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【賃貸】同じ物件で不動産屋を変えても良い?内見後でも問題ない?

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同じ物件で不動産屋を変えるのは良い?
賃貸の内見後に変えても問題ない?

同じ物件で不動産屋を変えるか迷っている人は必見です!理想の賃貸物件が見つかれば、内見後にすぐ申し込みたくなるものです。

しかし「スタッフの対応が信用できない」「入居審査に落ちた」などの理由で、同じ物件のまま仲介業者だけ変えたくなる人が多いです。

そこで当記事では、同じ物件で不動産屋を変えるのはアリなのかどうか解説します。変更する方法や注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

内見後に同じ物件で不動産屋を変えるのはアリ?

内見後までなら自由に変えて良い

同じ物件で不動産屋を変える場合、内見後までなら自由です。内見を手配してくれた不動産屋で申し込むルールはないので、遠慮せずに変更して構いません。

不動産業界は比較されることを前提にしています。「対応がいまいちだった」「より安いところが見つかった」などの理由で、別の不動産屋に変えられるのはよくあります。

申し込み後だと関係者に迷惑をかける

申し込んだ後なら、同じ物件で不動産屋を変えるのはおすすめしません。大家さん・管理会社・不動産屋といった、契約に向けて動いている人に迷惑をかけるからです。

キャンセル料や違約金は取られませんが、マナー的にはNGです。物件によっては、大家さんや管理会社から入居を拒否されてしまいます。

賃貸契約後は解約扱いになるのでやめておくべき

賃貸契約後に不動産屋を変えるなら「解約」扱いです。最低でも初期費用と家賃1ヶ月分はかかります。大金を無駄にするので、事情があってもやめておくべきです。

契約してから後悔しないように、気になる点は不動産屋に聞いておきましょう。

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同じ物件で不動産屋を変えた人の体験談

仲介手数料が安い不動産屋を見つけた

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20代前半

【仲介手数料の違いは大きい】

初めに利用していた不動産屋で内見手配してもらったんですけど、試しに仲介手数料が安い不動産屋にも問い合わせたら、取り扱いOKとの返事が来ました。色々やってもらったので申し訳なかったんですけど、申し込む段階で安い不動産屋に変えました。

仲介手数料は、不動産屋によって違います。上限は「家賃1ヶ月分+税」ですが、下限はありません。そのため、仲介手数料の安さを売りにする不動産屋もいくつか存在します。

賃貸物件の8割は、どの不動産屋でも紹介できるので、仲介手数料の安さを重視するのも手です。以下の記事で安い会社を紹介しています。

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初期費用が安い不動産屋に変えた

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20代後半

【見積もりを取って安いほうに変えた】

1社目の不動産屋の見積もりが高く納得できなかったので、別の不動産屋にもお願いしました。結果的に2社目はオプション代が無く、1万円ほど安かったです。同じ物件に住むならできるだけ費用を抑えたかったので、1社目に断りのメールを入れました。

同じ物件でも、初期費用は不動産屋によって異なります。主な理由は、先ほどの仲介手数料の違いに加え、オプション・キャンペーンの有無などです。

概算の見積もりであれば、何社からもらっても問題ありません。見積もりをもとに交渉も可能なので、初期費用を限界まで抑えたいなら依頼してみると良いです。

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不動産屋の対応にむかついた

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30代前半

【連絡がいちいち遅い!】

物件自体は良かったのに、担当してくれた営業マンの返信が遅すぎて不動産屋を変えました。営業日でも、メールの返事で2日待たされます。内見前の連絡もすると言っていたのに忘れられてました。むかついたので、電話で「別のところにします!」って伝えました。

対応してくれるスタッフによっては、ビジネスマナーや接客態度が悪い人もいます。ストレスを溜める原因なので、不快に思ったら遠慮せず不動産屋を変えましょう。

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同じ物件で不動産屋を変える前にやっておくべきこと

不動産屋に要望を伝える

伝えておくべき要望の例
  • ・仲介手数料を他社並みに値下げしてほしい
  • ・不要なオプションを外してほしい
  • ・担当の営業マンを変更したい
  • ・営業時間外でもメールを返信してほしい

同じ物件で不動産屋を変える前に、要望を伝えておいたほうが良いです。顧客を他社に取られないために、柔軟に対応してくれる可能性があります。

「B社は仲介手数料が半額なので値引いてほしい」「担当スタッフを女性にしてほしい」など、気になる点は不動産屋に相談してみてください。

新しい不動産屋に事情を相談する

新しい不動産屋には、変える前の段階で事情を相談しておくべきです。物件によっては特定の不動産屋しか取り扱えなかったり、変えることでトラブルになる恐れがあるからです。

事前に共有しておけば、不動産屋を変えて問題ないかどうか分かります。管理会社や大家さんに掛け合って、審査に影響がないように動いてくれる営業マンもいます。

LINEやチャットで相談しやすい不動産屋がおすすめ

不動産屋を変えるか迷ったら、当サイト運営の「イエプラ」に相談するのがおすすめです!LINEやチャットでやり取りするので、来店不要で最適なアドバイスがもらえます。

物件名や物件URLを送って「取り扱いできる?」などと質問すれば、空室状況を管理会社へ確認してもらえます。そのまま内見予約やお部屋の申し込みも可能です。

夜23時まで営業しているので、仕事終わりや寝る前のスキマ時間で利用できます。今使っている不動産屋に不満があるなら、ぜひ試してみてください。

同じ物件で不動産屋を変える方法

不動産屋を変える際の3つのポイント

  • ・できるだけ早めに連絡する
  • ・メールで伝える
  • ・変える理由と感謝を端的に書く

同じ物件で不動産屋を変えると決めたら、できるだけ早めに意思を伝えましょう。連絡が早いほど、関係者に迷惑を掛けにくいからです。

伝える際はメールで問題ありません。電話に比べて、余計な営業をされずに済みます。トラブルを防ぐためにも、変える理由と謝意は書いたほうが良いです。

メールの例文

〇〇不動産屋 ご担当者様

お世話になっております。△△(フルネーム)です。
先日は【物件名】のご案内ありがとうございます。

ご対応して頂いた手前申し訳ないのですが、今回は他社で物件を契約することにしました。問い合わせへの返信が遅かったり、誤った見積もりを出された点が気になったためです。

大変短い期間でしたが、ご対応くださりありがとうございました。また機会がございましたら、よろしくお願いします。

△△(フルネーム)
〇〇@〇〇.com
090-〇〇〇〇-〇〇〇〇

不動産屋を変える際のメールです。変えたい理由は正直に伝えます。利用した期間が長いほど丁寧な文面を意識します。

不動産屋を変えても、物件の管理会社・大家さんは同じです。入居審査に悪影響を与えないように、最低限のマナーを守りましょう。

同じ物件で不動産屋を変える際の注意点

  • ・申し込み後に変えると貸主からの印象が良くない
  • ・大家さんに近い不動産屋だと入居できなくなる
  • ・入居審査に落ちた物件は業者を変えても借りられない

申し込み後に変えると貸主からの印象が良くない

申し込み後に不動産屋を変えて印象が良くない大家さん

申し込み後に不動産屋を変えると、管理会社・大家さんからの印象が良くないです。1度キャンセルした履歴が残り、本当に入居するのか疑問に思われるからです。

賃貸物件に申し込むと、名前や住所などの個人情報は関係者の間で共有されます。同じ物件に複数回申し込むと、冷やかしと受け取られる可能性が高いです。

新しい不動産屋には、申し込みをキャンセルした事実を正直に伝えましょう。入居できるように、管理会社・大家さんへ理由を上手く説明してくれます。

大家さんに近い不動産屋だと入居できなくなる

不動産屋と大家さんの関係性(取引態様)
貸主 大家さん本人
代理・専任媒介 大家さんと関わりが深い代理人
仲介元付 大家さんから入居者募集を任された人
仲介先物 仲介元付に物件情報の掲載を任された人

大家さんと関係の深い不動産屋から変えると、同じ物件には入居できません。関係の深さは、取引態様で判断できます。

代理や専任媒介の不動産屋は、大家さんに取引のほとんどを任されています。入居審査の段階で個人情報を見られるので、不動産屋を変えているとバレてしまいます。

貸主となっている場合は、不動産屋自体が大家さんです。「信用できない」と判断されて、申し込みを断られる可能性が非常に高いです。

取引態様は、基本的に物件情報に載っています。分からない場合は、不動産屋に聞けば教えてくれます。

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入居審査に落ちた物件は業者を変えても借りられない

入居審査に落ちてから不動産屋を変えても、同じ物件は借りられない可能性が高いです。審査する大家さんや保証会社が変わるわけではないからです。

審査に落ちた場合は、不動産屋を変えるより、別の保証会社で審査してもらう「再審査」のほうがおすすめです。

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さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

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