お部屋探しのコツや知識まとめブログ|Rooch(ルーチ)
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賃貸の入居審査に通る年収は?手取りだといくら?家賃ごとの目安を公開!

入居審査に通るために必要な年収のイメージイラスト

入居審査を通過するのに年収はいくら必要?という疑問を解決します。

家賃ごとに必要な年収の目安をまとめたうえで、審査で重要視されるポイントや、年収が足りない場合に有効な6つの対処法を紹介します。

入居審査に落ちる人の特徴や落ちたときの対処法も解説するので、ぜひ参考にしてください!

この記事は、宅地建物取引士で現役の賃貸営業をしている豊田さんに監修して頂きました。

監修 豊田 明
不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士

賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。

入居審査に通る年収の目安は家賃の36倍以上

入居審査に通る年収の目安は、家賃の36倍以上です。たとえば、家賃が5万円なら年収180万円、家賃が10万円なら年収360万円が必要になります。

年収が家賃の36倍以上である理由は「月収の3分の1まで」が適切だと言われているからです。家賃の36倍は、家賃を月収の3分の1にして逆算した数字です。

入居審査は、申込者が家賃を滞りなく支払えるか、物件を貸しても大丈夫かを判断するためにおこなうものです。

豊田さんのアイコン 豊田
年収が家賃の36倍より少ないと、家賃の支払い能力を心配されて審査に落ちやすいです。

審査通過に必要な家賃別の収入目安

家賃ごとに必要な収入の目安を、以下にまとめました。税金などが天引きされる前の「額面収入」で目安金額を超えていれば、支払い能力を認めてもらえます。

年収の目安 月収の目安
家賃5万円 180万円以上 15万円以上
家賃6万円 216万円以上 18万円以上
家賃7万円 252万円以上 21万円以上
家賃8万円 288万円以上 24万円以上
家賃9万円 324万円以上 27万円以上
家賃10万円 360万円以上 30万円以上
家賃11万円 396万円以上 33万円以上
家賃12万円 432万円以上 36万円以上

家賃が月収3分の1を超えていても、ボーナスを含む年収が十分なら審査に通ります。

ただし、入居後の生活を考えると、額面から税金や保険料を差し引かれた「手取り」を基準にしたほうが良いです。

額面で考えると、手元に残る3分の1以上が家賃になり生活費が圧迫されてしまうからです。

家賃を月の手取り3分の1に抑えておけば、残りの3分の2で生活費や貯金などのやりくりができます。

▶手取りと生活費から家賃を決める方法を解説した記事はこちら

グレードが高いお部屋の審査は厳しくなる

ノートパソコンと文房具

支払い能力を重視する物件では、一般的な基準より厳しく審査されます。

たとえば、タワーマンションのような高級賃貸、新築や築浅、設備が充実している人気物件などです。

審査が厳しいときは、余裕を持たせるために「家賃の40倍以上の年収」を目安に考えます。以下の表より年収が高ければ、収入が原因での審査落ちは防げます。

年収の目安(審査が厳しい場合) 月収の目安(審査が厳しい場合)
家賃5万円 200万円以上 16.7万円以上
家賃6万円 240万円以上 20.0万円以上
家賃7万円 280万円以上 23.3万円以上
家賃8万円 320万円以上 26.6万円以上
家賃9万円 360万円以上 30.0万円以上
家賃10万円 400万円以上 33.3万円以上
家賃11万円 440万円以上 36.7万円以上
家賃12万円 480万円以上 40.0万円以上

年収が少し足りなくても審査に通る可能性はあります。ただし、ギリギリだと審査に落ちやすいので、なるべく家賃は抑えましょう。

審査に通る年収の基準は貸す側が決める

審査の基準は、最終的には貸す側が決めます。物件の管理会社と大家さんの考え方によって、年収のハードルが変わります。

普通のアパートでも、厳しい基準で収入を見られる可能性はあります。反対に、一般的な基準で審査している新築物件もあります。

審査の傾向は、不動産屋が詳しいです。不安な部分や予算を相談すれば、希望条件をなるべく満たしていて、審査に通りやすい物件を探してもらえます。

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保証会社の審査基準も家賃の36倍以上の年収が目安

大家さんの審査とは別に、保証会社の審査も通過しなければなりません。年収は大家さんの審査と同様に家賃の36倍以上が必要になります。

保証会社とは、連帯保証人の役割を引き受けてくれる会社のことです。
日本賃貸住宅管理協会2020年度下期の統計によると、首都圏の9割以上の物件が、保証会社利用「必須」です。

豊田さんのアイコン 豊田
お部屋によっては連帯保証人のみでも借りられますが、基本的に2回審査されると考えたほうが良いです。

連帯保証人の収入も審査に影響する

連帯保証人を立てる場合、連帯保証人の年収も家賃の36倍以上でないと貸す側に安心してもらえません。

審査が厳しい物件では、保証会社と連帯保証人どちらも必要なケースがあります。

ちなみに、両親がすでに定年退職して年金生活の場合は、現役の兄弟姉妹で連帯保証人を立てられるかも重要です。

▶両親が定年退職している場合の対処方法はこちら

審査に通りやすいお部屋は不動産屋に相談すべき

審査に通りやすいお部屋を探すなら不動産屋に相談したほうが手っ取り早いです。

お部屋探しの段階で収入や借り入れなど審査に関する不安要素を伝えておけば、営業マンから的確なアドバイスをもらえます。

ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEでやりとりするので、対面では話しにくいことも気軽に伝えやすいです。

物件の管理会社に直接確認して、保証会社がどこのものかを調べてくれるので、審査に通りやすいお部屋を見つけやすいです。

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入居審査で見られるポイント

そもそも入居審査とは、大家さんや管理会社が「貸しても良いか判断する作業」のことです。

「家賃の支払い能力」の他に「人間性」も審査されます。審査項目を簡潔にまとめると、以下のとおりです。

  • ・家賃の支払い能力
  • ・安定した仕事に就いているか
  • ・収入の充分な連帯保証人は立てられるか
  • ・保証会社の審査に通るか
  • ・入居後にトラブルを起こさないか
  • ・お部屋を大事に扱ってもらえそうか
  • ・長く住んでくれそうか

もっとも重要なのは「家賃の支払い能力」です。大家さんにもローン返済や毎月の固定費があるので、滞納があるとマイナス収支が続いて大変だからです。

滞納しそうかどうかは、収入だけでなく職業の安定性や、連帯保証人の有無などから総合的に判断されます。

豊田さんのアイコン 豊田
勤続年数が3年以上の正社員や公務員は審査に有利です。非正規雇用や自営業だと、収入に波があると思われて厳しめに審査されます。

収入以外に人間性も見られる

言動や服装などから、人柄も見られているので要注意です。入居後から退去までのトラブルが予想される人は、審査に落ちてしまいます。

収入に見合った家賃のお部屋を選んで、不動産屋のアドバイスを聞きながら丁寧に進めれば、心配しすぎることはありません。

▶賃貸の審査について解説した記事はこちら

審査に必要な書類

審査に必要なもの

審査に必要な書類は「本人確認書類」と「収入証明書」が基本です。申込書に記入した内容が合っているか、書類で確認されます。

申込者の職業などの属性、管理会社や大家さんの考え方によって必要書類は異なります。

運転免許証か健康保険証と、職業に応じて直近の収入証明書を事前に用意しておきましょう。

収入証明書の種類
給与所得者 源泉徴収票、給与明細3ヶ月分など
自営業者など 確定申告書、納税証明書
内定者 内定通知、採用通知
生活保護受給者 生活保護決定通知書
年金受給者 年金額のわかる受給証明書
無職 預金通帳、残高証明書

勤続年数が短くて今の職場の源泉徴収票がない人や、給料の上がった人は、直近の給与明細で現在の収入を証明できます。

賃貸契約までに求められる書類は「用意できるはずの書類」ばかりです。用意できない書類がある人は、貸す側が納得できる理由を説明できないと、審査に落ちやすいです。

豊田さんのアイコン 豊田
審査途中で追加の証明書類提出をお願いされることがあります。提出を求められた場合は、複数の収入証明や通帳のコピーを提出してください。

年収が足りないときに効果的な6つの方法

希望物件の家賃に対して、年収が足りない時に効果的な6つの方法を紹介します。収入を家賃に多めに充てられる人は、予算を上げて探す際の参考にしてください。

  1. 収入の高い親族を連帯保証人にする
  2. 家賃補助などのプラス情報を伝える
  3. さらに家賃が安いお部屋を選ぶ
  4. 共働きなら合算で審査する
  5. 貯金があることを伝える
  6. 敷金の額を増やす提案をする
  7. 不動産屋に好印象を与える

①収入の高い親族を連帯保証人にする

本人の収入が足りなくても、収入の高い親族を連帯保証人にできると審査に有利です。

保証会社と併用したり、連帯保証人を複数立てると、さらに大家さんの心配が減らせます。

収入がある連帯保証人を立てられると、選べる物件の幅が広がります。不動産屋に自分の収入を伝えるときに、あわせて伝えてください。

②家賃補助などのプラス情報を伝える

勤め先から家賃補助が出る、仕送りをもらっているなど、収入の他に家賃が払える根拠がある人は、不動産屋に伝えましょう。

副業収入なども、プラス情報です。入金を確認できる書類を求められる可能性は高いです。

③さらに家賃が安いお部屋を選ぶ

家賃に対して目安より年収が低い場合は、家賃を安くしてお部屋探ししましょう。

お部屋の希望条件が多いと家賃が高くなりがちです。お部屋の設備や築年数など、希望条件をある程度緩和すれば、家賃を抑えられます。

家賃を抑えれば毎月の出費の負担を減らせるので、生活を圧迫しません。

④共働きなら合算で審査する

同棲する人や夫婦で共働きなら、2人分の収入で合算審査できる場合があります。

予算内で良い物件が見つからないときは、合算審査ができるお部屋を探すのも手です。

ただし、どちらかが仕事を辞めたり、別れて出て行ったりするリスクがあるので、合算で審査できるお部屋は限られます。

⑤貯金があることを伝える

通帳のイラスト

貯金があることを伝えれば、支払い能力があると判断してもらえる可能性が上がります。通帳のコピーは、提出を求められたら出すスタンスで大丈夫です。

「残高審査」と言って、貯金額だけで審査できる物件もあります。ちなみに、無職の人は残高審査が基本です。

家賃2年分(24ヶ月分)以上の貯金が必要だったり、300万円以上必要だったりと、基準は物件によって異なります。

⑥敷金の額を増やす提案をする

「敷金を増やしても良い」と提案すると、大家さんに安心してもらえます。

敷金とは、入居時に大家さんに預けるお金のことです。家賃の滞納や、退去時にかかる費用に充てられます。残金があれば退去後に返金されるので、払っても損はしません。

⑦不動産屋に好印象を与える

不動産屋に良い印象を与えておくと、大家さんや管理会社にプッシュしてくれます。

貸す側が人柄に心配がないと思えば、収入が若干足りなくても、審査に通してもらえる可能性が上がります。

丁寧に接して損はないので、不動産屋との接し方を意識しましょう。

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入居審査に落ちる人の特徴

手でバッテンをする男性

入居審査に落ちる人には、共通した特徴があります。以下にまとめたので、当てはまる項目がないことを確認してください。

  • ・家賃の36倍の年収がない
  • ・勤続年数が1~2年と短い
  • ・非正規雇用または自営業
  • ・過去に家賃を滞納したことがある
  • ・クレジットカードやローンの滞納履歴がある
  • ・電話対応が適当で折り返さない
  • ・緊急連絡先(連帯保証人)と電話が繋がりにくい
  • ・不動産屋に乱暴なふるまいをしている

上記の特徴はあくまでも一例です。リストアップした内容が当てはまる人も、審査に通らないわけではありません。

ただし、当てはまる項目を審査で重要視されていた場合は落とされやすいです。

過去の滞納歴や連帯保証人と不仲なことを隠していると、審査に落ちる物件を紹介されて時間を無駄にしてしまいます。

大切なのは、審査に関係しそうな情報は不動産屋にすべて伝えて、味方につけることです。

▶審査に落ちやすい人の詳しい解説はこちら

▶ブラックリストでも審査に通る方法はこちら

審査に落ちたときの対処方法3選

審査に落ちてしまった場合の対処方法を、3つ紹介します。

・家賃を抑えて探し直す
・保証会社を変えて再申込する
・親族に代理契約してもらう

家賃を抑えて探し直す

収入に対して高めの家賃で審査に落ちた人は、家賃を下げて探し直してもらいましょう。

家賃を「月の手取り3分の1」まで抑えられていれば、家賃の支払い能力を認めてもらえるのが通常です。

審査が厳しい場合や、心配なら「月の手取り4分の1」まで抑えると確実です。手取りごとにまとめたので、参考にしてください。

手取り3分の1 手取り4分の1
手取り14万円 約4.7万円 約3.5万円
手取り16万円 約5.3万円 約4.0万円
手取り18万円 約6.0万円 約4.5万円
手取り20万円 約6.7万円 約5.0万円
手取り22万円 約7.3万円 約5.5万円
手取り24万円 約8.0万円 約6.0万円
手取り26万円 約8.7万円 約6.5万円
手取り28万円 約9.3万円 約7.0万円
手取り30万円 約10.0万円 約7.5万円

ちなみに、審査に落ちた理由は教えてもらえません。高めの家賃を選んだ場合や、基準と比べてギリギリのときは、家賃を下げてみたほうが良いです。

保証会社を変えて再チャレンジ

審査に落ちた理由は教えてもらえませんが、保証会社に落ちたのかは教えてもらえます。

保証会社に落ちただけなら、別の保証会社に変更して再チャレンジできる可能性が高いです。

不動産屋から保証会社の変更を提案されたら、料金を必ず確認してください。利用料金が会社ごとに異なるからです。

▶審査が甘い保証会社ランキングについてはこちら

親族に代理契約してもらう

自分の名義で審査に通らないなら、親族に「代理契約」してもらう手段があります。代理契約とは、契約者と別の人が住む契約のことです。

無断で契約者と別の人が住むと、契約違反でトラブルになります。親が契約者になってくれる場合は、必ず不動産屋に相談してください。

▶親族に代理契約してもらう手順についてはこちら

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