お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

大学生のアパートの選び方は?初めてのお部屋探しのコツやポイントを徹底解説!

住む物件の希望を言う大学生たちのアイキャッチイラスト

大学生のアパートの選び方は?
初めての物件探しのコツやポイントは?

大学進学をきっかけに、一人暮らしを始める人は多いです!大学生ならではの自由な新生活は想像するだけでワクワクしますよね。

しかし、大学生は初めてのお部屋探しで失敗することが多いです。家賃が高すぎるお部屋に住んで、支払いが困難になったケースもよく聞きます。

そこで当記事では、大学生のアパートの選び方について解説しています。物件探しのコツやポイント、家賃の目安についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。

大学生におすすめのアパートの選び方

  1. 大学生が住める住居形態を選ぶ
  2. 住みたいエリアを決める
  3. お部屋の希望条件を絞り込む
  4. 利用する不動産屋を選ぶ
  5. 気になった物件を内見する
  6. お部屋が気に入ったら契約する

大学生の初めての一人暮らしは、6つの手順でお部屋を選べば失敗が少ないです。アパート探しの基礎知識が無くても分かるように以下で順番に解説します。

「先輩大学生がどんなお部屋を選んでいるか」「内見での注目ポイント」など気になるであろう点をまとめているので参考にしてください。

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①大学生が住める住居形態を選ぶ

大学生の居住の形態

出典:全国大学生活協同組合連合会

家賃の安さ 物件数の豊富さ 耐震性・防音性の高さ セキュリティの高さ 設備の充実度 自由度
アパート
マンション
学生寮
下宿
学生会館
家賃の安さ 物件数の豊富さ 耐震性・防音性の高さ セキュリティの高さ 設備の充実度 自由度
アパート
マンション
学生寮
下宿
学生会館

アパート

アパートの写真

アパートとは、一般的に木造または軽量鉄骨造の2~3階建ての集合住宅のことです。全国大学生活協同組合連合会の発表によると、一人暮らしの大学生のうち半数以上がアパートに住んでいます。

家賃が他の居住形態と比べて安く、費用を抑えたい大学生におすすめです。物件数も豊富なので、立地や治安、買い物環境など様々な希望条件に合った物件が見つかります。

一方で防音性やセキュリティ面には不安が残ります。音に敏感な人や、女子大生は良く検討してからお部屋を決めましょう。

マンション

マンションの写真

マンションとは、主に鉄骨造、鉄筋コンクリート造で4階建て以上の集合住宅を指します。およそ30%の大学生がマンションに住んでいます。

コンクリート製の壁で防音性が高く、騒音トラブルが起きづらいです。物件によっては管理人がいたり、オートロック機能があるのでセキュリティ面も安心です。

ただし、同じ間取りでもアパートと比べて家賃が1~2万円高い物件が多いです。家庭ごとの経済状況に合わせて選びましょう。

学生マンション

学生マンションとは、大学や専門学校に通う学生がメインで住んでいる物件のことです。入居には学校の合格証明書や学生証を提出し「学生であること」を示す必要があります。

入居制限があること以外は、一般的な賃貸で一人暮らしするのとほぼ同じです。

▶学生マンションの詳しい解説はこちら

学生寮

学生寮とは、各大学が建てた学生専用の集合住宅です。一般的には風呂・トイレ・キッチンが共用です。相部屋であったり門限が設定されている学生寮も多いです。

メリットとしては「家賃が安い」「共同生活の中で友人ができやすい」などが挙げられます。食事付きの学生寮であれば栄養バランスの整った生活を送れます。

注意点としては、プライベートの空間が少なくストレスが溜まりやすいこと、人間関係で揉める可能性があることです。

下宿

下宿とは、一般的に他人の家を間借りして生活する居住形態です。現在では、大学近くの親せきの家に住まわせてもらうケースが多いです。

低家賃で食事付きの生活が送れることが主なメリットです。一方で、こまめな連絡や門限などの細かいルールで実家よりも息苦しい思いをする大学生が多いです。

学生会館

学生会館は民間企業が運営する「特定の大学の縛りのない大学寮」です。

食事付きの物件が多く、健康的な生活を送れます。管理人が常駐しているのでセキュリティ面も充実しています。

セキュリティがしっかりしている分、外部から人を呼ぶ場合は事前に申請が必要で面倒です。異性を招くのは基本的に禁止されています。

②住みたいエリアを決める

エリアを決めるためのポイント
  • ・大学までの通学時間
  • ・家賃相場の低いエリア
  • ・治安の良さ
  • ・周辺にスーパーやコンビニがある
  • ・交通アクセスの良さ

大学までの通学時間

大学生の通学時間

出典:日本学生支援機構

日本学生支援機構がおこなった「令和2年度学生生活調査結果」によると、一人暮らしの大学生の約8割は片道20分以内で通学しています。

通学時間が片道20分以内のエリアに住めば、講義のない時間帯は家に帰れます。悪天候時に学校へ行くのが面倒になることも少ないです。

ただし、都内の大学に通うのであれば片道40分までは許容したほうが良いです。都内の家賃相場は、他の地域に比べて極端に高いからです。

家賃相場の低いエリア

通学時間の上限を決めたら、家賃の低いエリアをいくつかピックアップします。付近には、大学生が多く住む学生街が必ずあります。

学生街には低家賃のアパートが多数あるので、希望条件に合った物件を見つけやすいです。

▶東京・関西でおすすめの学生街はこちら

治安の良さ

余計なトラブルに巻き込まれないためにも、治安の良いエリアを選ぶのがポイントです。具体的には「繁華街から離れている」「街灯の多い大通り沿い」エリアは安全です。

一方で「大きな公園」「河川敷」などは犯罪に利用されることもあります。特に女子大生は注意してエリアを決めましょう。

周辺にスーパーやコンビニがある

買い物環境は、スーパー・コンビニが近くにあるか最優先でチェックしましょう。学校から家までの帰り道にある位置関係だとベストです。

ドラッグストアも近くにあるとさらに便利です。大抵の生活必需品がスーパーよりも安価で手に入ります。

交通アクセスの良さ

主要駅へのアクセスが良いエリアもおすすめです。大学生になると、サークル活動やアルバイトで行動範囲が大きく広がるためです。

急行や快速列車が停まる駅であれば、主要駅と多少距離があってもアクセスしやすいです。

③お部屋の希望条件を絞り込む

一人暮らしの大学生のお部屋選びで優先する条件は?

大学生に聞いたお部屋を選ぶ際に重要視した条件の円グラフ
※無回答があったのでパーセンテージでの表記

アンケート調査内容
  • 調査日:2022年8月
  • 媒体:ランサーズ
  • 対象:1都3県在住の大学生100名
  •    賃貸物件で一人暮らし中のみ
  • Q1.お部屋を選ぶ際に最重要視した条件は?
  • Q2.現在住んでいるお部屋の家賃は?

大学への通学時間を最重要視する人が最も多い

1都3県の大学生に家賃以外で最重要視するお部屋の条件を聞いたところ「大学までの通学時間」を選ぶ人が全体の半数以上を占めました。

あまりに大学が遠いとサボりがちになる大学生が多いです。通学時間の条件は緩和しすぎないほうが良いです。

風呂・トイレ別を優先する大学生が2番目に多い

風呂・トイレ別が2番目に優先度の高い条件でした。「衛生的ではない」「友人を招きづらい」と考える人が多いです。

一方で風呂・トイレが一緒のお部屋は「掃除がらく」「家賃が安い」など魅力的な面もあります。大学生活に何を求めるかで選びましょう。

不動産屋のプロが選ぶ大学生におすすめの設備条件

男子大生 女子大生
1位 エアコン 室内洗濯機置き場
2位 インターネット無料 モニター付きインターホン
3位 室内洗濯機置き場 風呂トイレ別
4位 風呂トイレ別 独立洗面台
5位 モニター付きインターホン インターネット無料

弊社「家AGENT池袋」の営業マン30人にアンケートを取って、大学生におすすめの設備をランキング化しました。

男子大学生にはコスパの高い設備がおすすめ

男子大学生の一人暮らしなら、コストパフォーマンスが高い設備の付いたアパート・マンションを選ぶのががおすすめです。

インターネット無料物件に住めば、毎月4~5千円の固定費が浮きます。オンライン授業が増えた影響で、大学生は自宅のインターネット環境が必須に近いからです。

エアコンが付いているお部屋もおすすめです。自分で設置する場合、購入費用がおよそ5万円で取り付け費用が1~2万円と高額です。

女子大生には防犯性を高める設備がおすすめ

女子大生の一人暮らしでは、防犯性の高い設備の付いたアパート・マンションを選ぶのがおすすめです。

室外に洗濯機置き場がある物件は、洗濯物が他人に見られたり盗まれるリスクがあるので避けるべきです。

モニター付きインターホンは、誰が来たかモニター越しに分かるため防犯性が高いです。怪しい営業や勧誘はモニター越しに断りましょう。

④利用する不動産屋を選ぶ

大手不動産屋のメリット

  • ・取り扱い物件数が多い
  • ・広範囲で探せて効率が良い
  • ・カードでの分割払いに対応している不動産屋がある
  • ・学生向けのキャンペーンをおこなうことがある

取り扱い物件数が多い

たくさんの物件を見比べてお部屋を選びたい人は大手不動産屋が向いています。

大手不動産屋は、業者専門のデータベースであるATBBやレインズなどの情報を基に紹介するので豊富な物件数が魅力です。

広範囲で探せて効率が良い

大手不動産屋は支店同士が連携しているので、離れたエリアの物件も紹介可能です。初めての一人暮らしでも、不動産屋を何店舗も回る必要がありません。

カードでの分割払いに対応している不動産屋がある

大手不動産屋は、カードでの初期費用の分割払いに対応していることが多いです。
まとまった現金が用意できなくても一人暮らしを始められます。

大学生の初めての一人暮らしでは、家具の購入費用や入学金、授業料の支払いが重なって短期間で出費がかさみます。分割払いは初期費用の支払い時期をずらせるのでおすすめです。

学生向けのキャンペーンをおこなうことがある

大手不動産屋は学生向けのお得なキャンペーンを実施することがあります。「仲介手数料の割引」「3月31日まで家賃の発生なし」などで学生を応援しています。

地元密着型の不動産屋のメリット

  • ・地元住民ならではの情報が聞ける
  • ・大家さんと知り合いで交渉しやすい
  • ・サイトに載っていない物件を紹介してくれる

地元住民ならではの情報が聞ける

地域密着型の不動産屋では、地元に住んでいる人ならではの情報が聞けます。「おすすめのスーパー」や「街灯の多い道路」など、地域の情報に精通しています。

大家さんと知り合いで交渉しやすい

地域密着型の不動産屋は、大家さんや管理会社と顔見知りなことも多く、値下げ交渉にも柔軟に対応してくれる可能性が高いです。

入居後のトラブルがあった場合には、大家さんとの間に入って解決してくれる親切な不動産屋も多いです。

サイトに載っていない物件を紹介してくれる

地域密着型の不動産屋では、検索サイトに載っていない管理物件を紹介してくれることが多いです。

管理物件とは、仲介業者がお部屋の紹介から入居後の管理まで一括でおこなう物件のことです。「初期費用が安い」「入居後のサポートが手厚い」などの魅力があります。

ATBBやレインズを使っている不動産屋ならまとめて物件を調べられる

業者専用のデータベース「ATBB」や「レインズ」を使っている不動産屋は、他のお店の物件もまとめて調べてくれます。

どちらも、大家さんや管理会社が直接物件登録するもので、全国の賃貸物件の約8割が集結していると言われています。

当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、ATBBとレインズの両方を利用しています。スーモやホームズの気になったお部屋を伝えば、まとめて空室状況を調べてくれます

来店不要でチャットやLINEでやりとりをするので、実家で両親と一緒にお部屋探しができます。ぜひ一度試してみてください。

⑤気になった物件を内見する

内見は出来る限りしたほうが良い

大学生の初めての一人暮らしでは、内見せずにお部屋を選ぶのは出来る限り避けたほうが良いです。実際に住むとイメージと大きく違って後悔しやすいためです。

受験勉強で内見に行くのが難しい場合は、両親に代わりに行ってもらうか、自宅にいながらお部屋の様子が分かるオンライン内見がおすすめです。

▶オンライン内見についてはこちら

内見時に確認するべき箇所

  • ・実際の広さ
  • ・お部屋の防音性
  • ・日当たりの良さや風通し
  • ・傷や汚れ、ニオイ
  • ・生活動線
  • ・床の傾き
  • ・玄関やドアの大きさ
  • ・収納スペースの容量
  • ・洗濯機置き場の広さ
  • ・セキュリティ面や避難経路
  • ・電波状況やネット環境
  • ・共用部分のキレイさ
  • ・治安や買い物スポットなどの周辺環境

内見時に確認すべきポイントはたくさんあります。事前にチェックリストを作成して、見落としが無いようにすると良いです。

▶プロが解説する内見のポイントはこちら

可能なら2回内見する

内見時に気に入ったお部屋は、時間帯を変えてもう一度内見に行くとより失敗しづらいです。時間帯の違いによる見落としを防げます。

「昼間の内見で静かだった隣人が夜はうるさい」「朝方は日差しが入ってこない」など内見時間を変えるだけで1度では分からなかったリスクが見えてきます。

⑥お部屋が気に入れば契約する

申し込みは先着順

賃貸アパート・マンションの申し込みは、先着順が原則です。内見で気に入ったお部屋は少しでも早く申し込んだほうが良いです。

申し込みには、両親の「勤務先名」「勤務先住所」「年収」などが必要なので、事前に準備しておくと内見当日に申し込み可能です。

入居者がいる状態で内見ができない場合は、内見前に申し込む「先行申込」ができます。内見後に気に入らなければキャンセルできるので積極的に活用すると良いです。

▶先行申込の詳しい解説はこちら

必要書類は事前に揃えておくのがおすすめ

学生本人の必要書類
  • ・身分証明書(合格通知証、保険証など)
  • ・印鑑(実印、銀行届出印など)
  • ・住民票(妙本)
両親(連帯保証人)の必要書類
  • ・身分証明書(免許証、保険証、パスポートなど)
  • ・収入証明書(源泉徴収票、給料明細など)
  • ・印鑑(実印)
  • ・印鑑登録証明書

必要な書類は事前に揃えておくとスムーズです。申し込みに遅れると審査が遅れたり、2番手に先を越される可能性があるためです。

ちなみに大学生がアパート・マンションの賃貸契約をする場合は、契約者を両親にするように指定されることが多いです。

大学生の一人暮らしの家賃は6万円が目安

大学生に聞いた現在のお部屋の家賃帯の円グラフ
※無回答があったのでパーセンテージでの表記

家賃6万円のお部屋を選ぶ大学生が多い

1都3県の一人暮らしの大学生にお部屋の家賃を実際に聞いたところ、最も多い回答は「6万円」でした。

7万円以上と回答した大学生は3割に留まっています。家庭の経済状況にもよりますが、6万円を目安としてお部屋探しをすると良いです。

都市部以外の大学であれば、家賃相場が下がるので1~2万円安い物件でも問題ありません。

▶大学生の家賃調査記事はこちら

家賃6万円のお部屋はどんな間取り?

ATBBに掲載されている中のの家賃6万円のお部屋
出典:業者専用データベース「ATBB」から転載可の物件

都内の学生街で有名な「中野」「高田馬場」「吉祥寺」「明大前」でお部屋を探してみたところ、アパートタイプのワンルーム・1Kのお部屋ばかりでした。

専有面積の平均は16~17㎡だったので、実際に使えるお部屋の広さは5~6畳ほどです。予算内で家具を置くスペースを増やしたければ、ロフト付きの物件がおすすめです。

家賃6万円のお部屋の初期費用は27~30万円

一覧表は横にスクロール可能です。

初期費用の項目 相場 用語解説
敷金 家賃0.5~1ヶ月分 あらかじめ預けておくお金で、退去時にお部屋の修繕や原状回復などに使用される。退去時に費用を精算して、残金があれば返金される。
礼金 家賃0.5~1ヶ月分 お部屋を貸してくれる大家さんへのお礼の意味を込めた費用。敷金とは違い退去時に返金されない。
前家賃 家賃1ヶ月分 入居開始する月の翌月分の家賃。事前に前家賃を支払えば、入居した月は翌月分の家賃を請求されない。
日割り家賃 入居日によって変動 入居開始日から月末までの家賃を日割り計算した費用。月ごとの日数に合わせて計算する「実日数割」や、月の日数に関係なく30日で計算する「30日割」など、不動産屋によって計算方法が異なる。
鍵交換費用 15,000~20,000円+税 前の入居者が利用していた鍵を、新しい入居者が利用する鍵に交換するための費用。ほとんどの物件はセキュリティの関係から交換必須。
火災保険料 15,000~20,000円 火事や台風、雷など自然災害で建物・家具に損害を受けた場合に補償してくれる保険の利用料金。指定された保険会社に加入することが多い。
仲介手数料 家賃0.5~1ヶ月分+税 借り主と大家さんの仲介をしてくれた不動産屋に支払う手数料。宅地建物取引法で「上限は家賃1ヶ月+税」と決まっていて、それ以上請求されることはない。
保証会社手数料 家賃と管理費の合計
50~100%
連帯保証人の代わりの役割を果たしてくれる会社を利用するための費用。大家さんに対して、家賃や債務の代位弁済(立替払い)してくれる。
初期費用の項目 相場 用語解説
敷金 家賃0.5~1ヶ月分 あらかじめ預けておくお金で、退去時にお部屋の修繕や原状回復などに使用される。退去時に費用を精算して、残金があれば返金される。
礼金 家賃0.5~1ヶ月分 お部屋を貸してくれる大家さんへのお礼の意味を込めた費用。敷金とは違い退去時に返金されない。
前家賃 家賃1ヶ月分 入居開始する月の翌月分の家賃。事前に前家賃を支払えば、入居した月は翌月分の家賃を請求されない。
日割り家賃 入居日によって変動 入居開始日から月末までの家賃を日割り計算した費用。月ごとの日数に合わせて計算する「実日数割」や、月の日数に関係なく30日で計算する「30日割」など、不動産屋によって計算方法が異なる。
鍵交換費用 15,000~20,000円+税 前の入居者が利用していた鍵を、新しい入居者が利用する鍵に交換するための費用。ほとんどの物件はセキュリティの関係から交換必須。
火災保険料 15,000~20,000円 火事や台風、雷など自然災害で建物・家具に損害を受けた場合に補償してくれる保険の利用料金。指定された保険会社に加入することが多い。
仲介手数料 家賃0.5~1ヶ月分+税 借り主と大家さんの仲介をしてくれた不動産屋に支払う手数料。宅地建物取引法で「上限は家賃1ヶ月+税」と決まっていて、それ以上請求されることはない。
保証会社手数料 家賃と管理費の合計
50~100%
連帯保証人の代わりの役割を果たしてくれる会社を利用するための費用。大家さんに対して、家賃や債務の代位弁済(立替払い)してくれる。

初期費用の目安は、家賃の4~5ヶ月分です。条件の良い物件であれば、6~7ヶ月分が必要になることもあります。

大金になるので、トータルでいくら必要か不動産屋に見積もりをお願いしましょう。先に予算を伝えて探してもらうのもコツです。

初めての一人暮らしで失敗しない物件探しのポイント

  • ・家賃はできるだけ抑える
  • ・築年数は指定しない
  • ・1階のお部屋もメリットが多い
  • ・本当にこだわる条件は3つまで

家賃はできるだけ抑える

大学生の一人暮らしでは、家賃をできるだけ抑えてお部屋探しすることがポイントです。家賃の高いアパート・マンションを選んで、支払いが困難で引っ越す大学生が多いためです。

もし家賃が5千円違うと年間で6万円、4年間で24万円も差額が生まれます。

大学生の生活は、ただでさえ学費や教科書代で出費が多いです。「家賃代を稼ぐためにアルバイト漬けで授業を休む」ことにならないようにするべきです。

築年数は指定しない

大学生の物件探しでは、築年数を指定しないのがコツです。家賃を大幅に下げられるので、お部屋の選択肢が広がります。

築年数が経っていても、リフォームやリノベーションで内装が綺麗になったお部屋も多いのでねらい目です。

1階のお部屋もメリットが多い

  • ・他の階に比べて家賃が安い
  • ・下の階に気を使う必要がない
  • ・ゴミ出しの手間が少ない
  • ・火事や地震の際に避難しやすい
  • ・荷物の搬入がラク

アパート・マンション選びでは、一般的に2階以上のお部屋が人気です。しかし、1階のお部屋にもメリットが多いので、先入観を持たずに探すのがコツです。

家賃が他の階に比べて2~3千円安いことが多く節約になります。下の階への足音を気にしてコソコソ歩く必要もありません。

本当にこだわる条件は3つまで

大学生の一人暮らしでは、本当にこだわる条件は3つまでに絞ることがスムーズにお部屋を探すためのポイントです。

あまり希望条件が多いと、物件数が少ないうえに家賃も高いです。優先度が低い条件から徐々に緩和すると良いです。

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大学生が賃貸物件を探す時期はいつ?

合格発表後すぐに始めるべき

大学生がアパート・マンションを探し始める時期は合格発表後が一般的です。あまり早くお部屋を契約すると、家賃が無駄にかかります。

注意点としては、一斉に他の合格者もお部屋探しをすることです。合格して安心していると、あっという間にお部屋が埋まってしまいます。

希望条件を両親に伝えておいて、受験勉強の間にリサーチしてもらうと効率が良いです。

合格前に部屋を予約できるサービスもある

不動産屋によっては「合格前予約サービス」に対応しています。早めに契約しても、入居日まで家賃が発生しません。万が一不合格でもキャンセル料はかかりません。

他の合格者で混み合う前にお部屋を決めれる点がメリットです。一方で、物件数が少なく選択肢が狭いことが注意点です。

現役大学生の失敗談から学ぶお部屋選びの注意点

近くにスーパーが無い
困り顔の男性のアイコン大学の近くが希望だったので、徒歩3分のアパートに決めました。実際に住んでみたら、近くにスーパーが無くてかなり不便でした。(大学4年生)
ロフト付きの物件はいまいち
困り顔の女性のアイコンずっと憧れてたロフト付きのマンションにしたのですが、夏はエアコンが効かずに蒸し風呂状態です。(大学1年生)
ある程度の事前知識は必要
困り顔の男性のアイコンなんの知識もなく、不動産屋で紹介された物件を素直に契約しました。住んだ後気づきましたが、追い炊き機能や宅配ボックスは自分には不要でした。初めから削っていれば家賃を結構下げれたのでもったいなかったです。(大学3年生)

情報を十分に集めずに契約してしまって後悔している大学生が非常に多いです。大学生のお部屋選びは、検討する時間が少なく焦って契約するケースが目立ちます。

両親の協力を得ながら、アパート・マンションについての基礎知識を学ぶことがお部屋探しで失敗しないためのコツです。

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家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

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