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一人暮らしで1LDKは広すぎる?メリットや向いている人の特徴を解説!

1LDKで一人暮らしは広すぎ?のアイキャッチイラスト

1LDKで一人暮らしは広すぎる?
1LDKは家賃相場が高いの?

一人暮らしのお部屋を1LDKで探す人は多いのではないでしょうか。お部屋が広くて快適そうなので、1度は住んでみたいと憧れますよね。

しかし、1LDKは「家賃が高くてもったいない」「広すぎて持て余しそう」など、住んでから後悔しないか迷っている人が多いです。

そこで当記事では、1LDKの広さや特徴、一人暮らしで住んだ場合のメリットやデメリットを解説します。ぜひ参考にしてください。

1LDKは一人暮らしには少し広すぎる

1LDKの広さは1R・1Kの約2倍

1LDKの面積は、一人暮らしで一般的な間取りであるワンルーム・1Kの約2倍あるので少し広すぎます

ワンルーム・1Kの広さは18~22㎡が多いのに対して、一人暮らし向けの1LDKは30~40㎡が中心です。

お部屋の広さに応じて家賃も高くなるので、1LDKに住むかどうかは予算やライフスタイル、荷物量などを考慮して判断しましょう。

そもそも1LDKとは

1LDKの間取り図

1LDKとは、居室が1つ+キッチンが8畳以上の広さの間取りのことです。キッチンが4.5~8畳の間取りは1DKと呼ばれます。

居室の使い方は自由ですが、一人暮らしなら寝室にするのがおすすめです。広さが4畳あれば、セミダブルのベッドを問題なく置けます。

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実際に一人暮らしする人のお部屋の広さや間取り【独自アンケート】

調査内容
  • 調査実施日:2022年7月末
  • 調査媒体:ランサーズ
  • 対象:1都3県(東京・千葉・埼玉・神奈川)在住 10~30代の男女100名
  • ・現在住んでいるお部屋の専有面積は?
  • ・お部屋の間取りは?

実際に選ばれるのは18~20㎡が多い

現在住んでいるお部屋の専有面積は?アンケート結果グラフ

一人暮らし中の男女100人にアンケートを取ったところ、もっとも選ばれている広さは20㎡以下のお部屋でした。30㎡以上のお部屋に住んでいるのは4人に1人しかいません。

収入に余裕がないなら20㎡前後で探すのがおすすめですが、築年数や駅徒歩などの条件次第では、広くて家賃の安い物件もあります。

どうしても広いお部屋にこだわりたいなら、不動産屋に「家賃○万円で30㎡以上の物件に住みたいです」と相談してみてください。

1LDKは一人暮らしに選ばれづらい間取り

間取り 割合
1位 1K 33%
2位 ワンルーム 23%
3位 1DK 18%
4位 2DK 8%
4位 1LDK 8%
6位 2K 5%
7位 その他 4%

一人暮らしで1LDK以上の広い間取りを選ぶ人は少数派です。収入との兼ね合いを考えると、1部屋あれば十分という人が多いためです。

しかし、1LDKは空間にゆとりがあるのが何よりの魅力です。収入に余裕があって、趣味のスペースやインテリアにこだわりたい人なら住んでも後悔しません。

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一人暮らしは最低25㎡必要

国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」によると、一人暮らしに必要な広さは最低25㎡です。水準より狭いお部屋だと、ストレスに感じる可能性が高いです。

1LDKのお部屋は、基本的に30㎡以上の広さがあるため水準を満たしています。お部屋の狭さにイライラしたくない人は、1LDKを中心に探すのもアリです。

お部屋の広さや間取りに悩んだら不動産屋に相談するべき

一人暮らしで自分に合う広さが分からない、1LDKに住みたいけど不安、という人は不動産屋に相談してピッタリのお部屋を紹介してもらいましょう

チャット不動産屋「イエプラ」なら、アプリやLINEでプロの不動産スタッフと相談しながらお部屋を探せます。

「この物件は広すぎる?」など、気になる物件URLを送りながら質問や内見予約もできます。深夜0時まで営業しているので、仕事が忙しい人にもおすすめです。

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1LDKで一人暮らしする5つのメリット

  1. 寝室を分けられる
  2. キッチンが広い
  3. リビングでくつろげる
  4. 築浅で設備が整った物件が多い
  5. 収納スペースに悩まない

①寝室を分けられる

1LDKで一人暮らしする大きなメリットは、生活スペースと寝室を分けられる点です。生活にメリハリが生まれることで、気持ちをうまく切り替えられます。

また、寝室が別にあるため寝具へのニオイ移りが気になりません。「枕や布団から夕食のニオイがする」など、不快になった経験がある人にはおすすめの間取りです。

②キッチンが広い

1LDKのお部屋はキッチンスペースが広いのが特徴です。2口以上のコンロが基本で、まな板置き場や広めのシンクなど十分な調理スペースが確保されているのが特徴です。

今のお部屋で食材を切るスペースがない、シンクにすぐ食器がたまってしまうなどの不満がある人は、1LDKでの一人暮らしが向いています。

③リビングでくつろげる

1LDKは8畳以上の広さがあるので、食事とは別にくつろぐためのスペースも作れます。ソファーやテレビボードなど、大きめの家具を置いてもゆとりがあります

今のお部屋が狭くて友人や恋人を招きづらい、ソファーでテレビを見たいという人は1LDKのお部屋を検討してみてください。

④築浅で設備が整った物件が多い

1LDKは築5年以内の築浅物件が主流で、設備の整った物件が多いです。温水洗浄便座や独立洗面台など人気の設備は基本的に付いています。

家賃は高くなりますが、食器洗浄機や浴室乾燥機などが付いている物件もあります。収入に余裕があって便利な暮らしがしたいなら、1LDKでの一人暮らしがおすすめです。

⑤収納スペースに悩まない

1LDKは一人暮らし用のお部屋としては広いので、十分な収納スペースが確保されています。オフシーズンの服や、使わなくなった家具・家電をしまっておけます。

今のお部屋で服がクローゼットに入らない、そもそも片付けが苦手という人なら1LDKのお部屋がおすすめです。

1LDKで一人暮らしする3つのデメリット

  1. 家賃が1DKや1Kに比べて高額
  2. 光熱費が高くなりがち
  3. 掃除の手間が増える

①家賃が1DKや1Kに比べて高額

1K 1DK 1LDK
新宿区 10.15万円 13.15万円 20.00万円
豊島区 9.10万円 11.32万円 15.30万円
足立区 6.84万円 8.15万円 11.16万円

参考:家賃相場情報-HOME’S (調査日:2023/03/01)/

1LDKで一人暮らしする大きなデメリットとしては、家賃が高くなることです。東京23区内の1LDKの家賃相場を1DKや1Kと比べた所、1.5~2倍高いことが分かりました。

収入に対して家賃が高すぎると生活費を圧迫します。一般的に目安とされる「家賃が手取りの3分の1以内」が難しいのであれば、1DKや1Kに住むのがおすすめです。

②光熱費が高くなりがち

1LDKのお部屋は、1Kや1DKに比べて光熱費の負担が大きいです。契約アンペア数はお部屋の広さに合わせるので、地域によりますが毎月の基本料金が300円ほど高くなります。

シーリングライトやエアコンの性能もお部屋の広さに合わせるため電気代が高くなります。タップ式コンセントで不要な待機電力をカットするなどで対策しましょう。

③掃除の手間がかかる

1LDKはお部屋が広いため、掃除の手間と時間ががかかります。窓や家具が増えるので、普段使わないスペースにほこりが溜まりやすいです。

脚付きの家具で掃除機をかけやすくする、コード類は結束バンドでまとめるなど、掃除が負担にならないような工夫を心がけましょう。

1LDKの一人暮らしが向いている人の特徴

家賃が高くても問題ない人向き

【1LDKがおすすめできる人】
  • ・家賃が高くても構わない
  • ・設備の整った物件に住みたい
  • ・できるだけ自炊したい
  • ・同棲の予定がある
  • ・ソファーやダイニングテーブルを置きたい

1LDKは、ほかの間取りに比べて家賃は高めですが、利便性は抜群です。最新設備が整っているので、お部屋でストレスなく過ごしたい人や、自炊をしたい人に向いています。

お部屋が広いため、ソファーやダイニングテーブルなど大きめの家具を無理なく置けます。お部屋のレイアウトにこだわりたいという人は、1LDKでの一人暮らしをおすすめします。

向いていない人の特徴

【1LDKがおすすめできない人】
  • ・家賃はできるだけ抑えたい
  • ・お部屋が狭くても気にならない
  • ・友人や恋人を招く可能性が少ない
  • ・家に帰ったら寝るだけ
  • ・服や荷物が少ない

1LDKは、他の間取りに比べて家賃が高いです。住居にかかる費用を抑えたい人や、お金に余裕のない人には向いていません。

お部屋の広さや設備にそれほどこだわらない人であれば、1DKや1Kを含めて探したほうが物件数が多く、自分に合ったものが見つかります。

お部屋の広さはライフスタイルや予算に応じて決めるべき

お部屋の適切な広さは、ライフスタイルや予算に応じて異なります。対応が丁寧な不動産屋に相談して、ピッタリのお部屋を紹介してもらいましょう。

気軽に相談するなら、ネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。LINEやチャットを送るだけで、プロのスタッフが遅くまで相談に乗ってくれます。

業者専用データベースから探すので、SUUMOやHOME’Sにない未公開物件の紹介も可能です。深夜0時まで営業しているので、ぜひ利用してみてください。

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1LDKのお部屋を内見する際のポイント

  • ・エアコンが2台付いているか
  • ・コンセントの位置と数に問題がないか
  • ・日当たりに問題がないか

エアコンが2台付いているか

1LDKを内見する際は、エアコンがLDKと居室の計2台付いているか確認しましょう。エアコンが片方のみであれば、ドアを開けておくため冷暖房の効率が悪いです。

もし内見時にエアコンが1つしかない場合は「入居までにもう1台設置してもらえますか?」と不動産屋に相談してみましょう。

コンセントの位置と数に問題がないか

居室のコンセントの位置と数も重要です。賃貸物件では基本的にコンセントの増設ができないためです。テレビを居室でも見たい人はテレビ線の有無も確認してください。

日当たりに問題がないか

1LDKはお部屋が2つあるため、LDKと寝室両方の日当たりに問題ないか内見で確かめましょう。寝室が東向きなら、朝日を浴びて1日を気持ちよくスタートできます。

LDKが南向きのお部屋は一日を通して日当たりが抜群です。在宅勤務が中心の人や、洗濯物を外干ししたい人におすすめです。

1LDKの一人暮らし向けのレイアウト例

コンパクトな家具ですっきりまとめる

コンパクトな家具ですっきりまとめるレイアウト
出典:Room Clip

一人暮らし向けの1LDKでも、コンパクトな家具でまとめればダイニングテーブルとソファーを置けます。最大でも2人掛け用の家具に収めるのがコツです。

カーテンや家具をアイボリーで統一することで、リビングが8畳ほどでもお部屋をすっきりと見せられます。

ダイニングテーブルを置かない

王道な1LDKのレイアウト①

ソファー、ローテーブル、テレビボードのみにして、ダイニングテーブルを配置しないのであればお部屋が広く見えます。

より空間を広く確保したい人は、ソファーではなく座椅子にしましょう。ローテーブルの高さが合わないと食事しづらいので、高さ調節できるタイプがおすすめです。

LDKにベッドを置いたレイアウト

LDKにベッドを置いたレイアウト
出典:folk

あえてリビングスペースにベッドを置くのもアリです。居室は仕事や趣味のスペース、ウォークインクローゼットに使えます。また、友人が良く家に来る人は客室にもなります。

LDK部分はワンルームのようなレイアウトになるので、自炊をあまりしない、家具をあまり置かない人に向いています。

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