「日本セーフティの審査は厳しい？緩い？」
「どんな保証会社なの？」

日本セーフティー株式会社は、入居審査がゆるいと評判の保証会社です。審査が通りづらい人でも通るため、さまざまな職業の人から支持されています。

しかし、審査がどれだけ甘くても落ちてしまう人がいます。基準を知らないと、何度も落ちてお部屋探しの時間がもったいないです…。

そこで当記事では、日本セーフティーの審査に通るコツを解説します！チェックされる項目や、落ちた場合の対処法も紹介しているので、審査が不安な人はぜひ参考にして下さい！

日本セーフティーの審査はかなりゆるい

保証会社の中でも審査難易度は低め

日本セーフティーの審査はかなりゆるいです。保証会社を審査の難易度で分けた場合、もっとも通りやすい「独立系」に分類されます。

信販系で確認される「個人信用情報」や、LICC系で審査に影響する「他社での家賃滞納歴」は基本的にチェックされません。

家賃が月収の3分の1程度なら高確率で審査に通ります。無職やフリーランスなど、収入が不安定な人でも審査に通りやすいです。

日本セーフティー以外の独立系保証会社

日本セーフティー以外の独立系保証会社をまとめました。「フォーシーズ」や「Casa(カーサ)」も審査がゆるく、審査に落ちた経験がある人の強い味方です。

そもそも日本セーフティーとは

会社名称	日本セーフティー株式会社
本社所在地	【大阪本社】大阪府大阪市北区中之島3-3-3 中之島三井ビルディング10階
	【東京本社】東京都港区芝5-36-7 三田ベルジュビル8階
設立年月	1997年2月
資本金	9,900万円
利用できる 店舗数	5.7万店舗
加盟団体	・公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会 ・家賃債務保証事業者協議会 ・全国賃貸管理ビジネス協会 ・一般社団法人 全国保証機構

出典：日本セーフティー 公式ホームページ

日本セーフティーとは、全国に28拠点ある大手の家賃保証会社です。審査のスピードが早く、職業を問わず通りやすいと評判が良いです。

信託を活用した仕組みで集金した家賃を保全しているのも特徴です。家賃を回収できなくなるリスクの低さから、多くの大家さんや不動産会社に選ばれています。

全国の自治体とも提携していて、高齢者や生活保護受給者など、審査に通りにくい人たちの入居を支えています。

使える保証会社は物件ごとに決まっている

日本セーフティーが使いたくても、保証会社は自分で自由には選べません。物件ごとに大家さんや管理会社が決めているからです。

当サイト運営の「イエプラ」なら、審査の緩い保証会社が使える物件に絞って提案可能です。来店不要でLINEから気軽に相談できます。

なお、イエプラは仲介手数料が基本無料です。家賃によっては、10万円以上も初期費用が安くなります。費用を抑えて引っ越したい人にもおすすめです。

日本セーフティーの主な審査基準

1.家賃の36倍の年収があるか

	年収の目安	月収の目安
家賃5万円	180万円以上	15万円以上
家賃6万円	216万円以上	18万円以上
家賃7万円	252万円以上	21万円以上
家賃8万円	288万円以上	24万円以上
家賃9万円	324万円以上	27万円以上
家賃10万円	360万円以上	30万円以上
家賃11万円	396万円以上	33万円以上
家賃12万円	432万円以上	36万円以上

賃貸の入居審査に通る年収の目安は家賃の36倍です。日本セーフティーで審査するときも、表より収入が低いと「家賃を払う余裕がない」と判断されて審査に落ちやすいです。

新築や築浅の物件は目安以上の年収を求められます。人気がある物件は入居審査の基準が高くなりやすいためです。

2.預金残高

基準に対して収入がやや足りない、無職で収入が示せないとなどの場合は、家賃が払える根拠として預貯金の残高を見せる必要があります。

審査に通る目安として、家賃の2年(24ヶ月)分の残高があると安心です。十分な貯金がないと審査に落ちる可能性が高いです。

3.職業などの属性

厳しく見られやすい属性	審査に落ちる確率 ※
ブラックリスト	中
無職	中
未成年や学生	低
外国籍	低
フリーターなどの非正規雇用	低
個人事業主やフリーランス	低
シングルマザー	中
水商売や夜職	中
生活保護受給者	中
高齢者	高

※家賃を月収の3分の1以下に抑える前提

日本セーフティーは無職やフリーターでも審査できます。家賃の滞納歴がなく、かつ家賃を払えるだけの貯金があれば審査に通る可能性があります。

一般的に審査では申込者の職業もチェックします。安定して家賃が払える仕事をしているか確かめるためです。

しかし、日本セーフティーの場合、他の保証会社に比べてあまり厳密に確認しません。審査で厳しく見られやすい人でも通過しやすい保証会社です。

4.家賃の滞納歴

日本セーフティーで家賃の滞納歴があると審査に不利です。他社の滞納歴が審査に影響しなくても、自社の利用履歴は調べられます。

心当たりがあれば不動産屋に話して、支払いが遅れたところとは別の保証会社を紹介してもらいましょう。

5.人柄に問題はないか

日本セーフティーの審査に限らず、人柄は見られていると考えたほうが良いです。保証会社の担当者と対面するケースは少なく、通常は不動産屋を通じて大家さんに人柄が伝わります。

態度が良くないと、入居中のトラブルを心配されてしまい審査に落ちます。電話などは物腰柔らかに常識的な態度で対応しましょう。

日本セーフティーの審査に落ちる人の特徴

申込書に虚偽の記載がある

申込書に虚偽(ウソ)を書いてバレると、審査に落ちてしまいます。審査が心配でも、年収を実際の金額より多く書いたり、無職なのに会社員と記入してはいけません。

年収や勤務先、雇用形態などの情報はウソを書いてもほぼバレます。申込時に収入証明書や健康保険証の提出を求められるからです。

日本セーフティーで過去に家賃を滞納した

過去に日本セーフティーで家賃を滞納した人は特に厳しく審査されます。「また滞納する」と思わる可能性が高いからです。

更新料を払わないなどのトラブルがあった場合も要注意です。日本セーフティー以外での滞納なら原則は影響しません。

年収が家賃に見合っていない

家賃の36倍以上の年収がないと審査に落ちやすいです。年収が基準に対してギリギリの場合も「滞納するリスクが高い」と扱われます。

できるだけ家賃を抑えて候補物件を絞りましょう。新築で人気があったり、大家さんや管理会社が厳しい物件は家賃の40倍の年収が求められることもあります。

申込書の内容が不十分

申込書の内容が不十分だと、そもそも審査を始めてもらえません。受付してもらえても、確認のため審査がストップしてしまいます。

すぐ対応すれば問題ないケースが多いですが、不備があるまま放置すると審査落ちと同じ扱いになります。必要な情報はあらかじめ不動産屋に確認しておきましょう。

申込書に記入を求められる情報

	必要な情報
申込者	・氏名、生年月日、電話番号 ・現住所の情報(住所、家賃、居住年数) ・年収 ・勤務先の情報(名称、住所、職種など)
緊急連絡先 (両親や兄弟姉妹)	・氏名、生年月日、電話番号 ・現住所の情報 ・続柄(申込者との関係性)
連帯保証人 (必要なとき)	・氏名、生年月日、電話番号 ・現住所の情報 ・続柄(申込者との関係性) ・年収 ・勤務先の情報(名称、住所、職種など)

申込書に記入を求められる一般的な内容をまとめました。必要な情報は物件の管理会社によっても変わります。

連帯保証人を立てる場合は、年収や勤務先などの詳しい情報も必要です。申込者と同様、収入面の審査があるためです。

反社会的勢力である

反社会的勢力に所属していたり、犯罪歴がバレると審査に落ちます。保証会社の審査に通っても、大家さんや管理会社の審査に落ちてしまいます。

インターネットで名前をエゴサーチしてみて、ネガティブな情報が出てくるときは不動産屋に相談してみてください。

日本セーフティーの審査に通りやすくなる3つのポイント

日本セーフティーの審査に通りやすくなる3つのポイントを紹介します。用意に時間がかかるものもあるので、事前に把握しておきましょう。

1.必要書類を揃えて提出する

	職業などの属性に応じた追加書類
給与所得者	源泉徴収票、確定申告書、課税証明書、預貯金通帳など
自営業者	確定申告書、課税証明書、預貯金通帳
内定者・転職者	内定通知書、採用通知書など
学生	学生証、合格通知書、入学通知書
未成年者	親権者同意書
外国籍	外国籍 母国親族連絡票
無職	預貯金通帳のコピー
年金受給者	年金の源泉徴収票、預貯金通帳のコピー
生活保護受給者	生活保護受給証明書、決定通知書

参考：日本セーフティー 公式ホームページ

日本セーフティーの審査は、本人確認書類があれば進めてもらえます。ただし、審査の経過によっては追加で書類を求められます。

直近の源泉徴収票や確定申告書など、職業に応じた収入証明書も事前に用意しておくと審査がスムーズです。

2.通帳のコピーを提出する

追加書類として、通帳のコピーを求められることが多いです。収入面に自信がないときは通帳のコピーも提出しましょう。

家賃を払うのに十分な貯金があることを証明できれば、審査に通る確率が上がります。無職の人や年金受給者は、原則として通帳コピーの提出が必須です。

3.申込書に虚偽の記入をしない

申込書に年収や職業に関するウソを書くのはやめましょう。特に「アリバイ会社」は利用しないほうが良いです。

アリバイ会社とは、実際には働いていない職場の情報を借りられるサービスのことです。書類の内容や電話のやりとりから怪しまれて審査に落ちるケースが多いです。

嘘をつかなくても借りられるお部屋は存在する

嘘をつかなくても借りられる賃貸物件は多いです。不動産屋のアドバイスをもとに探せば、ノーリスクでお部屋を借りられます。

「収入が少ない」「滞納歴が心配」という人は、当サイト運営の「イエプラ」に任せてください！審査のノウハウを熟知したスタッフが、お部屋探しをサポートしてくれます。

来店不要のため、相談だけしたい人にもピッタリです。合わないと感じたらすぐ辞められるので、ぜひ気軽に利用してみてください。

不安要素は不動産屋に伝えておく

少しでも不安があれば不動産屋にストレートに伝えておくと良いです。審査に落ちたあとからは対策できないからです。

事前に不安要素を伝えて、不動産屋のスタッフからアドバイスをもらっておくと良いです。

チャットやLINEでやりとりする不動産屋は相談しやすい

当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でLINEやオンラインでやりとりするので、対面で話しにくいことも相談しやすいです。

「過去に家賃滞納したことがある」「親に内緒で夜職している」「フリーターで収入不安定」など、気軽に伝えてください。

イエプラは、ブラックリストや無職、母子家庭や夜職など審査に通りにくい人を通した経験が豊富なスタッフが多数在籍しています。

どうすれば通るのかのノウハウを持っているので、過去に家賃の滞納があったり、収入面で不安な人でも審査に通過する可能性が高いです！

日本セーフティーの審査日数は約1～3日

不備がなければ1～3日で審査結果が出る

日本セーフティーの審査は、申込書や提出書類に不備がなくスムーズに進めば約1～3日で結果が出ます。

申し込み当日に審査結果が出ることも珍しくありません。本人確認の電話や、勤務先への在籍確認の電話を省略されるケースも多いです。

連絡が遅いのは審査に落ちたからではない

審査結果の連絡が遅くても、審査に落ちたわけではありません。書類の不備があったり、本人確認の連絡が取れていない可能性があります。

2～3日動きがない場合は、審査がストップしていないか不動産屋に確認してみましょう。不備がある状態で1週間以上経過するとキャンセル扱いになってしまうことがあります。

日本セーフティーの保証料は相場に近い

	初回保証料	年間保証料
保証人なし	総賃料の50%～	1万円
保証人あり	総賃料の40%～	1万円

日本セーフティーの保証料は、初回に総賃料の50%、更新保証委託料として1年ごとに1万円かかるプランが多いです。相場と比べると同じくらいです。

保証料の金額は、申込する不動産屋によって変わります。代理店の手数料などが、通常の保証料に上乗せされているケースがあるからです。

初回保証料の計算方法

初回保証料は、管理費(共益費)などを含んだ総賃料に50%をかけた金額です。24時間サポートや火災保険料が月額の場合も、総賃料に含まれます。

例えば家賃70,000円、管理費4,000円の場合、初回保証料は37,000円です。保証料の相場や支払いパターンは次の記事でも解説しています。

日本セーフティーの審査に落ちた時にするべき対処法

1.他の保証会社で申し込む

日本セーフティーに落ちても、他の保証会社で再審査できる場合があります。1つの物件に対して、審査基準の異なる保証会社を2～3つ使えるパターンが多いです。

ただし、携帯代金の滞納などの事故歴がある人は「信販系」の保証会社は避けましょう。信販系は個人信用情報をチェックするため、ほぼ審査に落ちます。

審査に不安要素がある人は不動産屋に相談して、審査に通りやすい保証会社が使える物件を紹介してもらいましょう。

2.収入の安定した親族に代理契約を頼む

他の保証会社でも審査に通らなかった場合、代理契約という方法があります。代理契約とは、契約者と入居者が異なる契約のことです。

代理契約には大家さんの許可が必要で、原則として関係の近い親族にしか頼めません。親が年金生活中の場合は、兄弟姉妹でも受付してもらえる場合があります。

3.他の物件に申込む

契約者や保証会社を変えても審査に通らない場合は、別の物件に申込んだほうが早いです。審査に落ちた理由は原則非公開で、どうしても貸してもらえないことがあるからです。

物件を変えたら審査に通ったということはよくあります。不動産屋に頼んで、審査に通る可能性が高い物件を紹介してもらいましょう。

日本セーフティーの審査に関する質問

日本セーフティーの審査に関するよくある質問を、不動産屋「家AGENT」池袋店の阿部さんに聞いてみました。

実際に経験した内容をふまえての回答なので、ぜひ参考にしてください。

日本セーフティーで審査するメリットはある？

入居したあと「NSクラブ」という会員制優待サービスを受けられます。

家具をお得に買える優待や、映画などのアミューズメント施設の割引きが受けられます。

氏名・携帯TEL・生年月日で簡単に会員登録できるので、ぜひ活用しましょう。

連帯保証人は不要？

日本セーフティーの家賃保証を利用する場合、連帯保証人は原則不要です。しかし、場合によっては緊急連絡先とは別に、連帯保証人を用意する必要があります。

無職の人や生活保護受給者など収入が不安定な人は要注意です。収入が安定した日本在住の人にお願いしましょう。

緊急連絡先が生活保護受給者でも大丈夫？

緊急連絡先の人が生活保護を受給していても問題ありません。申込者の病気・事故・行方不明などの緊急時に、連絡がつく親族であれば大丈夫です。

緊急連絡先になれる親族がいない場合はどうすれば良い？

緊急連絡先は、原則として国内在住の親族が望ましいです。

しかし、親族がいない場合は知人でも緊急連絡先として認められる場合があります。

申込書の「備考欄」又は「通信欄」に、理由と緊急時の連絡が可能な人を書けば大丈夫です。なお、日本国内在住で日本語が話せる人でないといけません。

転職活動中でも審査してくれる？

転職活動中でも問題なく審査してくれます。

ただし、申込書の「備考欄」又は「通信欄」に、転居後の家賃の支払い方法を記入しなければいけません。

貯金や仕送りで家賃を払う予定の人は、通帳のコピーの提出も必要です。

派遣社員だけど勤務先はどう書けば良い？

派遣社員で、勤務先が「派遣元」「派遣先」の2種類ある場合、それぞれの情報を申込書に記入しなければいけません。

「勤務先」欄には派遣先の情報、「通信欄」又は「備考欄」に派遣元の情報を記入します。

土日も審査してくれるの？

日本セーフティーは、土日祝日も審査業務を行っています。土曜日に申し込んでも審査が遅れる心配はありません。

審査受付時間は毎日18時までなので、18時以降の申込は翌日から審査開始になります。

ただし、年末年始はお休みなので審査が遅くなる可能性があります。

不動産屋を味方につけて入居審査に臨もう

審査に通るか不安なら、不動産屋のスタッフに不安要素を伝えましょう。スタッフがさまざまな対策を用意してくれるはずです。

「対面で伝えにくい…」という人には、当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」が便利です。LINEなどでやりとりするので、わざわざお店に行かずに相談できます。

イエプラは、ブラックリストやフリーターでも審査を通過させてきた実績があります。チャットで不安要素を伝えれば、親身になってサポートしてくれます。

23時まで対応しているので、忙しくてお店に行く暇がない人にもおすすめです。