最終更新:2022年7月29日

不動産屋をはしごしても大丈夫なのか、1日に何件くらい内見するべきなのかという疑問を解決します。
不動産屋をはしごするメリットとデメリットや、複数のお店を回るときのコツなども紹介します!
はしごしなくてもまとめてお部屋を探す方法もあるので、これからお部屋探しする人はぜひ参考にしてください。
この記事は、不動産屋「家AGENT」池袋店の阿部さんにも内容を監修してもらいました。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
不動産屋は何件ぐらいはしごする?
SUUMOがおこなった「何件くらい不動産屋へ訪問したか」のアンケートによると、1件訪問と回答した人が約48%でした。
不動産屋をはしごした人は、2件訪問が約17%、3件訪問が約11%で、ほとんどの人が2~3件という結果でした。
たくさんのお部屋を見比べたい人は、複数の不動産屋をはしごしてから住むお部屋を決めています。
4件以上はしごする人は少なく、2~3件で良いお部屋が見つかるか、少し妥協して契約する人が多いようです。

不動産屋は何件はしごしても良い
お部屋探しのときに、不動産屋を何件はしごして回っても大丈夫です。
不動産屋は他社の物件と比べられることは想定内なので、系列店でない限りはどこのお店に行ったのか知られることもありません。
不動産屋によっては、はしごしなくても他社の物件も紹介してくれます。候補度の高い物件を取り扱う不動産屋に、気になる物件があればついでに聞いてみると良いです。
はしごせず効率的にお部屋を探したいなら
「不動産屋を何件も回りたくない」「結局同じお部屋を紹介されそう…」と思った人は、チャットで相談できる不動産屋がおすすめです。
チャット不動産屋の「イエプラ」なら、アプリやLINEでスタッフと相談しながらお部屋を探せます。わざわざお店に行く必要はありません。
希望条件を入力するだけで、ぴったりのお部屋をいくつか提案してくれます。SUUMOやHOMESで見つけて気になった物件も、空室確認から内見予約までできちゃいます。
深夜0時まで対応しているので仕事が忙しくてお店に行けない人や、移動中や寝る前のスキマ時間を活用したいという人にもおすすめです!
不動産屋をはしごするメリット
不動産屋をはしごしてお部屋探しするメリットは以下の4つです。
- ・希望しているエリアの相場がわかる
- ・自社管理物件があれば物件を比較できる
- ・担当が良い営業マンかどうかわかる
- ・キャンペーンをしている不動産屋を選べる
希望しているエリアの相場がわかる
希望のエリアの物件をいくつも回ることで、正確な家賃相場を知ることができます。
ネット上にある家賃相場はあくまで目安です。物件の設備や築年数の他に、地価や周辺エリアの開発で家賃が変動することがあります。
自社管理物件があれば物件を比較できる
自社管理物件がある不動産屋を中心に回れば、仲介専門の不動産屋では取り扱っていない物件を見ることができます。
自社管理物件とは、お部屋紹介から入居後の管理まで一括でおこなっている物件のことです。
ただし、物件数が少ないことが多いので理想の物件が見つかりにくいです。仲介専門の不動産屋と合わせてお部屋探ししてください。
担当が良い営業マンかどうかわかる
複数の不動産屋をはしごすることで、自分と相性が良い営業マンを見つけられます。
親身になってくれる担当者が見つかると、お部屋探しがラクになります。
希望の家賃より大幅に高い物件を紹介するなど、自分の生活スタイルや希望条件に合わない提案をする営業マンは避けたほうが良いです。
キャンペーンをしている不動産屋を選べる
不動産屋によっては、初期費用を抑えられるキャンペーンやキャッシュバック、仲介手数料が割引など、様々なキャンペーンをしていることがあります。
同じ物件でも契約する不動産屋が違うだけで、お得に住める可能性があるので物件情報だけでなくキェンペーン情報も確認しましょう。
不動産屋をはしごするデメリット
不動産屋をはしごするデメリットは以下の4つがあります。
- ・まとまった時間が必要になる
- ・同じような書類を何度も書かされる
- ・似たような物件を紹介される
- ・希望条件が変わると意味がなくなる
まとまった時間が必要になる
複数の不動産屋を回るには、まとまった時間が必要です。1日でうまく回れるように、工夫して予約をとりましょう。
とくに、遠方から引っ越す場合は2~3日間のスケジュールを空けておくと、多くの物件を見て回れます。
同じような書類を何度も書かされる
いろいろな不動産屋を回ると、何度も同じような書類を書く必要があるので大変です。
不動産屋を訪れると、初めにお部屋の希望条件や予算を把握するためにアンケート書類を書きます。
営業マンはヒアリングした条件をもとに、お部屋を紹介してくれます。用紙の記入や質問にはしっかり対応しましょう。
似たような物件を紹介される
同じエリアや同じ条件で複数の不動産屋を回ると、似たような物件を紹介される可能性が高いです。
基本的に、不動産屋が見ている物件の応募情報は同じです。どのお店にいっても、同じような物件を紹介されるなら、希望条件や予算を緩めることを検討してください。
希望条件が変わるとはしごする意味がなくなる
お部屋探しの途中で希望条件が大きく変わってしまうと、不動産屋をはしごする意味がなくなります。
希望条件が全て揃ったお部屋を見つけるのはとても難しいです。
譲れない希望条件と妥協できる条件をあらかじめ決めておくと、希望に近いお部屋を見つけやすくなります。
アプリやLINEで気軽にお部屋探し! | |
---|---|
![]() |
▼こんな人におすすめ ・仕事が忙しくて不動産屋に行けない ・スーモに載っていない物件を見たい ・他サイトの物件が空室か確認したい |
▶無料でお部屋探しを始める |
不動産屋をはしごする際のコツ
不動産屋をはしごする際のコツを解説します。
- ・はしごする不動産屋はある程度絞る
- ・自社管理物件のある不動産屋を中心に行く
はしごする不動産屋はある程度絞る
まず色んな不動産屋をはしごしたい人でも、訪問する不動産屋はある程度絞ってから行きましょう。
訪問する不動産屋を絞る際の手順は以下の通りです。
- 希望条件を決めて10社ほどに問い合わせ
- 返信内容を見比べて2~3社に絞る
不動産屋をはしごしたい人は、最初に物件情報のポータルサイトで物件を探して、良さそうな物件を取り扱っている不動産屋10社ほどメールで問い合わせてみましょう。
返信の丁寧さ、来店を催促していないかなどを確認して、不動産屋を2~3社に絞りましょう。
同じエリアの不動産屋の場合、ほとんど同じ物件情報を持っているので、多くても2~3軒程度に留めておきましょう。
自社管理物件のある不動産屋を中心に行く
「2、3件だけじゃ物足りない」と感じる人は、自社管理物件のある不動産屋を中心に訪問してみましょう。
3件以上見て回りたい人は仲介専門の不動産屋は1件だけにして、他は自社管理物件を扱う不動産屋を中心に見ていけば効率良く物件を見比べられます。
自社管理物件とは不動産屋が独自に管理している物件で、ほとんどの場合その不動産屋でしか紹介していません。

自社管理物件があるかどうかは、不動産屋のホームページを見るとわかります。
内見するお部屋は1日4~6件までに抑える
1日で不動産屋をはしごするなら、内見するお部屋はトータルで4~6件にするべきです。
内見するお部屋が多いほど、どの物件にするか迷ってしまい決断しにくくなるからです。
理想的なのは2、3件の不動産屋で5部屋ほどの物件を内見するスケジュールです。不動産屋への移動時間も計算すると、内見する時間は1部屋につき30分程度が良いです。
また、最終的には1件に決めなければならないので、はしごして色んな物件を見ることが目的にならないように注意しましょう。

お部屋の特徴をメモしておく
たくさん内見した中から、どの物件にするか後悔なく決断するためには、お部屋の特徴をメモしておくことが良いです。
いろいろなお部屋をみると、最初に内見した物件の特徴やポイントなどの記憶が薄れてしまうからです。
特徴は「エアコンがキレイ」「コンセントが◯個ある」「車の振動が響く」など、良い点・悪い点をメモしておきましょう。
1日の内見予定がすべて見終わった後に、悪い点が多い物件から候補からなくしましょう。
「わざわざ不動産屋に行くのが面倒…」
「スーモやホームズを眺めるのに疲れた」
そんな人はチャット不動産屋「イエプラ」がピッタリです。アプリやLINEでサクッとお部屋を探せます。
不動産屋しか見れない専門サイトからお部屋を探してくれるので、今まで見つけられなかったスーモやホームズに載っていない未公開物件にも出会えるかもしれません。
- 忙しくて不動産屋に行く暇がない
- 引っ越し先が遠くて現地に行けない
- 入居審査に通るか不安
- おとり物件に引っかかりたくない