「不動産屋は住みたいところの近くが良い?」
「対応してくれるエリアはどこまで?」
進学・就職きっかけで県外へ引っ越す人は多いです。しかし、引っ越し先の近くにある不動産屋へ行くのは大変です。地元にあるお店では「エリア外」だと断られることも…。
そこで当記事では、遠方から引っ越す際どの不動産屋を利用すべきか解説します。不動産屋の対象エリアはどこまでなのかも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
当サイトが運営する「イエプラ」は来店不要です!LINEでやりとりできますし、オンライン内見・IT重説にも対応しています!遠方に住んでいる人は、ぜひ試してみてください。
- 不動産屋は住むエリアの近くでなくても良い
- 紹介できる物件は、どの不動産屋でも同じ
- 現地でまで行けない人は、ネット不動産屋のイエプラで探してもらうのがおすすめ
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
不動産屋は住みたいところの近くの店舗が良い?
現地の様子を確認したいなら現地の不動産屋が良い
現地の様子を確認したいなら、住みたいところの近くにある不動産屋を利用しましょう。現地の不動産屋であれば、周辺環境や街の治安状況を熟知しているからです。
実際の街の雰囲気も感じられるので、入居を後悔する可能性を下げられます。今住んでいるところから通える範囲なら、現地の不動産屋まで行ってみてください。
現地まで行けない人は無理に行かなくても良い
やむを得ない理由で現地の不動産屋に行けないなら、無理に行かなくて大丈夫です。不動産屋の多くは、メールやチャット上での物件紹介にも対応しています。
コロナが流行した影響で、オンライン内見やビデオ通話を使った契約手続きも普及しています。住みたいところの近くまで行けない人でも、手軽にお部屋を決められて便利です。
物件紹介だけならどの不動産屋でも可能
引っ越し先の物件情報だけ知りたい人は、地元の不動産屋を活用するのも手です。物件紹介だけなら、基本的にどの店舗でも可能だからです。
ほとんどの不動産屋は、業者専用データベース「REINS」「ATBB」から物件を検索しています。全国にある8割以上の賃貸情報が載っているので、エリアに関係なくお部屋を紹介できます。
住みたいところの近くまで行けない人はネット上の不動産屋を使うと良い
遠方からの引っ越しで現地に行けない人は、当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。LINE等でやりとりできるため、来店不要で手軽にお部屋を決められます。
「福岡から東京へ引っ越す予定」「入居まで現地に行けない…」と伝えれば、希望条件に合うお部屋の提案や、オンライン内見の日程調整まで対応してくれます。
イエプラに向いている人の特徴
- ・引っ越し先が遠い
- ・お店に行く時間がない
- ・夜遅くでも相談したい
- ・不動産屋が近所にない
- ・エリア決めから相談したい
- ・対面で話すのが苦手
- ・引っ越し費用をできるだけ抑えたい など
住みたいところの近くの不動産屋に行くメリット
- ・街の住環境や治安を詳しく知れる
- ・ネット上にない自社物件を紹介してもらえる
- ・物件と店舗の行き来がラク
- ・入居後も気軽に頼りやすい
街の住環境や治安を詳しく知れる
住みたいところの近くにある不動産屋に行けば、街の住環境や治安状況について詳しく知れます。地域の情報に精通したスタッフに案内してもらえるからです。
内見中には、周辺にどんなお店があるか、街灯や防犯カメラが多い街かなどを教えてくれます。
地域に根付いた不動産屋では、地元住民のリアルな声も知れます。街の住みやすさを重視したい人でも、安心してお部屋を決められます。
ネット上にない自社物件を紹介してもらえる
不動産屋によっては、スーモやホームズに載っていない「自社物件」を教えてもらえるケースがあります。地域の大家さんから管理を任されたばかりの物件などです。
地域に根づいた不動産屋は、現地の大家さんとの繋がりが強いです。まだデータベースに登録していないお部屋を知れる可能性があります。
物件と店舗の行き来がラク
住みたいところの不動産屋で探せば、物件と店舗の行き来がラクです。移動時間が少ない分、沢山のお部屋を内見できます。複数の物件を効率的に回りたい人にはメリットです。
入居後も気軽に頼りやすい
不動産屋が管理するお部屋(管理物件)に引っ越したとき、入居後も気軽に頼りやすいです。管理物件は店舗に近い場所にあるからです。
営業時間内に来店すれば「急にお湯が出なくなった」「騒音で困っている」といった悩みに対応してくれます。家の近くですぐ相談できるので、初めて一人暮らしする人でも安心です。
多くの賃貸では「24時間安心サポート」に加入します。緊急時に専門スタッフが駆け付けてくれるサービスです。管理会社の営業時間外は、24時間安心サポートを頼ると良いです。
住みたいところの近くにある不動産屋へ行くデメリット
- ・来店するのが面倒
- ・店舗近くのエリアしか内見できない
- ・おとり物件に引っかかりやすい
来店するのが面倒
遠方の人だと、現地の不動産屋へ来店するのが面倒と感じます。住みたいところが県外だったら、お部屋探しや内見だけで1~2日潰れます。
店舗までの交通費も高額になりやすいです。福岡~東京を飛行機で往復すると、1.5~2万円かかります。費用を抑えて引っ越したい人にはデメリットと言えます。
店舗近くのエリアしか内見できない
不動産屋の対象エリアによっては、店舗近くの物件しか内見できないケースがあります。検討しているエリアが広すぎると、移動している間に営業時間を過ぎてしまうからです。
特に昔ながらの不動産屋だと、車の台数やスタッフの数が限られます。じっくりお部屋を探したい人には「物足りない」と感じる可能性があります。
おとり物件に引っかかりやすい
問い合わせから内見日まで1週間以上開く人は、おとり物件に注意してください。おとり物件とは、成約済みなのに掲載され続けている物件のことです。
不動産屋の中には、内見できないのに来店まで教えてくれない悪質な業者もいます。「ついさっき埋まった」と話して、別の物件を紹介するやり方です。
希望の条件に合わないお部屋を勧められたり、しつこい営業を受けて嫌な思いをしやすいです。
引っ越し先の不動産屋を使う際のポイント
- ・IT重説に対応しているか確認する
- ・店舗の対象エリアを事前に把握する
- ・空室状況をこまめに教えてもらう
- ・担当スタッフとの相性を確かめる
IT重説に対応しているか確認する
遠方の不動産屋を利用する人は「IT重説」に対応しているか確認してください。契約を結べるのは、申し込みの6~10日後だからです。
IT重説とは、オンライン上で重要事項説明を受けることです。ビデオ通話を繋いで、契約内容の読み合わせをおこないます。自宅で簡単に手続きを進められて便利です。
契約書類は、入居審査の通過後に不動産屋から郵送されます。自宅で手続きを進めれば、再度来店するより効率的で費用もかかりません。
店舗の対象エリアを事前に把握する
住みたいエリアが曖昧な人は、店舗の対象エリアを事前に把握すべきです。案内できる範囲が狭い業者だと、気になっていたお部屋を内見できない恐れがあります。
おおまかな対象エリアは、不動産屋のホームページ上で確認できます。一部エリアが対象外になっているケースがあるため、気になる人は直接問い合わせると良いです。
空室状況をこまめに教えてもらう
遠方の不動産屋を利用するなら、問い合わせ物件の空室状況をこまめに報告してもらいましょう。最新情報を知ることで、おとり物件に騙されずに済みます。
心配な人は、賃貸サイト上でも募集状況をチェックすると良いです。掲載終了になっていたときは、すぐ来店予約した不動産屋へ問い合わせてください。
担当スタッフとの相性を確かめる
不動産屋へ来店するまでの間では、担当スタッフとの相性を確かめると良いです。事前にどんな人物か把握しておけば、当日緊張せずに相談できます。
直接話したい人は電話が良いですし、日中忙しい人はメールが向いています。不動産屋のホームページの「スタッフ紹介」を見ておくのもおすすめです。
不動産屋が対応できるエリアはどこまで?
基本的に店舗のある市内または区内まで
不動産屋が対応できるエリアは、基本的に店舗のある市内または区内までです。特に地域に根付いたお店だと、案内できるエリアが限られます。
店舗数の多い不動産会社なら、対応エリアが比較的広めです。他支店の担当エリアでも、お店を変えずにそのまま案内してもらえることが多いです。
紹介される物件に関しては大手と地域密着型で大きな差はありません。同じデータベース内でお部屋を探すからです。
不動産屋の本店と支店に大きな違いはない
本店と支店が分かれている不動産会社でも、対象エリアや取り扱う物件数に大きな違いはありません。どの店舗でも同じようなサービスを受けられます。
全国規模の会社だと、入居までの手続きを柔軟に対応してくれるケースが多いです。お部屋探しの段階ごとに、自宅近くと現地の店舗を使い分けられます。
住みたいところが遠い人は来店不要の不動産屋を使うのもアリ
住みたいところが遠くて現地に行けない人は、来店不要の不動産屋を使うのもアリです。オンラインサービスが充実していて、効率的にお部屋探しを進められるからです。
以降では、来店不要の不動産屋を使うメリット・デメリットを紹介します。不動産屋選びに困っている人も、ぜひ参考にしてください。
来店不要の不動産屋を使うメリット
- ・自宅にいながらお部屋探しを完結できる
- ・現地まで行く手間や費用がかからない
- ・オンライン内見やIT重説を受けられる
- ・不動産屋によっては現住所まで鍵を送ってくれる
お部屋探しの相談は、チャットやビデオ通話などからできます。オンライン内見・IT重説を利用すれば、現地まで行く手間や費用がかかりません。
不動産屋によっては、現住所まで鍵を送ってくれるケースもあります。遠方からの引っ越しでもスムーズに入居できて便利です。
来店不要の不動産屋を使う際の注意点
- ・通信環境が悪いと十分なサービスを受けられない
- ・現地の音やニオイまでは確認できない
- ・自社物件の取り扱いがほとんどない
来店不要の不動産屋を使うとき、通信環境の良さが求められます。オンライン内見やIT重説で、ビデオ通話を利用するシーンが多いからです。
途中で映像が途切れてしまうと、室内の様子やスタッフの説明が聞き取れません。自宅の通信環境が不安なら、ファミレスのフリーWi-Fiを利用すると良いです。
オンライン内見で言えば、室内の音やニオイまで確認するのは難しいです。近くに大通りや線路はないか、嫌なニオイはしないかなどをスタッフに質問してみましょう。
来店不要がセールスポイントの不動産屋は「仲介会社」がメインです。管理業務をしていないため、自社物件の取り扱いがほとんどありません。
不動産屋の利用前に準備すること4選
- 来店するなら必ず予約する
- いつまでに引っ越す必要があるのか確認する
- 無理なく払える家賃帯を知る
- 希望条件を絞る
①来店するなら必ず予約する
住みたいところの近くにある不動産屋へ来店するなら、事前に予約をしましょう。席を確保してもらえますし、十分な接客を受けられます。
来店日は平日がおすすめです。お客さんが少なめで、スタッフに余裕があるからです。土日よりもじっくりお部屋探しができます。
来店前には当日の持ち物を準備しておくと良い
- ・スマートフォンと充電器
- ・気になっている物件の図面(スマホ画面でも可)
- ・メジャー
- ・筆記用具とメモ用紙
- ・持ち込む家具家電のサイズが分かるメモ
- ・ビー玉などの転がるもの
- ・身分証と収入証明書
来店前には、当日の持ち物を準備しておきましょう。気になるお部屋の共有や内見、申し込みをスムーズにおこなえます。
代表的なのはスマートフォンです。写真や動画を記録したり、照明がない物件ではライト代わりにもなります。室内のサイズを測るため、メジャー・図面・筆記用具もあると理想です。
引っ越し予定日が迫っている人は、身分証や収入証明書も持参してください。申し込み時の必要書類だからです。お部屋が決まり次第、すぐ入居審査へ移れます。
②いつまでに引っ越す必要があるのか確認する
お部屋探しの前には、いつまでに引っ越さなければいけないのか確認すべきです。逆算してスケジュールを組む必要があります。
一般的に、お部屋探し~入居までは約1ヶ月かかります。即入居可の物件でも、実際に引っ越せるのは申し込みの1~2週間後です。
今の家の退去日が迫っている人は、お部屋探しの段階で必ずスタッフに伝えてください。引っ越し日に間に合うお部屋に絞ってくれます。
審査中や契約時に書類の不備があると、入居までさらに時間がかかります。不動産屋には、前もって必要なものを聞いておきましょう。
③無理なく払える家賃帯を知る
家賃目安(手取りの3分の1) | |
---|---|
手取り13万円 | 約43,000円 |
手取り14万円 | 約46,000円 |
手取り15万円 | 約50,000円 |
手取り16万円 | 約53,000円 |
手取り17万円 | 約56,000円 |
手取り18万円 | 約60,000円 |
手取り19万円 | 約63,000円 |
手取り20万円 | 約66,000円 |
手取り21万円 | 約70,000円 |
手取り22万円 | 約73,000円 |
不動産屋を利用する前には、無理なく払える家賃帯を知っておくのも大切です。予算オーバーな物件を借りてしまうと、滞納するリスクがあるからです。
無理なく払える家賃は「手取りの3分の1」までと言われています。月の手取りが18万円なら、家賃目安は約6万円です。
住みたいところの家賃相場も調べておく
1R | 1K | 1DK | |
---|---|---|---|
東京23区 | 約52,000円 | 約59,000円 | 約66,000円 |
名古屋市内 | 約46,000円 | 約47,000円 | 約57,000円 |
大阪市内 | 約49,000円 | 約52,000円 | 約58,000円 |
検索条件:駅徒歩20分以内・築年数指定なし・専有面積15㎡以上
家賃目安を確かめたら、住みたいエリアの家賃相場も調べましょう。目安家賃のお部屋が、実際に募集されているのか確かめるためです。
業者専用データベース「ATBB」を使って、主要エリアの家賃相場をまとめました。指定の条件で家賃が安い順に40件並べたときの平均額です。
東京23区内で1R・1Kを借りるなら、家賃は最低でも5万円はかかります。築年数などの条件を緩和すれば、家賃5万円以下のお部屋も見つかります。
④探している条件に優先順位を付ける
- 家賃
- 間取りや広さ
- エリアや最寄り駅
- 駅徒歩
- お部屋の設備
希望条件に優先順位を付けると、お部屋探しがスムーズに進みます。条件を全て満たすお部屋は、なかなか見つからないからです。
最も優先すべきなのは「家賃」です。毎月かかる固定費で、高いほど生活が苦しくなります。
設備はこだわり条件が多いほど家賃が上がります。最初は「ないと生活が不便になるもの」だけピックアップして、あまり物件を絞り込み過ぎないようにしましょう。
不動産屋の対象エリアに関するQ&A
弊社「家AGENT池袋店」の阿部さんに、不動産屋の対応エリアに関するよくある質問を回答してもらいました。遠方から引っ越す人はぜひ参考にしてください。
不動産屋が対応できるエリアはどこまで?
主に店舗のある市内または区内です。エリア外の物件でも、不動産屋によっては柔軟に対応してもらえます。
エリア外の物件だと手間賃がかかる?
かかりません。不動産屋に払うのは、基本的に仲介手数料のみです。
遠方からの問い合わせは嫌がられる?
問題なく対応してもらえます。エリア決めや希望条件の整理など気軽に相談できます。
県外の不動産屋の探し方は?
簡単なのはスーモなどのポータルサイトで見つける方法です。気になったお部屋の詳細ページで、掲載している不動産屋情報を確認できます。
不動産屋に予約なしで行っても大丈夫?
大丈夫ですが、できるだけ事前予約したほうが良いです。飛び込みで来店すると長時間待たされたり、当日中の内見を断られる恐れがあります。
住みたいエリアが決まらないときの対処法は?
立地以外で重視したい条件を整理してください。
家賃を抑えたい人は相場が低い地域で探すと良いです。治安重視の人は、閑静な住宅街があるエリアがおすすめです。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!