「新卒で一人暮らしはきつい?」
「新卒の家賃や生活費目安はいくら?」
新卒後に大学への進学や就職を機に、一人暮らしを開始する人は多いです。会社に近いところに引っ越せば通勤がラク、誰にも干渉されない自由な生活ができるなどメリットがあります。
しかし、初任給の金額で生活費を払い続けられるのか、家賃はいくらを目安にすればいいのかなど不安になりますよね…。
当記事では、新卒で一人暮らしするために必要な費用や物件選びのポイントなどを解説します。ぜひ参考にしてください。
- 約7割の新卒が一人暮らししている!
- 新卒を機に一人暮らしを始めた人は約4割
- 家賃抜きで毎月約13~14万円の生活費が必要
- 来店不要でお部屋を探したいならスミカがおすすめ!
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ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
新卒で一人暮らししている人の割合は?
約7割の人が新卒で一人暮らししている
※無効回答が複数あったためパーセンテージで表示
2020年~2022年度に新卒になった人100名にアンケートを取った結果、約7割の人が一人暮らしをしています。
実家暮らしの人は2割にも満たないので、ほとんどの人が新卒時には実家を出ていることがわかります。
- アンケート調査内容
「新卒」を機に一人暮らしをした人は約4割
※無効回答が複数あったためパーセンテージで表示
同アンケート調査で、一人暮らしを始めたきっかけを聞いてみました。結果、約4割の人が新卒になったので一人暮らししたと回答してくれました。
次に多いのが「その他」です。「貯金が貯まったから」「社宅を出る」「なんとなく」など、人によって理由は様々でした。
実家から遠いところに就職した人は一人暮らしする傾向にある
実家から遠いところに就職した人は、新卒で一人暮らしする傾向にあります。
特に地方在住の場合は、仕事が限られてくるので都心部に出る人が多いです。東京・大阪・名古屋・福岡・札幌などの大都市ほど、一人暮らしの割合が増えます。
実家近くで就職するなら貯金を優先すると良い
実家近くで就職するなら、まずは貯金を優先すると良いです。一人暮らしは、家賃や生活費など全て自分で支払う必要があるからです。
新卒は、勤めてから2年ほどまでは給料が低めです。生活費で手いっぱいになって貯金できない可能性が高いです。
実家の場合は、家賃・水道光熱費・食費は割り勘です。親に月5万円ほど渡しておけば足りるケースが多いです。
新卒で一人暮らしするなら家賃目安は手取りの4分の1以下
手取りに対する家賃目安一覧
手取り額 | 3分の1の家賃目安 | 4分の1の家賃目安 |
---|---|---|
13万円 | 約43,000円 | 約32,000円 |
14万円 | 約46,000円 | 約35,000円 |
15万円 | 約50,000円 | 約37,000円 |
16万円 | 約53,000円 | 約40,000円 |
17万円 | 約57,000円 | 約42,000円 |
18万円 | 約60,000円 | 約45,000円 |
19万円 | 約63,000円 | 約47,000円 |
20万円 | 約67,000円 | 約50,000円 |
21万円 | 約70,000円 | 約52,000円 |
一般的な家賃目安は手取りの3分の1ですが、新卒は収入が少ないので「手取りの4分の1」以下で考えたほうが良いです。
手取りとは給料として支給された金額から、税金や保険料などが差し引かれて手元に残ったお金のことです。
実際に新卒で一人暮らしをしている人は家賃4~5万円が多い
※無効回答が複数あったためパーセンテージで表示
弊社が独自で調査したアンケートによると、実際に新卒で一人暮らしをしている人は家賃4~5万円が多かったです。
初任給の手取りが16~20万円ほどと想定できるので、目安通りと言えます。
新卒向けの家賃が安い物件の探し方
- ・家賃相場が低い街で探す
- ・アパートタイプを選ぶ
- ・駅徒歩は10~15分まで拡大する
- ・築年数にはこだわらない
- ・3点ユニットバスを検討する
家賃相場が低い街で探す
1R | 1K・1DK | |
---|---|---|
葛飾区 | 約54,000円 | 約72,000円 |
練馬区 | 約59,000円 | 約71,000円 |
板橋区 | 約60,000円 | 約68,000円 |
江戸川区 | 約60,000円 | 約66,000円 |
足立区 | 約61,000円 | 約66,000円 |
出典:https://www.hatomarksite.com/
- その他の区の相場はこちら
同じような物件でも、エリアによって家賃に大きな差が出ます。できる限り相場が低い街で探しましょう。東京都内なら足立区や葛飾区など23区の東側は相場が低くておすすめです。
さらに家賃を抑えたい人は、各駅停車しか停まらない駅周辺で探してみてください。電車の本数が少ない、駅前にお店がなど利便性が悪いので家賃が安めに設定されています。
アパートタイプを選ぶ
マンションよりも、2階建てのアパートタイプの方が家賃が安いです。アパートは戸数が少なく建設コストが低いからです。
エントランスや、エレベーターといった共有部分がないのも影響しています。
駅徒歩は10~15分まで拡大する
駅徒歩は10~15分以上に拡大して探しましょう。駅チカの方が人気があるので、駅から離れるほど家賃が安くなります。
歩くのは面倒と感じるかもしれませんが、健康管理にも役立ちます。自転車を持っていれば約6分で駅まで行けるので検討してみてください。
築年数にはこだわらない
築年数はこだわらずに探すのがおすすめです。築古の物件でもリフォームやリノベーションによってキレイな物件があるからです。
確かに新築や築浅は魅力的ですが、家賃が高くて生活費を圧迫します。新卒のうちは収入が安定していないと判断されやすく、入居審査も落ちやすいので注意してください。
3点ユニットバスを検討する
築年数や立地にもよりますが、バストイレ一緒の3点ユニットバスの方が平均で約1万円安いです。バストイレ別と比べると建設コストが安いからです。
年間で10万円以上節約できる可能性があります。新卒のうちはボーナスや昇給の機会が少ないので、できる限り安い家賃の物件を借りましょう。
家賃を除いて毎月約13~14万円の生活費が必要
食費 | 39,069円 |
---|---|
水道光熱費 | 13,098円 |
家具・家事用品 | 5,487円 |
被服及び履物 | 5,047円 |
保健医療 | 7,384円 |
交通・通信 | 19,303円 |
教養娯楽費 | 17,993円 |
その他の支出 | 31,071円 |
消費支出合計 | 138,452円 |
総務省統計局公表の「家計調査 2022年 (表番号1)」によると、一人暮らしの平均的な1ヶ月の生活費は家賃を除いて138,452円、車を所持していない場合は129,980円です。
東京なら毎月20万円ないと一人暮らしが厳しい
東京都内の一人暮らし向け間取りの平均家賃は約7~8万円なので、月20万円ほど確保できないと生活できません。
23区外に住んだとしても、家賃5万円ほどかかります。最低でも月18万円ないと一人暮らしは難しいです。
地方であれば毎月16万円あれば良い
物価が安い地方であれば、家賃は約3万円ほどです。生活費を考えても、月16万円あれば一人暮らしできます。
食品や日用雑貨なども都心部より安い傾向にあるので、全体的に生活費は抑えられます。
最大でも家賃と食費で手取りの50%に抑えるべき
家賃と食費は、生活費の大半を占めます。この2つで手取りの50%に抑えられれば、支出を調整しやすく一人暮らしが可能です。
物件にこだわりたいなら家賃35%・食費15%にする、よく食べる人であれば家賃25%・食費25%にするなど上手く調整してください。
手取り別の生活費シミュレーション
手取り14万円 | 手取り16万円 | 手取り18万円 | 手取り20万円 | 手取り22万円 | 手取り24万円 | |
---|---|---|---|---|---|---|
家賃 | 35,000円 | 40,000円 | 60,000円 | 66,000円 | 73,000円 | 80,000円 |
食費 | 39,000円 | 39,000円 | 39,000円 | 39,000円 | 39,000円 | 39,000円 |
水道光熱費 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 |
通信費 | 7,000円 | 7,000円 | 7,000円 | 7,000円 | 7,000円 | 7,000円 |
交際費 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 |
娯楽費 | 18,000円 | 18,000円 | 18,000円 | 18,000円 | 18,000円 | 18,000円 |
日用消耗品 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 |
保健・医療費 | 7,400円 | 7,400円 | 7,400円 | 7,400円 | 7,400円 | 7,400円 |
その他 | 14,500円 | 14,500円 | 14,500円 | 14,500円 | 14,500円 | 14,500円 |
合計 | 154,000円 | 159,000円 | 179,000円 | 185,000円 | 192,000円 | 199,000円 |
残額(予備費) | -14,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 15,000円 | 28,000円 | 41,000円 |
手取り14万円 | 手取り16万円 | 手取り18万円 | 手取り20万円 | 手取り22万円 | 手取り24万円 | |
---|---|---|---|---|---|---|
家賃 | 35,000円 | 40,000円 | 60,000円 | 66,000円 | 73,000円 | 80,000円 |
食費 | 39,000円 | 39,000円 | 39,000円 | 39,000円 | 39,000円 | 39,000円 |
水道光熱費 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 |
通信費 | 7,000円 | 7,000円 | 7,000円 | 7,000円 | 7,000円 | 7,000円 |
交際費 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 | 13,800円 |
娯楽費 | 18,000円 | 18,000円 | 18,000円 | 18,000円 | 18,000円 | 18,000円 |
日用消耗品 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 |
保健・医療費 | 7,400円 | 7,400円 | 7,400円 | 7,400円 | 7,400円 | 7,400円 |
その他 | 14,500円 | 14,500円 | 14,500円 | 14,500円 | 14,500円 | 14,500円 |
合計 | 154,000円 | 159,000円 | 179,000円 | 185,000円 | 192,000円 | 199,000円 |
残額(予備費) | -14,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 15,000円 | 28,000円 | 41,000円 |
総務省統計局が公表している「家計調査 2022年 (表番号1)」の金額を参考に、毎月の一人暮らしに必要な金額をシミュレーションしました。
手取り14万円だと、赤字になるので一人暮らしは避けたほうが良いです。手取り16万円以上なら、やりくり次第では一人暮らしが可能です。
上記のシミュレーションの家賃は、一般的な目安の手取り3分の1で計算しています。手取りの4分の1以下に抑えられるなら、手取り14万円でもなんとか生活できます。
新卒で一人暮らししている人の生活費実例
新卒で手取り14万円の女性
- ・手取り14万円(月収18万円)
- ・家賃4.5万円のワンルームロフト付き
- ・駅徒歩10分、3点ユニットバス
家賃(管理費込) | 45,000円 |
---|---|
食費 | 27,000円 |
水道光熱費 | 8,000円 |
スマホ代・ネット代 | 10,000円 |
交際費 | 10,000円 |
趣味代・衣類代など | 20,000円 |
日用品購入費・医療費など | 8,000円 |
交通費 | 3,000円 |
合計 | 131,000円 |
手取り14万円だと、家賃を手取り3分の1まで抑えても貯金できるような余裕は生まれません。
毎日自炊して節約しないと、やりくりが難しいです。病気やケガで通院する可能性もあるので、趣味や日用品の購入費用を削るなどして捻出する必要があります。
新卒のうちは、希望条件や住む場所に妥協が必要です。昇給やボーナスがもらえるようになってから、引っ越すことをおすすめします。
新卒で手取り16万円の女性
- ・手取り16万円(月収20.5万円)
- ・家賃5.3万円の1K
- ・駅徒歩13分、風呂トイレ別
家賃(管理費込) | 53,000円 |
---|---|
食費 | 40,000円 |
水道光熱費 | 7,000円 |
通信費 | 8,000円 |
交際費 | 10,000円 |
趣味代・衣類代など | 20,000円 |
日用品購入費・医療費など | 8,000円 |
交通費 | 5,000円 |
合計 | 151,000円 |
希望条件が多かったり、きれいなお部屋に住みたい場合は、家賃相場が低いエリアで探すのがおすすめです。
交通費の支給があるなら、会社から離れたエリアで探すのもアリです。頻繁に自炊する場合は食費を抑えられるので、多少家賃が高くてもやりくりできます。
新卒で手取り19万円の男性
- ・手取り19万円(月収24万円)
- ・家賃5.8万円の1K
- ・駅徒歩12分、3点ユニットバス
家賃(管理費込) | 58,000円 |
---|---|
食費 | 50,000円 |
水道光熱費 | 8,000円 |
通信費 | 8,000円 |
交際費 | 20,000円 |
趣味代・衣類代など | 20,000円 |
日用品購入費・医療費など | 8,000円 |
交通費 | 8,000円 |
合計 | 180,000円 |
相場が高いエリアで家賃が安いお部屋は探すなら、駅徒歩や築年数など条件を緩和しなければなりません。
自炊しない場合は食費がかなりかさみます。仕事の付き合いでの飲み会が増えると、交際費もかかるので普段から節約する必要があります。
新卒で手取り20万円の男性
- ・手取り20万円(月収25万円)
- ・家賃8万円の1K
- ・駅徒歩5分、風呂トイレ別
家賃(管理費込) | 80,000円 |
---|---|
食費 | 40,000円 |
水道光熱費 | 14,000円 |
スマホ代・ネット代 | 8,000円 |
交際費 | 20,000円 |
趣味代・衣類代など | 20,000円 |
日用品購入費・医療費など | 10,000円 |
交通費 | 2,000円 |
合計 | 197,500円 |
毎月の家賃が8万円と、手取りの3分の1をややオーバーしています。お部屋の希望条件が多いと家賃が高くなり、ギリギリの生活になってしまいます。
収入に見合った家賃よりも高いお部屋に住むと後悔する可能性が高いです。家賃は毎月支払う必要があり、1度決めると簡単には変えられないので慎重に選びましょう。
新卒で手取り22万円の女性
- ・手取り22万円(月収28万円)
- ・家賃7万円の1K
- ・駅徒歩10分、風呂トイレ別
家賃(管理費込) | 70,000円 |
---|---|
食費 | 35,000円 |
水道光熱費 | 14,000円 |
スマホ代・ネット代 | 8,000円 |
交際費 | 20,000円 |
趣味代・衣類代など | 20,000円 |
日用品購入費・医療費など | 10,000円 |
交通費 | 3,000円 |
合計 | 180,000円 |
手取り22万円あれば、無理な節約をしなくても一人暮らしできます。貯金や投資にまわす、趣味に使うなど支出を調整しやすいです。
自炊が苦手、忙しくて時間がない人は食費を5千円~1万円程度増やすことも可能です。
新卒の一人暮らしにおすすめの簡単節約術
- ・会社の福利厚生を駆使する
- ・先輩や上司のおごりの食事に行く
- ・コスパの良い食材で自炊する
- ・飲み物はタンブラーで持参する
- ・スマホプランの見直しか格安SIMに変える
- ・給湯温度を下げる
- ・エアコンの温度を一定にする
- ・電気代の安い会社を選ぶ
- ・美容代はモデルになって浮かせる
- ・無料で使える施設やサービスを活用する
会社の福利厚生を駆使する
会社が用意している福利厚生はできるだけ利用したほうが良いです。特に家賃補助・住宅手当は、毎月決められた金額の補助が受けられるのでおすすめです。
企業によっては「引っ越し手当」が出る場合があります。一人暮らしの引っ越しは5~10万円ほどかかるので、少しでも補助を受けて安く抑えましょう。
先輩や上司のおごりの食事に行く
先輩や上司のおごりのご飯や飲み会に行きましょう。1食分の食費が浮きます。
ご飯や飲み会に行くことでコミュニケーションが取れます。仕事が円滑に進む場合もあるので、おごってもらいやすい新卒には大きなメリットです。
最初は面倒だと感じても、誘われたら行くべきです。また、取引先に誘われた時も同様です。
コスパの良い食材で自炊する
- もやし:1袋 10~20円
- 豆腐:1パック 20~30円
- パスタ麺:1袋 100~200円
- 納豆:3パックセット 50~150円
- 鶏胸肉:100g 70円
- ひき肉:100g 60円
- キャベツ:半玉 200円
- じゃがいも:1個 25~35円
- 人参:1個 35~45円
- たまご:1パック 100~200円
食費を抑えるには、自炊するのが1番です。もやし・キャベツ・豆腐などのコスパが良い食材を使って1日3食自炊すれば、毎月の食費を3万円以下に抑えられます。
特売品を狙う、業務用スーパーでまとめ買いするなど工夫すればさらに出費を抑えられます。日々の節約が大切なので、少しでも安いスーパーで食材を買うのを心がけてください。
飲み物はタンブラーで持参する
職場での飲み物は、できるだけ持参のタンブラーや水筒で済ませましょう。
コンビニなどで1本100円のペットボトルを買っていると、毎月2千円もかかってしまいます。家で作った水出しのお茶を持っていけば、月500円以下で済みます。
スマホプランの見直しか格安SIMに変える
スマホのプランを見直すか格安SIMに変更しましょう。
通信料が安いプランにすれば1千円~2千円は節約できます。また、auやドコモなどの大手キャリアから格安SIMに変更すれば、スマホ代が毎月約4千円も安くなります。
お部屋にネット環境を整えている場合は、在宅中にWi-Fiの利用に切り替えることでスマホの通信料を減らせます。
給湯温度を下げる
給湯温度を調節できる場合は、温度を下げることでガス代を節約できます。
シャワーを利用するときには40度以下、洗い物をするときは35度ほどのぬるま湯にするとガス代を抑えられます。
エアコンの温度を一定にする
エアコンの温度をこまめに変えず、一定にしておけば電気代を抑えられます。
夏は26度、冬は20度に固定すれば毎月約1千円も電気代を節約できます。1度設定温度を変更するだけで、13%も消費電力が増えると言われています。
どうしても温度を変更したい場合は、変更した後しばらくそのままにしておきましょう。
電気代の安い会社を選ぶ
電力会社によって、料金プランや割引キャンペーンがことなります。自分のライフスタイルに合った新電力に乗り換えるべきです。
一人暮らしの電力使用量では、月1千円ほど節約になり年間で1万円以上お得になるケースがあります。
美容代はモデルになって浮かせる
ヘアカットやネイルサロンなどの美容代は、モデル(練習台)になると無料~格安で施術してもらえます。
アシスタントや見習いの人が担当するため、仕上がりにはばらつきがありますが、費用を抑えたい人におすすめです。
謝礼金がもらえる美容モニターもおすすめ
美容モニターとはエステや脱毛などサービスを実際に体験して、感想や意見を書くと謝礼金がもらえる仕事のことです。自分磨きをしながら収入を得られて一石二鳥です。
他にも商品モニターとして、化粧品やサプリを実際に試して感想を書く仕事もあります。
無料で使える施設やサービスを活用する
休日は無料で使える施設やサービスを利用しましょう。例えば「図書館で本を読む」「公園を散歩する」などです。
毎週のように観光地に出かけているとお金があっと言う間になくなります。過ごし方を工夫して無理なく節約しましょう。
対応エリアは一都三県のみそもそも新卒の給料はどのくらい?
大学卒の給料平均は約19万円
大学院卒 | 約223,000円 |
---|---|
大学卒 | 約190,000円 |
高専・短大卒 | 約168,000円 |
専門学校卒 | 約177,000円 |
高校卒 | 約151,000円 |
平均 | 約22万円 |
厚生労働省公表の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、大学卒の給料の平均は約19万円です。
これは月収なので、税金や保険料を差し引いた手取り額は15~16万円ほどです。一人暮らしを考えると、無駄遣いをしなければ普通に暮らせる額はあります。
給料の金額は職種や住んでいる地域によっても変わるので、参考程度に見ておきましょう。
初任給がもらえるまで1~2ヶ月間かかる
初任給の支給は会社によってバラバラですが、もらえるまで1~2ヶ月間はかかります。
「4月末〆翌月25日払い」だと、5月25日まではお金がもらえません。長い所だと「4月末〆翌々月末払い」で6月30日の支給です。
給料をもらえるまではお金を確保できないので、事前に1~2ヶ月分の生活費を確保しておく必要があります。
対応エリアは一都三県のみ新卒で一人暮らしするまでに約50万円必要
賃貸の初期費用 | 家賃4.5~5ヶ月分 |
---|---|
引っ越し業者費用 | 約7~10万円 |
家具家電購入費 | 約5~10万円 |
賃貸の初期費用は家賃4.5~5ヶ月分
初期費用の項目 | 相場 | 用語解説 |
---|---|---|
敷金 | 家賃0.5~1ヶ月分 | あらかじめ預けておくお金で、退去時にお部屋の修繕や原状回復などに使用される。退去時に費用を精算して、残金があれば返金される。 |
礼金 | 家賃0.5~1ヶ月分 | お部屋を貸してくれる大家さんへのお礼の意味を込めた費用。敷金とは違い退去時に返金されない。 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 | 入居開始する月の翌月分の家賃。事前に前家賃を支払えば、入居した月は翌月分の家賃を請求されない。 |
日割り家賃 | 入居日によって変動 | 入居開始日から月末までの家賃を日割り計算した費用。月ごとの日数に合わせて計算する「実日数割」や、月の日数に関係なく30日で計算する「30日割」など、不動産屋によって計算方法が異なる。 |
鍵交換費用 | 15,000~20,000円+税 | 前の入居者が利用していた鍵を、新しい入居者が利用する鍵に交換するための費用。ほとんどの物件はセキュリティの関係から交換必須。 |
火災保険料 | 15,000~20,000円 | 火事や台風、雷など自然災害で建物・家具に損害を受けた場合に補償してくれる保険の利用料金。指定された保険会社に加入することが多い。 |
仲介手数料 | 家賃0.5~1ヶ月分+税 | 借り主と大家さんの仲介をしてくれた不動産屋に支払う手数料。宅地建物取引法で「上限は家賃1ヶ月+税」と決まっていて、それ以上請求されることはない。 |
保証会社手数料 | 家賃と管理費の合計 50~100% |
連帯保証人の代わりの役割を果たしてくれる会社を利用するための費用。大家さんに対して、家賃や債務の代位弁済(立替払い)してくれる。 |
初期費用の項目 | 相場 | 用語解説 |
---|---|---|
敷金 | 家賃0.5~1ヶ月分 | あらかじめ預けておくお金で、退去時にお部屋の修繕や原状回復などに使用される。退去時に費用を精算して、残金があれば返金される。 |
礼金 | 家賃0.5~1ヶ月分 | お部屋を貸してくれる大家さんへのお礼の意味を込めた費用。敷金とは違い退去時に返金されない。 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 | 入居開始する月の翌月分の家賃。事前に前家賃を支払えば、入居した月は翌月分の家賃を請求されない。 |
日割り家賃 | 入居日によって変動 | 入居開始日から月末までの家賃を日割り計算した費用。月ごとの日数に合わせて計算する「実日数割」や、月の日数に関係なく30日で計算する「30日割」など、不動産屋によって計算方法が異なる。 |
鍵交換費用 | 15,000~20,000円+税 | 前の入居者が利用していた鍵を、新しい入居者が利用する鍵に交換するための費用。ほとんどの物件はセキュリティの関係から交換必須。 |
火災保険料 | 15,000~20,000円 | 火事や台風、雷など自然災害で建物・家具に損害を受けた場合に補償してくれる保険の利用料金。指定された保険会社に加入することが多い。 |
仲介手数料 | 家賃0.5~1ヶ月分+税 | 借り主と大家さんの仲介をしてくれた不動産屋に支払う手数料。宅地建物取引法で「上限は家賃1ヶ月+税」と決まっていて、それ以上請求されることはない。 |
保証会社手数料 | 家賃と管理費の合計 50~100% |
連帯保証人の代わりの役割を果たしてくれる会社を利用するための費用。大家さんに対して、家賃や債務の代位弁済(立替払い)してくれる。 |
賃貸契約時の初期費用は家賃4.5~5ヶ月分です。家賃5万円のお部屋だと、初期費用の目安は約22.5~25万円です。
実際は、お部屋の条件や契約オプションなどでも変わります。家賃6ヶ月分ほどのお金を準備しておけば、足りなくなる心配はありません。
引っ越し業者費用は約7~10万円
出発地 | 1月~4月 (繁忙期) |
5月~12月 (閑散期) |
---|---|---|
横浜 (約45km) |
平均47,000~61,000円 | 平均37,000~49,000円 |
宇都宮 (約90km) |
平均48,000~77,000円 | 平均44,000~64,000円 |
名古屋 (約350km) |
平均55,000~95,000円 | 平均54,000~79,000円 |
仙台 (約350km) |
平均55,000~95,000円 | 平均54,000~79,000円 |
大阪 (約510km) |
平均67,000~120,000円 | 平均62,000~98,000円 |
広島 (約800km) |
平均67,000~120,000円 | 平均62,000~98,000円 |
福岡 (約1,000km) |
平均67,000~120,000円 | 平均62,000~98,000円 |
出典:https://hikkoshi.kakaku.com/
引っ越し業者費用は約7~10万円が目安です。時期や距離、荷物量によって変動しますが、一人暮らしの場合は「単身パック」のような名称で定額料金のプランがあるからです。
よほど荷物量が多い人でなければ、目安内に収まります。不安な人は、断捨離で荷物量を減らしたり、見積もりを複数とって安い業者を選ぶなどで調整してください。
家具家電購入費で約5~10万円
金額 | |
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ベッド | 約15,000円 |
テーブル | 約7,000円 |
タンス・チェスト | 約7,000円 |
そのほか収納棚 | 約7,000円 |
冷蔵庫 | 約26,000円 |
洗濯機 | 約30,000円 |
電子レンジ | 約8,000円 |
炊飯器 | 約7,000円 |
掃除機 | 約5,000円 |
テレビ | 約25,000円 |
エアコン(新居にない場合) | 約40,000円 |
コンロ(新居にない場合) | 約15,000円 |
家具家電購入費は、必要最低限のものに絞って約5~10万円かかります。新卒の場合は、実家から持ち込める家電が少ないので、ほぼ新規購入になるからです。
家電量販店で「新生活応援キャンペーン」などの名目で、家電がセットになっているお得なものを購入すると良いです。
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点で4万円前後、照明・電子レンジ・冷蔵庫・洗濯機・掃除機の6点で7万円前後で済みます。
対応エリアは一都三県のみ新卒の一人暮らしに関するよくある質問
新卒で家賃補助なしの一人暮らしはきつい?
お金のやりくりがきついですが、家賃さえ抑えれば一人暮らし可能です。
新卒で一人暮らしはやめとけって本当?
「お金に余裕がない」「仕事と家事の両立が大変」などが理由で、やめとけと言われることは多いです。
実際は「自立できた」「親の干渉が減った」「通勤しやすくなった」など、一人暮らしして良かったと思う人も大勢います。
新卒で一人暮らしはメンタルがやられる?
メンタルが弱い人は、慣れない一人暮らしでやられることがあります。
相談する相手が身近にいないこともあり、不安などを抱え込んでしまうからです。相談できる相手を1人でも作っておくと良いです。
新卒は東京で一人暮らしは無謀?
手取り18万円以上(月収22~23万円)あるなら、新卒でも東京で一人暮らしできます。
家賃・食費・光熱費などで節約出来れば、充分にお金のやりくりができます。ただし、手取り15万円未満の場合は、無謀と言えます。
新卒の一人暮らしでも貯金できる?
新卒の一人暮らしでも貯金はできます。給料が上がるまでは、月1.5万円ほどが目安です。
貯金額の目安は、手取りの10%ほどです。手取り20万円なら月2万円、手取り25万円なら月2.5万円ほど貯金可能です。
新卒の一人暮らしの場合は世帯主は誰?
世帯主は、基本的に「自分自身」です。一人暮らしの場合、住民票を移す必要があるからです。
親が賃貸の家賃を払っている場合でも、世帯(家)に「本人(自分)」しかいないので世帯主になります。
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