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不動産屋への電話のかけ方や予約の取り方を徹底解説!【会話例あり】

不動産屋への電話のかけかたのイメージイラスト

不動産屋に電話をかけるときの方法は?
気を付けることはある?

不動産屋への問い合わせはメールよりも電話のほうがスムーズです。不動産屋の対応の良さも確認できて一石二鳥です。

しかし、普段あまり縁がない不動産屋にどうやって電話をかけたらいいのかわからない…と不安になる人もいますよね。

そこで当記事では、電話のかけ方と問い合わせたい内容ごとに4パターンの会話例を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

不動産への電話のかけ方

不動産への電話のかけ方に特別な対応はなく、名乗って用件を伝えれば大丈夫です。不動産屋は電話の対応に慣れているので会話は誘導してもらえます。

お部屋に関する具体的な問い合わせなら、物件の名前と号室を伝えれば担当者に取り次ぎしてくれます。

ホームズやスーモなどの、ポータルサイトから問い合わせる際は「LIFULL HOME’S物件番号」や「SUUMO物件コード」といった案内番号を伝えるとスムーズです。

電話をかける前に準備しておくこと

電話をかける前に準備しておくことを紹介します。内見の予約や空室の確認など、用件に関わらずメモは用意しておくべきです。

  • ・筆記用具
  • ・空きスケジュールのメモ
  • ・お部屋探しの希望条件のメモ
  • ・検索サイトで気になる物件の情報

後から見返せるように、話した内容と対応してくれた担当者の名前のメモを取っておきましょう。電話だと言った言わないのトラブルが起きやすいためです。

空いているスケジュールやお部屋探しの希望条件を把握しておけば、電話を繋いだまま来店の調整や内見予約ができます。

検索サイトで見つけたお部屋について問い合わせるときは、パソコンで物件情報を表示させておくとスムーズです。

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電話で問い合わせるときの4つの事例

電話で問い合わせるときの会話の例を、内容を分けて4つ紹介します。電話をかけるときの参考にしてください。

  1. 空室状況を問い合わせたい
  2. 内見の予約をしたい
  3. 希望に合うお部屋を紹介してほしい
  4. 設備や初期費用について知りたい

①空室状況を問い合わせたい

空室状況を問い合わせたいときは、確認したいお部屋の物件名+号室と、引っ越しの希望日を伝えましょう。

申し込みや入居が間に合いそうかをふまえて、内見の日程を考えてもらえます。

お客様
女性のアイコン○○といいます。ネットで気になる物件を見つけたのですが、空室状況を調べてもらえますか?
不動産屋
男性のアイコンお電話ありがとうございます。××不動産の△△です。どちらのサイトで見られた物件か、引っ越し予定日はいつか、お伺いしてもよろしいでしょうか?
お客様
女性のアイコンホームズで見ました。物件番号は「×××」です。引っ越し予定日は○月○日です。
不動産屋
男性のアイコンかしこまりました。管理会社に空室状況を確認して、折り返しお電話を差し上げますので、お電話番号を頂戴してもよろしいでしょうか?
お客様
女性のアイコン「○○○-○○○○-○○○○」です。よろしくお願いします。

大家さんにも確認が必要なので、基本的に折り返しの対応になります。電話は、営業時間の関係で夕方までにかけたほうが良いです。

1週間以内の空きスケジュールを把握したうえで連絡するべきです。確認したときに空室でも、内見したい日が先すぎると埋まってしまうためです。

お部屋が空いていたら、続けて内見の予約をしましょう。

②内見の予約をしたい

内見の予約をしたいときは、希望日時を2つか3つ決めて、見てみたい候補の物件を全て伝えておくとスムーズです。

当日までに、空き状況の確認や内見する順番を考えておいてもらえます。

お客様
女性のアイコン○○といいます。サイトを見て内見したい物件があったので連絡したんですけど、○月○日か×日の午後で予約はできますか?
不動産屋
男性のアイコンお電話ありがとうございます。××不動産の△△と申します。物件名か、案内番号はわかりますか?
お客様
女性のアイコン「○○○ハイツ」の××号室です。
不動産屋
男性のアイコンありがとうございます。確認したところ、こちらの物件でしたら、○月○日にご案内できます。13時か14時にご来店いただくことは可能でしょうか?
お客様
女性のアイコン13時に行けます。よろしくお願いします。当日、必要な持ち物はありますか?
不動産屋
男性のアイコン印鑑と写真入りの身分証明書をお持ちいただくと幸いです。お部屋を気に入られた場合に、入居申込するのに必要になります。
お客様
女性のアイコンわかりました。当日はよろしくお願いします。

日時が決められたら、スタッフとの待ち合わせ場所を約束しましょう。

不動産屋によっては、内見する物件が店舗よりアクセスが良い場合、最寄り駅や物件現地でも待ち合わせできます。

また、当日の持ち物を確認しておくと良いです。申し込みに必要な書類は物件によって違うからです。メジャーやスリッパを借りれるかも確認しておくと良いです。

▶内見のポイントや持ち物の解説はこちら

③希望に合うお部屋を紹介してほしい

希望に合うお部屋を紹介してほしいときは、引っ越しの締切と希望の条件を伝えてください。不動産屋が提案しやすくなるためです。

お客様
女性のアイコン○○といいます。○月○日までに引っ越し希望でお部屋を探しています。家賃×万円以下で、△△駅周辺で、◇◇◇◇という条件が希望なのですが、お願いできますか?
不動産屋
男性のアイコンお電話ありがとうございます。××不動産の△△と申します。同じ沿線沿いなどで、ご希望に添えられるものが見つかる場合もあるので、詳しくお話をお聞きしてもよろしいでしょうか?

家賃や初期費用などの予算、エリアなど重要なポイントは不動産屋からも質問されます。簡単なヒアリングの後に、次回の電話や来店の日程調整に進みます。

希望条件や事情を詳しく伝えるほど、予算内で理想に近いお部屋を見つけてもらえる可能性は高くできます。

希望条件は優先順位を決めておく

希望条件を伝えるときは、優先順位を決めておきましょう。ある程度は妥協しないと、予算がオーバーしやすいためです。

メモしておく内容の例を紹介します。絶対に譲れないポイントは2~3個に絞って、妥協できるポイントも決めておくと良いです。

希望条件のメモ例
  • 予算:総家賃9万円、初期費用40万円
  • 立地:①吉祥寺、②明大前、③久我山
  • 駅からの距離:徒歩10分以内
  • 間取りと広さ:1K以上、居住スペース8畳以上
  • 構造と築年数:コンクリート造、築10年以内
  • 設備:お風呂とトイレ別、都市ガス
  • 周辺環境:スーパーやコンビニが近くにある
  • 譲れないポイント:コンクリート造(防音性)、設備
  • 妥協できるポイント:駅からの徒歩距離と築年数

理想が高いと思われても、問題はありません。経験豊富な営業マンなら、どんな暮らしがしたいのかをくみ取って、現実的な候補物件を提案してくれます。

④設備や初期費用について知りたい

物件の広告などで情報が薄く、設備や初期費用について知りたいときは問い合わせできます。

借りる気がないと思われると対応してもらえない場合があります。お部屋を探していることがわかるように聞いたほうが良いです。

お客様
女性のアイコン○○といいます。気になるお部屋があって、サイトに載っている物件番号「×××」の「◇◇◇マンション」という物件の設備についてお尋ねしたいのですが。
不動産屋
男性のアイコンお電話ありがとうございます。××不動産の△△と申します。どちらの設備でしょうか?
お客様
女性のアイコンインターホンありと書かれていますが、カメラの機能はついていますか?また、セキュリティに関する設備はほかにもありますか?
不動産屋
男性のアイコン「◇◇◇マンション」のインターホンはカメラ機能付きです。また、エントランスとエレベーターに監視カメラが付いているので、防犯性能が高い物件です。

確認したい内容があるなら、具体的に問い合わせると良いです。気になる部分が解決できたら、空室状況を確かめたり、内見予約に進みましょう。

初期費用を確かめるときも、具体的な金額で確かめましょう。予算の限度を一緒に伝えると、交渉できるかどうかや、似た別のお部屋も紹介してもらえます。

電話で問い合わせるとスピード感がある

電話で問い合わせるとスピード感があるのがメリットです。他にも電話を使うメリットを紹介します。

電話を使うメリット
  • ・予約が優先的にとれる
  • ・疑問や質問をその場で聞ける
  • ・話し方や態度がわかる

内見予約が優先的にとれる

電話をしている人

電話だと、店舗での相談や内見の予約が優先的にとれるメリットがあります。

不動産屋は、メールや問い合わせフォームの対応は接客や電話対応が終わってから取りかかるためです。

電話の問い合わせは不動産屋にも喜ばれます。細かいヒアリングができますし、感情や反応が伝わるほうが、提案をしやすいからです。

疑問や質問をその場で聞ける

疑問や質問をその場で聞けるのもメリットです。確認したかったことがもっとも早く解決できます。

間違って伝わったり、勘違いがあってもその場ですぐに訂正ができます。内見などの日程や、待ち合わせ場所の変更がスムーズにできます。

話し方や態度がわかる

話し方や態度がわかるので、スタッフの人柄や不動産会社の雰囲気が確かめられます。

細かい質問でも面倒くさがらずに聞いてもらえるか、強引な印象はないかなど、対面する前にチェックできます。

電話対応の印象で良い不動産屋を見分ける方法は、後ほど詳しく解説します。

電話だけだと記録が残せない

電話だけだと記録が残せないのはネックです。やりとりを毎回録音するのは現実的ではありません。

連絡手段は組み合わせて使うべきです。日程など約束をした後は、確認のメールを送っておくと言った言わないのトラブルが避けられます。

他にも電話をかけるデメリットをまとめたので紹介します。

電話を使うデメリット
  • ・物件情報のURLなどを共有しづらい
  • ・しつこい営業を受ける場合がある
  • ・営業時間や担当者の予定が合わない

物件情報のURLなどを共有しづらい

電話だと物件情報のURLなどを共有しづらいです。メールなどで問い合わせるときは、ネット広告のURLや画像を共有して質問できます。

パソコンを見ながら電話で問い合わせると良いです。検索して情報を確かめられますし、電話しながらパソコンでメモがとれます。

しつこい営業を受ける場合がある

電話番号を知られると、しつこい営業を受ける場合があります。担当者と相性が合わなかったり、急いでいないならデメリットです。

ちょっと質問がしたい程度なら、メールなどで確認したほうが電話は増えずに済みます。

引っ越し日が決まっていて、希望の条件に合う物件を提案してもらえるなら、積極的に提案が届くのはメリットです。

営業時間や担当者の予定が合わない

営業時間が合わないと電話が繋がらない場合があります。また、日中は外出しているスタッフが多いです。

一般的に、不動産屋の営業時間は10~19時くらいです。早いと17~18時に閉店します。

仕事が土日休みの人は、平日営業時間は仕事で問い合わせできません。土日に来店すると混み合っていて、お部屋探しで苦労しやすいです。

担当者となかなか話せない場合、電話がメインの連絡手段だと非効率な場合もあります。

電話の他にもチャットやLINEが使えると効率が良い

電話の他にもチャットやLINEが使えると効率が良いです。かしこまったメールよりレスポンスが早く、リアルタイムでやりとりできます。

ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、お店に行かずにチャットやLINEでやりとりできます。空室状況の確認や内見予約が、スマホひとつで完結できます。

「いきなり電話をかけるのはハードルが高い」「ちょっとした質問でも良い?」などの悩みも解決できます。

深夜0時まで営業しているので、仕事が忙しくて不動産屋の営業時間が合わない人や、スキマの時間を活用したい人におすすめです!

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良い不動産を電話で見分けるポイント

良い不動産を電話で見分けるポイントを4つ紹介します。

「どの不動産屋を選べば良いのかわからない」「親身になってくれる会社が良い」という人は、以下のポイントに当てはまるかをチェックしてみてください。

良い不動産を見分けるポイント
  1. 言葉遣いや態度
  2. 「ガチャ切り」をしない
  3. 来店を急かされないか
  4. デメリットまで正直に話してくれるか

①言葉遣いや態度

言葉使いが丁寧で、やわらかい印象があるか確かめてください。常識があり接客マナーを意識している不動産屋なら、親身になって対応してくれます。

以下に、断ったほうが良い不動産屋の特徴をまとめてみました。当てはまる項目が多い不動産屋では、強引な営業を受けたり、満足できない可能性が高いです。

やめたほうが良い不動産屋の特徴
  • ・やる気がなさそう
  • ・冷たい印象
  • ・言葉遣いが悪い
  • ・上から目線で高圧的
  • ・話を聞いてもらえない
  • ・約束の時間に折り返しがない
  • ・スタッフ間の情報共有ができていない

自分と相性が良さそうかを判断基準にしましょう。役所の対応のように堅すぎても、まったく融通が利かずに困る場合があります。

②「ガチャ切り」をしない

電話の最後に「ガチャ切り」をしない不動産屋は、接客マナーの教育が行き届いています。

「相手が切ってから切る」「受話器を置く前にオフにする」などの、初歩的な接客マナーでもできていない不動産屋は多いです。

ちょっとした部分に気配りができるかどうかで、信頼できるかチェックしてみてください。

③来店を急かされないか

こちらの話を聞かずに来店を急かしてくる不動産屋は避けたほうが良いです。最終的に、強引に契約を迫られる可能性があります。

質問や相談に答えてくれたうえで、初めて来店や内見の提案をしてくれる不動産屋を選びましょう。親切な対応が期待できます。

ちなみに、内見は本当に早めが良いです。内見しないと申し込めないお部屋が多く、人気物件はすぐに埋まってしまうためです。

④デメリットまで正直に話してくれるか

物件を紹介してもらったり気になる部分を質問するときは、デメリットまで包み隠さずに説明してくれる不動産屋を選ぶべきです。

気になる部分があるのに良い面だけを話される場合、売上優先で対応が悪い不動産屋に当たりやすいです。

良い不動産屋は、お部屋に1~2つは必ずある悪い部分を正直に伝えます。その上で、メリットがデメリットを上回るようなお部屋を提案してくれます。

▶良い不動産屋の見分け方の解説はこちら

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不動産屋は1社に絞ったほうが良い

相性が良い担当者を見つけられたら、不動産屋は1社に絞ったほうが良いです。どの店舗でも、持っているお部屋の情報は大差ないからです。

不動産屋は、市場に出ている物件情報を専用のデータベースで共有しています。図解すると、以下のイメージです。

レインズの説明

特定の不動産屋でしか手続きできないお部屋もありますが、数は限られています。

お部屋が決まっていないなら、連絡がしやすく対応が良い不動産屋1社に任せたほうが効率的に探せます。

おとり物件には気を付ける

ネット広告の物件を電話で問い合わせると、来店を急かされるケースがあります。その物件は「おとり物件」かもしれないので要注意です。

おとり物件とは、実際は契約できない見栄えの良い募集で来店数を増やす、悪質な集客方法のことです。

釣られて来店すると時間を無駄にしてしまいます。他社でも募集しているか確認するなど対策すれば、騙されるのを防げます。

おとり物件を避けつつお部屋を探す方法

ネット上の不動産屋「イエプラ」は、リアルタイムで情報更新がされる不動産業者専用のデータベース「ATBB」からお部屋を紹介するので、架空の物件は一切ありません。

チャットやLINEから、他サイトの気になる物件のURLを送れば、おとり物件かどうかも調べてくれます

また、内見前日にも最新の空室情報を確認してくれるので、万が一埋まってしまった場合も無駄足になりません。

内見時は現地集合なので、おとり物件に騙されることなくお部屋探し可能です。

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