お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

女性の一人暮らしで1階は危険?おすすめの防犯グッズはどれ?

女性の一人暮らしで一階は危険!のイメージイラスト

女性の一人暮らしで1階は危険?
怖い思いをしないためには?

他の階数と比べて家賃が安い、足音を気にしなくていいなどのメリットがある1階。住んでみてもいいかも?と気になっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、女性の一人暮らしで1階はやめとけと言われた、空き巣などの不審者が入ってきそうで怖いと不安になりますよね…。

そこで当記事では女性が1階に住むのは危険なのか、安心して暮らせるのはどんな物件かを詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

監修 藤本 千里
不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ

池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。

女性の一人暮らしで1階に住むのは危険?

1階は不審者から狙われやすく危険

警察庁が公開している「住まいる防犯110番」の令和4年度「侵入窃盗の発生場所別認知件数」によると、一戸建て住宅と共同住宅の3階以下が狙われているというデータがあります。

特に1階はベランダから入りやすく逃げやすい、侵入前の下調べがしやすいなど、不審者にとって都合が良く大変危険です。

女性は男性に比べると力が弱いため狙われやすい傾向にあります。一人暮らしは周囲に助けてくれる人がいないケースが多いので、1階に住むのはやめたほうがいいです。

1階で一人暮らしした女性の怖い体験談

実際に1階に住んだことがある人の投稿を見てみると「室内を覗かれた」「酔っ払いがベランダから侵入してきた」など、怖い思いをした人がたくさんいます。

取り返しのつかないことにならないためにも、2階以上で防犯性が高いお部屋を選ぶようにしましょう。

女性の一人暮らしで1階に住むデメリット

  • ・洗濯物を外に干すと盗まれやすい
  • ・空き巣やストーカーなど不審者が侵入しやすい
  • ・窓から覗かれる危険性が高い
  • ・害虫が出やすい
  • ・冬は底冷えする
  • ・通行人の話し声や車の音が聞こえやすい
  • ・2階以上と比べると日当たりが悪い

洗濯物を外に干すと盗まれやすい

1階で洗濯物を外に干すと盗まれやすいです。誰でも簡単に手が届いてしまう位置にあるからです。洗濯機置場が外にある場合、洗濯機の中から持っていかれることもあります。

干している衣類から女性の一人暮らしということが知られてしまい、不審者に狙われるケースもあるので注意が必要です。

空き巣やストーカーなど不審者が侵入しやすい

2階以上のお部屋と違い、1階は玄関や窓が地面に面しているので不審者が侵入しやすいです。

不審者は逃げる経路も考えて犯行に及びます。1階はすぐに外に出られて逃亡しやすいので狙われる可能性が高いです。

窓から覗かれる危険性が高い

1階は通行人と目線の高さが同じなので外から覗かれやすいです。なんとなく視線が気になり、お部屋にいても落ち着きません。

カーテンや窓を開けておくと女性の一人暮らしだと知られてしまい、侵入される危険があるため窓は閉めっぱなしの生活を強いられます。

換気が思うようにできない、常に電気を付けているせいで光熱費がかかるなどのデメリットもあります。

害虫が出やすい

1階は地面と近いため虫が出やすいです。蚊やハエだけでなく、アリやムカデのような地を這うタイプの虫も入ってきます。

専用庭など植物に囲まれている環境、ゴミ捨て場、飲食店やコンビニが近いとさらに虫が出やすいです。周辺環境もしっかりチェックしておきましょう。

冬は底冷えする

1階は地面からの冷気を直に受けます。暖かい空気は上に、冷たいと下に溜まるという性質があるので上階よりも冷えやすいです。

冬は光熱費がかさみますし、女性は冷え性の人も多いため体調面も心配です。

通行人の話し声や車の音が聞こえやすい

道路からの距離が近いため、通行人の話し声や車のエンジン音が聞こえやすいです。人通りが多いと深夜まで騒音に悩まされます。

2階以上と比べると日当たりが悪い

1階は2階以上と比べて、日当たりが悪いです。住んでいる物件の周囲に大きな建物があるとさらに日が当たりづらくなります。

地面の影響を受けやすいため、湿気が溜まってカビが生えやすいケースもあるので注意が必要です。

女性の一人暮らしは防犯性を重視するべき

1階のお部屋は「家賃が安い」「階下への足音を気にしなくていい」などメリットもありますが、デメリットのほうが多いです。女性は防犯性を重視しないと、安心して生活できません。

女性で一人暮らしを考えているなら、当サイト運営の「イエプラ」がおすすめです!専門スタッフがチャットやLINEで、防犯性の高いお部屋を沢山提案しています。

業社専用のデータベースから検索するので、SUUMOやHOME’Sにはない未公開物件も提案可能です。一人暮らしを考えている女性は、ぜひ利用してみてください。

女性の一人暮らしで安心して暮らせる物件の特徴

  • ・2階以上
  • ・オートロック付き
  • ・テレビモニター付きインターホンが付いている
  • ・ディンプルキーが採用されている
  • ・防犯カメラが設置されている
  • ・室内に洗濯機置場がある
  • ・ホームセキュリティに加入している
  • ・シャッター付き
  • ・治安が良いエリアにある
  • ・駅やバス停に近い

2階以上

2階以上は、1階と比べると侵入や覗き見の被害に遭う確率を減らせます。

ただし、2階でもよじ登れるような塀や壁の配管があると危険です。内見の際はよじ登れるものが近くにないか確認しておきましょう。

オートロック付き

オートロックはマンションのエントランスに付いている、鍵で施錠しなくても自動でロックされるセキュリティ設備です。

エントランスのドアと玄関ドアの2重ロックなので、守られているという安心感が得られます。オートロックは24時間施錠されていおり、基本的には入居者以外は中に入れません。

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テレビモニター付きインターホンが付いている

TVモニター付きインターフォン

訪問者をモニターで確認できる、テレビモニター付きインターホンがあるといいです。宅配便や友人が来たとき、顔や姿を確認できるので安心してドアを開けられます。怪しいと思った相手には居留守が使えます。

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録画機能付きの場合、不審者を警察に相談する際の証拠になるのでおすすめです。

ディンプルキーが採用されている

ディンプルキーとU9シリンダーの比較イラスト

ディンプルキーとは、鍵の表面に複数のくぼみが付いている鍵のことです。一般的なギザギザしている鍵と比べるとピッキングされにくいため、不審者に侵入を諦めさせられます。

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防犯カメラが設置されている

防犯カメラは、設置されているだけで犯罪抑止につながります。不審者は証拠を残されるのを嫌うからです。

設置されているだけで防犯になるうえ、事件や被害にあった場合は証拠になります。内見に行ったら、物件周辺やエントランスなどに設置されているか確認してください。

室内に洗濯機置場がある

洗濯機置場が室内にあるお部屋にしましょう。外だと、洗濯中に衣類が盗まれてしまうことがあるからです。紫外線や雨風にさらされて洗濯機が痛むのも防げます。

ホームセキュリティに加入している

「セコム」や「アルソック」など、警備会社によるホームセキュリティに加入している物件がおすすめです。

ピッキングやガラス破りなどによる侵入を感知し、いざという時はガードマンが駆けつけてくれます。

シャッター付き

窓にシャッターが付いている物件なら、不在時や就寝時に窓からの侵入されるのを防げます。防犯以外にも強風による窓ガラスの破損対策や、遮音・遮光効果が期待できます。

治安が良いエリアにある

防犯性が高いお部屋を選んでも、治安が悪いエリアだと不審者に狙われる可能性が高いです。できる限り不審者情報が少ない治安の良いエリアでお部屋探ししましょう。

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土地勘がない人は不動産屋のスタッフに相談してみましょう。特に地域密着型の不動産屋は治安や住みやすさに詳しいです。

駅やバス停に近い

駅やバス停から近ければ、一人歩きする時間が減らせて不審者に狙われる可能性が低くなります。駅徒歩10分以上の場合は、自転車やバス移動などがおすすめです。

女性の一人暮らしにおすすめの防犯グッズ

  • ・サムターンカバー
  • ・ドアスコープカバー
  • ・スマートロック
  • ・補助錠
  • ・窓ガラス防犯フィルム
  • ・窓用の防犯ブザー
  • ・警備システムステッカー
  • ・屋外用センサーライト
  • ・防犯カメラ
  • ・遮像カーテン

サムターンカバー

サムターンカバー
出典:TOKYU HANDS

サムターンとはドアの内側にある、鍵を開けるつまみ部分のことです。

空き巣は玄関のドアスコープなどから特殊な工具を差し込み、サムターンを回して解錠して室内に侵入します。つまみ部分にカバーを付けることで被害を減らせます。

ドアスコープカバー

ドアスコープカバー

ドアスコープに取り付けるカバーです。外からの盗撮やサムターン回しの被害を減らせます。

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ドアスコープカバーは100円ショップで気軽に買えます。

スマートロック

スマートロック
出典:家電Watch

スマートロックとは、ICカードやスマホ端末を鍵として使う施錠システムのことです。鍵穴がないのでピッキングされる心配がありません。

設定した時間が経過すると自動で施錠されるタイプもあり、鍵の閉め忘れを防げます。

補助錠

補助錠

窓枠やガラス、レール部分に後付けできる錠前です。窓をこじ開けるには時間がかかるので、泥棒は侵入を諦めやすいです。

粘着テープで貼るだけ、レールにはめて鍵を閉めるだけなど、簡単に設置できるものも多く売られています。

窓ガラス防犯フィルム

窓ガラスに貼って、ガラスを割られにくくするフィルムです。フィルムを貼っておけば、大きな音が出るほどガラスを叩かないと割れないため、泥棒に侵入を諦めさせられます。

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防犯フィルムは粘着力が強いため剥がすのが大変です。退去費用にも関わるため、貼る前に必ず大家さんに確認を取ってください。

窓用の防犯ブザー

不審者が窓を開けると大きな音が出る防犯ブザーです。周囲の人たちに気付かれるため、泥棒は侵入を諦めます。

警備システムステッカー

「警備システム作動中」や「防犯カメラ作動中」と書かれたステッカーを貼れば、泥棒を警戒させる効果があります。キレイに貼ってはがせるタイプがおすすめです。

屋外用センサーライト

人が通るとセンサーが反応して光るライトです。ライトを当てることで不審者を牽制でき、夜間の犯行に効果的です。乾電池やソーラー発電タイプは賃貸でも取り付けやすいです。

遮像レースカーテン

遮像レースカーテンを使えば日中だけでなく夜も透けにくく、覗き見防止に効果があります。

レースカーテンと組み合わせて使うカーテンは、ピンクなどかわいらしい色を避けると女性の一人暮らしだとバレにくいです。

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女性の一人暮らしで必要な防犯対策

帰り道に必要な防犯対策

  • ・ながら歩きはしない
  • ・明るくて適度に人通りのある道を選ぶ
  • ・家までの道のりをランダムで変える
  • ・防犯ブザーを持ち歩く

「スマホを操作しながら」「イヤホンで音楽を聞きながら」など、いわゆる「ながら歩き」は大変危険です。注意力が散漫になり、不審者や車に気づきにくくなるからです。

帰り道は街灯が多くて、適度に人通りがある道を選びましょう。万が一トラブルが起きたとしても、助けてもらえる可能性が高まります。

家までの道のりをランダムで変えるのも防犯に繋がります。帰宅時間やルートが同じだと家を特定されたり、ストーカーの標的にされたりするからです。

防犯ブザーを持ち歩くとさらに安心です。大人向けのオシャレなデザインも販売されているので探してみてください。

帰宅時の防犯対策

  • ・お部屋に入る時は周囲に人がいないか確認する
  • ・エレベーターはできるだけ1人で乗る

家に到着しても安心してはいけません。物陰に隠れて、玄関のドアを開ける瞬間を待ち構えている不審者もいるからです。

周りに誰もいないことを確認してからドアを開けて、お部屋に入ったらすぐに鍵をかけてください。

エレベーターはできる限り1人で乗り、知らない人と2人きりにならないようにしましょう。エレベーターは密室のため、痴漢や強姦などの性犯罪の被害に遭う可能性があります。

もし他の人と乗り合わせたら、出入り口付近の壁に背を向けて常に相手の動向が見えるようにしましょう。ボタンのそばに立つとすぐに非常ボタンが押せます。

外出時の防犯対策

  • ・短時間の外出でも必ず鍵をかける
  • ・窓の鍵を2重にする
  • ・タイマー機能で照明をオンにする

警察庁が公開している最新の防犯情報をまとめたサイト「住まいる防犯110番」によると、令和4年の侵入犯罪の手口としてもっとも多いのは「無締り」です。

鍵がかかっていないと誰でも簡単に侵入できてしまいます。ゴミ捨てや郵便物を取りに行くなど、短時間であっても必ず施錠してください。

照明にタイマー機能があれば、決まった時間にオンになるように設定しておきましょう。お部屋に明かりがついていれば、留守だとしても在宅しているように装えます。

女性の一人暮らしと知られないための対策

  • ・洗濯物は部屋干しする
  • ・シンプルな遮像カーテンを使う
  • ・表札は出さない
  • ・ポストは鍵と目隠しガードを付けておく
  • ・同居人がいるかのように振る舞う

女性の一人暮らしだと周囲に知られると、不審者に狙われる可能性が高まります。洗濯は部屋干しする、シンプルな遮像カーテンを使うなどで対策しましょう。

エントランスに集合ポストがある物件は、必ず鍵と目隠しガードを付けて個人情報が漏れないようにしてください。

表札は出さなくても郵便物は届きます。どうしても出したい場合は、印刷の文字で名字だけにすると良いです。

女性の一人暮らしに関するQ&A

女性の一人暮らしは3階なら安心?

1階よりは安心できます。3階であれば下からの侵入の心配が少ないからです。

ただし、3階でも完璧というわけではありません。階数にかかわらずしっかり防犯対策することが必要です。

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2階は1階とあまり変わらないって本当?

1階と比べると住み心地が良いです。

窓から侵入される可能性が低い、洗濯物を外に干しやすいなどのメリットがあります。家賃がほどんど変わらないなら2階を選びましょう。

アパートの2階に関してはこちらで詳しく解説しています。参考にしてください。

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田舎なら女性の一人暮らしで1階に住んで良い?

田舎でもあまりおすすめできません。

不審者は田舎だろうが都会だろうが潜んでいます。田舎の場合、人通りが少なくて犯罪に巻き込まれやすいので注意です。

▲よくある質問に戻る

不審者に狙われやすい人の特徴ってある?

動きにくい服装をしている人や、注意力にかけている人は狙われやすいです。

動きにくい服装は襲われてもすぐに逃げるのが難しいです。ヒールの高い靴やスカートなどは、夜や1人でいるときは避けることをおすすめします。

ながらスマホをしている人やぼーっとしている人も狙われやすいです。周りをよく見て、キビキビ歩くことが大切です。

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女性の一人暮らしでメゾネットってどう?

一人暮らしだとバレにくくなる効果が期待できます。

メゾネットはファミリー向けの物件がほとんどです。同棲カップルや子どものいるファミリーと認識されやすいため、不審者に狙われにくくなります。

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女性の一人暮らしでレオパレスは危険?

女性目線で作られている「アルマーレ」シリーズの物件ならおすすめです。

大手警備会社の「セコム」「アルソック」と業務提携しており、24時間セキュリティで守られています。

他にもメイクしやすい洗面ドレッサーや大型クローゼットが備え付けられており、女性が暮らしやすい工夫がいっぱいです。

▲よくある質問に戻る

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