
「なんで内見予約したのに掲載終了するの?」
「内見前に埋まったらどうすればいい?」
築年数が浅い、家賃が安い、内装がオシャレなど自分の理想に近い物件があれば、すぐにでも問い合わせしたいですよね。
しかし、自分が気に入った物件は、他の人も気に入る可能性が高いです。内見予約したのに他の人に取られた!という嘆きをよく聞きます。
そこで当記事では、内見予約したのに掲載終了理由や、掲載終了になったときの対処方法を解説していきます。ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
内見予約したのに掲載終了になる理由
入居申込があると掲載終了になる
賃貸物件は、内見予約をしていても入居申込があると掲載終了になります。内見自体はできますが、申し込みを断られる可能性があります。
入居申込は原則1名で早い者勝ちです。先に申し込んだ人から、入居審査に進みます。

物件検索サイトの更新はタイムラグで終了になる
内見予約したのに物件を他の人に取られたと認識する大半の原因が、物件検索サイトの更新はタイムラグです。
物件検索サイトで掲載されているお部屋は、複数の不動産屋が同時に募集しているからです。A社で申し込みが入った場合、B社・C社はその情報を後日受け取ります。
内見予約をしたすぐに掲載終了になっているケースもあります。
スーモは最大9時間のラグがある
- ・24時〆→翌9時反映
- ・11時〆→15時反映
- ・15時〆→18時反映
- ・19時〆→22時反映
- ※スマホサイト・アプリの情報反映は上記より2時間ほど遅れます
引用元:https://business.suumo.jp/chintai/faq.html(Q.12)
スーモの物件情報の反映は、1日4回のみです。反映されるまで最低3~5時間ほど、最大で9時間のタイムラグが発生します。
また、祝日や年末年始の場合は、スーモのサポートセンター自体が営業していないので、反映自体停まる可能性が高いです。
繁忙期はスピードが速いのでサイト更新に遅れが出やすい
不動産屋の繁忙期は、引っ越しする人が多い時期です。スタッフの手が空いていないことが多いので、物件検索サイトの更新の遅れが目立ちます。
サイトの更新は不動産屋のスタッフが手作業で更新しています。問い合わせて初めて、不動産屋側がすでに埋まっている物件と認識するケースもあります。
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内見予約したのに掲載終了になった時の対処方法
内見予約したのに掲載終了になった時の対処方法は「不動産屋に連絡する」です。確認連絡は電話がおすすめです。メールだと返信が遅い可能性があります。
入居申込が入って掲載終了しているなら、内見予約をキャンセルしてもらいましょう。内見する時間がもったいないので、次の物件を探したほうが良いです。
管理会社に問い合わせてもらって、まだ申し込みが入っていない状況であればそのまま内見すれば良いです。他の不動産屋が独断で、掲載を止めているだけです。
直前まで何も連絡がなかったり、申し込み状況を隠して強引に来店を勧めてくる不動産屋は信用できないので避けたほうが良いです。
何ヶ月も掲載終了されない物件は要注意
おとり物件の可能性がある
条件が良いのに何ヶ月も掲載終了されない物件は「おとり物件」である可能性があります。
おとり物件とは「実際は契約できないのにサイトや店頭に掲載されている物件」のことを言います。集客目的で、来店後に別の物件を紹介する悪質な手口です。
2021年9月に首都圏不動産公正取引協議が発表した「インターネット賃貸広告の一斉調査報告(第9回)」よると、調査対象342物件のうち25件が「おとり物件」でした。
割合にすると全体の約7%ですが、誰でも騙されてしまう可能性があるので注意してください。
おとり物件の7つの特徴
- 相場に対して家賃が安い
- 募集広告に「物件名」が表記されていない
- 住所の詳細表記がない
- 物件の画像がなかったり使いまわされている
- 現地集合での内見を断られる
- 物件情報に「仲介先物」と表記されている
- 定期借家契約になっている
家賃相場より大幅に家賃が安い場合はおとり物件を疑ってください。家賃が安い優良物件として集客していることがあります。
「仲介先物」とは、物件情報を紹介する不動産屋が大家さんとの関わりがないことを示します。おとり物件として載せても、大家さんにはバレません。
定期借家契約は、貸主が決めた期間しか入居できない契約です。良い条件で募集し、3ヶ月~半年の定期借家契約しかできないと伝えて別のお部屋を紹介されることがあります。
おとり物件は「現地集合」で回避できる
おとり物件は、内見時に「現地集合」すれば回避できます。架空の物件か入居者がいる物件なら、現地に行っても内見できないからです。
当サイト運営の「イエプラ」は、内見時の現地集合が可能です。前日~当日にかけて最新の空き情報を確認してくれます。
リアルタイムで情報更新がされる、業者専用のデータベース「ATBB」を使っているので、おとり物件に引っかかることなくお部屋探しが可能です!
掲載終了しても再掲載されるケースがある
- 申し込みしていた人がキャンセルした
- 申し込みしていた人が審査に落ちた
- おとり物件である
上記の3項目に当てはまる場合は、掲載終了しても再掲載される可能性があります。
キャンセル・審査落ちの場合は、新たに入居希望者を探し直さなくてはいけないからです。契約に進むまでは、何度も再掲載されます。
おとり物件は、集客を目的とした広告です。売り上げが足りない場合は、何度でも良い条件で掲載し直すケースが多いです。
2番手の申し込みが出来る物件もある
2番手の申し込みが出来る物件もあります。2番手とは、名前の通り2番目に入居申込した人のことです。1番手の人がキャンセル・審査落ちした場合は、自動的に2番手に進みます。
また、まれに複数の申し込みが入った場合に「同時審査」するケースもあります。同時審査は、貸す側が入居者を選ぶ方法です。
前入居者がまだ居住中の物件も、同時審査になる可能性があります。「同時審査→内見→契約の意思があるほうを選ぶ」流れで進みます。
とくに繁忙期は最新の情報をこまめに確認すべき
良い条件の物件は2~3日で無くなる
築浅、駅チカ、内装綺麗などの良い条件が揃っている物件は、掲載されてから2~3日で終了します。これは「物件問い合わせ・内見・申し込み」に掛かる時間の最短目安です。
1月~3月の繁忙期は、とくにスピード勝負なので不動産屋に問い合わせて、こまめに最新情報を貰っておきましょう。
「レインズ」「ATBB」を使っている不動産屋は情報が新しい
業者専用のデータベース「レインズ」「ATBB」は、情報更新がリアルタイムです。管理会社や大家さんが物件を登録すれば、すぐに反映されます。
大手不動産屋は「レインズ」と「ATBB」を使っている可能性が高いので、問い合わせすれば最新情報を教えてもらえます。
営業時間が長いお店ほど新しい情報を確認しやすい
営業時間が長いお店は、ほかの不動産屋が閉まっている時間でも情報を確認できます。夕方~夜にかけて更新された物件を、いち早くGET出来る可能性があります。
当サイト運営の「イエプラ」は深夜0時まで営業しています。仕事終わりや寝る前の時間でも、最新情報を確認してもらえます。
来店不要でチャットやLINEでやりとりをするので、メールのレスを待つことなく素早いレスポンスが返ってきます。
「レインズ」と「ATBB」の両方を使っているので、未公開物件が見つかる可能性があるうえ、ほかサイトに掲載されているお部屋もまとめて確認できて便利です!
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