
「一人暮らしにおすすめの間取りは?」
「1LDKや2Kは一人暮らしだと広い?」
一人暮らしするなら、少しでも広いお部屋に住みたいですよね。リビングが広ければ、料理や趣味の時間も充実すること間違いなしです。
しかし、お部屋が広いと家賃が高くなります。せっかく一人暮らしをしたのに、お金がきつくで後悔することも…。
そこで当記事では、一人暮らしにおすすめの間取り5選を徹底解説します。1R・1K・1DK・1LDK・2Kの特徴や、実際に住んでいる人の声も紹介しています。ぜひ参考にしてください。
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
一人暮らしにおすすめの間取り5選
![]() ワンルーム |
室内にドアなどの仕切りがなく、居室とキッチンが繋がっている。建設コストが低いので家賃が安い。お部屋によってはクローゼットがない場合がある。 |
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![]() 1K | 居室とキッチンの間にドアがあり、しっかりと区切られている。ワンルームよりは家賃がやや高め。一人暮らし向けのスタンダードな間取り。 |
![]() 1DK | キッチンスペースが4.5畳~8畳未満と広め。居室の広さは1Kとほぼ同じで、アパートや団地に多い間取り。築年数が古いので家賃は安めに設定されている。 |
![]() 1LDK | キッチンスペースが8畳以上ある間取り。同棲できるほど広さに余裕がある。ただし、家賃がかなり高い。バス・トイレ別、独立洗面台など設備も整っていることが多い。 |
![]() 2K | キッチンは狭いが、居室が2つある間取り。平均的な専有面積は1DKとほとんど変わらない。築年数が古く家賃が安め。 |
弊社「家AGENT」で、実際に一人暮らしが探している間取りを5つまとめました。各間取りについては、後ほど詳しく解説します。
一人暮らしの平均的な専有面積は平均18~22㎡
一人暮らししている人が選ぶ間取りの平均的な専有面積は18~22㎡です。
専有面積とは、居室だけでなくキッチンやお風呂などを含むお部屋全体の広さを指します。
配置できる家具目安
・テレビ台(120cm×40cm)
・壁面収納棚(横115cm×38cm)
・収納棚(横78cm×38cm)×2
・ローテーブル(90cm×59.7cm)
・PCデスク(120cm×720cm)
専有面積は18~22㎡のお部屋で配置できる家具の目安をまとめました。キッチンと居室が分かれている1Kを想定して記載しています。
ワンルームの場合はキッチンも含めた広さになるため、収納棚を削ったほうが良いです。
気になる物件の広さが不安なら不動産屋に相談してみる
「自分に合う広さがわからない」「気になる物件がどれくらいの広さなのか不安」という人は、不動産屋に相談しましょう。ピッタリの間取りをお提案してくれます。
当サイト運営の「イエプラ」なら、アプリやLINEでプロの不動産スタッフと相談しながらお部屋を探せます。
「この物件が気になってるけど…狭そう?」など、気になる物件URLを送りながらアレコレ相談可能です。その場で内見予約もできるので、スムーズにお部屋を見に行けます。
深夜0時まで営業しているので、仕事が忙しい、遠方に住んでいて引っ越し先に行けないという人にもおすすめです。
「ワンルーム」は家賃の安さ重視の人向け
ワンルームとは?
ワンルームとは、キッチンスペースが含まれた1部屋だけの間取りのことです。間取り図などでは「1R」と表記されることがあります。
ワンルームの平均的な専有面積は13~20㎡ですが、中には専有面積が13㎡以下とかなり狭いお部屋もあります。
狭いお部屋は収納スペースがない代わりに、ロフトが付いていることが多いです。
ワンルームの平均家賃相場
東京23区 | 約52,000円 |
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名古屋市内 | 約46,000円 |
大阪市内 | 約49,000円 |
※駅徒歩20分以内・築年数指定なし・専有面積15㎡以上
上記は、2022年3月(繁忙期)に不動産業者専用のデータベース「ATBB」を使用してまとめたものです。安い順40件の平均金額となります。
いずれの地域も、ワンルームであれば5万円前後からお部屋が借りられます。
家賃は手取りの3分の1以下とが目安と言われているので、手取り15万円ほどの人はワンルームで探すと予算に収まりやすいです。
ワンルームのお部屋に住む2つのメリット
- ・一人暮らし向けの間取りの中で1番家賃が安い
- ・空間が広く感じられてレイアウトしやすい
一人暮らし向けの間取りの中で1番家賃が安い
ワンルームは一人暮らし向けの間取りの中で、1番家賃が安く設定されています。
居室内にドアや引き戸などの仕切りがないので、建設や設備コストが低いからです。

空間が広く感じられてレイアウトしやすい
仕切りがないため、お部屋が広く感じられます。ドアや柱に邪魔されることなく、レイアウトしやすいのもポイントです。

ワンルームのお部屋に住む3つのデメリット
- ・居室内にキッチンがあるので臭いが付きやすい
- ・ドアからお部屋の中が丸見えになる
- ・バストイレ一緒のお部屋が多い
居室内にキッチンがあるので臭いが付きやすい
居室内にキッチンがあるので、料理するときの臭いが衣類や寝具に付きやすいです。
お湯を沸かす程度なら問題ありませんが、自炊に力を入れたい人は注意しましょう。

ドアからお部屋の中が丸見えになる
玄関を開けるとすぐに居室になるため、来客があるとお部屋の中が丸見えになります。
ベッドなど、プライベートなスペースを他人に見られたくないという人には不向きです。

バストイレ一緒のお部屋が多い
居室部分を広くするために、バス・トイレ・洗面台が一緒になっている「3点ユニットバス」のお部屋が多いです。
バストイレが一緒になっていると、湿気でトイレットペーパーがふやけたり、カビが生えやすいなどのデメリットがあります。

ワンルームは専有面積で広さを確認すべき
ワンルーム | 1K |
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![]() |
![]() |
ワンルームのお部屋を探すときは、畳数ではなく「専有面積」で広さを確認してください。
理由は、ワンルームはキッチンスペースを含んだ畳数になっているからです。体感、1Kよりも1~2畳ほど狭く感じます。
間取り図に「6畳」と書かれていた場合は、実際に使えるスペースは「4~5畳ほど」を認識しておくべきです。
ワンルームに住んでいる人の感想


感想を回答してくれた人のほとんどが10代後半~20代半でしたので、若くて費用を抑えたい人に特に人気があるようです。
「1K」は一人暮らしで最もスタンダード
1Kとは
1Kとは、居室が1つ+キッチンスペースが4.5畳未満の間取りのことです。キッチンと居室の間にドアなどの仕切りがある以外は、ワンルームとほぼ同じです。
1Kの平均的な専有面積は18~23㎡です。お風呂とトイレなどが分かれている間取りもあるので、ワンルームより広いことが多いです。
1Kの平均家賃相場
東京23区 | 約59,000円 |
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名古屋市内 | 約47,000円 |
大阪市内 | 約52,000円 |
※駅徒歩20分以内・築年数指定なし・専有面積15㎡以上
東京23区内で1Kを借りる場合、6万円以上の予算が必要です。家賃目安である手取りの3分の1以下で考えると、手取り18万円あれば生活できます。
名古屋市や大阪市内であれば、手取り15~16万円あれば問題なく借りられます。
1Kのお部屋に住む3つのメリット
- ・キッチンと居室が明確に分けられる
- ・トイレなど水回りの音が聞こえにくい
- ・ワンルームより収納や設備が充実している
キッチンと居室が明確に分けられる
キッチンと居室の間にドアなどの仕切りがあるため、明確にスペースが分けられます。
料理する際の煙が居室に流れ込まないため、衣類や寝具に匂いが付く心配がありません。

トイレなど水回りの音が聞こえにくい
仕切りがあるため、トイレなど水回りの音が居室内に聞こえにくいです。
ワンルームの場合は居室内にトイレやお風呂のドアがあり、どうしても距離が近くなるので音が聞こえてしまうことが多いです。

ワンルームより収納や設備が充実している
1Kはクローゼットや押入れなどの収納スペースが付いているお部屋が多いので、荷物が多めな人にも向いています。

1Kのデメリットはワンルームより家賃が高いこと
1Kはワンルームと比べると5千円~1万円ほど高めに設定されています。
年間で考えると約6万円以上出費が多くなるため、費用を抑えるのを重視する人は注意が必要です。

1Kに住んでいる人の感想


1Kに住んでいる人のほとんどが「住めば都」「お部屋の広さは十分」「レイアウトしやすい」と答えてくれました。
年齢関係なく一人暮らし全般に人気です。荷物が多すぎる、広い部屋でないと絶対嫌という人以外は、1Kを探してみると良いです。
「1DK」は少しでも広いお部屋が良い人向け
1DKとは
1DKとは、居室が1つ+ダイニングキッチンが4.5畳~8畳未満の間取りのことです。居室の広さは平均5~7畳あります。平均的な専有面積は28~32㎡です。
ダイニングキッチンが最大の8畳になっているお部屋は、不動産屋によって「1LDK」と記載されています。専有面積を見て判断しましょう。
1DKの平均家賃相場
東京23区 | 約66,000円 |
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名古屋市内 | 約57,000円 |
大阪市内 | 約58,000円 |
※駅徒歩20分以内・築年数指定なし・専有面積15㎡以上
1DKは一人暮らし向けの間取りの中では広いほうに入るため、ワンルームや1Kと比べると1万円ほど高いです。
ただし築年数が古いため、広さの割には家賃が安いです。広さと家賃の安さどちらも譲れないという人におすすめです。
1DKのお部屋に住む2つのメリット
- ・キッチン部分にテーブルや食器棚が置ける
- ・収納スペースが確保しやすい
キッチン部分にテーブルや食器棚が置ける
キッチン部分にダイニングテーブルや食器棚が置けるので、食事するスペースと寝るスペースを完全に分けられます。
生活にメリハリを付けたいという人には特におすすめです。

収納スペースが確保しやすい
居室内の収納だけでなく、ダイニングキッチンスペースにも棚などが置けるので収納スペースが確保しやすいです。
また、1DKはクローゼットよりも収納量が高い押入れタイプが多いため、荷物が多い人におすすめです。

1DKのデメリットは築年数の古さ
DKの間取りは1980年代に流行っていたため築年数が古めです。そのため居室が、畳の和室になっている場合があります。
また、築年数が古い分、建物自体は老朽化しています。隙間風が入ってきて寒かったり、蚊などの小さい虫が発生しやすいです。

1DKに住んでいる人の感想


広めのお部屋が良いが、家賃を抑えたいという人なら、1DKで快適に生活できます。ただし、築年数が古い物件は防犯性が低いので、女性の一人暮らしの時は慎重に考えてください。
「1LDK」はお金に余裕がある人向け
1LDKとは
1LDKとは、居室が1つ+リビングダイニングキッチンが8畳以上の広さの間取りのことです。リビングは広さは上限がなく、12畳や15畳などの広いお部屋もあります。
1LDKの平均的な専有面積は35~38㎡です。同棲カップルや赤ちゃんがいる3人家族でも住めるほど広さに余裕があるので、恋人ができてからも長く住み続けたい人におすすめです。
1LDKの平均家賃相場
東京23区 | 約93,000円 |
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名古屋市内 | 約64,000円 |
大阪市内 | 約75,000円 |
※駅徒歩20分以内・築年数指定なし・専有面積15㎡以上
一人暮らし向けの間取りの中では1番家賃が高いです。東京23区の相場は9万円以上になるため、手取り27万円以上必要です。
新卒やフリーターなど、手取りが少ない人の入居は難しい可能性が高いです。
1LDKのお部屋に住む3つのメリット
- ・広いリビングでくつろぐスペースが作れる
- ・築浅で設備が充実しているお部屋が多い
- ・結婚しても住み続けられる
広いリビングでくつろぐスペースが作れる
リビング・ダイニング・キッチンが8畳以上あるため、食事するスペースに加えてくつろぐためのスペースが作れます。
ソファやテレビボードを置いても余裕がある広さなので、大きな家具を置いても生活動線がしっかり確保できます。

築浅で設備が充実しているお部屋が多い
LDKの間取りは1990年以降から現在にかけて主流になっている間取りです。築年数が浅く、最新設備が導入されていることが多いです。

結婚しても住み続けられる
1LDKは、リビングが8畳以上と広いです。居室を寝室専用にしてしまえば、2人~3人暮らしまでは可能な広さです。
今は一人暮らしだけど、将来的に同棲・結婚予定がある人は1LDKを選ぶと良いです。

1LDKのデメリットは家賃が高い
1LDKは、専有面積が広い、築年数が浅い物件が多い、設備が充実しているなどの理由から家賃が高めです。
専有面積が近い1DKと比べると、2~3万円ほど高いです。収入に余裕がある人でないと、一人暮らしを続けられません。

1LDKに住んでいる人の感想


1LDKに住んでいる人は、住み心地が良く大変満足している人が多いです。家賃が高い分、住むための設備が充実しているからです。収入面さえクリアできれば、1LDKを選ぶのもアリです。
「2K」は費用を抑えて2部屋欲しい人向け
2Kとは
2Kとは、居室が2つ+キッチンスペースが4.5畳未満の間取りです。大半の2Kは、1K同様にキッチンスペースが2畳ほどのお部屋が多いです。
2Kの平均的な専有面積は28~30㎡です。居室の数は多いですが、全体的な広さは1DKとあまり変わりません。
2Kの平均家賃相場
東京23区 | 約72,000円 |
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名古屋市内 | 約59,000円 |
大阪市内 | 約61,000円 |
※駅徒歩20分以内・築年数指定なし・専有面積15㎡以上
2Kは築年数が古い物件が多いため、条件によってはワンルームや1Kよりも家賃が安いお部屋が見つかります。
特に郊外エリアは、2Kの物件が多く残っています。郊外は、もともとの家賃相場が低いので、とにかく費用を抑えて、広めのお部屋に住みたい人にぴったりです。
2Kのお部屋に住む2つのメリット
- ・居室が2つあるわりに家賃が安い
- ・仕事部屋や趣味のスペースが持てる
居室が2つあるわりに家賃が安い
居室が2つありますが、2DKや2LDKと比べると家賃が安く設定されています。
1DKと同じくらいの専有面積しかないことや、築年数が経過していて老朽化が進んでいることが原因に挙げられます。
建物の古さや、畳の和室が気にならない人におすすめです。

仕事部屋や趣味のスペースが持てる
居室が2つあるので「寝室と仕事部屋」「リビングと趣味のお部屋」のように、使い方が分けられます。
頻繁に友達や恋人が泊まりに来るという人は、片方を来客専用のお部屋にするのもアリです。

2Kのお部屋に住む2つのデメリット
- ・1部屋が狭いことがある
- ・和室に当たることが多い
1部屋が狭いことがある
2Kの中には居室が2畳+3畳と狭い場合もあります。家賃の安さや部屋数だけで判断せず、住み心地を重視すべきです。

和室に当たることが多い
2Kは、間取りの中でも最も古いと言われています。当時は「お茶の間」という畳にちゃぶ台を置いて生活するスタイルでした。
その名残で、今でも2Kは和室のお部屋が数多く残っています。フローリングでないと嫌という人は、2Kの間取りは不向きです。

2Kに住んでいる人の感想


2Kに住んでいる人に感想を聞いてみたところ、居室が思ったより狭くて不満に感じている人もいました。
内見では広いと感じたお部屋でも、家具家電を設置するとかなり手狭になることが多いです。メジャーを持って行って、実際に家具を置く予定の場所を採寸しましょう。
家具を設置したあとの残りのスペースで、本当に自分が快適に生活できるのか、具体的にイメージしてください。
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一人暮らしに必要なお部屋の設備
- ・エアコン付き
- ・室内洗濯機置き場
- ・収納スペース
- ・モニター付きインターホン
- ・バストイレ別
- ・オートロック付き
- ・2階以上
一人暮らしに必要なお部屋の設備を、賃貸業界歴5年以上のベテランである「家AGENT」池袋店の店長の阿部さんに教えてもらいました。
エアコン付き
エアコンは、一人暮らしでも欠かせない必須設備です。エアコンの有無は、自分の体調にもかかわってきます。
付いていない場合は、あとから自分で取り付けなければならないケースが多いです。退去時には取り外して原状回する必要があるので、かなりの手間です。
室内洗濯機置き場
洗濯機置き場は、必ず室内にある物件を選びましょう。外に出すと、紫外線や雨で洗濯機が壊れやすく、お金がかかります。
また、外に洗濯機を置くせいですぐ汚れる、洋服や下着が盗まれる恐れがあるので注意しましょう。

収納スペース
クローゼットや押入れなど、衣類を収納できるスペースがあるか確認してください。収納スペースがないと、お部屋内が散らかりやすくなってしまいます。

モニター付きインターホン
一人暮らしは、男女関係なくトラブルに巻き込まれやすいので、モニター付きインターホンのお部屋を選んだほうが良いです。
玄関を開ける前に来客の顔が確認できます。あからさまな訪問セールスや宗教勧誘の場合、居留守を使って逃れられます。
バストイレ別
バストイレ別の設備は、特に女性におすすめです。お風呂とトイレが分かれているので身体や髪を洗いやすく、ゆっくり湯船に浸かれます。

オートロック付き
女性の一人暮らしで防犯性を重視するなら、オートロック付き物件がおすすめです。
訪問者を建物に入れる前に確認できるので、事前にトラブルを防げます。ただし、オートロック付き物件は家賃がやや高めなので、収入に余裕がある人向けです。
2階以上(女性向け)
女性の一人暮らしは、2階以上のお部屋を選びましょう。1階は、外からお部屋の中が丸見えになるうえ、外に洗濯物を干すと下着を盗まれやすいです。
他にも、玄関や窓から不審者が侵入しやすいなどのデメリットがあるので避けるべきです。

妥協しても後悔しにくい設備や条件
- ・2口以上のコンロ
- ・追い焚き機能
- ・日当たりの良さ
- ・宅配ボックス
- ・インターネット無料
一人暮らしで妥協しても後悔しにくい設備や条件についても、阿部さんに聞いてみました。お部屋を選ぶときの参考にしてください。
2口以上のコンロ
外食が多い人や料理の品数が少ない人は、1口コンロで十分です。味噌汁と炒めものなど2品同時に作ることが多い人なら、優先度は高めです。
ただし、2口コンロに絞ってお部屋を探すと選べる物件が少なくなります。

追い焚き機能
一人暮らしは基本的に自分しか入る人がいないため、追い焚き機能は妥協しても後悔しない可能性が高いです。
シャワーで済ますことが多い人は、なくても全く困らないため追い焚き機能付きに絞って探す必要はありません。

日当たりの良さ
昼間は仕事でほとんどお部屋にいない人や、洗濯物は室内で干す・乾燥機を使うという人は日当たりの良さは重視しなくても良いです。
ただし、日当たりが悪いと湿気がこもりカビや結露が発生しやすくなります。窓が2ヶ所以上あるなど、風通しが良いお部屋を選ぶようにしましょう。
宅配ボックス
宅配ボックスがなくても、コンビニ受け取りやスーパーや駅にある宅配ロッカーを利用すれば荷物を好きな時間に受け取れます。
頻繁に通販を利用しない人は、宅配ボックスは優先度低めで探しましょう。
インターネット無料
インターネット無料と聞くと非常に魅力的に感じますが、回線速度が遅くて使い物にならないケースもあります。
特に、1つの回線を建物内の住人で共有するタイプだと、利用者が集中する時間帯はつながらないことが多いです。

お部屋探しのポイントは「条件をこだわり過ぎない」こと
絶対に譲れない条件は2~3つまで絞ったほうが良い
家賃以外の条件で、絶対に譲れないものは2~3までに抑えましょう。完璧を求めるとなかなかお部屋が見つかりません。
先に紹介した「妥協しても後悔しにくい設備」のほかにも、駅徒歩の時間や築年数などを緩和できれば、物件の選択肢が広がります。
予算の上限を上げれば条件に合うお部屋は増えますが、入居後の生活を圧迫する可能性があるので、自分の財布と相談して決めてください。
不動産屋に相談したほうが理想のお部屋を見つけやすい
「条件に合う物件が見つからない」「外せない希望条件が多い」という人は、不動産屋に相談したほうが理想のお部屋を見つけやすいです。
スタッフがライフスタイルを聞いたうえで希望条件をすり合わせてくれるので、ベストなお部屋を紹介してくれます。
当サイト運営の「イエプラ」は、LINEやチャットでやりとりするので、細かい希望や相談しにくいことも気軽に伝えられます。
SUUMOやHOME’Sに掲載されていない未公開物件からも紹介してくれるので、条件に合うお部屋を見つけやすいです。
失敗しない内見時のポイント
- ・必要設備は全て設置されているか
- ・コンセントの数は十分か
- ・コンセントの位置に問題はないか
- ・収納スペースは十分か
- ・家具を置くのに邪魔な柱等はないか
- ・冷蔵庫を置くスペースはあるか
- ・生活導線が確保しやすいか
- ・壁が薄すぎないか
- ・隣のお部屋と生活空間が密接していないか
- ・外からお部屋が丸見えじゃないか
- ・日当たりに問題は無いか
- ・窓や壁が結露していないか
- ・床が斜めになっていないか
間取りを見て魅力的に感じても、住んでみたら「狭かった」「家具が置きづらい」など後悔する可能性があります。
内見の際に上記のポイントをしっかり確認しておけば、入居してから後悔せずに済みます。
特に、コンセントの位置や冷蔵庫置き場は見落としがちなので注意です。
「コンセントが遠くて延長コードでも届かない」「冷蔵庫がキッチンに入らない」ということがないよう、実際の生活をイメージしながらしっかり採寸しておきましょう。
一人暮らしで住む場所の決め方
通勤通学先やライフスタイルを考慮すべき
- ・会社や学校から30分以内
- ・家賃相場が低いエリアを優先する
- ・犯罪発生率が低くて治安が良いエリアにする
- ・買い物環境が充実している
- ・線路など周辺に騒音が出るものがない
一人暮らしする場所は、通勤通学先やライフスタイルと考慮して決めましょう。あまりにも移動に時間がかかりすぎると、ストレスが溜まりやすいので注意してください。
上記の条件をクリアしているほど、住みやすい物件である可能性が高いです。
会社や学校まで30分以内になる場所を目安に探すのがおすすめです。特に東京は満員電車で移動することが多いため、長時間になるとストレスが尋常ではありません。
治安が悪いエリアは犯罪に巻き込まる可能性が上がるため、できる限り避けましょう。

スムーズにお部屋探しするには準備が大切
スムーズにお部屋探しを進めるなら準備が大切です。事前にお部屋探しの知恵を集めておけば、自分に合う物件かどうかの判断ができるので、理想の物件を見つけやすいです。
また、住みやすいお部屋の条件とあわせて、選ぶべきでない物件の特徴を知っていれば、失敗しにくくなります。
以下の記事では、選ばないほうが良い物件の特徴について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
間取り図の専門用語の解説
UB | 【Unit Bath】の略で壁・天井・床が一体となった「浴室」のこと。 |
---|---|
C | 【Closet(クローゼット)】の頭文字。収納スペースのこと。 |
WIC | 【Walk in Closet】の略で歩けるの広さを確保した収納スペースのこと。 |
SIC | 【Shoes in Closet】の略で玄関横に設置された収納スペースのこと。 |
SB | 【Shoes Box】の略で、靴を収納する下駄箱のこと。 |
RBL | 【Roof Balcony】の略で階下の屋根を利用した「バルコニー」のこと。 |
RF | 【Roof Floor】の略で住宅間取り図では「ロフト」のことを意味しています。 |
PS | 【Pipe Shaft】の略で水道管や電気の配線などを通す「配管スペース」のこと。 |
LDK | 【Living Dining Kitchen】の略で居間と食事室、台所が一体となった空間のこと。 |
BR | 【Bed Room】の略で「寝室」もしくは「洋室」のこと。 |
SR | 【Service Room】の略で居住用として利用できない「多目的ルーム」などのこと。採光や通風などが建築法を充たしていない場合が一般的。 |
WC | 【Water Closet】の略で「トイレ」のこと。 |
W | 【Washing machine】の頭文字で「洗濯機置場」のこと。 |
R | 【Refrigerator】の頭文字で「冷蔵庫置場」のこと。 |
一人暮らし向けの間取りに出てくる、専門用語や略語について簡単にまとめました。間取り図を見るときの参考にしてください。
わからない専門用語は遠慮なく不動産屋に聞いてみましょう。親切に教えてくれます。
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