
「女性の一人暮らしで1階は危険?」
「怖い思いをしないためには?」
他の階数と比べて家賃が安い、足音を気にしなくていいなどのメリットがある1階。住んでみてもいいかも?と気になっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、女性の一人暮らしで1階はやめとけと言われた、空き巣などの不審者が入ってきそうで怖いと不安になりますよね…。
そこで当記事では、女性が1階に住むメリット・デメリットや防犯対策について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
女性の一人暮らしで1階に住むなら防犯対策を徹底すべき
1階は圧倒的に狙われやすい
警察庁が公開している「住まいる防犯110番」の令和2年度「侵入窃盗の発生場所別認知件数」によると、3階以下が狙われやすいというデータがあります。
特に1階はベランダから入りやすく逃げやすい、侵入前の下調べがしやすいなど、不審者にとって都合が良く大変危険です。
さらに、女性は男性に比べると力が弱いため狙われやすい傾向にあります。
一人暮らしは周囲に助けてくれる人がいないケースが多いので、日頃から厳重な防犯対策が必要なのです。
1階で一人暮らしした女性の体験談
女性の一人暮らし、1階は絶対やめた方がいい。昔、オートロックで女性限定・管理人常駐だったから安心して1階の部屋を借りたんだけど、ベランダ向かいにある鍵付きのマンション駐輪場へ男が侵入しており、私はそれに気が付かず窓全開で部屋で寝転んでいたら男と目が合った。あの恐怖今でも忘れない。
— いなんちょ (@inancho) April 23, 2021
一人暮らしをする女性へ
・1階はやめよう(何度も覗かれた)
・ドアポストを開けたら部屋が見えるつくりのワンルームはやめよう(何度も覗かれた)
・ドアには鍵のほかチェーンもかけよう(見知らぬ男性に侵入されかかった)
・恋人ができたら鍵は厳重に扱おう。安易に合鍵を渡さないようにしよう— 高村七子 (@7co_ta) April 19, 2022
女性の一人暮らしは石橋を叩いて壊すくらいに用心深くてちょうど良いくらいだと思うのです。
アパートの1階に一人暮らししてた時に、夜中に酔ったブラジル人がベランダから侵入してきたのを経験した私が言うから間違いないです。— はるねこ (@haruneko_06) September 8, 2021
実際に1階に住んだことがある人のツイートを見てみると「お部屋を覗かれた」「酔っ払いがベランダから侵入してきた」など、怖い思いをした人がたくさんいます。
取り返しのつかないことにならないためにも、2階以上で防犯性が高いお部屋を選ぶようにしましょう。
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女性の一人暮らしで1階に住むのはデメリットが多い
- ・洗濯物を外に干すと盗まれやすい
- ・空き巣やストーカーなど不審者が侵入しやすい
- ・窓から覗かれる危険性が高い
- ・通行人の話し声や車の音が聞こえやすい
- ・害虫が出やすい
- ・2階以上と比べると日当たりが悪い
洗濯物を外に干すと盗まれやすい
1階で洗濯物を外に干すと盗まれやすいです。誰でも簡単に手が届いてしまう位置にあるからです。洗濯機置場が外にある場合、外干ししていなくても被害に遭うこともあります。
干している衣類から女性の一人暮らしということが知られてしまい、不審者に狙われるケースもあるので注意が必要です。
空き巣やストーカーなど不審者が侵入しやすい
2階以上のお部屋と違い、1階は玄関や窓が地面に面しているので不審者が侵入しやすいです。
不審者は逃げる経路も考えて犯行に及びます。1階はすぐに外に出られて逃亡しやすいので狙われる可能性が高いのです。
窓から覗かれる危険性が高い
1階のお部屋は、通行人と目線の高さが同じなので外から覗かれやすいです。なんとなく視線が気になり、お部屋にいても落ち着かないという人が多いです。
カーテンや窓を開けておくと女性の一人暮らしだと知られてしまったり、侵入されたりするため基本的に窓は閉めっぱなしの生活を強いられます。
換気が思うようにできない、常に電気を付けているせいで光熱費がかかるなどのデメリットもあります。
通行人の話し声や車の音が聞こえやすい
道路からの距離が近いため、通行人の話し声や車のエンジン音が聞こえやすいです。人通りが多いと深夜まで騒音に悩まされます。
害虫が出やすい
1階は地面と近いため虫が出やすいです。蚊やハエだけでなく、アリやムカデのような地を這うタイプの虫も入りやすいです。
専用の庭付きなど植物に囲まれている環境や、ゴミ捨て場が近いとさらに虫が発生しやすくなります。
近くに飲食店やコンビニがある場合、さらに虫が出やすいです。周辺環境もしっかりチェックしておきましょう。
2階以上と比べると日当たりが悪い
1階は2階以上と比べて、日当たりが悪いです。住んでいる物件の周囲に大きな建物があるとさらに日が当たりづらくなります。
地面の影響を受けやすいため、湿気が溜まってカビが生えやすいケースもあるので注意が必要です。
冬は冷えやすいので、暖房を付けてもお部屋が暖まるまで時間がかかります。冷え性や寒がりな人は、1階に住むかどうかよく考えましょう。
一人暮らしで1階に住むメリット
- ・2階以上と比べて家賃が安い
- ・階下への足音を気にしなくて済む
- ・階段やエレベーターの利用が不要
2階以上と比べて家賃が安い
物件A | 物件B | 物件C | 物件D | 物件E | |
---|---|---|---|---|---|
1階 | 86,000円 | 91,000円 | 90,000円 | 82,000円 | 103,000円 |
2階 | 88,000円 | 94,000円 | 95,000円 | 86,000円 | 107,000円 |
3階 | 89,000円 | 95,000円 | 95,000円 | 88,000円 | 111,000円 |
4階 | 90,000円 | 97,000円 | 95,000円 | 88,000円 | 110,000円 |
5階 | 91,000円 | 98,000円 | 98,000円 | 89,000円 | 111,000円 |
物件A | 物件B | 物件C | 物件D | 物件E | |
---|---|---|---|---|---|
1階 | 86,000円 | 91,000円 | 90,000円 | 82,000円 | 103,000円 |
2階 | 88,000円 | 94,000円 | 95,000円 | 86,000円 | 107,000円 |
3階 | 89,000円 | 95,000円 | 95,000円 | 88,000円 | 111,000円 |
4階 | 90,000円 | 97,000円 | 95,000円 | 88,000円 | 110,000円 |
5階 | 91,000円 | 98,000円 | 98,000円 | 89,000円 | 111,000円 |
1階のお部屋は家賃が安く設定されていることが多いです。2階以上のお部屋と比べると防犯性が低く、人気がないからです。
上記の表は、池袋駅から徒歩15分以内のとある新築マンションの家賃を階数ごとにまとめたものです。
階数が1階から2階に上がると、2~4,000円高く設定されています。3階以降は階数が上がるごとに約1,000円ずつ高くなっています。
1階に住めば、2階以上に住むよりも年間で24,000~48,000円も節約できます。
また、家賃が安ければ賃貸契約の初期費用も抑えられます。初期費用は家賃を基準に計算されるからです。
階下への足音を気にしなくて済む
1階は下階に、足音が響くのを心配する必要がありません。
遅い時間に帰宅する人や、以前足音に関するクレームを受けたことがある人は、過度に気を遣わなくて済むのでおすすめです。
階段やエレベーターの利用が不要
1階は階段やエレベーターの利用が不要なので移動がラクです。
高層マンションの上層階に住んでいる場合、朝の通勤時間はエレベーターが混み合います。各階に停まるため、余計な時間が取られることが多いです。
また、地震や火事が起きたときも避難しやすいため安心感があります。
1階に住むか迷ったら不動産屋に相談すると良い
1階と2階以上のどちらに住むか迷ってしまったら、不動産屋に相談してみましょう。お部屋探しの経験が豊富で、最適なアドバイスが期待できます。
今すぐ気軽に相談するならネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。チャットやLINEでやり取りするのでスマホさえあればどこにいても相談できます。
対応してくれるのは女性を中心としたプロのスタッフです。AIやチャットボットではないため、細かいニュアンス部分まで汲み取って返信してくれます。
深夜0時までリアルタイムで相談可能です。ぜひ気軽に利用してみてください。
防犯性が高くて家賃が安いお部屋を探す方法
家賃相場が低いエリアを選ぶ
同じような設備の物件でも、エリアによって家賃に大きな差が出ます。品川区や目黒区、渋谷区などの都心に近いほど家賃が高いので避けましょう。
23区内の場合、葛飾区や板橋区、練馬区あたりがおすすめです。
新築や築浅にこだわりすぎない
築年数はお部屋探しにおいての優先度は低いです。築年数が古くても、リフォームやリノベーションで住みやすいお部屋に生まれ変わっているからです。
新築や築浅はキレイで魅力的ですが、家賃が高めに設定されています。物件数も少ないので、お部屋探しに苦労します。
どうしても気になる人は2001年以降に建てられた物件がおすすめです。新耐震基準で作られており、震度6~7では倒壊しないほどの強度を持っています。
1階でも安心して暮らせるお部屋の特徴
- ・窓にシャッターがある
- ・テレビモニター付きインターホンが付いている
- ・ディンプルキーが採用されている
- ・オートロック付き
- ・防犯カメラが設置されている
- ・治安が良いエリアにある
- ・駅徒歩10分以内
- ・室内に洗濯機置場がある
- ・背が高い植木などで目隠しされている
窓にシャッターがある
窓にシャッターが付いている物件を選びましょう。不在時に窓からの侵入を防げます。
シャッターを開けたまま出掛けた場合、シャッターを閉めてから照明を点けると帰宅がバレにくいです。
防犯以外にも強風による窓ガラスの破損対策や、遮音・遮光効果が期待できます。
テレビモニター付きインターホンが付いている
訪問者をモニターで確認できる、TVモニター付きインターホンがあると良いです。
宅配便や友人などが来たとき、顔や姿を確認できるので安心してドアを開けられます。怪しいと思った相手には居留守が使えます。
録画機能付きの場合、不審者を警察に相談する際の証拠になるのでおすすめです。
ディンプルキーが採用されている
ディンプルキーとは、鍵の表面に複数のくぼみが付いている鍵のことです。
一般的なギザギザしている鍵と比べるとピッキングされにくいため、不審者に侵入を諦めさせられます。
オートロック付き
オートロックはマンションのエントランスに付いている、鍵で施錠しなくても自動でロックされるセキュリティ設備です。
エントランスのドアと玄関ドアの2重ロックなので、守られているという安心感が得られます。
オートロックは24時間施錠されていおり、基本的には入居者以外は中に入れません。
防犯カメラが設置されている
防犯カメラは、設置されているだけで犯罪抑止につながります。
不審者は証拠を残されるのを嫌います。設置されているだけで防犯になるうえ、事件や被害にあった場合は証拠になります。
内見のときに、物件周辺やエントランスなどに設置されているか確認してください。
治安が良いエリアにある
防犯性が高いお部屋を選んでも、治安が悪いエリアだと不審者に狙われる可能性が高いです。できるかぎり不審者情報が少ない治安の良いエリアでお部屋探ししましょう。
また、夜道の明るさや人通りの多さなどもしっかりチェックしておくと安心です。
駅徒歩10分以内
駅徒歩10分以内であれば、一人歩きする時間が減らせるため不審者に狙われる可能性が低くなります。駅徒歩10分以上の場合は、自転車やバス移動などがおすすめです。
室内に洗濯機置場がある
洗濯機置場が室内にあるお部屋にしましょう。外だと、洗濯中に衣類が盗まれてしまうことがあるからです。紫外線や雨風にさらされて洗濯機が痛むのも防げます。
背が高い植木などで目隠しされている
通行人の視線が気になるという人は、背が高い植木やフェンスなどで目隠しされている物件がおすすめです。
ただし、外から見えにくい物件は、一旦侵入さえしてしまえば犯行に及びやすい環境でもあります。
デメリットを理解した上でお部屋を選ぶようにしましょう。
女性の一人暮らしで必要な防犯対策
帰り道に必要な防犯対策
- ・ながら歩きはしない
- ・明るくて適度に人通りのある道を選ぶ
- ・家までの道のりをランダムで変える
- ・防犯ブザーを持ち歩く
「スマホを操作しながら」「イヤホンで音楽を聞きながら」など、いわゆる「ながら歩き」は大変危険です。注意力が散漫になり、不審者や車に気づきにくくなるからです。
帰り道は街灯が多くて、適度に人通りがある道を選びましょう。万が一トラブルが起きたとしても、助けてもらえる可能性が高まります。
家までの道のりをランダムで変えるのも防犯に繋がります。帰宅時間やルートが同じだと家を特定されたり、ストーカーの標的にされたりするからです。
防犯ブザーを持ち歩くとさらに安心です。大人向けのオシャレなデザインも販売されているので探してみてください。
帰宅時の防犯対策
- ・お部屋に入る時は周囲に人がいないか確認する
- ・エレベーターはできるだけ1人で乗る
家に到着しても安心してはいけません。物陰に隠れて、玄関のドアを開ける瞬間を待ち構えている不審者もいるからです。
周りに誰もいないことを確認してからドアを開けて、お部屋に入ったらすぐに鍵をかけてください。
エレベーターはできる限り1人で乗り、知らない人と2人きりにならないようにしましょう。エレベーターは密室のため、痴漢や強姦などの性犯罪の被害に遭う可能性があります。
もし他の人と乗り合わせたら、出入り口付近の壁に背を向けて常に相手の動向が見えるようにしましょう。ボタンのそばに立つとすぐに非常ボタンが押せます。
外出時の防犯対策
- ・短時間の外出でも必ず鍵をかける
- ・窓の鍵を2重にする
- ・タイマー機能で照明をオンにする
警察庁が公開している最新の防犯情報をまとめたサイト「住まいる防犯110番」によると、令和3年の侵入犯罪の手口としてもっとも多いのは「無締り」です。
鍵がかかっていないと誰でも簡単に侵入できてしまいます。ゴミ捨てや郵便物を取りに行くなど、短時間であっても必ず施錠してください。
照明にタイマー機能があれば、決まった時間にオンになるように設定しておきましょう。お部屋に明かりがついていれば、留守だとしても在宅しているように装えます。
女性の一人暮らしと知られないための対策
- ・洗濯物は部屋干しする
- ・シンプルな遮光カーテンを使う
- ・表札は出さない
- ・ポストは鍵と目隠しガードを付けておく
- ・同居人がいるかのように振る舞う
女性の一人暮らしだと周囲に知られると、不審者に狙われる可能性が高まります。洗濯は部屋干しする、シンプルな遮光カーテンを使うなどで対策しましょう。
エントランスに集合ポストがある物件は、必ず鍵と目隠しガードを付けて個人情報が漏れないようにしてください。
表札は出さなくても郵便物は届きます。どうしても出したい場合は、印刷の文字で名字だけにすると良いです。
女性の一人暮らしに関するQ&A
女性の一人暮らしは3階なら安心?
1階よりは安心できます。3階であれば下からの侵入の心配が少ないからです。
エレベーターを使わなくても比較的上り下りがラクなため、不審者と乗り合わせることも避けられます。
ただし、3階でも完璧というわけではありません。階数にかかわらずしっかり防犯対策することが必要です。
2階は1階とあまり変わらないって本当?
1階と比べると住み心地が良いです。
窓から侵入される可能性が低い、洗濯物を外に干しやすいなどのメリットがあります。家賃がほどんど変わらないなら2階を選びましょう。
アパートの2階に関してはこちらで詳しく解説しています。参考にしてください。
田舎なら女性の一人暮らしで1階に住んで良い?
田舎でもあまりおすすめできません。
不審者は田舎だろうが都会だろうが潜んでいます。田舎の場合、人通りが少なく犯行に及びやすいということも考えられますので注意が必要です。
不審者に狙われやすい人の特徴ってある?
動きにくい服装をしている人や、注意力にかけている人は狙われやすいです。
動きにくい服装は襲われてもすぐに逃げるのが難しいです。ヒールの高い靴やスカートなどは、夜や1人でいるときは避けることをおすすめします。
ながらスマホをしている人やぼーっとしている人も狙われやすいです。周りをよく見て、キビキビ歩くことが大切です。
女性の一人暮らしでメゾネットってどう?
一人暮らしだとバレにくくなる効果が期待できます。
メゾネットはファミリー向けの物件がほとんどです。同棲カップルや子どものいるファミリーと認識されやすいため、不審者に狙われにくくなります。
ちなみにメゾネットとは、1つのお部屋の中に階段があり、1階と2階に分かれているタイプのお部屋のことを指します。
普通の1Kやワンルームと比べると家賃も2倍以上高いので、収入に余裕のある人向けです。
女性の一人暮らしでレオパレスは危険?
女性目線で作られている「アルマーレ」シリーズの物件ならおすすめです。
大手警備会社の「セコム」「アルソック」と業務提携しており、24時間セキュリティで守られています。
他にもメイクしやすい洗面ドレッサーや大型クローゼットが備え付けられており、女性が暮らしやすい工夫がいっぱいです。
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