直して審査に通った
- 審査がゆるい物件を紹介してもらった
弊社「家AGENT池袋店」の営業マンが、審査に通るまで接客したお客様の実例を紹介します。
①保証会社を変えて審査してもらえた

保証会社の審査に落ちたときは、別の保証会社を紹介してもらえるケースがあります。
お部屋に対して、多くて3社が目安です。1つ目の保証会社に落ちた段階で、支払い能力に問題があると判断されて入居を断られる場合もあります。
審査に落ちた理由は、基本的に教えてもらえません。別の保証会社を紹介してもらえたときは、まだ望みがあると考えて良いです。
②家賃を下げて探し直して審査に通った

信用情報を見られるかどうかに関わらず、家賃が高いほど審査は厳しいです。ブラックリストかどうか調べなくても、お部屋を探し直して審査に通るケースは多いです。
家賃の支払い能力は年収だけでなく、勤続年数や年齢、業種の安定性などを総合的に評価されます。
どこまで家賃を上げられるかは、人それぞれ異なります。審査が心配なら、不動産屋の実例や経験に基づいたアドバイスを受けてみたほうが良いです。
③審査がゆるい物件を紹介してもらった

独立系の保証会社でも、人によっては厳しく審査されたり、審査項目のどこかが引っかかって落ちてしまいます。
経験豊富な不動産屋に相談して、自分が借りられる候補の中から、もっとも質が良いお部屋に決められると理想的です。
何件も審査に落ちてきた人が、不動産屋が紹介する物件で申し込んだら、あっさりと賃貸契約できたケースはよくあります。
万が一入居審査に落ちた場合の対処方法
- 他の保証会社で再審査してもらう
- 収入のある親族に代理契約してもらう
- 別の物件を紹介してもらう
①他の保証会社で再審査してもらう
審査に落ちた場合は、不動産屋から審査結果の連絡が来ます。同時に他の保証会社での再審査を提案されるケースが多いです。
大家さんや管理会社によっては、不動産屋側で用意する保証会社を使わせてもらえます。
お部屋によって対応が異なるので、不動産屋の案内に従いましょう。
②収入のある親族に代理契約してもらう
別の保証会社が使えないときは、収入が安定している親兄弟にお部屋を「代理契約」してもらいましょう。
「代理契約」とは、住んでいる人と別の人が契約を結ぶことです。代理契約するのが3親等以内の親族だと、審査に通りやすいです。
同居人に契約してもらうときと同様、家賃補助が出るかなども考えたほうが良いです。
代理契約は必ず不動産屋に相談する
代理契約できるお部屋は限られるので、不動産屋に必ず相談してください。
無断で代理契約の形をとると「転貸」「又貸し」という違反行為になります。契約違反とみなされ、違約金が発生したり、強制退去になるおそれがあります。
代理契約の場合、もし滞納すると契約者の傷になるので要注意です。代理契約については次の記事でも詳しく解説しています。
③別の物件を紹介してもらう
前述の①②が難しい場合、別の物件を紹介してもらってください。ブラックリストの他にも審査に落ちた原因を考えて、対策する必要があります。
同じような条件のお部屋でも、探し直すと審査に通るケースがあります。大家さんや管理会社、保証会社など、審査する関係者が変わるためです。
審査に通る最大のコツは不動産屋を味方につけること
入居審査の基準に詳しく、親身に対応してくれる担当者のサポートを受けられるとお部屋探しがスムーズです。
当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEでやりとりします。対面だと話しにくいことでも相談しやすいです。
「フリーターで収入が不安定」「勤続年数が短くて心配」など、何でも相談できます。審査に通りやすいお部屋探しから、内見の予約まで、スマホで完結できます。
審査を通した経験が豊富なスタッフが多数在籍しています。どうすれば通るのかのノウハウを持っているので、審査の疑問や不安を解決しながらお部屋が探せます!