
「一人暮らしに必要なものは?」
「家具家電は何を揃えればいい?」
一人暮らしのお部屋は、自分の好きにレイアウトができます。広めのベッドや、ソファを配置するなど、自由度が高いんです。
しかし、気に入った家具を全て購入すると、お部屋が手狭になります。最低限に絞っておかないと、出費も高額になりやすいんです。
そこで当記事では、一人暮らしに必要なものリストをまとめました!最低限揃えるべきものや男女別の必需品を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
一人暮らしで最低限必要なもの
一人暮らしで最低限必要なものを「家具・インテリア」「家電」「日用消耗品」に分けてリスト化しました。
全て入居日初日に必要なので、事前~当日に買い揃えておきましょう。
家具・インテリア | ||
---|---|---|
ベッド・寝具 | 小柄な人はセミシングル、平均的な人はシングル、大柄な人はセミダブルサイズだと丁度良いです。 | |
カーテン | 引っ越し当日から取り付けられるよう、事前に準備してください。自然光を取り入れたい人は、レースとセットになったものがおすすめです。 | |
テーブル | コンパクトサイズの折りたたみで良いので、1つ準備しておきましょう。食事やちょっとした作業をするのに使います。 |
ベッド以外は、入居日当日に近くのホームセンターなどで買い揃えましょう。
通販で事前に購入しておくのも良いですが、実物と画像ではイメージが異なる可能性があるので、お店に見に行ったほうが良いです。
家電 | ||
---|---|---|
冷蔵庫 | 2ドアタイプの100L~150Lサイズがあれば充分です。頻繁に自炊する人は150~200Lがおすすめです。 | |
電子レンジ | オーブン機能付きのレンジがあると便利です。ちょっとした自炊も、レンジで簡単にできます。 | |
洗濯機 | 一人暮らしなら脱水容量が5~6kgが丁度良いです。洗濯機置き場の目安は60×80cmが平均的です。 | |
炊飯器 | 3合炊きサイズがあると良いです。1度にお茶碗5杯分炊けるので、残りを冷凍しておくと便利です。 | |
電子ケトル | やかんや鍋でお湯を沸かすより早いうえ、ガス代の節約に繋がります。コンパクトサイズで良いので1つ持っておくと良いです。 | |
照明 | お部屋に照明が備え付けられていない場合は、購入してください。LED電灯であれば長持ちします。 | |
エアコン | 備え付けがない場合は購入しましょう。夏や冬は体調に関わってくるので必需品です。 |
家電は高額なものが多いです。1年前の型落ちを選ぶなど、少しでも安さを重視して選んでください。
1~3月に引っ越しする人は、新生活応援キャンペーンなどの名目でセットになっているものがおすすめです。かなり格安で手に入ります。
日用消耗品 | ||
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トイレット ペーパー |
初日から使います。入居日に近くのお店で調達しましょう。 | |
掃除用品 | コロコロやクイックルワイパーがあれば充分です。そのほか、キッチン・お風呂・トイレの掃除用具も準備してください。 | |
歯磨き用品 | 薬局で買いそろえるとコスパが良いです。歯ブラシを置くスタンドやコップも合わせて購入しておくと便利です。 | |
ボディケア・ヘアケア用品 | シャンプー・リンス・ボディソープ・洗顔フォームなどのアメニティは、入居日に近くのお店で買い揃えましょう。 | |
洗濯洗剤 | 柔軟剤や漂白剤も一緒に揃えておくと良いです。洗濯洗剤のみだと、衣類が傷みやすくなります。 | |
物干し竿・ ハンガー・ 洗濯ばさみ |
竿は1本、ハンガーは10本、洗濯ばさみは最低5本あると良いです。 | |
タオル類 | フェイスタオル、バスタオルともに各5枚あると良いです。 | |
バスマット | 100円均一のもので良いので1枚準備しましょう。マットがないと、お風呂上がりに床がずぶ濡れになりカビが生える原因となります。 | |
調理器具や食器 | 100円均一のプラスチック製のもので良いです。必要だと思う分だけ揃えましょう、 | |
食器洗い用品 | スポンジと洗剤だけでも購入してください。たわしはアルミホイルで代用できるので無くて良いです。 | |
ゴミ袋 | 自治体指定がある場合は専用の袋を、無ければ透明・半透明の袋を購入しましょう。荷解き時に出たごみをまとめるのに初日から使います。 |
日用消耗品は、薬局と100円均一で買い揃えましょう。価格が安く、ブランドにこだわらなければ、全部で1万円未満に収まります。
引っ越し業者から荷物を全て受け取った後、近所のお店に買いに行くと良いです。
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男女別で必要なもの
男女別に必要なものもまとめました。何を買い揃えたら良いかわからない人は、是非参考にしてください。
女性の一人暮らしに必要なもの
女性の場合は、身だしなみを整えるグッズと衛生用品系は必需品です。そのほか、防犯グッズも2つほど所持しておくと良いです。
ドライヤー・ ヘアアイロン |
髪を乾かしたり、寝癖を整えるのに必要です。安すぎると髪が傷む原因になるので注意しましょう。 | |
---|---|---|
サニタリー用品 | 肌に触れるものなのでメーカーは妥協しないほうが良いです。 | |
サニタリーBOX | 自分一人しかいない場合でも、必ずボックスは準備しておきましょう。 | |
部屋干しグッズ | 低層階に住む人は、部屋干しグッズは必需品です。窃盗やストーカーに狙われる原因となります。 | |
鏡 | メイク時や身だしなみを整えるのに必要です。全身鏡でなくて良いので、大きめのものが1つあると良いです。 | |
防犯グッズ | 一人暮らしだと頼れる人がいないので、防犯グッズは2つほど持っておきましょう。ブザーとセキュリティステッカーは手に入りやすいです。 |
男性の一人暮らしに必要なもの
男性は以下の4点も準備しておきましょう。
シェーバー | 髭剃り用品は買い揃えておきましょう。生えるのが早い人は、持ち運び用のものも準備すると良いです。 | |
---|---|---|
衣類スチーマー | 男性は、スーツを着る機会が多いので購入したほうが良いです。 | |
シューケア用品 | 革靴の手入れをするために必要です。早めに準備しておきましょう。 | |
消臭グッズ | 衣類と靴用の2種類あると良いです。無臭か柑橘タイプだと万人受けしやすくおすすめです。 |
とくにスチーマーとシューケア用品は早めに準備しておきましょう。入社式前に、1度キレイにしておいた方が見目が良くなります。
一人暮らしにあると便利なもの
その他、一人暮らしにあると便利なものをまとめました。
延長コード | コンセント数が限られているので、2本ほどあると良いです。電源タップ付きなら節電もできます。 | |
---|---|---|
収納ケース | ベッド下のすき間に入るタイプやテレビ台代わりになるものは、邪魔にならずおすすめです。 | |
ゴミ箱 | 袋だけだと、臭いが漏れたりゴミがこぼれたりと不便です。安いもので良いので買っておくと良いです。 | |
コンロ | プロパンガスのお部屋は、備え付けのコンロが基本ありません。自炊するという人は、購入しましょう。 | |
シャワー カーテン |
3点ユニットバスのお部屋に住む人は、シャワーカーテンがあるとトイレが濡れにくいです。 | |
ドライバー | 組み立て家具を買う人はあると作業がはかどります。100円均一にあるセットのものでも充分に使えます。 | |
ラグ | おしゃれなインテリアとしてだけでなく、階下への防音や防寒対策にもなります。 | |
テレビ | ドラマや映画が好きな人は、購入しても良いです。設置する際は、テレビ台もセットで揃えてください。 | |
傘立て | 靴を濡らしたくない人は、傘立てがあると便利です。2~3本ほど入るコンパクトサイズで良いです。 | |
時計 | スマホ以外で時間を確認したい、インテリアにこだわりたいという人は買っても良いです。 | |
殺虫剤 | 万が一、虫が出たときに対応できます。とくに夏は1本準備しておきましょう。 | |
常備薬 | 体調が悪くなりやすい人は普段飲んでいる薬を用意してください。 | |
防災グッズ | 非常食や長期間保存できる飲料水など、災害に備えて用意しておくと安心です。 |
後々買い揃えれば良いものばかりなので、お金に余裕がある時に追加しましょう。
必要なものを買うときに注意すべきこと
必要なものを買い揃える前に、注意すべきことを4つ紹介します。買ってから後悔しないためにも参考にしてください。
- ・内見時にお部屋の採寸をしておく
- ・なるべく実店舗で購入する
- ・家電は安さより質を優先すべき
- ・家具家電はお店の配送サービスを利用する
- ・一気に買い揃えない
内見時にお部屋の採寸をしておく
お部屋の内見時に、必ずメジャーで採寸をしておくべきです。大きすぎて室内に入れれない、レイアウトが上手くいかないなどの失敗を防げます。
測っておくべき場所 | 測る項目 |
---|---|
玄関・扉 | 高さ・横幅 |
くつ箱 | 高さ・横幅・奥行き |
リビングルーム | 広さ |
クローゼット | 高さ・横幅・奥行き |
カーテンレール | 長さ・床までの高さ・レース カーテンのレールの有無 |
冷蔵庫を置くスペース | 横幅・奥行き |
洗濯機・防水バンを 置くスペース |
横幅・奥行き・給水口の位置 |
洗濯機は稼働すると左右に揺れます。ジャストサイズを買うと、横のものとぶつかって騒音の原因になるので注意が必要です。

なるべく実店舗で購入する
家具や家電は毎日目にするものが多く、高額なものほど付き合いが長くなります。
カタログスペックや写真だけでなく、店舗で実際に目にして自分がどう感じたかを大切にしてください。
店舗で購入すれば店員さんに相談できる上、不良品の返品交換もスムーズです。ネット通販だと、対応に時間がかかる可能性があります。
家電は安さより質を優先すべき
相場の値段とかけ離れて安い家電は避けてください。あまりにも安い製品は、すぐに壊れてしまう可能性が高いです。
壊れると修理に出したり買いなおす必要があり、余計な出費と手間がかかります。
家電を選ぶ時は、ネット上であらかじめ相場の値段を調べましょう。家電量販店で店員さんに相談するのも手です。
家具家電はお店の配送サービスを利用する
家具家電はお店の配送サービスを利用すべきです。まとめ買いや一定金額以上購入すると、送料が無料になるからです。
配送先を新居に指定すれば、引っ越し費用を抑えられるうえ、室内まで運んでくれるので手間が省けます。

一気に買い揃えない
家具や家電・雑貨などは、一気に買い揃えないようにしましょう。サイズが大きい家具や家電は、実際に配置するときにお部屋が狭くて置けない可能性があります。
「入居当日に必要なもの」「入居後1週間以内に必要なもの」「後々買えば良いもの」の3つに分けてリストアップするとわかりやすいです。
「なんとなく使いそう」と感じるくらいの家具や家電であれば、お部屋のスペースを圧迫するだけになってしまいかねないので買わないほうが良いです。
必要なものを揃えると約13~22万円かかる
一人暮らしに最低限必要なものを新品で買い揃えると約13~22万円かかります。
以下で内訳を紹介するので、購入する際の相場の参考にしてください。
ベッド | 約20,000~50,000円 |
---|---|
寝具 | 約15,000円 |
カーテン | 約4,000~10,000円 |
冷蔵庫(150L・2ドア) | 約30,000~60,000円 |
電子レンジ | 約6,000~15,000円 |
洗濯機(縦型・6Kg) | 約35,000~50,000円 |
トイレットペーパー | 約300円 |
トイレ・お風呂の掃除用品 | 約1,500円 |
歯磨き用品 | 約500円 |
ボディケア・ヘアケア用品 | 約2,000円 |
洗濯洗剤・柔軟剤 | 約1,000円 |
物干し竿・ハンガー・ 洗濯ばさみ |
約1,500円 |
バスタオル・ フェイスタオル(5枚ずつ) |
約6,500円 |
バスマット | 約1,000円 |
合計金額 | 約138,800~214,300円 |
極端に高額な商品は扱いませんでしたが、合計金額に10万円以上の差が出ました。
沢山の買い物をしていると財布の紐が緩くなりがちです。

家具家電付きの賃貸物件を選ぶ
お部屋探しの際に、家具家電付きの賃貸物件を選べば購入費用を抑えられます。
わざわざ自分でお部屋に合った家具家電を選ばなくても、最初からすべて揃っています。あとで必要に感じたものは買い足せば良いです。
ただし、家具家電付きの物件は家賃が高く設定されているものが多いです。
長期的に見ると一般的な賃貸物件で、家具家電を購入したほうがや安いこともあります。

家賃を抑えれば購入費用に余裕が出る
家賃を安くすれば、家具家電の購入費用の予算を上げられます。初期費用は家賃をもとに計算されるので、入居時の費用を安く抑られます。
ただし、安すぎるお部屋はそれなりの理由があります。お部屋に欠陥があったり、住民の質が悪い物件に当たる可能性があります。
ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談できます。予算を伝えれば、業者専用のデータベーからお部屋を探してくれます。
全国の賃貸情報の8割が集約されている業者専用のデータベース「ATBB」を使っているので、ネット上にない非公開物件から紹介してくれるので、理想のお部屋が見つかりやすいです。
費用を抑えて必要なものを揃える方法
初めての一人暮らしで、必要なものを全て買い揃えるとなるとかなりの出費になります。
費用を抑える5つの方法を紹介するので、金銭面に不安がある人は参考にしてください。
- ・使えるものは実家から持ち込む
- ・新生活応援セットで家電を買う
- ・小物は100円ショップで揃える
- ・友人や親戚から譲ってもらう
- ・ディスカウントストアで買う
使えるものは実家から持ち込む
新しく購入せず、実家で使っていた家具家電を持ち込めば、その分の費用が浮きます。
例えばベッド・テーブル・タンスを持ち込んだ場合、約3万円も浮きます。
なお、お部屋のサイズや玄関の幅によっては搬入・設置できない場合があるので注意です。事前に採寸して、持ち込んでも問題ないか忘れずにチェックしてください。
新生活応援セットで家電を買う
引っ越しシーズンの1月~3月に販売されている「新生活応援セット」を買えば、約4~5千円安く家電を揃えられます。
例えば、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点で4万円前後のセットや、照明・電子レンジ・冷蔵庫・洗濯機・掃除機の6点で7万円前後などがあります。
浮いたお金で他の家電を購入できます。自分に必要なセットを選びましょう。
小物は100円ショップで揃える
食器や調理器具、消耗品の掃除用スポンジやポリ袋などの小物を揃える場合は、100円ショップがおすすめです。
ホームセンターや雑貨屋では200~300円するものも、全て100円で買うことができます。
支出を抑えるためには、こだわる物とそうでない物のメリハリを意識することが重要です。
友人や親戚から譲ってもらう
もし友人や親戚が不要な家具家電を持っている場合、譲ってもらえればその分の購入費用が浮きます。
譲ってもらった際は、菓子折りなどでお礼するのを忘れないようにしましょう。
ディスカウントストアで買う
ディスカウントショップで中古品を購入すれば、費用を抑えられます。特にベッドやチェスト、本棚などの家具は中古でも傷みにくいものが多いので狙い目です。
購入する際は、使用感や家電の製造年数を確認してください。古い物を購入すると、すぐ壊れるので要注意です。
どうしても他人が使ったものには抵抗がある人や潔癖症の人にはおすすめしません。
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