「不動産屋に予約なしで行っても良い?」
「アポなしでもきちんと対応してくれる?」
自分の用事ついでに不動産屋でお部屋探しすれば、わざわざ仕事を休む必要もないし効率が良いので最高ですよね。しかし、予約なしで行っても本当に対応してくれるか不安になります。
そこで当記事では、予約なしで不動産屋に行っても良いのか、当日はどういう流れになるのかを解説します。不動産屋に行く前の準備についてもあるので、ぜひ参考にしてください。
当サイトが運営する「イエプラ」は、来店不要です!予約なしでもLINEから気軽に相談できるので利用しやすいです。
不動産屋は予約なしで行っても良い?
不動産屋は予約なしで直接行くのもアリ
不動産屋は予約なしで行くのもアリです。「どんな物件があるか見てみたい」「時間が空いたから立ち寄る」といった理由でも大丈夫です。相談だけでも対応してもらえます。
待ち時間が発生することもありますが、時期や時間帯によっては不動産屋に予約なしで行った当日に物件紹介~内見までできます。
来店時に手の空いているスタッフが対応してくれます。ただし、お客さんが多いと「予約でいっぱいです」と断られる場合もあります。
予約なしで不動産屋に行った人の体験談
不動産屋行った。予約なしで行ったけど丁寧に対応してくれた。来週内覧予定。
— k1azcn (@k1azcn) May 19, 2019
2軒目の不動産屋、予約なしで飛び込んだこっちも悪いけどそんな嫌そうな顔する!?というほど怪訝な対応を取られてじゃあいいですーで退出。客ゼロやったやん
— スティックのり (@stenori) February 20, 2021
予約なしでもご来店ください!って看板出してる不動産屋に行ったら予約してきてくださいって怒られたんだけど…(˘ω˘)
— 猫柳 紅蓮(夏バテ) (@Glen_Nekoyanagi) January 5, 2020
予約しない客のせいで、今からお昼ご飯(5ふんでかきこむ)なんだけど、部屋探しするやつはほんと予約しろ。毎年言ってるけど不動産屋が死ぬ。
— ⌬七尾⌬オールドサンセッ党 (@daidai0425) February 25, 2020
予約なしで不動産屋に行った体験談を探してみたところ、対応が良かった場合もあれば、予約なしだと嫌な顔をされた人も多いようです。
実際に不動産屋で働く人からは「予約なしだと対応が大変だから予約してほしい」という意見も見受けられました。
特別な理由がなければ、予約してから行ったほうがお互いのためになります。
予約なしなら平日の午前中がおすすめ
不動産屋に予約なしで行くなら、平日の午前中がおすすめです。特に開店してすぐはお客さんが少ないのでスムーズに対応してもらえます。
土日や祝日は終日混雑します。1日かけて申し込みまで終わらせるために、予約しているお客さんが多いからです。
水曜は定休日の可能性が高い
多くの不動産屋で水曜日は定休日です。土日にお客さんが集中するので、週末から最も離れた水曜日に休んでいます。
また、管理会社の定休日も水曜日が多いです。不動産屋が営業していても、内見方法が確認できなかったり、鍵が借りられずに内見できない物件が多いです。
平日に時間が作れるなら、比較的お客さんが少ない火曜日か木曜日がおすすめです。
1~3月の繁忙期は予約すべき
1~3月は不動産屋の繁忙期です。引っ越す人が多いので、予約してから不動産屋に行くようにしましょう。繫忙期に予約なしで行くと、1時間以上待たされることも多く効率が悪いです。
また、予約しているお客さんが来るまでの間しか対応してもらえません。簡単に条件を聞かれ、図面を渡されて「ぜひ検討してください」と終わってしまうことが多いです。
予約なしで不動産屋に行ったときの流れ
予約なしで不動産屋に行ったときの流れを図にしました。タイミング良くスタッフに対応してもらえたとしても、来店から申し込みまで2~3時間はかかります。
ちょっとした空き時間に立ち寄っただけなら「○時までには終わりたい」「予定があるので○分で帰る」と事前に伝えておきましょう。
各項目ごとに、聞かれることや所要時間を解説します。
①アンケート記入
- ・氏名、住所、生年月日
- ・電話番号
- ・メールアドレス
- ・引っ越し理由
- ・お部屋の希望条件(予算やエリアなど)
- ・来店のきっかけ
- ・入居時期 など
初めて来店したときはアンケートの記入をお願いされます。不動産屋によって項目が異なりますが、5~10分で書き終わる内容です。
引っ越し理由やお部屋の希望条件は、できるだけ細かく記入してください。回答をもとに、不動産屋がお部屋を紹介してくれます。
その日のうちにお部屋が決まらなかった場合、不動産屋から営業連絡が来ます。しつこい営業が苦手な人は「営業の連絡は不要」と伝えておくと良いです。
②スタッフのヒアリング
担当スタッフが来たら、アンケートの内容をもとに家賃、設備、エリアなどの詳しいヒアリングが始まります。
「勤務先まで○分以内」「オートロック必須」など、アンケートに書ききれなかった細かい条件はスタッフに直接伝えましょう。
ベテランの営業マンだと、雑談を交えながらヒアリングしてくれるので、リラックスして答えられます。
③物件紹介
ヒアリングが終わったら、不動産屋専用の検索サイト「REINS(レインズ)」や「ATBB(アットビービー)」から、希望条件に合いそうな物件を紹介してもらえます。
不動産屋によって紹介される物件に大きな違いはありません。どの不動産屋でも基本的に同じデータベースを使っているからです。
パソコンの画面や図面などの資料を見ながら候補を2~3件に絞ります。希望条件の追加や変更があれば、遠慮せずに伝えましょう。
④お部屋の内見
予約なしで行っても、スタッフに時間があればお部屋の内見も可能です。内見とは、実際に現地に行って室内を見学することです。
物件の資料だけではわからない周辺環境や音の聞こえ方など、細かい部分まで確認できます。
住んでから「イメージと違った」「やっぱり住みたくない」などと後悔しないため、申し込みの前には必ず内見をしましょう。
⑤入居申込
内見したお部屋が気に入ったら、入居申込に進みます。店舗に戻って「入居申込書」を書いて、本人確認書類などと一緒に大家さんや管理会社に提出します。
申込書には自分の個人情報や、勤務先・年収といった職場情報、緊急連絡先の情報などを記入します。
予約なしで行くと、必要な書類や情報が揃わずに、入居審査に進めないことがあります。予約をしておけば、事前に何を準備するべきか教えてくれます。
予約なしで不動産屋に行く注意点
- お部屋を紹介してもらうまでに時間がかかる
- 待ち時間が長いことがある
- 当日は内見できない可能性がある
①お部屋を紹介してもらうまでに時間がかかる
予約なしで行く場合、物件紹介にすぐには進みません。まずはアンケートに回答したり、希望条件のヒアリングがあったりします。
一方、予約してから不動産屋に行くとスムーズにお部屋を紹介してもらえます。予約の電話やメールなどのやり取りを通して、ヒアリングが進められるからです。
スタッフがいくつかお部屋をピックアップしておいてくれたり、細かい条件のすり合わせだけで済むので、予約したほうが効率が良いです。
②待ち時間が長いことがある
予約なしで行くと、待ち時間が長いことがあります。特に1~3月の繁忙期は、予約がいっぱいで対応を断られるケースもあるほどです。
来店予約しておけば、席と担当してくれるスタッフを確保しておいてもらえます。
万が一予約なしのお客さんがきたとしても、予約しているお客さんが優先なので、長時間待たされることはありません。
③当日は内見できない可能性がある
- ・すぐに鍵の手配ができない
- ・お部屋が内見予約で埋まっている
- ・手の空いているスタッフがいない
- ・内見案内用の車が出払っている など
予約なしで不動産屋に行くと、当日は内見できない可能性があります。見たい物件が決まっていないと、事前に内見用の鍵が準備できないからです。
人気の物件は、内見予約で1日中埋まっていることもよくあります。せっかく気になるお部屋が見つかっても、内見は後日ということにもなりかねません。
事前予約したほうが効率的にお部屋探しできる
- ・待ち時間がほとんどない
- ・内見時間を充分確保できる
- ・当日中に内見できる
待ち時間がほとんどない
内見予約していれば、不動産屋で待たされることはありません。来店時刻に合わせて、席を確保しておいてくれるからです。
事前に希望条件をヒアリングされるので、おすすめ物件は調べておいてくれます。その場で探さなくて済むのでスムーズです。
内見時間を充分確保できる
事前予約を取っておくと、充分な内見時間を確保できます。予約を入れている時間帯は、他の顧客を気にせず接客してもらえるからです。
当日は、少なくとも3~4時間ほど空けておいてくれます。1部屋ずつ、室内の採寸作業ができるほど時間に余裕があります。
当日中に内見できる
来店の数日前に予約しておくと、当日中に内見できる可能性が高いです。スタッフが鍵の手配を進めておいてくれるからです。
内見方法は物件ごとに異なり、管理会社や大家さんが立ち会うケースもあります。予約を済ませておけば、関係者のスケジュールも押さえてくれます。
あらかじめ決めておく希望条件
- ・家賃
- ・エリア
- ・間取り
- ・設備
- ・入居希望日
不動産屋へ行く前に希望条件をまとめておくと、スムーズにお部屋探しできます。以降では、事前に決めておく内容や条件の決め方について解説します。
家賃は「手取りの3分の1まで」に抑える
家賃目安(手取り3分の1) | |
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手取り14万円 | 約47,000円 |
手取り16万円 | 約53,000円 |
手取り18万円 | 約60,000円 |
手取り20万円 | 約67,000円 |
手取り22万円 | 約73,000円 |
手取り24万円 | 約80,000円 |
手取り26万円 | 約87,000円 |
手取り28万円 | 約93,000円 |
手取り30万円 | 約100,000円 |
不動産屋へ行く前に、無理なく払える家賃を知るのが大切です。高すぎるお部屋を借りると、入居後の生活が苦しくなるためです。
一般的な家賃目安は「手取りの3分の1まで」です。月の手取りが18万円なら、家賃6万円以内で探してください。
初期費用の目安は家賃の4.5~5ヶ月分
初期費用の目安 | |
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家賃5万円 | 225,000~250,000円 |
家賃6万円 | 270,000~300,000円 |
家賃7万円 | 315,000~350,000円 |
家賃8万円 | 360,000~400,000円 |
家賃9万円 | 405,000~450,000円 |
家賃10万円 | 450,000~500,000円 |
事前準備として、初期費用の上限を決めておくのも大切です。予算内で借りられるお部屋にしないと、入居後の生活費や家電の購入費用が足りません。
初期費用の目安は「家賃の4.5~5ヶ月分」です。家賃6万円の物件では、27~30万円かかります。
初期費用に含まれる項目のほとんどは、家賃をもとに計算されます。家賃を下げて探せば初期費用も安くなります。
エリアは通勤・通学先まで30~40分以内が目安
通勤・通学時間の目安は30~40分以内です。電車を使う予定なら、できるだけ乗り換えなしで行ける駅を選んでください。家賃を抑えるなら、各駅停車の駅がおすすめです。
気になった物件を当日中に全て内見したい人は、住みたいエリアを明確にしてください。物件同士の距離が近いほど、効率的に回れるからです。
間取りはワンルームか1Kで十分
ワンルーム | 1K |
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一人暮らしなら、間取りはワンルームか1Kで十分です。床面積が15~20㎡あれば、生活するうえで不便に感じにくいです。
ワンルームと1Kの違いは、居室とキッチンを分ける仕切りの有無です。家賃を抑えるならワンルーム、料理中のニオイをお部屋に入れたくないなら1Kを選びましょう。
設備は最低限必要なものに絞る
- ・エアコン
- ・トイレ
- ・キッチン
- ・室内洗濯機置場
- ・収納スペース など
お部屋の設備は、最低限必要なものに絞るべきです。便利な設備が増えるほど、家賃が高くなるためです。
最低限押さえる設備として代表的なのはエアコンです。付いていないお部屋では、自分で購入・設置する必要があるからです。
水回りで言うと、トイレ・キッチン・室内洗濯機置場もあったほうが良いです。入居者と共同で使う物件は、防犯面で安全とは言えません。
入居希望日は最長で2ヶ月後
入居希望日は、最長でも2ヶ月後に設定してください。賃貸物件は仮押さえできず、早めに申し込める人が優先されるからです。希望日が遠すぎると、対応を断られるケースもあります。
ただし、のんびりしていると人気の物件は埋まります。希望日まで2ヶ月を切ったタイミングで、不動産屋を利用してみましょう。
不動産屋の予約方法やタイミング
予約方法は電話かメールが一般的
予約してから不動産屋に行くなら、最短で予約したいときは電話、時間に余裕があればメールがおすすめです。
電話ならスタッフとリアルタイムでやり取りできます。その場で予約の空きを確認してもらい、空いていれば即日での来店も可能です。
メールはやり取りに時間がかかるので、引っ越しまで余裕がある人向けです。不動産屋からの返信は、遅いと1~2日後になります。
気になる物件が見つかる前でも問題ない
来店予約は、ネット上で気になる物件が見つかっていなくても可能です。
「とりあえず相談したい」といった状況でも歓迎してもらえます。引っ越しを前向きに考えていることを伝えて予約しましょう。
何日前までに予約すべき?
平日なら2~3日前、繁忙期や休日は1週間前に予約しておくと良いです。2日以上あれば、不動産屋のスタッフは候補物件の準備や予定の調整に、余裕を持って対応できます。
繁忙期や休日は予約する人が多いので、1週間前に連絡すると空いている可能性が高いです。
予定の調整ができるなら、平日の午前中を狙って予約しましょう。空いているので予約が取りやすく、時間をかけて対応してもらえます。
予約時に伝えておくこと
- ・来店日時
- ・希望条件
- ・自分で調べて気になっている物件
- ・何人で行くか
予約時に伝えておくことをまとめました。来店日時と希望条件は必ず聞かれるので、事前にメモしておくとやり取りがスムーズです。
スーモやホームズなどで気になる物件があれば、合わせて伝えましょう。不動産屋は内見の手配を進めてくれたり、似た条件のお部屋をリストアップしてくれます。
連れて行く人は誰でもOKですが、人数は正確に伝えてください。人数によって、椅子の数や案内する車のサイズが変わってくるからです。
不動産屋に行く際のよくある質問
不動産屋は相談だけでも良い?
相談だけでも大丈夫です。次に繋がる可能性のあるお客様として、きちんと対応してもらえます。
内見だけして帰るのはアリ?
アリです。内見の目的は、自分の目で住んでも後悔しないか確かめることだからです。気に入らなかったら申し込まなくて良いです。
不動産屋は何件も回って良い?
何件はしごしても良いです。不動産屋は他社と比べられることを前提にしているからです。
予約したら確実に内見できる?
内見予約しても、他の人から申し込みが入ると見れない場合があります。特に1~3月は、タッチの差で埋まることも多いです。
女性一人で行っても大丈夫?
可能なら、付き添いを連れて行ったほうが良いです。心理的に安心できるほか、強引な営業をかけられにくいです。
断るのが気まずくなりそう…。
不動産屋は断られるのに慣れているので、気にしなくて良いです。
不動産屋としても、きっぱり断ってくれたほうが助かります。見込みのある他の顧客に時間を使えるようになるからです。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!