
「不動産屋に行くときに気をつけることは?」
「相談だけでも大丈夫なの?」
初めての一人暮らしや同棲など、お部屋探しが楽しみな人は多いです。
しかし、普段あまり縁がない不動産屋に行くのは緊張するという人もいます。初めてだとわからないことだらけで不安になりますよね…。
そこで当記事では、不動産屋初心者の人向けに18の疑問を解決していきます。ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
初めての不動産屋の行き方
- 引っ越し予定日(入居希望日)を大まかに決める
- 希望条件や予算について情報を集める
- インターネットでお部屋を探す
- 不動産屋に来店予約を入れる
- 来店後にスタッフと相談
- 気に入ったお部屋に内見に行く
- 入居申込み+審査
- 契約手続き
- 初期費用を支払う
- 鍵を受け取って実際に入居
まずは「引っ越し予定日(入居希望日)」と「住みたいエリアや家賃などの条件」を調べてまとめてみましょう。
なにも決まっていない状態で不動産屋に行っても、希望のお部屋を紹介してもらえない可能性が高いからです。
条件がまとまったら不動産屋に行って細かく相談し、お部屋を紹介してもらいます。気に入ったお部屋があったら内見に行き、審査や手続きを済ませたら入居できるようになります。
以下で、不動産屋に関する不安や疑問について詳しく解説していきます。
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引っ越しの何ヶ月前から不動産屋に行くべき?
不動産屋に行くのは引っ越しの約1ヶ月前からがおすすめです。
申し込みしてから入居までに時間がかかるので、最低でも入居予定日の2週間前には申し込みを終わらせてください。
余裕をもって動くのであれば、2ヶ月前から探すと丁度良いです。最初の1ヶ月目で住みたい街や希望条件を絞ったり、ネットで家賃相場の情報を集めたりしましょう。
不動産屋に行くのにおすすめな時期は?
4月の新年度に合わせて一人暮らしをする人は、物件数が多くなる1月~2月がおすすめです。ただし、不動産屋の繁忙期なのでのんびり探すことは難しいです。
引っ越しまで余裕がある人は、不動産屋の閑散期である4月~8月がおすすめです。ゆっくりお部屋を探せるうえ、初期費用の交渉に応じてもらえる可能性があります。
不動産屋って何曜日行くのが一番いいの?
平日に動ける人であれば、金曜日がおすすめです。休日前なのでほとんどの不動産屋が営業しているうえ、お客さんが少ないからです。
カレンダー通りの休みの人は、土曜日の朝一に行きましょう。午後になるとお客さんが増えてくるのでスムーズにお部屋を探せない場合があります。

来店前に相談ってできる?
不動産屋に行く前でも予約時の専用フォームから相談はできます。しかし、すぐに返信が来ることは少なく、結局は来店しないと相談できない場合が多いです。
予約をせずにいきなり来店しても大丈夫?
予約なしの飛び込みでも大丈夫です。多少待ち時間があるかもしれませんが順番に対応してもらえます。ただし、土日祝日はお客さんが多いので予約したほうが確実です。

来店予約はメールと電話どっち?
基本的にメールのほうが良い
来店予約をするときは基本的にメールのほうが良いです。やり取りの履歴が文章で残るため、後から予約日時を確認できます。
ほとんどの不動産屋は専用フォームで来店予約ができるようになっています。各不動産屋の公式ホームページを見てみましょう。
急ぎの場合は電話がおすすめ
「引っ越しまで1ヶ月を切っている」など、急ぎの場合は電話がおすすめです。口頭で予約状況を確認してもらい、空いていれば即日の来店も可能です。
来店予約なしでも待たされない不動産屋もある
「メールは面倒くさい」「電話するのは抵抗がある」という人は、来店予約のいらないネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。
来店しなくても店舗に行ったのと同じようにお部屋を提案してもらえます。
チャットやLINEでやり取りするので、メールよりもスムーズです。気に入ったお部屋があればそのまま内見予約できます。
引っ越しまで時間がない、遠方からの引っ越しを考えている人にも便利なのでぜひ利用してみてください。
相談のみでも迷惑じゃない?
不動産屋は気軽に相談に行くだけでも迷惑ではありません。次に繋がる可能性のあるお客様として、きちんと対応してもらえます。
また、仲介してもらった賃貸契約が成立してはじめて仲介手数料が発生します。それまで相談料などはかかりませんので安心してください。
不動産屋に行くときは普段の私服で大丈夫?
服装は私服で大丈夫ですが、清潔感のあるシンプルな服で行った方が良いです。不動産屋に来店した時点で「この人にお部屋を貸しても大丈夫か」という審査が始まっているからです。
「だらしない人」と思われると入居審査に悪影響を及ぼす可能性があるので、髪型や体臭にも気を配りましょう。
不安だから友達と一緒に行ってもいい?
親や友人、恋人と一緒に来店しても大丈夫です。第三者視点で意見が聞けるので、より良いお部屋が見つかる可能性があります。

不動産屋に行くときは何を持っていくの?
スマホがあれば十分
不動産屋に行くときはスマホがあれば十分です。スマホでメモを取ることが苦手な人は筆記用具とメモ帳を持っていきましょう。
お部屋の図面などもらった資料に折れ目がつくのが嫌な人はクリアファイルやバインダーがあると便利です。
また、当日に内見を考えている人は、スリッパとメジャーも持っていくと良いです。
当日に入居申込するなら書類が必要
- ・本人確認書類(運転免許証など)
- ・健康保険証
- ・収入証明書(源泉徴収票など)
- 本人確認書類として使えるものはこちら
賃貸の入居申込は早い者勝ちです。気に入ったお部屋は少しでも早く申し込みすることをおすすめします。
スムーズに申し込もできるように、本人確認書類や収入証明書をあらかじめ用意しておきましょう。
事前に準備しておくことってある?
- ・入居希望日
- ・居住エリア
- ・家賃
- ・初期費用の予算
- ・間取りや設備条件
- ・周辺環境
スムーズにお部屋探しをすすめるために上記6つの希望条件をまとめておきましょう。
賃貸サイトで気になるお部屋があったら、URLや物件名をメモしておくと良いです。スタッフに見せれば、空室確認や似たようなお部屋を紹介してくれます。
入居希望日
いつから入居したいのかを決めておきましょう。「◯月上旬」「◯月◯日までに入居したい」など、ざっくりでもOKです。
居住エリア
通勤・通学先やよく遊びに行く場所を考慮し、居住エリアを決めましょう。長時間の移動は大変なので、30~40分以内で行けるエリアがおすすめです。
土地勘がない人は不動産屋が相談に乗ってくれるので安心してください。
家賃
家賃は手取りの3分の1以下を目安にしましょう。3分の1を超えると生活費を圧迫し、余裕がなくなります。
入居審査の通過の基準は「家賃が年収の36倍を超えていないかどうか」で審査します。収入と家賃がかけ離れていると入居審査に落ちやすくなるので注意が必要です。
初期費用の予算
初期費用は家賃の4.5~5ヶ月分が目安と言われています。一人暮らしの家賃目安は手取りの3分の1なので、手取り18万なら家賃6万円で初期費用は約27~30万円が目安です。
借りるお部屋によってはオプションや保証会社の保険料が変わるので、予算は多めに用意しておきましょう。
賃貸契約の初期費用以外にも引っ越し業者代、新しい家具家電代など合わせると、最低でも40~50万円は必要です。
間取りや設備条件
間取りは一人暮らしならワンルームまたは1K、同棲なら1LDK以上を選びましょう。
「バス・トイレ別」「室内洗濯機置場」などの条件は優先順位を付けておくとスムーズにお部屋が探せます。
もし、どんなお部屋を選べばいいかわからなくても大丈夫です。不動産屋に来店したらスタッフがヒアリングし、気に入りそうなお部屋を提案してくれます。
周辺環境
物件の周辺環境によって住み心地は大きく変わります。例えば外食が多い人は飲食店が豊富なエリアを選ぶ、女性の一人暮らしなら治安が良いエリアを選ぶなどの工夫が必要です。
来店時はどんな流れで対応されるの?
来店したら希望の間取りや予算についてのアンケートに記入します。アンケートをもとにスタッフが詳しくヒアリングし、希望条件に合ったお部屋を紹介してくれます。
気に入ったお部屋があれば内見、または内見予約します。引っ越し時期や予算、希望条件について質問されるので事前にスマホなどにメモしておきましょう。
不動産屋での所要時間ってどれくらい必要?
内見しない場合は1時間30分~2時間は確保しておいたほうが良いです。1時間30分以下だと時間が足りず、満足にお部屋を紹介してもらえないことがあります。
内見する場合は、内見1件につきプラス2時間は必要です。つまり来店で約2時間、内見1件で約2時間の合計4時間必要になります。
たくさん内見したいなら丸1日時間を確保しておいたほうが良いです。
当日すぐに内見できるの?
当日にすぐ内見できる物件はあります。不動産屋がお部屋の鍵を保有している場合は、当日そのまま内見できる可能性が高いです。
まだ前の入居者がいる、ハウスクリーニング前、大家さんに鍵を借りに行く場合は予約して後日内見になる可能性が高いです。
希望のお部屋が無い時って断っても平気?
無理に決める必要はないので、断って大丈夫です。もし断りにくい、しつこく営業してくるのであれば「一旦家に帰って考えます」と言いメールで断りましょう。
断るときはできる限り早く契約するつもりがないことを伝えてください。無理に契約させようとしてきたら「都道府県庁の担当部課に相談します」と言えば引き下がってくれるはずです。
連帯保証人がいなくても嫌がられない?
保証会社を使えば借りられるので嫌がられない
連帯保証人がいなくても、保証会社を使えばお部屋を借りられるので嫌がられません。数は少ないですが保証人不要の物件も存在します。
何らかの事情で連帯保証人を立てられなくても、心配せずに不動産屋に相談してください。スタッフがサポートしてくれます。
交渉に強い不動産屋は審査に通りやすい
「連帯保証人がいない」「収入が少ない」という人は、審査に強い不動産屋に頼みましょう。どうすれば通るのかのノウハウを持っているので、入居審査に通過する確率が上がります。
親身にサポートしてくれる不動産屋を探しているなら「イエプラ」がおすすめです。経験豊富なスタッフが多数在籍しているので、審査だけでなく礼金などの初期費用の交渉も得意です。
チャットやLINEでやり取りするので、対面では話しにくいことも気軽に相談できます。
無職だけど不動産屋から追い返されない?
無職の人が不動産屋に相談しても追い返されはしません。しかし、遠まわしに断られるケースが多いです。
アルバイトを始めて多少でも収入があること、働く意思があることを見せるとお部屋を借りれる可能性が出てきます。
良い不動産屋と悪い不動産屋の見分け方は?
- ・免許番号もしくは認可番号の明記がある
- ・内装写真がきちんと掲載されている
- ・良い物件も微妙な物件も掲載されている
- ・メールの返信がテンプレートではない
- ・空室情報などがないまま来店を急かしてこない
良い不動産屋と悪い不動産屋はある程度見分けられます。上記項目に当てはまる不動産屋を探しましょう。
一方で悪い不動産屋はお部屋のデメリットを隠してメリットばかり推してきたり、申し込みを急かしたりしてきます。
お部屋を決めてから後悔することがあるので、悪い不動産屋には頼まないようにしましょう。
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