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【賃貸】保証会社利用料とは?費用は毎月払うの?相場や安くする方法を徹底解説

保証会社利用料って何?のイメージイラスト

保証会社利用料とは?相場はいくら?
毎月払わないといけないの?

連帯保証人が立てられない人でも、保証会社を使えば賃貸物件を借りれます!万が一、滞納があっても、家賃の保証があれば大家さんは安心できるからです。

しかし「保証会社利用料」というお金がかかります…。お部屋の種類や料金プランによっては費用の負担が痛手です。

そこで当記事では、保証会社利用料を安く抑えるための知識を、幅広く解説しています。ぜひ参考にしてください。

監修 豊田 明
不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士

賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。

保証会社利用料とは何のために払うお金?

家賃の保証会社を使うために払う費用

保証会社利用料(保証料)とは、家賃の保証会社を使うときに払う費用のことです。

保証会社とは、連帯保証人の役割を引き受けるサービスを提供する会社のことです。万が一、家賃が払えないときは立て替えてもらえます。

連帯保証人が立てられない人でも、保証会社を使えばお部屋を借りれます。大家さんとしても家賃の滞納を心配せずに貸し出せるメリットがあります。

豊田さんのアイコン 豊田
保証会社利用料には「保証委託料」や「保証人不要システム利用料」などの呼び方もあります。

保証会社の仕組み

滞納後の代位弁済から家賃回収までの流れ図

入居者が家賃滞納しても、大家さんは保証会社から立て替え払い(代位弁済)してもらえます。以降の取り立ては保証会社がおこないます。

家賃滞納した入居者は、保証会社に立て替えてもらった後は返済が必要です。3,000~5,000円ほどの手数料が上乗せされるので要注意です。

主に大家さんにとってメリットが大きい仕組みです。保証会社の役割やメリットとデメリットは、次の記事でも詳しく解説しています。

▶保証会社の役割について詳しくはこちら

家賃の他にも保証してもらえる

立て替えが可能な費用の例
  • ・家賃、共益費(管理費)、更新料
  • ・駐車場代や24時間サポートの費用
  • ・水道光熱費(電気、ガス、水道)
  • ・退去費用(原状回復、クリーニング)
  • ・残置物の撤去、保管にかかる費用
  • ・短期解約違約金
  • ・明け渡しに関する訴訟費用 など

保証会社に立て替えてもらえる項目や上限額は契約の内容によって決まります。

「家賃24ヶ月分」「短期解約違約金の1ヶ月分」など具体的に定められます。

項目や金額が多いほど、保証会社利用料が高くなる傾向があります。滞納しなければ関係ない項目ですが、内容は契約する前に確かめておきましょう。

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保証会社利用料の相場

  1. 初回保証料の相場は総家賃の50%
  2. 更新保証料の相場は10,000円
  3. 月額保証料の相場は総家賃の1~2%

①初回保証料の相場は家賃の50%

総家賃 初回保証料の相場
6万円 30,000円
7万円 35,000円
8万円 40,000円
9万円 45,000円
10万円 50,000円
11万円 55,000円
12万円 60,000円

初期費用として払う「初回保証料」の相場は、共益費(管理費)などを含む総家賃の50%です。

表はあくまで目安で、実際はお部屋ごとに料金が異なります。大家さんや管理会社と、保証会社との契約内容によっても変わるためです。

初回保証料は、支払い方法や保証の範囲などのプランによっても変わります。表より高いときは、金額が妥当かどうかチェックが必要です。

保証会社ごとの初回保証料一覧

保証会社 会社名 初回保証料
信販系 アプラス 10,000~30,000円
エポスカード 10,000~30,000円
または50%
クレディセゾン 30~60%
LICC系 ジェイリース 30~80%
全保連 50~80%
エルズサポート 40~50%
独立系など 日本賃貸保証(JID) 30~60%
日本セーフティー 40~80%
カーサ(Casa) 50%
フォーシーズ 50~100%

※2022年5月 家AGENT調べ

保証会社は、審査方法や会社の背景によって「信販系」「LICC系」「独立系」の3つに分けられます。

信販系は主にクレジットカードの関連会社です。借金歴などの「信用情報」に傷がある人は、保証会社利用料が安くても使えません。

LICC系と独立系の保証会社利用料には、大きな違いはありません。信用情報に傷がある人でも使える保証会社がほとんどです。

豊田さんのアイコン 豊田
中には「審査が厳しいが料金は安い」「審査がゆるいが料金が高い」といった保証会社も存在します。過去に借金やカードの事故があると選択肢が減ります。安く抑える方法は他にもあるので、後ほど詳しく解説します。

②更新保証料の相場は10,000円

「更新保証料」の相場は1年毎に10,000円です。物件によっては2年毎に請求がきます。

更新保証料もお部屋ごとに異なります。年単位ではなく月額保証料を払ったり、退去まで更新不要で初回保証料が多いプランなどです。

保証会社利用料をチェックするときに大切なのは、初回保証料の他に、年単位の費用と毎月の費用を確認することです。

③月額保証料の相場は家賃の1~2%

更新保証料がなく「月額保証料」を払う場合、毎月の相場は総家賃の1~2%です。基本的に、月額保証料を払うなら年間の更新保証料は無料です。

ただし、お部屋ごとに必ず料金システムを確かめましょう。年間の更新保証料の他にも「事務手数料」「決済サービス料」などの費用が毎月かかるケースがあります。

後ほど支払い方法のパターンによる違いについても詳しく解説します。

保証会社を使うときの4つの注意点

  1. 保証会社利用「必須」の物件が90%以上
  2. 保証会社の利用には審査がある
  3. 連帯保証人が必要になる場合がある
  4. 保証会社は自分で自由には選べない

①保証会社利用「必須」の物件が90%以上

2020年度の日管協短観の統計によると、首都圏の約90%以上の物件で保証会社は利用「必須」です。

物件情報などに記載がなくても、保証会社利用必須の物件は多いです。連帯保証人が立てられる人でも、多くの物件で保証会社を使う必要があります。

稀に、保証会社利用必須でも、貸す側の判断で外せる場合があります。大企業の借り上げ社宅として、法人名義で契約するケースなどです。

保証会社利用必須の物件が多い理由

保証会社利用必須の物件が多いのは、大家さんが安心できないからです。保証会社を使えば、滞納が起きても損するリスクがありません。

また、代わりに払えるのが連帯保証人だけだと、支払いを拒まれたり音信不通になったとき困ります。大家さんは忙しい人が多く、可能な限り手間を減らしたいと考えます。

2020年4月の民法改正も、保証会社を使う物件が増えた原因の1つです。責任の上限(極度額)を決めるルールができたものの不便で、保証会社のニーズが増えています。

豊田さんのアイコン 豊田
民法改正によって、極度額を定めない連帯保証契約が無効になりました。貸す前から極度額を定める必要があり、大家さんとしては家賃保証が不十分になるリスクがあります。

▶保証会社利用必須について詳しくはこちら

②保証会社の利用には審査がある

審査をわかっていない女の子ト

収入証明書や勤続年数などの情報を見せて、支払い能力を認めてもらう必要があります。保証会社の審査は、入居審査の大部分を占めます。

保証会社さえ通ればお部屋を貸してくれる大家さんは多いです。もし家賃滞納が起きても損はしないためです。

審査に通る目安は「家賃の36倍の年収」

家賃 必要な年収の目安 月あたりの目安
5万円 180万以上 15万以上
6万円 216万以上 18万以上
7万円 252万以上 21万以上
8万円 288万以上 24万以上
9万円 324万以上 27万以上
10万円 360万以上 30万以上
11万円 396万以上 33万以上
12万円 432万以上 36万以上

家賃に対して表の収入があれば、支払い能力は概ね認めてもらえます。

審査基準はお部屋によって異なります。支払い能力の他にも、人柄や過去の滞納歴なども見られるので要注意です。以下の記事で詳しく解説しています。

▶賃貸の入居審査について詳しくはこちら

③連帯保証人が必要になる場合がある

連帯保証人と保証会社どちらも必要のイメージイラスト

保証会社を使っても連帯保証人が必要なケース
  • ・収入が貸す側の審査基準に届かない
  • ・管理会社のルールで決まっている
  • ・親にも責任を持ってほしいと思われている
  • ・同居人と連名で契約する場合 など

保証会社を使っていても「連帯保証人を立ててほしい」とお願いされる場合があります。

契約内容に違反があった際に、連帯保証人にも対応をお願いできるようにするためです。

審査の途中で言われるケースが多いので要注意です。貸す側に連帯保証人を求められたときは、連帯保証人を立てないと審査に通るのは難しいです。

連帯保証人が不要でも「緊急連絡先」は必要

何かあったときの「緊急連絡先」は必ず必要なので、親か兄弟に引き受けてもらいましょう。連帯保証人をお願いする可能性も相談しておくと良いです。

連帯保証人が立てられるなら、不動産屋に伝えておいてください。保証会社利用料を抑えられたり、お部屋の選択肢が広げられます。

頼める親族がいない場合、緊急連絡先なら付き合いの長い友人や、勤め先の責任者でも受付してもらえます。例外的な対応になるので、不動産屋に必ず相談してください。

④保証会社は自分で自由には選べない

保証会社は100種類以上あり、どの保証会社を使うかは大家さんや管理会社が決めています。保証会社利用料を抑えたい場合は、不動産屋に探してもらいましょう。

ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、お店に行かなくてもチャットやLINEで気軽に相談できます。

「保証会社利用料が安いお部屋はある?」「連帯保証人が立てられないけどお部屋は借りれる?」など、細かい条件も伝えられます。

不動産屋だけが見れる更新が早い専用のデータベースから、希望にピッタリ合うお部屋を紹介してもらえます!

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保証会社利用料を抑える5つのコツ

保証会社利用料が安い物件の特徴
  1. 料金設定が安い
  2. プランが選べる
  3. 保証会社の利用が任意
  4. 保証会社利用料が貸主負担
  5. 家賃が相場より高め

①料金設定が安い

募集図面の備考欄の写真

初回保証料が相場より10~30%安い保証会社を選べば、節約ができます。総家賃10万円だと、30%違うと30,000円は変わるので大きいです。

保証会社利用料がいくらかは、物件資料に書いてあります。不動産屋が見せてくれる図面の、備考あたりに小さい文字でまとめてあることが多いです。

不動産屋に「初期費用を少しでも抑えたい」と伝えて、初回保証料が総家賃20~40%の物件を探してもらいましょう。

豊田さんのアイコン 豊田
「アプラス」や「ジャックス」など、信販系の保証会社は初回保証料が安い場合が多いです。

②プランが選べる

保証会社によっては、条件を満たすと初回保証料が安いプランを選べます。連帯保証人を立てると10~30%安くできたり、学割で10,000~20,000円にできる場合などです。

立て替え払いできる項目の多さや、保険と一緒になっているかなどでも値段が変わります。

物件ごとに2~3種類の保証会社を選べる場合が多いです。選んだ保証会社の中でも値段が安いプランを使えないか確かめてみてください。

豊田さんのアイコン 豊田
料金が1番安い保証会社から審査を進めるのが基本です。特にお願いしなくても安いプランで進みますが、他にないか聞いても損はありません。

③保証会社の利用が任意

保証会社不要のイメージ画像

連帯保証人を立てて保証会社を使わないなら、保証会社利用料を0円にできます。もっとも効果的ですが、全体の約10%の物件でしかできない方法です。

物件情報に保証会社利用「可」と書かれているときは、保証会社を使わずに借りれる可能性が高いです。

連帯保証人を立てるときは、連帯保証人の審査があります。説明したとおり、審査によっては保証会社の利用を求められます。

連帯保証人の審査に通る目安

  • ・家賃の36倍以上の年収がある
  • ・60歳未満で安定した収入がある
  • ・連帯保証人になる合意が事前にとれている
  • ・電話連絡に丁寧に応じてくれる
  • ・契約者から見て2親等以内の親族

収入の審査基準は契約者とほとんど同じです。親兄弟(2親等以内)で連帯保証人を立てられると、審査に通りやすいです。

管理会社のルール上は「3親等以内」となっていることが多いです。しかし、弊社「家AGENT」の営業マンの経験上、叔父さんなどの3親等だと断られる可能性が高いです。

審査では、保証会社や管理会社から意思確認の電話が入ります。適当に対応すると落ちやすくなるので、事前に電話が入る旨を伝えておきましょう。

④保証会社利用料が貸主負担

お部屋によっては初回保証料を大家さんに負担してもらえます。物件情報には「保証料は貸主負担」などと記載されます。

入居者がなかなか決まらないときに、キャンペーンとして実施するケースが多いです。料金の他に、物件の良し悪しを慎重に見極める必要があります。

初回保証料が大家さん負担の場合でも、更新保証料や月額保証料は入居者負担が基本です。

⑤家賃が相場より高め

あえて家賃が相場より高めの物件を探すのも手です。キャンペーンでなくても、初期費用が安い場合があります。

家賃が相場より高いと入居者が決まりにくいので、保証会社利用料も抑えてあるケースが多いです。

相場よりも高いのは、設備や内装の質が良かったり階数や日当たりが良いのが理由で、住みやすい物件が見つかることもあります。

損得は2年スパンで考えると良い

2年間のトータル費用の比較
総家賃78,000円 総家賃80,000円
保証会社利用料 78,000円
(総家賃の100%)
10,000円
(定額)
家賃2年(24ヶ月)分 1,872,000円 1,920,000円
敷金1ヶ月 78,000円 80,000円
礼金1ヶ月 78,000円 80,000円
仲介手数料 85,800円 88,000円
更新保証料 10,000円 10,000円
合計 2,201,800円 2,188,000円

表は、保証会社の費用に大きな差があるときの事例です。家賃が2,000円高くても、保証会社利用料が安いほうが総額でお得になっています。

更新がある2年単位で考えた際の差は13,800円です。損を防ぐために大切なのは、家賃の安さだけに注目せず総額で考えることです。

お部屋によって条件はさまざまで、敷金や礼金が違うとさらに大きく変わります。相場や最新情報に詳しい不動産屋に、お得な物件を探してみてもらってください。

支払い方法4パターンとシミュレーション

支払いのタイミング 相場
①初回のみ 初回:総家賃の80~100%
以降:なし
②初回+1~2年更新 初回:総家賃の30~50%
以降:1~2年毎に10,000~20,000円
③初回+月額保証料 初回:総家賃の50%
以降:毎月総家賃の1~2%
④月額保証料のみ 初回:なし
以降毎月:1,000円前後
または家賃の1~3%

保証会社利用料の支払い方法は、主に4パターンです。住む長さによって損得が異なります。

支払いのタイミングごとに分けて、5年住む前提でシミュレーション説明します。

①「初回のみ」は長く住むとお得

支払額
家賃+共益費(管理費) 60,000円
初回保証料(総家賃100%) 60,000円
更新保証料 0円
月額保証料 0円
保証会社に払う費用5年分 60,000円
総家賃80,000円の場合はこちら
支払額
家賃+共益費(管理費) 80,000円
初回保証料(総家賃100%) 80,000円
更新保証料 0円
月額保証料 0円
保証会社に払う費用5年分 80,000円
総家賃100,000円の場合はこちら
支払額
家賃+共益費(管理費) 100,000円
初回保証料(総家賃100%) 100,000円
更新保証料 0円
月額保証料 0円
保証会社に払う費用5年分 100,000円

「初回のみ」のプランでは、初回保証料の相場は総家賃の80~100%です。更新保証料がないぶん、初回は高めに設定されます。

総家賃60,000円で初回保証料が100%なら、60,000円を契約前に支払い、以降は滞納がなければ保証会社に払うお金はありません。

更新保証料がないので、長く住むなら初回保証料だけの物件がお得です。

②「初回+1~2年更新」はもっとも一般的

支払い項目 支払額
家賃+共益費(管理費) 60,000円
初回保証料(総家賃50%) 30,000円
更新保証料(1年毎) 10,000円
月額保証料 0円
保証会社に払う費用5年分 70,000円
総家賃80,000円の場合はこちら
支払い項目 支払額
家賃+共益費(管理費) 80,000円
初回保証料(総家賃50%) 40,000円
更新保証料(1年毎) 10,000円
月額保証料 0円
保証会社に払う費用5年分 80,000円
総家賃100,000円の場合はこちら
支払い項目 支払額
家賃+共益費(管理費) 100,000円
初回保証料(総家賃50%) 50,000円
更新保証料(1年毎) 10,000円
月額保証料 0円
保証会社に払う費用5年分 90,000円

「初回+1~2年更新」のプランでは、初回保証料の相場は総家賃の50%です。大半の保証会社がこの形をとっています。

総家賃60,000円なら契約時に30,000円を払い、以降は1年毎に10,000円前後の更新保証料を払って継続します。

長く住むとトータル出費がかさむ

年数 初回+1年更新 初回のみ
1年目(初回) 30,000円 60,000円
2年目 40,000円 -
3年目 50,000円 -
4年目 60,000円 -
5年目 70,000円 -
6年目 80,000円 -
7年目 90,000円 -
8年目 100,000円 -
9年目 110,000円 -
10年目の合計 120,000円 60,000円

総家賃60,000円だと、表のように4年目で「初回のみ」と総額が並び、10年目には倍の差がつきます。

更新がないプランも選べるときは、何年くらい住むか考えて決めましょう。住む年数が未定のときは、一旦は更新ありのプランで初期費用を抑えると良いです。

③「初回+月額保証料」は家賃が高いほど損しやすい

支払い項目 支払額
家賃+共益費(管理費) 60,000円
初回保証料(総家賃50%) 30,000円
更新保証料(年単位) 0円
月額保証料(総家賃1%) 600円
保証会社に払う費用5年分 66,000円
総家賃80,000円の場合はこちら
支払い項目 支払額
家賃+共益費(管理費) 80,000円
初回保証料(総家賃50%) 40,000円
更新保証料(年単位) 0円
月額保証料(総家賃1%) 800円
保証会社に払う費用5年分 88,000円
総家賃100,000円の場合はこちら
支払い項目 支払額
家賃+共益費(管理費) 100,000円
初回保証料(総家賃50%) 50,000円
更新保証料(年単位) 0円
月額保証料(総家賃1%) 1,000円
保証会社に払う費用5年分 110,000円

「初回+月額保証料」のプランは、家賃が高いほどトータルの出費がかさみます。初回保証料の相場は総家賃の30~50%です。

月額保証料の相場は総家賃の1~2%程度です。1,000円前後で定額のケースもあります。

総家賃60,000円で初回保証料50%だと、契約時に30,000円を払い、以降は毎月600円を家賃と一緒に払います。

豊田さんのアイコン 豊田
月額保証料を払うときは、年間の更新保証料は基本的にかかりません。もしかかる場合は、損していないか慎重に考えたほうが良いです。引き落としに手数料などがかかるときも同様です。

月額保証料は信販系の保証会社に多い

信販系の保証会社は、提携のクレジットカードを作成して家賃を払うと特典があることが多いです。

月額保証料が無料になったり、ポイントが貯まるなどです。信販系に限らず、保証会社の特典は不動産屋に確認しましょう。

④「月額保証料のみ」は住む期間が短ければお得

支払い項目 支払額
家賃+共益費(管理費) 60,000円
初回保証料 0円
更新保証料(年単位) 0円
月額保証料(総家賃2%) 1,200円
保証会社に払う費用5年分 72,000円
総家賃80,000円の場合はこちら
支払い項目 支払額
家賃+共益費(管理費) 80,000円
初回保証料 0円
更新保証料(年単位) 0円
月額保証料(総家賃2%) 1,600円
保証会社に払う費用5年分 96,000円
総家賃100,000円の場合はこちら
支払い項目 支払額
家賃+共益費(管理費) 100,000円
初回保証料 0円
更新保証料(年単位) 0円
月額保証料(総家賃2%) 2,000円
保証会社に払う費用5年分 120,000円

「月額保証料のみ」のプランは、住む期間が短ければまとまった出費が減らせます。月額保証料の相場は総家賃の1~3%程度です。

初回保証料や更新保証料がないぶん、月額保証料が高めに設定される傾向があります。

総家賃が60,000円で月額保証料が2%なら、契約時の初回保証料は0円で、以降は毎月1,200円を払います。

家賃が高い物件は月額保証料で損しやすい

月額保証料は、家賃が高い物件に長く住むならもったいないです。

例えば、総家賃150,000円の物件だと毎月1%でも「1,500円」です。5年間で90,000円の出費になります。毎月2%だと総額で180,000円です。

お部屋の更新料も、2年ごとに家賃1ヵ月分ほどかかります。住み続けるための費用がかさむ場合は、早めに引っ越したほうがお得です。

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保証会社利用料に関するよくあるQ&A

弊社「家AGENT」の、営業スタッフ豊田さんの体験をもとに保証会社利用料に関するよくあるQ&Aをまとめました。

豊田さん
豊田さんのアイコン賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。

実際に経験した内容を踏まえての回答なので、ぜひ参考にしてください。

  1. 保証会社の利用の流れは?
  2. 保証会社利用料を払わないとどうなる?
  3. 滞納は他の保証会社の審査に影響する?
  4. 保証会社の取り立ては厳しい?
  5. 保証会社利用料が高いメリットは?
  6. 「最低保証料」って何?
  7. 保証会社利用料は交渉で安くできる?

1.保証会社の利用の流れは?

特別な手続きはありません。不動産屋で申込書を記入して、身分証や収入証明書のコピーとあわせて管理会社に提出します。

必要な書類がすべて揃ったら、保証会社の審査に進みます。本人確認の電話などが終わると、最終的な結果が不動産屋から通知されます。

申し込みから審査完了まで3~7日かかると考えておきましょう。

▶入居審査にかかる日数の解説はこちら

2.保証会社利用料を払わないとどうなる?

初回保証料を払わないと、お部屋の契約はできません。また、入居中に払わないと、家賃の滞納と同様に扱われます。

保証会社が立て替えて払ったあとは、催促(取り立て)されます。放置すると、裁判をした後に追い出されてしまいます。

3.滞納は他の保証会社の審査に影響する?

滞納や代位弁済の情報は、借金歴などの「信用情報」に記録が残ります。信販系の保証会社や、カードの審査に通りにくくなります。

LICC系と呼ばれる保証会社は、滞納や揉め事の情報を会社間で共有しています。滞納は、他のお部屋の審査にも影響が出るので要注意です。

4.保証会社の取り立ては厳しい?

保証会社の取り立ては厳しいです。滞納するとすぐ緊急連絡先(連帯保証人)にも連絡が入ります。

違法な取り立てが心配なら、国土交通省の家賃債務保証業者登録をしている保証会社を選びましょう。

国土交通省に登録している業者は、法律の研修を受けています。不在時に鍵を交換したり、深夜にドアの前で叫ぶなどの違法な取り立てはされません。

豊田さんのアイコン 豊田
保証会社の中には、貸金業界出身の会社もあると言われています。取り立ては厳しいので、滞納しないように、収入に見合った家賃まで抑えましょう。

5.保証会社利用料が高いメリットは?

入居者にとっては、料金の高さにメリットはありません。ただ、審査がゆるいときに保証会社利用料が高いケースがあります。

審査がゆるい「フォーシーズ」は、無職だと初回保証料が総家賃の100%です。費用が払えるなら、無職でも通してもらえます。

相場より料金が高いときは特典をチェックしてみてください。引っ越し業者やレジャー施設の優待などの、特典が充実している場合があります。

6.「最低保証料」って何?

最低保証料とは、保証会社利用料の下限のことです。家賃が安い物件のために、設定されていることが多いです。

例えば、家賃が安くても初回の最低保証料が30,000円、毎月の最低月額保証料が1,000円などです。

豊田さんのアイコン 豊田
月額の最低保証料が1,000円の場合、総家賃の1%が800円でも月額保証料は1,000円かかります。プランを確かめるときには、最低保証料も確認してください。

7.保証会社利用料は交渉で安くできる?

交渉するなら、連帯保証人を立てて保証会社を外すかプランの変更、一部を大家さん負担にしてもらうなどの方法があります。

保証会社利用料は、交渉で費用自体を安くするのは難しいです。保証会社の金額設定は、大家さんにも変更できないからです。

豊田さんのアイコン 豊田
より交渉が通りやすい費用から相談したほうが、トータルの出費が抑えられる確率は高くなります。交渉に関する知識も以降で解説するので、参考にしてください。

保証会社利用料よりもほかの費用を交渉したほうが効果的

交渉方法 難易度
オプション費用 必須の項目を外してもらう
前家賃 家賃の発生を遅らせる
礼金 2ヶ月分→1ヶ月分などの減額
仲介手数料 売上に応じた値引き
鍵交換費用 大家さん負担にしてもらう
敷金 2ヶ月分→1ヶ月分などの減額
保証会社利用料 外すか大家さん負担の相談 ×

難易度:…通りやすい、△…通りにくい、×…難しい

ほかの費用を交渉する際の4つのポイント
  1. オプション費用はもっとも交渉しやすい
  2. 仲介手数料の交渉は最終手段
  3. 家賃交渉は数千円なら通る可能性がある
  4. フリーレント交渉するのも手

①オプション費用はもっとも交渉しやすい

24時間対応サポートなどの、オプション費用を外す交渉がもっとも通りやすいです。初期費用に余計な項目があるときは相談しましょう。

管理会社のルールで、オプションが必須の場合は外せません。ただし、物件情報などで必須と書いてあっても外せる可能性があります。

オプションを外して節約できる目安は20,000~30,000円です。

家賃の発生日を後ろに延ばすのも効果的

引っ越しが1ヶ月以上先なら、家賃の発生日を交渉してみてください。通常は申し込みから2週間ほどで家賃が発生しますが、3~4週間先にしてもらえる場合があります。

その他の項目は、不人気の物件でもない限り交渉は通りにくいです。初期費用を抑えるコツは、以下の記事で詳しく解説しています。

▶賃貸の初期費用を抑えるコツはこちら

②仲介手数料の交渉は最終手段

仲介手数料を渡している人のイラスト

仲介手数料とは、不動産屋に払う報酬のことです。不動産屋の主な収入源なので、最初に交渉するのはお部屋探しに悪影響です。

基本的に、不動産屋によって金額は決まっています。相場は、法律上の上限額の家賃1ヶ月分+消費税です。お部屋を契約する場合のみ払う成功報酬です。

お部屋探しに満足できないときに限って、交換条件として交渉すると良いです。値引く理由がないと交渉は通りにくいです。

▶仲介手数料の値引きの解説はこちら

③家賃交渉は数千円なら通る可能性がある

家賃83,000円
共益費2,000円
家賃80,000円
共益費2,000円
敷金1ヶ月 83,000円 80,000円
礼金1ヶ月 83,000円 80,000円
前家賃 85,000円 82,000円
日割り家賃 入居日により変動 入居日により変動
鍵交換費用 16,500円 16,500円
火災保険料 15,000円 15,000円
仲介手数料 91,300円 88,000円
保証会社利用料 42,500円 41,000円
初期費用の合計 約416,300円 約403,000円

物件がないときは家賃交渉も相談してみてください。2,000~3,000円の交渉なら通る可能性があります。

表は家賃交渉が2,000円通った前提で比較した内容です。初期費用の差は13,300円と少なめですが、2年間(24ヶ月)住むと家賃負担が48,000円も違います。

家賃が抑えられると、初期費用を全体的に安くできます。敷金礼金など、家賃をもとに計算する項目が多いためです。

▶家賃交渉の詳しい解説はこちら

④フリーレント交渉するのも手

フリーレントのイメージイラスト

フリーレントとは、一定期間の家賃が無料になることです。つけてもらえる際の相場は2週間~1ヶ月です。

「短期解約違約金」もあわせて設定されるので要注意です。1年未満の退去だと、フリーレント分の違約金が発生するケースが多いです。

お部屋によって交渉しやすい項目は異なります。不動産屋に予算の上限を伝えて、理想的なお部屋を紹介してみてもらってください。

初期費用はトータルで損得を考えるべき

保証会社利用料などの一部分だけを見ずに、トータルで損得を考えましょう。お部屋によって条件はさまざまで、初期費用が高めでもお得な物件もあるからです。

ネット上の不動産屋「イエプラ」なら初期費用だけでなく、トータル予算をふまえたお部屋の紹介が受けられます。

チャットやLINEで気軽にやりとりできるので「毎月払える上限は8万円」「初期費用40万円まで」など、条件を細かく相談できます。

不動産屋だけが見れるデータベースから、検索サイトにはないお部屋を紹介してもらえます。深夜0時まで営業しているので、忙しくてお店に行く時間がない人にもおすすめです!

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