SBIギャランティの審査は厳しい？審査期間や通過するためのポイントを大公開！

記事の監修：中村不動産屋店長

部屋探しの知恵

最終更新：2024年8月20日

「SBIギャランティの審査って厳しい？」
「審査期間はどれくらい？」

金融会社の大手「SBIグループ」が運営する保証会社「SBIギャランティ」。家賃の引き落とし時、手数料がかからない点が好評です。

しかし、SBIギャランティの審査に通過するにはコツが必要です。対策なしで申し込むと、何度も落ちてお部屋探しの時間を無駄にします。

そこで当記事では、SBIギャランティの審査基準を解説します。審査に通過するコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

監修豊田　明
不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士

賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。

SBIギャランティの審査はかなり厳しい

SBIギャランティの審査は、他の保証会社に比べてかなり厳しいです。

クレジットカードの滞納歴や自己破産歴などの個人の信用情報をチェックするからです。

そのため、ブラックリストの人は間違いなく審査に落ちます。

保証会社の中でも審査難易度は高め

保証会社は「信販系」「LICC系」「LGO系」「独立系」の4種類に分けられます。

SBIギャランティは、その中で比較的審査難易度が高いとされる「信販系」の保証会社です。

保証会社の種類による審査難易度の表

「信販系」とは、クレジットカードやローンの返済履歴などの「信用情報」をもとに審査する保証会社のことです。

過去にクレジットカードを滞納したなど信用情報にキズがある人は、審査に落ちやすいので注意です。

ブラックリストに載っているのに信販系の保証会社を使うように言われた場合は、正直に事情を話して、別の会社に変えてもらえないか相談しましょう。

他社に比べて審査期間は長め

正確な日数は不明ですが、SBIギャランティの審査期間は他社と比べて長い傾向にあります。

審査基準が厳しく、審査の早さよりも正確性を重要視しているためです。即日で審査結果が出ることはありません。

早く審査してもらうためには、必要書類を全て提出し、必須項目に漏れがないようにするべきです。

不備や記入漏れやがあると、審査が遅れる原因になります。とくに重要な「生年月日」「電話番号」などが抜けている場合、そもそも審査を始めてくれません。

審査が不安な人は経験豊富な不動産屋を頼るべき

「審査に通るか不安」という人は、経験豊富な不動産屋を頼るべきです。1度審査に落ちると、今後のお部屋探しが難しくなるからです。

当サイトが運営する不動産屋「イエプラ」は、審査のノウハウを熟知したスタッフが多く在籍しています。通過する裏ワザや、審査のゆるいお部屋を提案しています。

チャットやLINEでやり取りできるので、来店不要で気軽に相談可能です。さらに仲介手数料も基本0円なので、ぜひ利用してみてください！

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SBIギャランティの審査基準

SBIギャランティの審査では、以下の4つの項目をチェックされます。

・個人の信用情報
・SBIギャランティでの家賃滞納歴
・年収
・職業

具体的にどうチェックされるのか、以下で詳しく解説します。

個人の信用情報

SBIギャランティでは、個人の信用情報をチェックしています。信用情報をもとに「問題無く家賃を払えるか」「トラブルを起こさないか」を判断するためです。

具体的には、以下のような情報をチェックされます。

・携帯電話の分割払いの滞納歴
・クレジットカードの滞納歴
・奨学金の滞納歴
・国民健康保険の未納
・住民税、市民税、所得税の未納
・公共料金の未納
・犯罪、逮捕歴

上の項目の中で該当するものがあれば、審査に落ちる可能性が非常に高いです。

心当たりがある人は、信販系以外の保証会社を紹介してもらうべきです。

SBIギャランティでの家賃滞納歴

SBIギャランティは、申込者の過去の利用歴や家賃滞納歴もチェックしています。

賃滞納や更新料の未納など、何らかのトラブルを起こした人は審査に落ちやすいです。

なお、SBIギャランティ以外で家賃を滞納したことがあっても、審査に影響はありません。他社の家賃滞納歴はチェックしないためです。

年収

SBIギャランティは、申込者の年収をチェックしています。年収をもとに、家賃を毎月払う余裕があるか判断するためです。

入居審査に通るには、一般的に家賃の36倍の年収が必要とされています。

以下は、家賃に対する年収と月収目安です。自分の収入に対して家賃は許容範囲内かどうか、参考にしてください。

	年収の目安	月収の目安
家賃5万円	180万円以上	15万円以上
家賃6万円	216万円以上	18万円以上
家賃7万円	252万円以上	21万円以上
家賃8万円	288万円以上	24万円以上
家賃9万円	324万円以上	27万円以上
家賃10万円	360万円以上	30万円以上
家賃11万円	396万円以上	33万円以上
家賃12万円	432万円以上	36万円以上

収入が表の金額以下だと「毎月の家賃を払う余裕がない」と判断され、審査に落ちる可能性が高いです。

新築や築浅の物件の場合は入居審査の難易度が高くなり、これ以上の年収を求められます。

▶審査に通るために必要な年収の詳細はこちら

職業

申込者の勤務先・勤続年数も必ずチェックされます。その人が安定して家賃を支払い続けられるか判断するためです。

無職や派遣社員のように雇用形態が不安定だったり、水商売などの業種の場合は非常に通りにくいです。どんなに収入や貯金があっても審査に落ちます。

また、勤続年数が短いと転職を繰り返し、安定した収入を得られないと判断されます。

不安要素は不動産屋に伝えておくと良い

収入が低い・不安定、スマホ代や光熱費を滞納したことがある、借金があるなど、少しでも不安があれば不動産屋にストレートに伝えておくと良いです。

事前に不安要素を伝えておき、不動産屋のスタッフにどうすれば少しでも通りやすくなるのかアドバイスをもらっておくと良いです。

また、追加で必要情報や書類を出すべきか、どう口添えしたほうが良いかなど不動産屋側で対策を練る時間が増えます。

チャットやLINEでやりとりする不動産屋は相談しやすい

ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEでやりとりするので、対面で話しにくいことも相談しやすいです。

「過去に家賃滞納したことがある」「親に内緒で夜職している」「フリーターで収入不安定」など、気軽に伝えてください。

またイエプラは、ブラックリストや無職、母子家庭や夜職など審査に通りにくい人を通した経験が豊富なスタッフが多数在籍しています。

どうすれば通るのかのノウハウを持っているので、過去に家賃の滞納があったり、収入面で不安な人でも審査に通過する可能性が高いです！

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SBIギャランティの審査に落ちる人の特徴

以下のような特徴がある人は、SBIギャランティの審査に落ちる可能性が高いです。

・クレジットカードや携帯代の滞納歴がある
・過去にSBIギャランティでトラブル歴がある
・収入が家賃に見合っていない
・無職など職業が安定していない
・申込書の内容が不十分
・本人確認の電話に出ない

以下で、具体的な特徴と対処法を説明します。自分に当てはまるものがあった場合、参考にしてください。

クレジットカードや携帯代の滞納歴がある

クレジットカードや携帯代の滞納歴がある人は、間違いなく審査に落ちます。

また、破産歴がある、税金や保険料等の未納がある場合も同様です。

SBIギャランティに限らず信販系の保証会社でも審査に落ちるので、不安な人は信販系以外の保証会社を紹介してもらいましょう。

過去にSBIギャランティでトラブル歴がある

過去にSBIギャランティで家賃を滞納したり、更新料を払わないなどのトラブルを起こした人は、審査に落ちます。

しかし、他の保証会社での履歴はチェックされません。不安な人はSBIギャランティ以外の保証会社を紹介してもらいましょう。

収入が家賃に見合っていない

家賃に対して収入が低いと「家賃を支払う能力がない」と見なされてしまい、審査に落ちる可能性が高いです。

どの保証会社でも、審査に通過するには家賃の36倍の年収額が必要だと言われています。

家賃を払える余裕があるかどうか、自分の年収を見直してみましょう。

無職など職業が安定していない

起業して1年目の人のイラスト
無職やフリーランスなど、職業が安定していない人は審査に落ちやすいです。

SBIギャランティを含む信販系保証会社は、他社よりも職業に関する審査基準が厳しいからです。例え貯金があっても、無職というだけで審査に落ちます。

通帳のコピーを提出しても通る確率は変わりません。職業が不安定な人は、他の保証会社を紹介してもらいましょう。

申込書の内容が不十分

申込書の内容が不十分だと、審査が止まります。最悪「音信不通」として扱われ、審査に落ちます。

特に「緊急連絡先の生年月日」はすぐに分からない人が多い項目です。

勤務先や緊急連絡先の情報は特に重要な情報なので、不明点があればすぐに確認して再提出しましょう。

不備があっても1～2日で再提出できれば、審査に影響はありません。

SBIギャランティからの電話に出ない

SBIギャランティからの電話に出ないまま放置すると、審査に落ちます。

申込者の状況によっては、本人や緊急連絡先内容確認の電話が入ります。また、勤務先に在籍確認の電話が入る場合もあります。

緊急連絡先にも電話があるかもしれないことを伝え、必ず対応できるようにしましょう。

SBIギャランティの審査に通りやすくなる4つのポイント

SBIギャランティの審査に通るために、以下の4つのポイントを意識しましょう。

・必要書類を全て揃えて提出する
・通帳のコピーを提出する
・本人確認の電話に必ず出る
・申込書に虚偽の記入をしない

具体的に何をどうすべきか、以下で詳しく解説します。

必要書類を全て揃えて提出する

SBIギャランティから求められている必要書類は、不備なく揃えて提出しましょう。審査がスムーズに進み、通過率が上がります。

SBIギャランティでの審査に必要な書類は、以下の通りです。

・申込書
・本人確認書類
・商業登記簿謄本(法人契約の場合)

申込書と個人情報同意書は、不動産屋が用意してくれます。指定された項目を全て記入すれば大丈夫です。

人によっては追加書類の提出が必要

申込者の状況によっては、追加の書類提出を求められる場合があります。

弊社「家AGENT」の営業マン豊田さんによると、追加書類が必要な人は以下の通りです。

・親権者同意書(未成年)
・学生証又は合格証(学生)
・パスポートまたは在留カード(外国籍)
・内定通知書等のコピー(内定者、転職者)
・親権者同意書(未成年)
・確定申告書類(自営業者)

不備があると、審査が長引いたり、審査を開始してくれません。

不動産屋の担当者に自分の今の状況を説明し、何が必要なのか確認しましょう。

通帳のコピーを提出する

自分の収入額が低く、審査に通るか不安な人は通帳のコピーを提出しましょう。

家賃を払うのに十分な貯金があることを証明すれば、審査に通る確率が上がります。

本人確認の電話に必ず出る

電話をしている人のイラスト
申込者の状況によっては、SBIギャランティから電話がかかってきます。勤務先や緊急連絡先にも電話が来ることもあります。

申込者が実在するかどうか、申し込みした内容に相違がないかどうか確認するためです。
　
折り返さずに無視していると、音信不通としてキャンセル扱いになってしまいます。

忙しくて電話に出る暇がない場合、対応できる時間帯を不動産屋に伝えておきましょう。

申込書に嘘の内容を記入しない

申込書に嘘の内容を記入した場合、入居審査に落ちやすくなります。

保証会社に嘘がバレると「信用できない人」と思われるからです。

年収や勤務先、雇用形態といった情報は、申し込み時に提出する収入証明書や健康保険証からバレるので、絶対に虚偽申告はやめましょう。

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SBIギャランティの審査に落ちてしまった時の対処法

残念ながらSBIギャランティの審査に落ちた場合、何をすべきか解説します。

SBIギャランティや不動産屋は落ちた理由を教えてくれません。そのため、自分で落ちた原因を見極め、対策する必要があります。

他の保証会社を紹介してもらう

審査に通らなかったお客様を対応するスタッフのイラスト
代理契約でもダメだったら、他の保証会社を利用して再度申込みましょう。大体の不動産屋は、様々な種類の保証会社を用意しています。

SBIギャランティ以外の保証会社であれば、同じ名義であっても同一物件に再度申し込めます。

おすすめは「独立系」の保証会社です。クレジットカードの滞納歴などの信用情報や、他社での滞納歴をチェックしないので、審査がゆるいです。

不動産屋に独立系の保証会社を取り扱っていないか相談してみましょう。

独立系保証会社が使える物件を探す

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収入が安定している親族に代理契約してもらう

審査に落ちたら、まずは親族に代理契約してもらうよう頼みましょう。

同じ物件に同一名義で再度申込むことはできませんが、親族であれば再度申込めます。

保護者や兄弟が代わりに申込んだら、あっさり審査に通ったという例はよくあります。

なお、保護者が年金生活中の場合、兄弟に頼んだ方が良いです。

他の物件に申込む

契約者や保証会社を変えても審査に通らなければ、諦めて別の物件を探しましょう。

ある物件では審査に通らなくても、別の物件では審査に通ったということはよくあります。

不動産屋に頼んで、審査に通る可能性が高い物件を紹介してもらいましょう。

SBIギャランティの保証料

保証会社を利用する際は、保証料を払う必要があります。保証料は、家賃を保証してくれる手数料と考えて良いです。

種類や料金は各保証会社によって異なります。SBIギャランティが用意している、2種類のプラン毎の保証料は以下の通りです。

	SBI定率40プラン	SBI定率50Sプラン
初回保証委託料	月額賃料等の40％ (最低額20,000円)	月額賃料等の50％ (最低額20,000円)
契約更新料	8,000円/年	10,000円/年

不動産屋によっては、上記の金額と異なる場合があります。不動産屋によって、代理店の手数料などが通常の保証料に上乗せされている事があるためです。

保証料がいくらなのか分からない場合は、不動産屋に聞きましょう。

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