「エルズサポートの審査はゆるい?」
「審査に落ちる人の特徴って?」
入居審査の大半は、保証会社がおこないます。保証会社の審査に通過すれば、大家さんの審査も基本クリアできます。
しかし、エルズサポートは審査がやや厳しい保証会社です。対策しないままでは、何度も審査に落ちてお部屋が借りられなくなることも…。
そこで当記事では、2024年最新版のエルズサポートの審査項目を解説します!通過するポイントや、落ちた時の対処法もまとめたので参考にしてください。
- 保証会社のなかでも審査の難易度がやや高めで、他社の家賃滞納歴も確認される
- 過去にLICC系の保証会社での滞納履歴があると、入居審査に落とされる
- 審査の緩い物件を探すなら、ネット不動産屋のイエプラがおすすめ!
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士
賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。
エルズサポートの審査は厳しい?
エルズサポートの審査はやや厳しい
エルズサポートの審査はやや厳しいです。自社のデータベースの他に、他社の家賃滞納歴もチェックするからです。
エルズサポートは「全国賃貸保証業協会(LICC)」に加入する保証会社です。加盟店同士で、申込者の家賃滞納歴などの情報を共有しています。
支払い遅れに関する情報は5~10年間消えません。過去に滞納したのがエルズサポートではなくても、LICC系の保証会社だったときは審査に落ちます。
そもそもエルズサポートとは
会社名称 | エルズサポート株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 【東京本社】東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー11F |
設立年月日 | 2007年7月18日 |
資本金 | 100百万円(資本準備金含む) |
支店数 | 4支店(大阪・名古屋・横浜・さいたま) |
事業内容 | 家賃債務保証 |
エルズサポート株式会社は、2010年8月に「ホームネット株式会社」のグループに入りました。高齢者の見守りや生活支援サポートをしている会社です。
主な事業内容は「家賃保証サービス」です。入居者が家賃を滞納しても、一時的にお金を立て替えてくれます。連帯保証人の代わりになってくれて、頼れる親族がいない人には安心です。
エルズサポートの主な審査基準
・年収
・職業
・預金残高(無職の場合のみ)
エルズサポートの審査では、主に4つの項目をチェックされます。具体的にどうチェックされるのか、以下で詳しく解説していきます。
LICC内での家賃滞納歴
- ・全保連
- ・ルームバンクインシュア
- ・ジェイリース
- ・アーク賃貸保証
- ・ナップ賃貸保証
- ・宅建ブレインズ(宅建ハトさん保証)
- ・K-net(旧:近畿保証サービス)
- ・ニッポンインシュア
- ・興和アシスト
- ・アルファー
- ・賃住保証サービス
- ・ホームネット
- ・ランドインシュア
- ・エイト賃貸保証
出典:全国賃貸保証業協会 ホームページ(2024年3月時点の情報)
エルズサポートの審査は、過去にLICC系の保証会社で家賃を滞納していないかチェックします。悪い履歴が見つかった場合「滞納リスクが高い」と判断されて、審査に落ちます。
LICC系の保証会社で有名なのは「全保連」「ジェイリース」「ナップ賃貸保証」などです。5~10年以内に、エルズサポートもしくはLICC内で家賃を滞納した人は高確率で審査に落ちます。
年収
年収 | 月収 | |
---|---|---|
家賃5万円 | 180万円以上 | 15万円以上 |
家賃6万円 | 216万円以上 | 18万円以上 |
家賃7万円 | 252万円以上 | 21万円以上 |
家賃8万円 | 288万円以上 | 24万円以上 |
家賃9万円 | 324万円以上 | 27万円以上 |
家賃10万円 | 360万円以上 | 30万円以上 |
エルズサポートは、申込者の年収額もチェックしています。年収をもとに、毎月の家賃を支払う余裕があるかどうか判断するためです。
審査に通過するためには、家賃の36倍以上の年収が必要とされています。家賃6万円のお部屋では、年収216万円以上、月収18万円以上あると理想です。
収入が目安金額を下回る人は「毎月の家賃を払う余裕がない」と判断されて、審査に落ちる可能性が高いです。申し込む物件は自分の収入に見合っているか確認してください。
職業と勤続年数
エルズサポートは、申込者の職業や勤続年数もチェックしています。安定して家賃を払い続けられるか判断するためです。
特に無職の人やフリーランスなりたての人など、収入が安定していない人は審査に落ちる可能性が高いです。
社会保険証を提出して正社員であることが証明できれば、審査の通過率が上がります。
預金残高
無職や生活保護受給者などの一部の人は、預金残高をチェックされます。職が安定していなくても、家賃を払う余裕があるかどうかチェックするためです。
対象の申込者は、エルズサポートから通帳のコピーなど預金額が証明できる書類の提出が求められます。
もしも家賃を払うほどの貯金がない場合は、審査に落ちる可能性が高いです。
不安要素は不動産屋に伝えておくと良い
収入が低い・不安定、スマホ代や光熱費を滞納したことがある、借金があるなど、少しでも不安があれば不動産屋にストレートに伝えておくと良いです。
事前に不安要素を伝えておき、不動産屋のスタッフにどうすれば少しでも通りやすくなるのかアドバイスをもらっておくと良いです。
また、追加で必要情報や書類を出すべきか、どう口添えしたほうが良いかなど不動産屋側で対策を練る時間が増えます。
LINEでやりとりできる不動産屋は相談しやすい
当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEでやりとりします。対面で話しにくいことも相談しやすいです。
「過去に家賃滞納したことがある」「親に内緒で夜職している」「フリーターで収入不安定」など、気軽に伝えてください。
またイエプラは、ブラックリストや無職、母子家庭や夜職など審査に通りにくい人を通した経験が豊富なスタッフが多数在籍しています。
どうすれば通るのかのノウハウを持っているので、過去に家賃の滞納があったり、収入面で不安な人でも審査に通過する可能性が高いです!
エルズサポートの審査に落ちる人の特徴
・勤務先や雇用形態が安定していない
・過去に支払いトラブルを起こした
・申込書に虚偽の記載がある
・申込書の内容が不十分
・本人確認の電話に出ない
上記の特徴に当てはまる人は、エルズサポートの審査に落ちる可能性が高いです。具体的にどういった人が審査に落ちやすいのか、詳しく解説してきます。
年収が家賃に見合っていない
年収に対して家賃が高すぎると「家賃を払う能力がない」と見なされ、審査に落ちます。
一般的に審査に通過するためには、家賃の36倍の年収額が必要と言われています。
審査に落ちてしまったら、自分の年収と家賃を見比べてみて、収入に見合った家賃の物件かどうか確認しましょう。
勤務先や雇用形態が安定していない
起業したての個人事業主やフリーターなど、勤務先や雇用形態が安定していない人は審査に落ちる確率が高いです。
しかし、通帳のコピーなど収入証明ができる書類を提出すれば、審査に通過する可能性があります。
審査に通過する不安な人は、一度不動産屋に相談してみましょう。
過去に支払いトラブルを起こした
過去にLICC系の保証会社で家賃を滞納したことがある人は、審査に落ちる可能性が高いです。
エルズサポートは、LICCに加盟している他の保証会社で滞納した履歴が無いかチェックしています。
家賃滞納だけでなく「更新料を払わず退去した」といったトラブル有無も確認しています。過去に支払いトラブルがある人は「独立系」の保証会社を利用してください。
申込書に虚偽の記載がある
年収を実際の金額より多く書く、無職なのに会社員であると偽るなど、申込書に嘘の内容を記入すると審査に落ちます。
一般的な入居契約書には「虚偽の記載をした場合、賃貸借契約を解除されても異議を唱えない」といった主旨の文言が記載されていることが多いです。
また、収入証明書や健康保険証の提出を求められて事実確認をされる場合があります。審査に通るか不安でも、申込書には正しい情報を記入しましょう。
申込書の内容が不十分
申込書の記入欄に不備があると、審査が止まってしまうだけでなく審査開始してもらえない場合があります。
生年月日や緊急連絡先の情報は特に重要な情報なので、漏れがあると再提出を求められます。
審査に時間がかかる原因にもなるので、必要な情報はあらかじめ確認しておきましょう。
本人確認の電話に出ない
エルズサポートからの確認電話に出ないと、審査が不利になります。
「何かあったときに連絡がつかない人」と判断されてしまうためです。
1回の電話に出なくても特に問題はありませんが、電話を何回も無視したり、折り返さず放置すると審査に落ちます。
忙しくてなかなか電話に出られないなら、あらかじめ不動産屋に「電話に出やすい時間帯」を伝えておきましょう。
エルズサポートの審査に通りやすくするための4つのポイント
・通帳のコピーを提出する
・申込書に虚偽の記入をしない
・エルズサポートからの電話には出る
必要書類を全て揃えて提出する
・本人確認書類
・商標登録簿謄本(法人契約の場合)
・決算報告書(法人契約の場合)
エルズサポートから求められている必要書類は、できるだけ揃えて提出しましょう。不備があると審査が始まらず、約1週間ほど放置した場合は落ちます。
審査に必要な書類は申込書や本人確認書類です。申込書は不動産屋が用意するので、基本的に本人確認書類のみ用意すれば大丈夫です。
人によっては追加書類の提出が必要
申込者の状況によっては、追加書類の提出が必要な場合があります。
例えば無職の人は通帳のコピー、外国籍の人は在留カード等の提出が必要です。
不動産屋の担当者に自分の今の状況を説明し、何が必要なのか確認しましょう。
通帳のコピーを提出する
自分の収入額が低く、審査に通るか不安な人は通帳のコピーを提出しましょう。
家賃を払うのに十分な貯金があることを証明すれば、審査に通る確率が上がります。
申込書に虚偽の記入をしない
入居申し込みの際に虚偽の申告をした場合、入居審査に落ちやすくなります。嘘がバレた時「信用できない人」と思われるからです。
年収や勤務先、雇用形態といった情報は、申し込み時に提出する収入証明書や健康保険証からバレるので、絶対に虚偽申告はやめましょう。
エルズサポートからの電話には出る
申込者の状況によっては、エルズサポートから電話がかかってきます。勤務先や緊急連絡先にも電話が来ることもあります。
申込者が実在するかどうか、申し込みした内容に相違がないかどうか確認するためです。
電話に出ずにいると審査に落ちてしまう場合があります。忙しくて電話に出る暇がない場合は、不動産屋に電話に出れる時間帯をあらかじめ伝えておきましょう。
エルズサポートの審査に落ちた際の対処法
審査に落ちても、エルズサポートや不動産屋は落ちた理由を教えてくれません。
次に申し込む時のために、審査に通過するための対応策を3つ紹介します。審査に落ちてしまった際は参考にしてください。
収入が安定している親族に代理契約を頼む
審査に落ちたら、まずは親族に代理契約してもらうよう頼みましょう。本人名義だと同じ物件で再チャレンジできませんが、親族であれば新規で再度申し込めます。
保護者や兄弟の名義で申し込んだ結果、あっさり審査に通ったという例はよくあります。保護者が年金暮らしの場合、兄弟に頼んだ方が良いです。
他の保証会社を紹介してもらう
代理契約でもダメだったら、他の保証会社を利用して再度申込みましょう。大体の不動産屋は、様々な種類の保証会社を用意しています。
エルズサポート以外の保証会社であれば、同じ名義であっても同一物件に再度申し込めます。
おすすめは「独立系」の保証会社です。クレジットカードの滞納歴などの信用情報や、他社での滞納歴をチェックしないため、審査がゆるいです。
不動産屋に「独立系」の保証会社を取り扱っていないか相談してみましょう。
他の物件に申込む
契約者や保証会社を変えても審査に通らない場合、諦めて別の物件に申込んだ方が良いです。
ある物件では審査に通らなくても、別の物件では審査に通ったということはよくあります。
不動産屋に頼んで、審査に通る可能性が高い物件を紹介してもらいましょう。
エルズサポートの審査は最短30分で結果が出る
エルズサポートは最短30分で審査結果が出ます。保証会社の審査は一般的には2-3日程度かかると言われているので、業界内ではかなり速いです。
しかし、そのためには必要書類をそろえて出し、本人確認の電話にすぐ対応する必要があります。
申込内容に不備があったり、不動産の繁忙期の1~3月は、もっと時間がかかる場合があります。
書類不備や本人確認が遅れると結果が出るのが遅れる
書類不備や本人確認の電話に出ずにいると、審査結果が出るのが遅くなります。
もし結果の連絡がなかなか来ない場合、不動産屋に連絡してみましょう。知らない間に審査が止まっている可能性があります。
ちなみに、保証会社の審査は情報が不備のまま1週間以上経過すると、申し込みがキャンセル扱いになってしまいます。
エルズサポートの保証委託料
初回保証料 | 賃料の50% |
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契約更新料 | 10,000円/年 |
保証会社を利用する場合、決められた保証料を支払う必要があります。保証料の金額は、保証会社によってバラバラです。
エルズサポートの保証料は、総賃料の50%です。また、毎年の更新時に支払う契約更新料もあります。
不動産屋によっては、上記の金額と異なる場合があります。不動産屋によって、代理店の手数料などが通常の保証料に上乗せされている事があるためです。
保証料がいくらなのか分からない場合は、不動産屋に聞きましょう。
審査がゆるい保証会社ランキングTOP5
1位:フォーシーズ | |
---|---|
・審査通過率98%以上 ・かなり甘く審査してくれる最後の砦 ・無職や生活保護も通してくれる ・審査スピードが早い(最短で即日)開 |
|
2位:日本セーフティー | |
・業界トップクラスの審査通過率 ・無職や生活保護も通してくれる ・家賃保証業界で売上高第1位 ・全国52,000店以上の不動産屋が利用 |
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3位:Casa(カーサ) | |
・Casaでの滞納がなければほぼ通る ・職業や年齢に関係なく審査可能 ・全国22,000店以上の不動産屋が利用 ・全国240万人が利用 |
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4位:日本賃貸保証(JID) | |
・賃貸の保証業を日本で最初に開始 ・家賃の滞納歴が無ければ通りやすい ・全国29,000店以上の不動産屋が利用 |
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5位:エルズサポート | |
・家賃の滞納歴が無ければ通りやすい ・審査スピードが早い(最短で即日) ・健康相談などの生活支援が強み |
審査がゆるい大手保証会社の、ランキングTOP5をまとめました。収入が不安定だったり、過去に滞納歴があった人でも、上記の保証会社を利用すればお部屋を借りやすいです。
当サイト運営の「イエプラ」は、審査の緩い保証会社が使える物件に絞って提案可能です。経験豊富なスタッフが、審査に通過するためのアドバイスもおこなっています。
仲介手数料が基本0円で、初期費用を抑えたい人にもおすすめです。来店不要でLINEから気軽に相談できるので、ぜひ1度試してみてください。
エルズサポートの審査に関する質問集
エルズサポートの審査の際によく挙がる疑問をまとめました。
審査に不安な人は是非参考にしてください。
緊急連絡先ってなに?
申込者と連絡が繋がらなくなった場合にのみ使用されるのが緊急連絡先です。申込の際には必要になります。
原則、20歳から80歳までの親族を設定することになっています。
どうしても親族で緊急連絡先になれる人がいない、という場合は、知人でも許可される場合があります。不動産屋に相談しましょう。
国民健康保険だけど審査に通る?
国民健康保険だからといって、必ず審査に落ちるわけではありません。あくまで社会保険の方が有利というだけです。
物件に見合った年収がある、家賃を払うための十分な貯金があるなど、審査基準を満たしていれば通過します。
また、転職のために一時的に国民健康保険になっている人は、前職の源泉徴収や預金を示すことで審査に通りやすくなります。
連帯保証人は必要ないの?
エルズサポートを利用する場合、原則連帯保証人は必要ありません。
エルズサポートの家賃保証は、連帯保証人の代わりに家賃の支払いを保証してくれるサービスだからです。
しかし、高齢者や無職の人など、場合によっては連帯保証人が必要になる可能性もあります。一度不動産屋に確認しましょう。
転職活動中でも審査してくれる?
転職活動中でも問題なく審査してくれますが、今後の収入見込みや預貯金を証明する必要があります。
通帳のコピーを提出するほか、どうやって家賃を払っていくのか確認される場合もあります。
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他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
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