「複数の不動産屋で内見しても良いの?」
「不動産屋を掛け持ちした際はどう断る?」
複数の不動産屋を回れば、違う物件が出てきて理想に近いものが見つかりやすいです。しかし、複数回るのは面倒、何件行けばいいのかわからないという人も多いです。
そこで当記事では、不動産屋を複数回ってもいいのか、みんなは何件回っているのかを解説します。良い不動産屋を見極めるポイントも紹介するのでぜひ参考にしてください。
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- 不動産屋は複数行っても全く問題ない!
- 3割以上の人が掛け持ちしている
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
複数の不動産屋を掛け持ちしても良い?
不動産屋を色々回ることは全く問題ない
物件探しや内見で、複数の不動産屋に行くのは問題ありません。不動産屋は他社と比べられることを前提にしているからです。
「問い合わせたけど対応が良くなかった」「思ったより良いお部屋がなかった」など不満を感じた場合は、むしろ他の不動産屋に行ってお部屋を探したほうが良いです。
3割以上の人が不動産屋を2件以上掛け持ちしている
SUUMOが実施した「不動産会社は何件くらい訪問しましたか?」というアンケートによると、複数訪問した人は34.8%、1件だけの不動産屋でお部屋を決めた人が48.6%でした。
2件以上行く人は珍しくないので、いろんな店舗に足を運んで自分に合った不動産屋を見つけてください。
複数の不動産屋で同じ物件が出てくるのはなぜ?
どの賃貸業者も同じデータベースを使っているため
複数の不動産屋で同じ物件を紹介されるのは、どの賃貸業者も同じデータベースを使っているからです。希望条件が変わらない限りはA社とB社で同じ物件が出てきます。
業者専用の主なデータベースは「REINS(レインズ)」と「ATBB(アットビービー)」の2つです。全国の賃貸物件の約8割の情報が公開されています。
利用には料金が発生するため、中にはどちらか1つしか使っていない仲介業者もいます。希望に近い物件を漏れなく知るには、両方使っている不動産屋で相談すべきです。
複数の不動産屋を回るメリット
- ・相談しやすい営業マンを探せる
- ・様々な視点の情報を得られる
- ・お部屋の選択肢が増える
- ・初期費用を抑えられる可能性がある
相談しやすい営業マンを探せる
スムーズに引っ越すためには、相談しやすくて対応が早い営業マンを見つけるのが大切です。
営業マンとの相性が悪いとストレスが溜まりますし、対応が遅い営業マンだとスケジュール通りに引っ越せない可能性があるからです。
複数の不動産屋を回れば、相性が良く相談しやすい営業マンが見つかります。
様々な視点の情報を得られる
複数の不動産屋に行けば「前の不動産屋では教えてくれなかった!」というような情報を知れることがあります。お部屋の紹介の仕方は不動産屋やスタッフによって違うからです。
若手スタッフよりもベテランスタッフの方が、お部屋探しや審査のノウハウに長けていることも多いです。
お部屋探しの初心者は経験豊富なスタッフと一緒に探すと、理想のお部屋が見つかるかもしれません。
お部屋の選択肢が増える
同じ地域で探していても、紹介される物件は不動産屋によって違います。ネット上に公開されていないお部屋や、自社物件、建設中の物件を紹介される場合があるからです。
選択肢が広げたい人は、複数の不動産屋に行ってお部屋を紹介してもらうと選びやすいです。
初期費用を抑えられる可能性がある
複数の不動産屋で見積もりを出してもらって交渉すれば、初期費用を抑えられる可能性があります。
見積もり金額が高かった不動産屋へ行って「別の不動産屋は費用がもっと安かったが、これ以上安くならないか」と交渉してみましょう。
「他社で契約されるくらいなら、引っ越し費用を少し安くしてでも自社で契約して欲しい」と考える不動産屋は多いので、サービスしてもらえるかもしれません。
複数の不動産屋を回るデメリット
- ・お部屋探しに倍以上の時間がかかる
- ・物件情報を管理する手間が増える
- ・他の人に良いお部屋を取られることがある
- ・営業電話やメールが多くなる
お部屋探しに倍以上の時間がかかる
何件も不動産屋を回る分、お部屋探しにかかる時間が長くなってしまいます。
一般的に、内見しない場合は1時間30分~2時間、内見する場合は内見1件につきプラス2時間は必要です。
1件の不動産屋で時間を取られ過ぎると、次に行く予定だった不動産屋に行く時間が無くなってしまうこともあります。
1日で複数の不動産屋に行く場合は、事前に予約しておいて「他の不動産屋にも行くからあまり時間を取れない」と伝えておきましょう。
物件情報を管理する手間が増える
複数の不動産屋へ行くと、別の不動産屋から受け取った物件情報を管理する手間が増えます。
情報が増えすぎると管理が大変なだけでなく、どれにしたら良いのかわからなくなる人もいます。優柔不断な人は注意しましょう。
他の人に良いお部屋を取られることがある
2件目以降の不動産屋に行っている間に「最初の不動産屋で見つけた気になるお部屋が埋まってしまった」という事態が起こりやすいです。
物件を押さえるには、基本的に入居申込をする必要があります。申し込まずに放置しておくと、他の人が先に申し込んでしまう可能性が高いです。
営業電話やメールが多くなる
複数の不動産屋に行くと、その分だけ営業電話やメールが増えてしまいます。
不動産屋からの連絡が面倒、お断りするのは気が引けるという人は、不動産屋を吟味して数を絞りましょう。
良い不動産屋を見極めるためのポイント
- ・広告に大げさな言葉を使用していない
- ・物件問い合わせ時に来店を急かしてこない
- ・店内やスタッフに清潔感がある
- ・希望条件をしっかりヒアリングしてくれる
- ・お部屋の良い部分も悪い部分も説明してくれる
広告に大げさな言葉を使用していない
- ・完全、完ぺき、絶対、万全
- ・日本一、業界一、初、当社だけ、抜群
- ・特選、厳選
- ・最高、極、特急、超
- ・最安値、破格、特安、激安、バーゲン
- ・完売
上記のような大げさな言葉を広告に使うことは、不動産公正取引協議会「特定用語の使用基準」によって禁止されています。ホームページや広告に使われていないか確認しましょう。
禁止されている言葉を使っている不動産屋は「ルールを気にしない」「ルールを破ってでも大げさな言葉を使わないとお客さんが来ない」など、問題を抱えている場合が多いです。
物件問い合わせ時に来店を急かしてこない
物件についてを問い合わせた際、とにかく来店を促されるような不動産屋は避けたほうが良いです。おとり物件を掲載して集客しようとしている不動産屋の可能性があるからです。
おとり物件とは「実際は契約できないのにサイトや店頭に掲載されている物件」のことです。
実際には取り引きできない物件なので「内見したい」と思って不動産屋に行っても、別の物件を紹介されてしまいます。
店内やスタッフに清潔感がある
来店した際に、店内やスタッフに清潔感があるか確認しましょう。店内に貼ってある図面が黄ばんでいたり、スタッフがだらしない格好をしているお店は避けるべきです。
第一印象が悪いうえ、書類をなくされそう、連絡しても対応してくれなさそうという不安が生まれます。
希望条件をしっかりヒアリングしてくれる
間取りや家賃だけでなく、希望条件や引っ越し理由などを掘り下げてヒアリングしてくれる不動産屋がおすすめです。
ざっくりしたヒアリングだけだと本来の希望とは合わないお部屋を紹介されて、スムーズに進まない可能性が高いです。
お部屋の良い部分も悪い部分も説明してくれる
内見時や入居してから後悔しないためにも、お部屋の良いところも悪いところもしっかり説明してくれるお店を選びましょう。
売り上げを第一に考えている不動産屋では、悪いところを隠して良いところばかりを伝えて、とにかく契約してもらうことを優先されることがあります。
複数の不動産屋を掛け持ちした際の断り方
複数の不動産屋を回った時は、メールで簡潔に断ると良いです。電話だと不動産屋側が忙しくて聞き流したり、営業される可能性があるからです。
「この度はご尽力いただきまして、誠にありがとうございます。申し訳ありませんが、今回は他の不動産屋にお願いすることにしました。またご縁があれば宜しくお願いします。」
上記のように、お礼と断る理由だけを簡潔に書きましょう。対応が悪かった場合でも、不満は書かずにお礼だけ伝えればトラブルになりにくいです。
対応エリアは一都三県のみ不動産屋を複数回ることに関するQ&A
複数同時に回っても怒られない?
同時に複数の不動産屋に行っても怒られません。むしろ、良いお部屋を探すためにも、複数の不動産屋にお声掛けして吟味することも大切です。
紹介される物件って全部違う?
「自社物件」「自社管理物件」の取り扱いが無ければ、紹介される物件は基本同じです。
複数の不動産屋で内見してもいい?
複数の不動産屋で内見しても問題ありません。面倒であれば、同じ不動産屋で複数内見も可能です。
審査申込も複数の不動産屋でしてもいい?
入居申込(審査申込)は、1つに絞るべきです。何件も申し込むと、契約の意思がないとみなされすべての物件の審査に落ちます。
複数の不動産屋に行く意味はある?
仲介手数料を抑えたい・相性が良いスタッフを探す目的であれば複数の不動産屋に行く意味はあります。
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