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家賃目安は手取りや年収の何割にすべき?家賃別の生活費シミュレーション

電卓を持った女の子のアイキャッチ

家賃の目安は手取りの何割?
一人暮らしの家賃目安は?

月の支出の大部分を占めるのが「家賃」です。余裕のある金額に設定して生活を圧迫しないようにしましょう!

しかし手取りから何割ぐらいが家賃が目安なのかわからないですよね…

そこで当記事では、手取りから考える家賃目安や、支出のシミュレーション、各世帯別の平均家賃を徹底解説しているので、ぜひ参考にしてください。

監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

家賃目安は手取りの3分の1が理想

手取り額別の家賃目安

年収 手取り 目安家賃
180万円 12万円 4万円
216万円 15万円 5万円
240万円 16.5万円 5.5万円
264万円 18.5万円 6.15万円
300万円 20.5万円 6.8万円
336万円 23万円 7.7万円
360万円 25万円 8.3万円
420万円 29万円 9.6万円
480万円 33万円 11万円
540万円 37万円 12.3万円
600万円 40万円 13.3万円

手取りの3分の1が余裕のある家賃目安

税金を引く前の金額で目安家賃を設定すると、月々の収入では生活に余裕がなくなります。引かれる金額が考慮されていないので、実際にもらえる給料の額と差が出てしまうからです。

例えば月収25万円の人が、月収の3分の1である家賃8.3万円を払うと実際に残るお金が11.2万円です。家賃だけで手取りの約45%を占めてしまい生活に余裕が全くなくなります。

手取りの3分の1に家賃を抑えることで、月々の支払いに余裕ができます。詳しい解説を先に見たい人は下記リンクから確認してください。
▼手取り別支出シミュレーション

貯蓄に回せるお金が増える

目安家賃を下げるメリットは貯蓄額が増えることです。貯蓄や投資など将来の資産形成を若いうちから実行できますので、将来の不安が少なくなります。

例えば月収15万円の人は、手取りだと12万円受け取れることになります。実際にもらえる金額は3万円も差がでてしまうので、月収で計算すると貯蓄ができなくなってしまいます。

入居審査は月収で判断される

入居審査の通過の基準は「家賃が年収の36倍を超えていないかどうか」で審査します。つまり月収の3分の1であれば入居審査自体は通過するということです。

手取りで計算をすると基準を下回った金額になりますので、よほどのことが無い限り審査に落ちるということはありません。審査について詳しい解説は下記のリンクを参照してください。

▶入居審査について詳しく知りたい人はこちら

岩井さんのアイコン 岩井
一般的に家賃と食費で収入の50%を占めるため、家賃目安は手取りの3分の1程度で考えるべきです。

手取り額別生活費シミュレーション

手取り15万円の支出シミュレーション

目安金額
家賃 約50,000円
食費 約30,000円
水道光熱費 約8,000円
スマホ・ネット代 約8,000円
衣類・日用消耗品代 約10,000円
娯楽・交際費 約10,000円
貯蓄 約20,000円
その他の雑費
(医療費・交通費など)
約10,000円
合計 約146,000円

2万円ほど貯蓄しても余裕のある結果になりました。交際費などは人によって抑えられるポイントですので、いいお部屋に住みたい人は節約してみましょう。

奨学金の返還も支出にいれる

奨学金の返還開始は貸与終了から7か月後です。月々払いだと約1.6万円支出が増えますので、家賃を手取りの4分の1で設定すると余裕をもって返還できます。

さらに2年目からは住民税の天引きも始まり、約1万円手取りが減ります。最初に高めの家賃を設定すると後悔をするので気を付けましょう。

岩井さんのアイコン 岩井
年収300万円を超えないと全体的に余裕のない金額になってしまいます。年収が上がるまでは貯蓄の金額を減らしてみるのも一つの手です。

手取り20万円の支出シミュレーション

目安金額
家賃 約67,000円
食費 約30,000円
水道光熱費 約8,000円
スマホ・ネット代 約8,000円
衣類・日用消耗品代 約15,000円
娯楽・交際費 約20,000円
貯蓄 約30,000円
その他の雑費
(医療費・交通費など)
約10,000円
合計 約193,000円

東京で一般的なお部屋に住むことができるようになる金額が6.7万円です。通勤時間を短くしたい人は+2万円ほど家賃をあげて探してみましょう

ネット代などの固定費を、より安い業者に変えることで余裕をもって生活できます。1度月々の出費を見直してみるのもおすすめです。

手取り25万円の支出シミュレーション

目安金額
家賃 約83,000円
食費 約30,000円
水道光熱費 約8,000円
スマホ・ネット代 約8,000円
衣類・日用消耗品代 約20,000円
娯楽・交際費 約30,000円
貯蓄 約50,000円
その他の雑費
(医療費・交通費など)
約10,000円
合計 約239,000円

手取り25万円あれば、新築のキレイな物件が借りられます。築年数にこだわらなければ二人暮らし向けの広い間取りでも借りれます

岩井さんのアイコン 岩井
通勤時間を延ばせば、より広くてきれいなお部屋に住めます。一度検討してみてください。

一人暮らしの年収別平均家賃【一都三県】

東京 神奈川・埼玉 千葉
200万~299万 5.8万円 5.2万円 4.8万円
300万~399万 8.2万円 7.3万円 6.7万円
400万~499万 8.9万円 8.2万円 7.4万円

池袋の不動産屋「家AGENT」の2021年度に契約した案件(11766件)の全データを集計しました。エリアごとにまとめましたのでぜひ参考にしてください。

200万台は手取りの3分の1が多い

年収200万円台の人は一都三県での家賃平均が5.3万円となっていて、大体手取りの3分の1に抑えている人が多い結果となりました。

新社会人の人がメインの年収帯になりますので、家賃は比較的抑えてお部屋を借りられるケースが多いです。

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働き始めた人が多い年収帯なので、家賃の金額であまり無理をしない金額に設定される人が多いです。

地域差が大きく家賃幅も広い

一都三県で1番地域の差が大きかったのが年収300万円台となりました。東京以外では駐車場も借りている人も多く、家賃は抑えめで探している人が多かったとのことでした。

2回目以降の引っ越しの人が増え、目安家賃よりあげてお部屋を探す人も多くなりました。支出を娯楽費に割くか家賃に割くかの結果が色濃く出た結果となりました。

400万台は比較的家賃をあげない傾向

家賃の上がり幅が年収200万円台から300万円台の時より約10,000円ほど下がりました。世帯の人数が変わらないと年収が上がっても家賃をあげない人が多数派になるためです。

二人暮らしの年収別平均家賃【一都三県】

東京 神奈川・埼玉 千葉
400万~499万 8.6万円 7.2万円 6.9万円
500万~699万 10.9万円 9.1万円 8.5万円
700万~899万 14.7万円 13.8万円 13.3万円

二人暮らしは家賃を抑える人が多い

二人暮らしの世帯は収入としては単純に2倍にですが、家賃は抑えて探す人が増えます。将来の生活のための貯蓄や投資の金額を多く設定しているためです。

つまり貯蓄が十分にある世帯は、家賃の金額を増やしても問題ないです。気に入るお部屋が無かったら家賃をあげてみましょう。

700万以上は月収の3分の1を目安で借りる

世帯年収が高くなると、貯蓄などよりも物件のグレードを重視する傾向にあるようです。世帯人数が増える予定を立てていて、広めのお部屋に入居している人も多いです。

年収から考えるおすすめ家賃目安

年収300万以下は5万円前後

新社会人やアルバイトの人は。家賃を5万円前後で抑えましょう。将来のために貯蓄や投資などで、資産形成する期間と考えると節約も楽になります。

東京勤務の人は会社の近場ではお部屋が見つかりにくいです。通勤時間を1時間程度で設定すれば、納得できるお部屋に出会うことができるようになるのでおすすめです。

年収400~500万円台は手取りで決める

400~500万円台の人は手取りの金額から決めましょう。引かれる金額が増えてくるので、想定よりも手元に残るお金が少ないからです。

節約したくない人は7万円前後、いいお部屋に住みたい人は8.5万円前後がおすすめの家賃目安です

手取り20万円のリアルな支出データ【実際に聞いてみた】

家賃5.5万円の人の場合

名目 支出
家賃 50,000円
食費 30,000円
水道光熱費 10,000円
スマホ・ネット代 10,000円
衣類・日用消耗品代 30,000円
娯楽・交際費 30,000円
貯蓄 30,000円
その他の雑費
(医療費・交通費など)
10,000円
合計 約200,000円
節約しないで暮らせている
男性のアイコン家の設備などにこだわりがないので、家賃を低めに設定しました。特に節約の意識はしないで毎月過ごせているので自分にあっていると感じています。将来のために貯金額を増やしてみようか考え中です。(男性/20代)

やはり手取りの4分の1まで家賃を抑えると、生活に余裕をもって暮らせるようです。飲み会なども積極的に参加できるのでアウトドア派の人は家賃を抑えた方がよさそうです。

家賃8万円の人の場合

名目 支出
家賃 80,000円
食費 35,000円
水道光熱費 10,000円
スマホ・ネット代 3,000円
衣類・日用消耗品代 15,000円
娯楽・交際費 20,000円
貯蓄 20,000円
その他の雑費
(医療費・交通費など)
10,000円
合計 約193,000円
最初は不安だったが問題なく家賃を払えている
女性のアイコン初めての一人暮らしということもあり、親から会社の近くでセキュリティがしっかりしているところを選びなさいと言われました。住む前は家賃がはらえるかどうかが不安でしたが、住んでみたら意外と問題なく払えています。ちなみに遊びに行くのはすこし我慢してますが…(笑)(女性/20代)

目安家賃より+2万円の人でも生活が困るほど圧迫はしてないようです。通勤時間でストレスを感じている人は家賃をあげて探してみても問題ないようです。

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