
「安い賃貸アパートの探し方はある?」
「効率的に安い物件を見つけるコツは?」
安いアパートに住めば、生活費の大半を占める家賃を抑えられます。浮いたお金を趣味や貯金に回せるので魅力的ですよね!
しかし「希望条件を満たした安い物件」は、簡単には見つからないものです。条件にこだわりすぎた結果、賃貸サイトの検索結果が0件なんてことも…。
そこで当記事では、安い賃貸アパートの効率的な探し方を解説します。格安物件の注意点も紹介するので、安くて綺麗な賃貸物件に住みたい人はぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
安い賃貸アパートの5つの探し方
- 家賃相場の低いエリアで探す
- 賃貸サイトをこまめに確認する
- 譲れない条件は3つまでに絞って探す
- 不動産屋の閑散期にアパートを探す
- ネット上にない未公開物件を紹介してもらう
①家賃相場の低いエリアで探す
ワンルーム | 1K・1DK | |
---|---|---|
葛飾区 | 53,000円 | 61,800円 |
足立区 | 54,100円 | 62,500円 |
練馬区 | 54,700円 | 64,200円 |
板橋区 | 56,700円 | 63,600円 |
江戸川区 | 58,900円 | 61,900円 |
安い賃貸アパートの探し方はいくつかありますが、最も効率が良いのは家賃相場の低いエリアで探すことです。
東京23区内なら、葛飾区や足立区、練馬区がおすすめです。家賃5万円台でも、綺麗なワンルームや1Kのアパートが見つかります。
各駅停車の駅を狙う
安いアパートを見つけるなら、各駅停車しか停まらない駅の周辺を狙うと良いです。快速や急行が停まる駅より、家賃相場が10~20%ほど低いです。
大きな駅と比べると買い物環境は劣りやすいですが、通勤時間や都心へのアクセスは大差がありません。
②賃貸サイトをこまめに確認する
賃貸サイトを使う際は、新着物件を見逃さないように何度も確認してください。安くて条件の良いアパートは人気があるので、掲載されたその日に埋まることもよくあります。
可能なら毎日1回は物件情報を確認しましょう。昼休みや通勤の隙間時間でチェックすると無理がありません。
便利な検索機能を駆使する
- ・通勤通学時間を指定して検索
- ・エリアを指定して検索
- ・路線図から駅を指定して検索
賃貸サイトには、便利な検索機能がいくつも搭載されています。エリアからお部屋を探すなら、様々な切り口で検索できるスーモやホームズがおすすめです。
③譲れない条件は3つまでに絞って探す
安い賃貸アパートを探すなら、エリアや家賃以外で譲れない条件を3つまでに絞っておきましょう。こだわりすぎると予算内に収まりません。
お部屋が見つからない場合は、優先度が低いものから緩和してください。一人暮らしなら「都市ガス・室内洗濯機置き場」ともう1つくらいがおすすめです。
安い賃貸アパートを探すための条件
- ・築年の指定なし
- ・駅徒歩は15分以上まで広げる
- ・木造も含めて探す
- ・風呂トイレ別にこだわらない
- ・1階のお部屋も含める
築年数を指定しないなら、家賃を大幅に抑えられる可能性が高いです。築年数が40年以上でも、リノベーション済みならお部屋は新築並みにキレイです。
駅から遠いお部屋ほど、家賃相場が低くなります。同じような物件でも、駅徒歩5分と15分では家賃が1万円ほど違うことがあります。
「お部屋がなかなか見つからない」「家賃予算をオーバーしてしまった」という場合は条件を見直してみましょう。
④不動産屋の閑散期にアパートを探す
引っ越す時期が選べるなら、不動産屋の閑散期である4月中旬~8月上旬、10~12月のお部屋探しがおすすめです。
閑散期は引っ越す人が少なく、空室が埋まりづらいです。大家さんが家賃や管理費を値引くケースが増えるので、お得に引っ越せます。

⑤未公開物件を紹介してもらう
ネット上に載ってない未公開物件を不動産屋に紹介してもらうのも手です。好条件で安い賃貸アパートが見つかる可能性があります。
未公開物件は、不動産屋専用の有料データベース「ATBB」や「レインズ」に載っています。不動産屋の店舗まで行けば、基本的に紹介してくれます。

不動産屋に行かずに未公開物件を紹介してもらう方法
未公開物件を見るには、不動産屋に行く手間がかかります。「遠方からの引っ越しで現地まで行けない」「来店するのが面倒」という人も多いです。
当サイト運営のチャット不動産屋「イエプラ」なら、お店まで行く必要はありません。チャットやLINEで、ATBBやレインズの未公開物件を紹介してもらえます。
深夜0時までプロのスタッフが対応しています。ほかの不動産屋が閉まっている夜遅い時間でも、お部屋探しができて便利です。
安い賃貸アパートは初期費用が抑えられる
敷金や礼金は家賃をもとに計算される
初期費用の相場 | |
---|---|
敷金 | 家賃0.5~1ヶ月分 |
礼金 | 家賃0.5~1ヶ月分 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃0.5~1ヶ月分 |
敷金や礼金などの初期費用は、家賃をもとに計算されます。初期費用を抑えるなら、できるだけ家賃が安いお部屋を探すべきです。
家賃が1万円下がるだけでも、初期費用が3~5万円安くなるケースはよくあります。入居後の生活費にも余裕が生まれるので、予算オーバーした人は家賃を再検討してください。
賃貸物件の初期費用は家賃4.5~5ヶ月分
家賃帯 | 初期費用目安 |
---|---|
家賃4万円 | 180,000~200,000円 |
家賃5万円 | 225,000~250,000円 |
家賃6万円 | 270,000~300,000円 |
家賃7万円 | 315,000~350,000円 |
家賃8万円 | 360,000~400,000円 |
賃貸契約の初期費用は、一般的に家賃4.5~5ヶ月分かかると言われています。家賃5万円のお部屋なら、初期費用は22.5~25万円です。
実際の初期費用は、お部屋の条件や契約オプション次第で変動します。予算に不安がある人は、事前に不動産屋へ伝えておくと確実です。
安い賃貸アパートを探す際の5つの注意点
- 事故物件の可能性がある
- おとり物件が存在する
- 管理費や共益費が高いケースがある
- 光回線が引けない物件が多い
- プロパンガス物件が多く光熱費が高い
①事故物件の可能性がある
周辺の同じようなお部屋と比べて家賃が極端に安い場合、事故物件の可能性があります。事故物件とは、一般的に室内で人が亡くなったお部屋を指します。
不安な人は、不動産屋に家賃が安い理由を聞いてみてください。事故物件には告知義務があるので、正直に教えてくれる可能性が高いです。
②おとり物件が存在する
安い賃貸アパートは、実際は借りられない「おとり物件」の可能性があります。来店させた後で、別なお部屋を紹介する悪質な手法です。
おとり物件に騙されないためには、内見を現地集合で依頼するのが有効です。「1度来店する必要がある」と強引に営業してくる不動産屋は利用しないほうが良いです。
③管理費や共益費が高いケースがある
家賃が安くても、管理費や共益費が高いと予算をオーバーします。どちらも毎月支払うお金なので、込みの金額でお部屋探ししてください。
不動産屋に探してもらう際は「管理費込み〇万円以内でお願いします」と伝えましょう。
④光回線が引けない物件が多い
築年数が古い安めのアパートは、光回線を引けないことが多いです。建設時に光回線の導入を想定しておらず、工事できない物件が多いためです。
ネット環境にこだわりたい人は、光回線を引いても良いか不動産屋にあらかじめ確認してください。
⑤プロパンガス物件が多く光熱費が高い
都市ガス | プロパンガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 314円 | 504円 |
5㎥使用した場合 | 1,570円 | 2,520円 |
基本料金 | 750円 | 1,574円 |
月額合計 | 2,320円 | 4,094円 |
安い賃貸アパートは、ガス料金の高いプロパンガス物件が多いです。一人暮らしの平均的な使用量(5㎥)なら、都市ガスに比べて2千円近く高くなってしまいます。
家賃の安さだけ注目すると、トータルコストが高くなる可能性があります。とくに自炊する人や湯船に浸かる人はよく検討してください。
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安くても避けるべきアパートの特徴
- ・共用部分の管理が行き届いていない
- ・住民の民度が低い
- ・近くに大きな音が出る施設や環境がある
- ・室内設備が古すぎてまともに動かない
- ・お部屋の広さや形に問題がある
共用部分の管理が行き届いていない
安い賃貸アパートでも、共用部分の管理が行き届いていない物件は避けましょう。ゴミが貯まっていたり、電球が切れている物件は管理会社の質が悪いです。
廊下に自転車や靴などの私物が置いてある物件もおすすめしません。住民のマナーが悪く、入居後にトラブルが起きる可能性が高いです。
住民の民度が低い
家賃の安いアパートは、定職につかない人や外国人が多いです。生活リズムや文化の違いから、騒音・ゴミ出しに関するトラブルが起きやすいです。
内見時に、注意喚起の張り紙がないか確認しましょう。お知らせ日が数ヶ月以内であれば、住むのは避けたほうが良いです。
近くに大きな音が出る施設や環境がある
- ・修理工場
- ・スタジアム
- ・学校、保育園
- ・公園
- ・線路沿い
- ・大通り沿い
アパート周辺に大きな音の出やすい施設や環境があると、騒音に悩まされます。休日の朝ゆっくり寝たい人は避けたほうが良いです。
内見のついでにアパート周辺を歩いて、気になる施設がないかチェックしておきましょう。
室内設備が古すぎてまともに動かない
家賃の安い物件は、室内設備が古すぎてまともに使えない可能性があります。大家さんが交換費用をケチっているためです。
入居前の交換交渉も断られるケースが多いです。内見時に、シャワーやエアコン、給湯器の使用感を確かめておきましょう。
お部屋の間取りに問題がある
- ・お部屋の形がいびつ
- ・邪魔な位置に柱がある
- ・キッチンが狭い
- ・洗濯機置き場が外にある
- ・コンセントが少ない
家賃の安いアパートは、お部屋の間取りに問題があるケースが多いです。お部屋の形がいびつだったり、邪魔な柱があるとストレスが溜まります。
洗濯機置き場が外にある間取りは、雨風や砂ぼこりで洗濯機が故障しやすいです。洗濯物の盗難リスクもあるので、とくに女性は避けたほうが良いです。
安い賃貸アパートの探し方に関するよくある質問
安くて綺麗な賃貸物件ってある?
リノベーション済み物件なら安くて綺麗です。築年数が古くても、内装は工事が入って新築同様です。
格安物件の手っ取り早い探し方はある?
不動産屋に事故物件を紹介してもらうと良いです。心理的な抵抗が無ければ格安で住めてお得です。
一人暮らしで安く住む方法はなに?
お部屋探しの検索条件に「都市ガス・インターネット無料」を入れることです。光熱費や通信費を抑えられます。
フリーレントとはなに?
入居後の家賃が一定期間タダになる物件のことです。期間は1ヶ月ほどの物件が多いです。
全国の平均家賃はいくら?
総務省統計局公表の「家計調査2022年度(表番号8)」によると、全国の一人暮らしの1ヶ月の平均家賃は54,406円です。
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