「一人暮らしに1DKは広すぎる?」
「お部屋のレイアウトはしやすい?」
一人暮らしで1DKは、必ずしも広すぎるとは限りません。ダイニングキッチンが広いので、自炊やインテリアをこだわりたい人にはぴったりな間取りです。
しかし、一人暮らしの間取りを選ぶ際は他の間取りとの比較が必要です。違いやデメリットを把握しないと、一人暮らしがしにくい恐れがあります…。
そこで当記事では、1DKは一人暮らしで広すぎるかどうかを、他の間取りと比較して解説します。メリットやデメリット、向いている人の特徴もまとめたので、ぜひ参考にして下さい。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
一人暮らしに1DKは広すぎる?
荷物が多い人ならちょうど良い
1DKは、一人暮らしで荷物が多い人ならちょうど良いです。キッチン部分が広くて、居室のクローゼット以外に収納スペースを多く確保できるからです。
ダイニングと居室が分かれているので、どちらかを収納部屋に使えます。お部屋の広さを活かして、ダイニングテーブルなどを置きたい人にも向いています。
荷物が少ない人なら1DKは広すぎる
荷物が少ない一人暮らしだと、1DKは広すぎます。ダイニングキッチンと居室がそれぞれスペースにゆとりがあるからです。
持ち込む荷物が最低限で、家具や家電を置くとスペースが余る場合があります。お部屋にクローゼットが付いていても、収納する荷物がないと活かしきれません。
自分にぴったりな間取りは住まいのプロに聞くと良い
自分にぴったりな間取りは、住まいのプロに聞くと良いです。間取りの特徴を知り尽くしているので、理想のレイアウトができるお部屋を提案してもらえます。
ネット上の不動産屋「イエプラ」は、賃貸経験の長いスタッフが多数在籍しています。物件提案だけでなく、お部屋探しのアドバイスも教えてくれます。
やり取りはチャットやLINEから可能です。「一人暮らしで1DKってどう?」「自分に向いている賃貸の間取りは?」など、来店不要で何でも質問できます。
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そもそも1DKの間取りとは
ワンルーム | 居室が5~8畳のお部屋が多い。 居室とキッチンが繋がっている。 |
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1K | 居室が5~8畳のお部屋が多い。 居室とキッチンがドアで仕切られている。 |
1DK | ダイニングキッチンの広さが4.5~8畳を占める。 居室の広さは1Kとほぼ同じ。 |
1LDK | リビング兼キッチンの広さが8~10畳以上ある。 30㎡以上のお部屋が多い。 |
1DKは1部屋+ダイニングキッチンが4.5~8畳未満の間取り
1DKとは、居室1つとダイニングキッチンが4.5~8畳未満の間取りのことです。図面で表記するときは、不動産の広告ルールに基づいて決められます。
1DKの居室部分は5~8畳ほどになっていて、専有面積の平均は約28~32㎡です。ダイニングキッチンが8畳以上広いと、間取りは「1LDK」と表記されます。
キッチンが1Kよりも広い
1DKのキッチンがあるお部屋が1Kよりも広いです。1Kのキッチンスペースは、4.5畳より狭いからです。
1DKのキッチンスペースは、ダイニングテーブルや食器棚などを置く余裕があります。居室を寝室として使えば、寝食のスペースが2分割できます。
ダイニングは1LDKより狭い
1DKのダイニングは、1LDKより狭いです。1LDKのキッチンスペースは、8畳より広いからです。
1LDKのキッチンがあるお部屋は、リビングスペースが含まれています。キッチン家具以外にも、家電やソファを置ける余裕があります。
一人暮らしが1DKに住むメリット
- ・比較的安く借りられる
- ・居室と寝室を分けられる
- ・調理家電が沢山置ける
比較的安く借りられる
間取り | 家賃 | 専有面積 | |
---|---|---|---|
CREAL新宿 | 1K | 115,000円 | 19.39㎡ |
オリエンタルコーポ | 1DK | 99,000円 | 36.75㎡ |
- 検索条件
1DKの物件は、他の間取りのお部屋と比較して安く借りられます。都内の1DK物件と、近辺の別物件を比較しても相場より安いです。
業者専用サイト「ATBB」を使って、東京都内にある1DKの賃貸と近辺の物件家賃を比較しました。ほぼ同じ条件ですが、1DKの賃貸は1.6万円安かったです。
居室と寝室を分けられる
一人暮らしが1DKに住むメリットには、居室と寝室を分けられる点も含まれます。ダイニングキッチンが、居室との仕切りで独立しているからです。
1Rや1Kだと、1部屋に食事用のテーブルと寝具を置くレイアウトになります。1DKなら居室に寝具、ダイニングにテーブルや他の家具なども置けます。
調理家電が沢山置ける
一人暮らしが1DKに住むメリットには、調理家電が沢山置けることが挙げられます。1Rや1Kより、キッチンスペースが広いからです。
シンクとコンロの間が広いと、炊飯器などの調理家電が置きやすくなります。他の家電のサイズや省スペースを気にせずに済むので、自炊派の人には使いやすいです。
一人暮らしが1DKに住むデメリット
- ・築年数が古め
- ・中途半端なスペースで使いづらい
- ・掃除に手間がかかる
- ・お部屋のレイアウトが難しい
築年数が古め
一人暮らしが1DKに住むデメリットに、築年数が古めな点があります。DKの間取りが、1980年代に流行っていたためです。
築年数が古いと、内装や設備が旧式の場合があります。最新の設備が揃っている1DKは、築浅やリノベーション物件に多いです。
居室部分が和室になっている物件がある
築年数が古い1DKの居室部分は、和室になっている物件があります。DKの間取りが流行ったあとに、フローリングが普及し始めたからです。
和室の畳は重さに弱いので、お部屋が広くてもレイアウトが制限されてしまいます。全室フローリングの1DKは、築年数が浅くて、家賃も高くなりやすいです。
中途半端なスペースで使いづらい
一人暮らしが1DKに住むデメリットには、中途半端なスペースで使いづらい点も含まれます。ダイニングと居室部分が、極端に広くないからです。
1DKだからといって好きな家具や家電が置けるわけではありません。内見の際に採寸してみると、さほどスペースに余裕がないケースもあります。
掃除に手間がかかる
一人暮らしで1DKに住むと、掃除に手間がかかります。お部屋が広くて、掃除に時間がかかるからです。
1Kよりお部屋の数が多いので、普段使わないスペースにほこりが溜まりやすいです。効率良く掃除するためには掃除機は必要ですが、収納する手間がかかります。
お部屋のレイアウトが難しい
一人暮らしが1DKに住むデメリットとして、お部屋のレイアウトが難しい点が挙げられます。お部屋の広さや生活スタイルによって、家具や家電の配置が狭まるからです。
ダイニングキッチンにテーブルを置く際は注意が必要です。スペースが足りなくて、生活用の家具や家電が置けなくなる場合があります。
一人暮らしで1DKが向いている人の特徴は?
安くて広いお部屋に住みたい人に向いている
- ・家賃を抑えて広いお部屋に住みたい
- ・築年数は重視しない
- ・食事と生活スペースは分けたい
- ・普段から自炊をする
- ・1Rや1Kの賃貸で一人暮らしの経験がある
1DKが向いている一人暮らしは、安くて広いお部屋に住みたい人です。築年数が気にならなければ、1DKを安い家賃で借りられるからです。
キッチンスペースが広い1DKは、自炊派の一人暮らしにも向いています。ダイニングと居室が分かれているので、寝食のメリハリがつけられます。
築年数のこだわりが強いなら向いていない
- ・築浅か新築の物件に住みたい
- ・荷物が最低限で、収納を使わない
- ・頻繁には自炊をしない
- ・生活スペースが一箇所に集まりやすい
1DKが向いていない一人暮らしの特徴は、築年数のこだわりが強い人です。1DKの賃貸は、築年数が古い物件が多いからです。
持ち込む荷物が少ないと、一人暮らし向けの1Rや1Kの物件で間にあいます。普段料理しない一人暮らしは、広いキッチンスペースも活かしきれません。
一人暮らしの間取りに迷ったら不動産屋に相談してみる
一人暮らしの間取りに迷ったら不動産屋に相談してみるのも手です。内見するお部屋がユーザーに向いているかどうか、判断して教えてもらえます。
ネット上の不動産屋「イエプラ」は、賃貸経験の長いスタッフが多数在籍しています。物件提案だけでなく、お部屋探しのアドバイスもしてくれます。
やり取りはチャットやLINEから可能です。「一人暮らしでおすすめの間取りは?」「自炊がしやすいお部屋はある?」など、来店不要で何でも質問できます。
通勤通学時間や休み時間などのスキマ時間でも利用可能です。効率的にお部屋探しを進められて便利です!
一人暮らしが1DKに住むときのレイアウト例
- ・引き戸を外してスペースを広く取ったレイアウト
- ・小さい家具家電でコンパクトに収めたレイアウト
- ・必要最低限の家具家電だけを置いたレイアウト
引き戸を外してスペースを広く取ったレイアウト
お部屋の引き戸を取り外して、スペースを広げて使うレイアウトです。居室とダイニングキッチンが繋がって、開放感が出るからです。
このレイアウトは、居室とDK部分のバランスが悪い際に有効です。引き戸を外す前には大家さんか管理会社に許可を取りましょう。外した戸は、クローゼットなどに保管が必要です。
小さい家具家電でコンパクトに収めたレイアウト
一人暮らし向けの家具家電のなかでも、小さいサイズで統一するレイアウトもあります。壁や床が見えているほうが、お部屋が広く感じるからです。
特に冷蔵庫は、大きさ次第でキッチンスペースが埋まりやすいです。冷蔵庫が大きすぎないと、天板に電子レンジなどの調理家電が置けるので便利です。
必要最低限の家具家電だけを置いたレイアウト
家具家電を必要最低限に抑えるレイアウトが含まれます。場所を取りやすいソファは、長座布団やクッションなどのインテリアで代用できるからです。
家具を絞りきれない際は、収納機能がついた家具を優先して選ぶと良いです。収納付きベッドや壁面収納できる家具を選べば、棚やラックを置く手間が省けます。
1DKなど一人暮らし向けの間取りに関するQ&A
一人暮らし向けの間取りは?
希望する家賃や専有面積によりますが、1R・1K・1DK・1LDK・2Kに分けられます。国土交通省の調査では「一人暮らしに必要な広さの目安」は最低25㎡以上とされています。
間取りの1Kと1DKはどちらが広いの?
1DKのほうが広いです。キッチンスペースが4.5畳以上あって、お部屋は2つに分かれています。
一人暮らしなら1Kと1DKならどっちがいい?
生活スタイルによりますが、1Kが一人暮らしにスタンダードな間取りとされています。広いお部屋に住みたいなら、1DKの間取りがおすすめです。
荷物が多い人に1DKは向いている?
向いています。収納スペースが充実したお部屋が多くて、居室を収納部屋にできます。
1DKで一人暮らしする女子は多い?
多いです。1DKのお部屋は比較的安く借りられるので、普段から自炊する女性の一人暮らしに向いています。
男の一人暮らしで1LDKはアリ?
アリです。ただし、1DKよりも家賃が高いので収入に余裕がある人向けです。
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