
「不動産屋は住みたいところの近くが良い?」
「来店しないでお部屋を決める方法はある?」
進学や就職がきっかけで遠方へ引っ越す人も多いですよね。田舎からの上京なら、憧れの都会暮らしにワクワクします!
しかし、遠くに住んでいるとなかなか内見する時間が取れません。見に行くだけでも交通費がかかり、初期費用が足りなくなることも…。
そこで当記事では、住みたい街の不動産屋に行けないときの対処法を紹介します。不動産屋に行く前にやっておくこともまとめたので、ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
不動産屋は住みたいところの近くの店舗に行かないとダメ?
できるだけ近くに行ったほうが良い
物件が今住んでいる場所から遠くても、できるだけ住みたいところの近くにある不動産屋に行ったほうが良いです。
現地の不動産屋はエリアに詳しく、周辺環境や街の治安をよく知っているからです。
実際に住みたい街の雰囲気を感じれるので、通える範囲なら現地の不動産屋まで行ってみてください。

現地まで行けない人は無理に行かなくても良い
やむを得ない理由で現地の不動産屋に行けないなら、無理に行かなくて大丈夫です。来店しなくても、メールやチャット上でお部屋を紹介してくれる不動産屋があるからです。
現地の不動産屋ではない会社でも、希望エリアの物件を紹介してくれます。仕事が忙しい人や、引っ越し先が遠くて通えない人におすすめです。
8割以上の物件がどの不動産屋でも紹介できる
実は8割以上の物件がどの不動産屋でも紹介できます。基本的に不動産屋は同じデータベースを見ているからです。
使用されるデータベースは主に「REINS」と「ATBB」です。スーモにはない物件情報もあるので、一般のユーザーが知らない未公開物件も紹介してもらえます。
住みたいところの近くのお店に行けない人におすすめの不動産屋
なかなか現地に行けない人なら、当サイトが運営するチャット不動産屋「イエプラ」がおすすめです。
基本的にやりとりはスマホで、来店不要でお部屋を探せます。対面や電話が苦手な人でも気軽に相談できて、チャットやLINEの返信が早くて便利です。

イエプラに向いている人の特徴
- ・引っ越し先が遠い
- ・お店に行く時間がない
- ・夜遅くでも相談したい
- ・不動産屋が近所にない
- ・たくさんの物件を比較したい
- ・エリア決めから相談したい
- ・対面で話すのが苦手
- ・しつこく営業されたくない など
当サイトが運営する「イエプラ」なら、来店できなくても「店舗にいる感覚」でお部屋を探せます。チャットを対応しているのはAIではなく、実際の専門スタッフだからです。
朝9時30分から深夜0時まで営業しているため、忙しい人でも相談しやすいです。お部屋が決まるまではずっと無料で利用できます。
アプリやLINEで気軽にお部屋探し! | |
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▼メリットたくさん ・すべてチャットで完結(来店不要) ・スーモにない未公開物件も探せる ・0時まで営業で仕事終わりに使える |
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住みたいところの近くにある不動産屋に行くメリット
- ・他社では紹介できない物件情報を見れる
- ・エリアの住環境や治安に詳しい
- ・物件と店舗の行き来がラク
他社では紹介できない物件情報を見れる
不動産屋が自分のところで管理している物件(自社物件)を紹介してもらえるケースがあります。ネットに掲載していない「掘り出し物」を見つけられることもあります。
お部屋の管理会社と直接契約すると、初期費用が安くなります。物件によっては仲介手数料が半額~タダになるからです。
ただし、仲介手数料がセールスポイントの不動産屋では、大家さんから報酬が出る物件しか紹介されない場合があります。
中立な立場で希望に合う物件を紹介してほしいなら、自社物件を持っていない仲介会社で探すと良いです。

エリアの住環境や治安に詳しい
地域に根付いた不動産屋は住環境や治安に詳しいです。物件近くにどんなお店があるか、不審者の目撃情報がないかなどを知っています。
街の住みやすさを重視したい人なら、現地の不動産屋でじっくり聞いておくと安心です。
物件と店舗の行き来がラク
物件と店舗が近ければ移動時間が抑えられるので、たくさんの物件を内見できます。
また、申し込み後の契約手続きもスムーズに進みます。店舗で鍵をもらったらすぐ現地に行けるので便利です。引っ越し時にトラブルがあってもすぐ相談しに行けます。
住みたいところの近くにある不動産屋に行くデメリット
- ・来店するのが面倒
- ・おとり物件に引っかかりやすい
- ・店舗近くのエリアしか内見できない
- ・しつこく営業される可能性がある
来店するのが面倒
遠方からだと、来店自体が面倒と感じやすいです。時間を作るのも厳しいですし、往復する交通費がもったいないです。
福岡~東京を飛行機で往復すると、最安でも約2万円かかります。お部屋の初期費用のためにも、交通費は節約したほうが良いです。
おとり物件に引っかかりやすい
おとり物件とは、募集が終了しているのに掲載され続けている物件のことです。本当は内見できないのに、来店するまで教えてくれない悪質な不動産屋もあります。
物件と店舗が近いと、来店してから内見に行くのが一般的です。他のお部屋もあわせて紹介して、他社に行かれるのを防ぐためです。
当日に物件が埋まったのを話して、別の物件を内見させるパターンが多いです。希望の条件に合わないお部屋を勧められたり、強引な営業を受けやすいので避けるべきです。
おとり物件は現地集合で避けられる
物件前で現地集合するのは、おとり物件か確かめる効果的な方法です。架空の情報や住む人が決まっている物件は内見ができないからです。
「来店後にしか見れません」「管理会社が現地集合を嫌がる」など理由をつけて断られたら、高確率でおとり物件です。
店舗近くのエリアしか内見できない
不動産屋によっては、店舗近くの物件しか内見出来ないケースがあります。検討しているエリアが広すぎると、移動している間に営業時間を過ぎてしまうからです。
特に昔ながらの不動産屋だと、車の台数やスタッフの数が限られます。じっくりお部屋を探したい人には「物足りない」と感じる可能性があります。
しつこく営業される可能性がある
来店するとしつこく営業されやすいです。希望してないお部屋なのに、内見や申込を急かされたら別の不動産屋に変えたほうが良いです。
お部屋が決まらなかったら、あとで営業電話がかかってくるケースもあります。お店の口コミなどを事前にチェックするのも手です。
来店不要の不動産屋を使うメリット
- ・不動産屋をはしごする必要がない
- ・内見当日は現地待ち合わせができる
- ・オンライン内見ができる
- ・他社の営業時間外でも対応してもらえる
- ・郵送での契約やIT重説ができる
不動産屋をはしごする必要がない
同じデータベースからお部屋を紹介するので、何件も不動産屋をはしごする必要がないです。
夏場や冬場の移動は体力を使います。回る不動産屋が多いほど、渡される資料も溜まって大変です。
来店不要であればスマホひとつでお部屋探しが完結します。募集図面などは画像で送ってもらえるので、資料を整理しやすいです。
内見当日は現地待ち合わせができる
おとり物件で来店させようとする不動産屋とは違い、物件前に現地集合できます。
確実にお部屋を見れるほか、内見前に来店する手間と店舗までの交通費がかかりません。「休日の空き時間にさくっと内見したい」という人に便利です。

オンライン内見ができる
「オンライン内見」は、現地に行ったスタッフとビデオ通話をしながらお部屋を内見します。隅々まで映してくれるので、写真や動画よりも詳しくお部屋の様子がわかります。
撮影中に気になる箇所があれば、スタッフに指示を出したり質問できます。
お風呂・トイレ・キッチンなどの基本的なスペースのほかに、クローゼットのなかや、ベランダからの眺めも確認してもらいましょう。

他社の営業時間外でも対応してもらえる
不動産屋の営業時間は19時までのところが多いです。仕事終わりしか時間がない人は、連絡が入れ違いになりやすいです。
当サイトが運営するチャット不動産屋「イエプラ」なら、深夜0時まで営業しています。仕事終わりや寝る前のスキマ時間などに、気軽に相談できます。
日中は忙しくて来店できない人や、遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人はぜひ利用してみてください!
郵送での契約やIT重説ができる
IT重説とは、賃貸契約のときに必要な「重要事項説明」をテレビ電話でおこなうことです。事前に契約書を送ってもらい、お部屋の契約内容を説明してもらえます。
オンライン内見とIT重説の両方を活用すれば、一度も不動産屋の店舗に行かず契約できます。
来店不要の不動産屋を使う際の注意点
- ・仲介手数料がかかる
- ・対応スタッフの顔が見えにくい
- ・細かくやり取りする必要がある
仲介手数料がかかる
来店不要のサービスは、主に自社物件がない仲介会社で利用できます。お部屋を紹介してもらったとき、家賃の1ヶ月分+消費税の仲介手数料がかかります。
なかには「来店不要で仲介手数料が無料」というセールスポイントの不動産屋もいますが、注意が必要です。
売上のため独自のオプション代を初期費用に乗せるケースがあります。入室前にお部屋を消毒する「消臭消毒代」や、火事のとき火の元に投げる「消火剤代」などです。

対応スタッフの顔が見えにくい
メールやチャットのみでのやり取りは、どんな人が対応してくれているのかが分かりません。対応するスタッフの顔が見えないと不安に感じやすいです。
会話しながらお部屋を紹介してほしいときは、ビデオ通話ができるか聞いてみましょう。必要なアプリやツールがあれば一緒に確認しておくと良いです。
細かくやり取りする必要がある
希望条件のヒヤリングや申し込み後の進捗報告などでは、細かいやり取りが続きます。
やり取りが多くなるのはユーザーを不安にさせないためです。入居審査や郵送の手配でユーザーを待たせる場合は、事前に教えてくれます。

不動産屋へ行く前にやること4選
- 来店するなら必ず来店予約をする
- いつまでに引っ越す必要があるのか確認する
- 無理なく払える家賃帯を知る
- 希望条件を絞る
①来店するなら必ず来店予約をする
店舗に来店してから内見するお部屋を決めるなら、事前に来店予約したほうが良いです。接客時間をしっかり取ってもらえますし、事前のヒヤリングがあればスムーズに内見できます。
来店は平日がおすすめです。お客さんが少ない日ならスタッフにも余裕があるので、じっくりお部屋探しができます。

当日の持ち物を確認しておく
- ・スマートフォンと充電器
- ・気になっている物件の図面(スマホ画面でも可)
- ・メジャー
- ・筆記用具とメモ用紙
- ・身分証(顔写真付きのもの)
- ・収入を証明できる書類(昨年の源泉徴収票など)
スマートフォンには内見時に助かる機能が多く入っています。カメラの他にも、メモ帳や方位磁石として使えます。
内見したお部屋の寸法を測りたいときのために、メジャーやメモ用紙を持参しましょう。
当日中に申込する場合、本人の身分証や収入を証明できる書類が必要です。申込書は不動産屋が用意してくれます。その他必要なものはスタッフから案内があります。
②いつまでに引っ越す必要があるのか確認する
即入居の物件の場合、入居できるのは申し込みから約1~2週間後です。
今の家の退去日や引っ越し日が迫っている人は、お部屋探しの段階で必ずスタッフに伝えてください。引っ越し日に間に合うお部屋に絞って紹介してくれます。
申込時や契約時の書類に不備や不足があると、さらに時間がかかります。不動産屋には、前もって必要なものを聞いておきましょう。
引っ越し日が先だと二重家賃がかかる
入居日は「家賃が発生する日」です。入居日によっては、今住んでいるところと新しいお部屋の両方で家賃が発生してしまいます。
一定期間の家賃が無料になる「フリーレント付き物件」を選んだり、退去予定のお部屋を契約すると入居日を遅めに設定できます。

③無理なく払える家賃帯を知る
手取り3分の1 | |
---|---|
手取り13万円 | 約43,000円 |
手取り14万円 | 約46,000円 |
手取り15万円 | 約50,000円 |
手取り16万円 | 約53,000円 |
手取り17万円 | 約56,000円 |
手取り18万円 | 約60,000円 |
手取り19万円 | 約63,000円 |
手取り20万円 | 約66,000円 |
手取り21万円 | 約70,000円 |
手取り22万円 | 約73,000円 |
無理なく払える家賃は「手取りの3分の1」までと言われています。気になっているお部屋が、家賃の目安より高すぎないかチェックしておきましょう。
各手取りの金額ごとに生活費などを解説しています。詳しくはリンク先で確かめられます。
エリアの相場も調べておく
1R | 1K | 1DK | |
---|---|---|---|
東京23区 | 約52,000円 | 約59,000円 | 約66,000円 |
名古屋市内 | 約46,000円 | 約47,000円 | 約57,000円 |
大阪市内 | 約49,000円 | 約52,000円 | 約58,000円 |
※駅徒歩20分以内・築年数指定なし・専有面積15㎡以上
2022年6月に不動産業者専用のデータベース「ATBB」を使用してまとめたものです。
地域ごとに「各間取り・駅徒歩20分以内・築年数指定なし・専有面積15㎡以上」で調べた、安い順40件の平均金額となります。
手取り18万円の人が東京23区内で探すなら、1Rや1Kをメインに探すと良いです。
④探している条件に優先順位をつける
- ・家賃
- ・間取りや広さ
- ・通勤、通学時間が短い
- ・最寄駅から近い
- ・交通アクセスが良い など
条件に優先順位をつけると、お部屋探しの幅が広がります。立地や設備にこだわりすぎると、家賃が上がりやすいです。
希望条件が多くなりがちな設備は「ないと生活が不便になるもの」だけピックアップして、物件数がたくさん出るようにしましょう。
不動産屋×エリアに関するQ&A
- Q1.不動産屋が対応できるエリアはどこまで?
- Q2.エリア外物件の紹介は手間賃がかかる?
- Q3.遠方からの問い合わせは嫌がられる?
- Q4.不動産屋で話を聞くだけってあり?
- Q5.同じ不動産会社でも「本店」と「支店」に差はある?
不動産屋の対応エリアに関するQ&Aを、弊社「家AGENT池袋店」の阿部さんに回答してもらいました。

不動産屋が対応できるエリアはどこまで?
店舗のある市内または区内がメインです。
エリアの候補がいくつかある場合は、複数の路線が通うターミナル駅の不動産屋に行くのがおすすめです。
エリア外物件の紹介は手間賃がかかる?
かかりません。お客様からいただく手数料は仲介手数料のみです。
エリア外の物件でも、不動産屋によっては柔軟に対応してもらえます。店舗のスタッフに内見できるか聞いてみてください。
遠方からの問い合わせは嫌がられる?
問題ないです。不動産屋の対応エリアであれば、お部屋を紹介してもらえます。
嫌がるような反応をされた場合、別の不動産屋に変えたほうが良いです。自分の条件に合わないお部屋を紹介される可能性があります。
不動産屋で話を聞くだけってあり?
大丈夫です。エリア決めや入居審査に関する悩みだけでも気軽に相談できます。
ただし、クオカードなどの来店キャンペーンだけを狙うのはやめましょう。「お部屋を借りる気がない」と思われ、丁寧に接客してもらえません。
同じ不動産会社でも「本店」と「支店」に差はある?
基本的にはないです。本店も支店も、同じデーターベースを見て物件を紹介します。
自社物件を持っている管理会社だとしたら、多少紹介する物件が変わる可能性があります。
お店に行かなくても「イエプラ」なら、チャットやLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!
SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件も紹介してくれますし、不動産業者だけが有料で見ることができる更新が早い物件情報サイトからお部屋を探して見つけてくれます!
遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人や、不動産屋の営業マンと対面することが苦手な人にもおすすめです。
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