「手取り17万円の家賃目安はいくら?」
「一人暮らしするのはきつい?」
手取り17万円でも一人暮らしは可能です!実際に東京近郊でも、手取り17万円で一人暮らしする人は多いです。
ただし、一人暮らしするお部屋の家賃は慎重に決めるべきです。収入に見合わない家賃帯だと、生活費が圧迫されてきついと感じることも…。
そこで当記事では、手取り17万円で一人暮らしする際の家賃目安を解説します。家賃ごとに生活費のシミュレーションもしたので、ぜひ参考にしてください。
- 家賃の目安は「手取り3分の1」の5.6万円まで
- 収入に合わないお部屋を選ぶと生活費が足りなくなるので注意
- 固定費である家賃を抑えるならイエプラにお部屋を探してもらうのがおすすめ
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
手取り17万円の家賃目安は5.6万円
家賃は手取りの3分の1が目安
家賃目安(手取りの3分の1) | |
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手取り15万円 | 50,000円 |
手取り16万円 | 53,000円 |
手取り17万円 | 56,000円 |
手取り18万円 | 60,000円 |
手取り19万円 | 63,000円 |
手取り17万円なら、3分の1にあたる家賃5.6万円が目安です。家賃を目安以下に抑えれば、ほとんどの人が無理なく生活できます。
家賃を決める際は、管理費・共益費込みの総家賃で考えましょう。家賃と同じく、管理費・共益費も毎月引き落とされるからです。
そもそも手取りとは
手取りとは、実際に受け取れる金額のことです。会社員なら、月収から保険料や税金が差し引かれた後で口座に振り込まれます。
人によって差し引かれる金額は異なりますが、一般的に月収の75~85%が手取りの目安です。月収20.0~22.7万円の人が、手取り17万円になる計算です。
なお、手取り17万円をボーナスなしの年収に換算すると240.0~272.4万円です。ボーナスあり(2ヶ月分)なら年収は280.0~317.8万円です。
実際は手取りの3分1より家賃を抑える人が多い
- 調査日:2022年8月
- 媒体:ランサーズ
- 対象:都内で一人暮らし中の男女100名
- 内容:毎月の家賃は?
- 毎月の生活費は?
- 毎月の貯金額は?
- ※手取り=生活費+貯金額で算出
2022年8月に、都内で一人暮らし中の男女100名に家賃に関する独自アンケートをおこないました。結果、約40%の人が家賃を手取り3分の1未満に抑えています。
抑えた家賃分のお金は趣味や貯金に回せます。「家賃は手取りの3分の1」は無理なく生活できる目安なので、自分のライフスタイルに応じて家賃を決めて良いです。
住宅手当が出るなら目安より上げても良い
厚生労働省の「令和2年就労条件総合調査」によると、住宅手当の平均は約1.8万円です。会社から平均額をもらえる場合、家賃7.4万円までなら問題ありません。
家賃の上限を上げれば、希望条件に合うお部屋が見つかりやすくなります。実際の住宅手当の支給額に応じて、予算を決めてください。
家賃を除いた一人暮らしの平均生活費は14万円
食費 | 42,049円 |
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水道光熱費 | 13,045円 |
家具・家事用品 | 5,760円 |
被服及び履物 | 4,447円 |
保健医療 | 7,367円 |
交通・通信 | 21,654円 |
教養娯楽費 | 18,794円 |
その他の支出 | 30,704円 |
消費支出合計 | 143,820円 |
※統計データのため合計数字に誤差あり
総務省統計局公表の「家計調査2023年(表番号1)」によると、一人暮らしの平均的な1ヶ月の生活費は家賃を除いて約14万円です。生活費は大きく固定費と変動費に分かれます。
固定費とは家賃や水道光熱費、通信費といった毎月必ず発生する費用のことです。他には、任意で入っている保険料やサブスク料金も当てはまります。
変動費には、食費や交際費、洋服代などが含まれます。月によって払う費用が上下しやすいので、赤字にならないように注意する必要があります。
そもそも一人暮らしの平均家賃は?
ワンルーム~1LDKの 平均家賃 |
|
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全国 | 50,568円 |
東京都 | 67,814円 |
全国的に見れば家賃5.6万円はやや高い
総務省統計局が公表した「平成30年住宅・土地統計調査(第144表)」よると、全国のワンルーム~1LDKの平均家賃は約5.1万円でした。
手取り17万円の家賃目安である5.6万円は、全国的に見ればやや高いことがわかります。一人暮らしのお部屋探しなら、理想的なお部屋が見つかりやすいです。
東京都なら家賃5.6万円は低い
先ほどの調査によれば、東京都のワンルーム~1LDKの平均家賃は約6.8万円です。手取り17万円の家賃目安5.6万円は、都内で見れば低い水準です。
ただし、東京都の家賃相場はエリアによって大きく違います。東京23区外の東村山市・東大和市といった相場の低いエリアでは、家賃5.6万円出せば平均的なお部屋が借りられます。
【家賃別】手取り17万円の貯金額や生活レベル
生活レベル | |
---|---|
▼家賃4万円 | 毎月2万円を貯金できるほどゆとりがある |
▼家賃5.5万円 | 無理な節約をしなくても生活できる |
▼家賃7万円 | 限界まで節約しないときつい |
手取り17万円の具体的な生活レベルを、家賃ごとにまとめました。以下で、実際に一人暮らしする人の体験談や生活費内訳、どんなお部屋が借りられるのか紹介します。
手取り17万円で家賃4万円なら貯金しやすい
家賃 | 40,000円 |
---|---|
食費 | 35,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
交際費・娯楽費 | 40,000円 |
通信費・交通費 | 11,000円 |
日用消耗品代 | 12,000円 |
予備費・貯金 | 22,000円 |
合計 | 170,000円 |
家賃目安より1万円安くすれば、生活費にかなり余裕のある暮らしができます。お金がかかる趣味がある、頻繁に外食をしたいなど、一人暮らしを楽しみたい人は家賃を抑えると良いです。
また、無理な節約をしなくても、毎月2万円は貯金できます。手取り17万円で「2年以内に50万円貯めたい」といった明確な目標があるなら、家賃4万円前後がおすすめです。
東京で借りられる家賃4万円のお部屋
引用:業者専用のデータベース「ATBB」より転載可の物件
- ・アパートタイプの物件
- ・間取りはワンルームか1K
- ・専有面積は10~15㎡未満と非常に狭い
- ・築年数が50年以上
- ・風呂やエアコンがない など
東京都の相場より2万円以上低い家賃4万円で探すと、物件数が少ないうえ条件の悪いお部屋ばかりです。基本的に築古のアパートで、非常に狭いワンルームが中心です。
物件によっては風呂やエアコンがないので住みにくいです。都内で家賃4万円に抑えるなら、相場の低い23区外を中心に探しましょう。
東京以外で借りられる家賃4万円のお部屋
引用:業者専用のデータベース「ATBB」より転載可の物件
- ・アパートタイプが中心
- ・間取りはワンルーム、1Kが多い
- ・専有面積は15~20㎡が中心
- ・室内洗濯機置き場がある
- ・3点ユニットバス など
東京近郊の埼玉県内でも、家賃4万円のお部屋は条件が良くないです。さいたま市で調べたところ、ワンルーム・1Kが中心で専有面積は15~20㎡と狭い物件が多いです。
ただし、室内洗濯機置き場やユニットバスが付いているなど、一人暮らしを送るには最低限の設備が整っています。家賃を限界まで抑えたい人なら問題なく過ごせます。
手取り17万円で家賃5.5万円なら無理なく暮らせる
家賃 | 55,000円 |
---|---|
食費 | 30,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
交際費・娯楽費 | 40,000円 |
通信費・交通費 | 15,000円 |
日用消耗品代 | 10,000円 |
予備費・貯金 | 10,000円 |
合計 | 170,000円 |
家賃目安のお部屋に住めば、無理に節約しなくても生活できます。手取り17万円だと贅沢はできませんが、趣味や友人と遊ぶためのお金は確保できます。
東京で借りられる家賃5.5万円のお部屋
引用:業者専用のデータベース「ATBB」より転載可の物件
- ・アパートタイプの物件
- ・間取りはワンルーム、1K
- ・専有面積は15㎡前後
- ・築年数は30年以上
- ・室内洗濯機置き場 など
東京23区内で家賃5.5万円以下のお部屋を探すと、アパートタイプの物件がヒットします。築年数は古いものの、室内洗濯機置き場やエアコンは付いているケースが多いです。
エリアを23区外まで広げられるなら、築20年以内で風呂トイレ別の物件も見つかります。通勤・通学時間が1時間を超えない範囲で緩めてみてください。
東京以外で借りられる家賃5.5万円のお部屋
引用:業者専用のデータベース「ATBB」より転載可の物件
- ・アパートとマンション両方ある
- ・間取りは1K~1LDKが多い
- ・専有面積の平均は20~30㎡と広め
- ・築浅の物件も見つかる
- ・風呂トイレ別 など
東京近郊の埼玉県内で家賃5.5万円のお部屋を調べたところ、広めのお部屋が多く見つかりました。間取りは1K~1LDK、専有面積は20~30㎡が中心で、収納スペースも充分です。
アパートタイプは、築浅や風呂トイレ別など好条件のお部屋も豊富です。家賃5.5万円出せるなら、東京以外では住みやすいお部屋が探しやすいです。
手取り17万円で家賃7万円は節約しないときつい
家賃 | 70,000円 |
---|---|
食費 | 30,000円 |
水道光熱費 | 12,000円 |
交際費・娯楽費 | 30,000円 |
通信費・交通費 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 15,000円 |
予備費・貯金 | 1,000円 |
合計 | 170,000円 |
家賃目安をオーバーすると、欲しいものが買えず我慢を強いられます。また、女性は男性よりも日用品の出費が多くなるので、生活費をうまく調整する必要があります。
貯金はほとんどできません。病気やケガ、冠婚葬祭などの急な出費に対応できない可能性があります。お部屋にこだわり過ぎず、条件を緩和して家賃を抑えたほうが良いです。
東京で借りられる家賃7万円のお部屋
引用:業者専用のデータベース「ATBB」より転載可の物件
- ・アパートタイプのほうが多い
- ・間取りはワンルーム、1K
- ・専有面積は20㎡前後の広さ
- ・築15~25年の物件が中心
- ・3点ユニットバスまたはバストイレ別 など
都内で家賃7万円の場合、葛飾区や江戸川区といった相場が低いエリアなら平均的なワンルームや1Kに住めます。アパートタイプが多いものの、築30年以上経った物件は少ないです。
広さにこだわらなければ「バス・トイレ別、独立洗面台、オートロック」など設備が充実しているお部屋も借りられます。
東京以外で借りられる家賃7万円のお部屋
引用:業者専用のデータベース「ATBB」より転載可の物件
- ・アパートとマンション両方ある
- ・間取りは1DK~2DKが多い
- ・専有面積の平均は30~50㎡と広め
- ・新築の物件が見つかる
- ・オートロック付き など
東京以外で家賃7万円を払えるなら、希望条件にこだわって物件を探せます。全国平均より家賃相場が高い埼玉県でも、間取りが1DK以上のお部屋が見つかります。
家賃7万円以下は新築物件も豊富なので、キレイなお部屋に住みたい人に向いています。手取り17万円だと生活費が圧迫されやすい点には注意が必要です。
家賃や生活費を抑えるお部屋探しのコツ
- ・家賃相場が低いエリアを選ぶ
- ・各駅停車の駅を狙う
- ・築年数は指定しない
- ・駅徒歩は15分以内まで広げる
- ・間取りはワンルームか1Kを選ぶ
- ・室内設備は最低限のものに絞る
- ・都市ガスのお部屋を選ぶ
- ・日中に電気を使うならオール電化の物件を避ける
家賃相場が低いエリアを選ぶ
ワンルーム | 1K | |
---|---|---|
葛飾区 | 60,000円 | 70,000円 |
江戸川区 | 64,000円 | 71,000円 |
足立区 | 66,000円 | 72,000円 |
練馬区 | 68,000円 | 77,000円 |
板橋区 | 71,000円 | 81,000円 |
家賃相場が低いエリアでお部屋探しすれば、安い物件を見つけやすいです。東京23区内で探すなら「葛飾区」「江戸川区」がおすすめです。
共通する特徴として、都心や副都心からは遠いです。通勤・通学時間が1時間を超えるとストレスになりやすいので、家賃とのバランスを取りながら判断しましょう。
東京23区外のエリアで探してみるのもアリ
東京23区内にこだわりがないという人は、23区外のエリアはもちろん、埼玉県や千葉県でも探してみると良いです。
23区内よりも家賃相場が非常に低いエリアが多いです。例えば埼玉県の所沢駅周辺の家賃相場は、ワンルームで約5.5万円、1Kで5.7万円です。
エリアによっては、23区内に住むよりも勤務先への通勤時間が短い場合があります。
各駅停車の駅を狙う
各駅停車の駅は、急行や快速が停まる駅に比べて家賃相場が低い傾向があります。
大きな駅と比べて交通網や買い物環境は劣ります。しかし、通勤時間や都心へのアクセスは、大きな駅とそれほど変わりません。
おすすめは大きな駅の隣駅です。都内なら隣駅も徒歩圏内なので、買い物などの利便性が高いうえ家賃も抑えられます。
築年数は指定しない
築年数は指定しないほうが良いです。リフォームで内装がきれいなお部屋を見逃す可能性があるからです。築年数自体は変わらないので、家賃が安く狙い目です。
耐震性を気にする人は、1981年6月以降に建てられた物件で探してください。法改正を受けて、最大震度7の地震でも倒壊しない設計になっています。
駅徒歩は15分以内まで広げる
駅徒歩15分ほどのエリアは安いお部屋が多いです。場所にもよりますが、徒歩5分未満と徒歩15分以上では家賃相場が1万円近く違います。
家賃をできるだけ抑えたい人や、お部屋のグレードを下げたくない人は、駅徒歩15分まで広げてみましょう。
間取りはワンルームか1Kを選ぶ
ワンルーム | 1K |
---|---|
ワンルームと1Kは一人暮らし向けの間取りで、家賃が安めの物件が多いです。賃貸物件は広い間取りほど家賃が高くなるからです。
ワンルームと1Kの違いは、キッチンと居室の間にドアなどの仕切りがあるかどうかだけです。お部屋全体の広さや設備はほとんど同じです。
室内設備は最低限のものに絞る
- ・室内洗濯機置き場
- ・モニター付きインターホン
- ・エアコン
- ・バルコニー など
室内設備は、必要最低限のものに絞るのがおすすめです。条件が増えるほど、お部屋の家賃相場が高いからです。自分にとって絶対に譲れないものだけ選びましょう。
一人暮らしで友人や恋人を呼ばないなら、3点ユニットバスのお部屋にするのも手です。風呂トイレ別のお部屋に比べて、家賃相場が5千円以上低いです。
都市ガスのお部屋を選ぶ
都市ガス | プロパンガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 145円 | 619円 |
月間5㎥使用した場合 | 1,595円 | 3,095円 |
基本料金 | 759円 | 1,820円 |
月額合計 | 2,354円 | 4,915円 |
- ▶ガス料金の算出方法
プロパンガスではなく、都市ガスのお部屋を選ぶとガス代を安く抑えられます。公共料金の都市ガスは金額が一定なうえ、急な値上がりもありません。
1ヶ月の料金は、都市ガスのほうが約1.5倍も安いです。冬はガス代が高くなりがちなので、都市ガスのお部屋にして節約するのがおすすめです。
日中に電気を使うならオール電化の物件を避ける
オール電化の物件は、日中に電気を多く使う人は避けたほうが良いです。ほとんどの契約プランでは、昼間の電気代が高めに設定されているからです。
昼間の過ごし方によっては、電気代が毎月2,000~3,000円高くなる場合もあります。物件情報にオール電化と書いていないか注意しましょう。
手取り17万円の一人暮らしにおすすめの節約術
- ・コスパの良い食材で自炊をする
- ・電気代の安い会社を選ぶ
- ・エアコンの温度を一定に保つ
- ・格安SIMのスマホに変更する
- ・タップ式のコンセントにして待機電力を抑える
- ・キャッシュレス決済でポイ活する
- ・家計簿をつけて無駄な支出を抑える
コスパの良い食材で自炊をする
- もやし:1袋30~40円
- 豆腐:1パック50~60円
- パスタ麺:100g40~50円
- 納豆:3パックセット80~120円
- 鶏胸肉:100g80~100円
- ひき肉:100g100~120円
- キャベツ:1玉150円~200円
- じゃがいも:1個40~50円
- 人参:1本70~100円
- たまご:1パック250~300円
一人暮らしで効果的に節約するなら、自炊の回数を増やすべきです。コスパの良い食材で自炊メインの生活を送れば、1ヶ月の食費を2万円ほどで済ませられます。
スーパーの見切り品やお徳用パックをまとめ買いして、冷凍保存しておけばさらにお得です。
電気代の安い会社を選ぶ
2016年4月1日から始まった電力自由化により、消費者が自由に電気代の安い会社が選べるようになりました。
電力会社によって、料金プランや割引キャンペーンがことなります。自分のライフスタイルに合った新電力に乗り換えるべきです。
電力会社比較ナビでは、電話で相談するだけで自分の生活に合った一番お得な会社を紹介してくれます。
以下のサイトから申し込むと最大1万円のキャッシュバック特典を受け取れます。開通工事も必要ないので、簡単に切り替えられます。
エアコンの温度を一定に保つ
エアコンの温度設定を夏は26度、冬は20度で固定するだけで、年間で約1.5万円も電気代を節約できます。
エアコンは設定温度を1度変えると、13%も電力の消費量が変わります。どうしても温度を変えたい場合は、できるだけ長時間、同じ温度設定すると良いです。
格安SIMのスマホに変更する
大手の携帯会社だと利用料金は6千円以上かかりますが、格安SIMであれば3千円前後まで固定費を下げられます。
キャリアにこだわりがある人は、契約中のプランを見直しましょう。電話代や通信料を安いものにするだけでも1~2千円は節約できます。
タップ式のコンセントにして待機電力を抑える
タップ式の延長コンセントにして、使用していない家電製品の電源をオフにしてください。毎月150~300円ほど、電気代を節約できます。
とくに消費電力が多い、テレビ・パソコン・ドライヤーなどは、寝ている時間だけでもオフにすべきです。
キャッシュレス決済でポイ活する
現金ではなく、QRコード決済(バーコード決済)やクレジットカードで支払ってポイントを貯めましょう。貯めたポイントは値引きや景品交換に使えてお得です。
普段使っている店のポイントカードやクーポンがあれば、忘れずに使うようにするとさらに節約になります。
ただし、ポイントを貯めるために無駄遣いしていては本末転倒です。必要なものだけ買うようにしましょう。
家計簿をつけて無駄な支出を抑える
家計簿をつけると、無駄な出費がわかりやすいです。食費や交際費などの項目のうち、どこが高かったのか一目で判断できるためです。
お金の管理には家計簿アプリが便利です。クレジットカード情報を連携したり、レシートの写真を撮れば勝手に記録を残してくれます。
一人暮らしするまでに必要な費用目安
賃貸の初期費用 | 250,000~280,000円 |
---|---|
単身引っ越し費用 | 30,000~50,000円 |
家具家電の購入費 | 100,000~150,000円 |
トータル費用 | 380,000~480,000円 |
賃貸契約の初期費用で25~28万円
目安金額 | |
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敷金 | 家賃1ヶ月分 |
礼金 | 家賃1ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分+税 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 |
日割り家賃 | 入居日によって変動 |
保証会社利用料 | 総賃料の50~100% |
火災保険料 | 約15,000円 |
鍵交換費用 | 約16,500円 |
- 初期費用の項目ごとの解説はこちら
一人暮らしする際の家賃が5.6万円の場合は、賃貸の初期費用で約25~28万円かかります。
家賃だけでなく、敷金礼金・仲介手数料・保証会社利用料などの費用が必要だからです。不動産屋や物件によってはオプション費用も発生します。
引っ越し業者費用で3~5万円
引っ越す距離 | 荷物が少ない人 | 荷物が多い人 |
---|---|---|
~15km未満 | 平均30,887円 | 平均39,697円 |
~50km未満 | 平均35,920円 | 平均43,484円 |
~200km未満 | 平均45,627円 | 平均53,923円 |
~500km未満 | 平均51,357円 | 平均68,626円 |
500km~ | 平均56,030円 | 平均76,734円 |
初めての一人暮らしなら、引っ越し業者費用は3~5万円で収まります。家具家電や雑貨などは新規購入する人が多いからです。
引っ越し業者を選ぶ際は、相見積もりを出してもらってから決めましょう。業者によって、人件費やオプションなどで合計費用が異なるからです。
家具家電の購入費は最低10万円
ベッド・布団などの寝具 | 約30,000円 |
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冷蔵庫 | 約25,000円 |
電子レンジ | 約10,000円 |
洗濯機 | 約25,000円 |
掃除機 | 約5,000円 |
カーテン | 約5,000円 |
合計 | 約100,000円 |
初めて一人暮らしする人が家具家電を買い揃えるなら、約10万円は必要です。初めは最低限必要なものに絞り、お金に余裕が出てから買い足したほうが良いです。
人にもよりますが「冷蔵庫」「洗濯機」「電子レンジ」「ベッド」さえあれば、一人暮らしは開始できます。
手取り17万円の家賃や一人暮らしに関するよくある質問
手取り17万円の一人暮らしはきつい?
都心だときつい可能性が高いです。
家賃目安の5.6万円で借りられるお部屋がほとんどないからです。食費や水道光熱費などの生活費を支払うと、自由に使えるお金はかなり少ないです。
手取り17万円の一人暮らしは女性でも可能?
可能ですが節約は必須です。女性は化粧品の費用がかさみやすいので、プチプラのアイテムを中心に揃えると良いです。
手取り17万円で家賃6万円は高い?
やや高いです。生活を切り詰めるレベルではないですが、買い物などで我慢を強いられる機会は増えます。
ボーナスがあっても家賃目安の物件を選ぶべき?
選ぶべきです。ボーナスは一時的にもらえる給与だからです。
継続的にもらえるお金ではないので、目安より高い家賃のお部屋は避けたほうが良いです。ボーナスは貯金や家電の購入などに回すのがおすすめです。
ボーナスがあっても家賃目安の物件を選ぶべき?
選ぶべきです。ボーナスは一時的にもらえる給与だからです。
継続的にもらえるお金ではないので、目安より高い家賃のお部屋は避けたほうが良いです。ボーナスは貯金や家電の購入などに回すと良いです。
手取り17万円はいくら貯金できる?
浪費癖のない人なら、毎月1~2万円は貯金できます。
2階以上のお部屋やオートロック付きなど、防犯設備が整った物件は家賃が高くなりがちです。ほかの条件を緩和して探してみてください。
埼玉や千葉なら広いお部屋に住める?
築年数と駅徒歩に妥協できるなら、埼玉と千葉は広いお部屋に住めます。家賃目安の5.6万円で探したところ、専有面積が25㎡以上のお部屋も見つかりました。
手取り17万円で二人暮らしできる?
節約したとしても無理があります。
総務省統計局の「家計調査2023年次(表3-1)」によると、家賃を除く二人暮らしの1ヶ月の生活費は約27.9万円です。
家賃5万円のお部屋に住むなら生活費が約16万円足りません。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!