「ワンルームの仕切り方とは?」
「突っ張り棒やカーテンで仕切れる?」
ワンルームは一人暮らしの間取りの中で最も安いです。初めての人でも手が出しやすい価格帯なので、選ぶ人が多いんです。
しかし、ワンルームは名前の通り「1部屋」です。キッチンと居室が分かれていないので、人によってはレイアウトしづらい、住みにくいと感じることも…。
そこで当記事では、ワンルームの主な仕切り方や、カーテン・棚・つっぱり棒などを使った実例20選を公開しています。ぜひみんなのアイデアを参考にしてください。
- 玄関やキッチンにカーテンなどで目隠しすれば1Kのように使える
- 広めのワンルームなら寝室のようにベッド前を仕切るのもアリ
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
ワンルームの主な仕切り方3選
- 玄関に仕切りを入れて目隠しする
- キッチンに仕切りを入れて1Kのように使う
- ベッド横に仕切りを入れて寝室を分ける
1.玄関に仕切りを入れて目隠しする
玄関すぐに仕切りを入れれば「訪問者に室内を見られない」うえ「隙間風」を防げます。カーテンやすだれですぐに仕切れるので、手軽に導入できるのも利点です。
2.キッチンに仕切りを入れて1Kのように使う
玄関近くにキッチンがあるワンルームは、上記の画像のようにキッチンと居室の間に仕切りを入れると良いです。1Kのようにお部屋を利用できます。
ただし、料理のニオイまでは防げません。あくまで空間を分けることが目的となります。
3.ベッド横に仕切りを入れて寝室を分ける
ベッド横に仕切りを入れれば、寝室と生活空間を分けられます。スペースを分けて生活にメリハリをつけたい・ベッドスペースだけは隠したいという人におすすめです。
暗い所でないと寝れないという人も、窓からの光を隠すように覆うと良いです。
ワンルームの仕切りにおすすめなグッズ
お手軽さ | 費用の目安 | |
---|---|---|
カーテン・すだれ | 3,000~5,000円 | |
パーティション | 10,000~30,000円 | |
ソファ | 30,000~60,000円 | |
棚・ラック | 20,000~30,000円 | |
ロールスクリーン | 10,000~30,000円 |
ワンルームの仕切りにおすすめなグッズを5つまとめました。カーテンやパーティションなど、厚みが薄いもので区切れば、狭いワンルームでも圧迫感を感じにくいです。
物が少ない、定期的に片づけをするという人は、ラグのみでスペースを区切るのもアリです。しかし、慣れていないとすぐにモノで区切りがわからなくなります。
カーテン・すだれを使った仕切り実例4選
玄関にカーテンを設置して目隠し
上記の画像は、突っ張り棒とカーテンで玄関に仕切りを設置したものです。玄関扉を開けると、室内が丸見えになるワンルームの人におすすめです。
突っ張り棒は100円均一にあるもので充分なので、出費は1~2千円ほどで済みます。
キッチンと居室の間にカーテンを設置
玄関近くにキッチンがあるワンルームの場合は、キッチンと居室の間にカーテンを設置して仕切ると良いです。1Kのように、スペースを分けられます。
レースカーテンにすることで解放感を演出
キッチンと居室を仕切りたいけど、解放感も欲しいという人は「レースカーテン」や「ビーズカーテン」を使用すると良いです。
スペースは区切られますが、カーテンの奥側も透けて見えるので解放感があります。
ベッド周りにカーテンを設置して天蓋のように使用
ベッド周りにだけカーテンを設置すると、天蓋のようになります。レースカーテンを利用するとおしゃれです。
明るいのが苦手な人は、遮光カーテンを利用して隙間を防ぐようにしましょう。ベッド周りだけ暗くできます。
パーティションを使った仕切り実例3選
ベッド横にパーティション設置で空間を仕切る
パーティションは、数センチほどしか厚みがないパネルが多いです。場所をとらずに、寝室と生活スペースを分けられます。
裏が鏡になっているものや、マガジンラックがついているものだと、他の用途にも利用出来てベンチです。
折り畳みパーティションで出入り自由
折り畳みパーティションであれば、ドアのように開け閉め出来たり、使わない時にしまえます。目隠ししたいときだけ利用出来ます。
ヘッドボード周辺のみパーティションで区切る
大きなパーティションはいらないという人は、ヘッドボード周辺のみ加工など好きにレイアウト可能です。
自分がなぜパーティションが欲しいのかを考え、用途に合ったサイズを選ぶと良いです。
対応エリアは一都三県のみソファを使った仕切り実例3選
ソファーの背で生活空間を仕切る
ワンルームだけどソファーを置きたいという人は、ソファーの背もたれを仕切り代わりに使いましょう。寝室と生活スペースのメリハリをつけられます。
広めのワンルームなら大型ソファーの配置が可能
8畳以上の広めのワンルームなら、L字ソファーなど大型のもので仕切れます。ベッドは寝るためだけに使うという人向けのレイアウトです。
カウチソファーでお部屋を仕切る
カウチソファーでお部屋を仕切るようにレイアウトすれば、ベッド以外にも足を延ばせるスペースを作れます。
本や雑誌をよく読む、映画やドラマを見るのが好きなど、ベッド以外にリラックススペースが欲しい人向けの仕切り方です。
棚・ラックを使った仕切り実例4選
背の低い棚で仕切る
背の低い棚で、生活スペースを寝室部分を区切れば解放感が出ます。立った時の視界にモノが少ないからです。
逆に雑誌やCDなどのものが多い人は、背の高い棚を使いましょう。圧迫感はありますが、収納スペースが増やせるうえ、空間を明確に分けられます。
ディアウォール+デスクの組み合わせも可能
ディアウォールとは、賃貸でも設置できる柱を利用した棚です。奥行が狭いので、デスクと組み合わせて仕切りに使えます。本やCD、小物程度のものであれば収納可能です。
突っ張りウォールラックはパーティション代わりに最適
突っ張りウォールラックは、パーティションのように使えます。専用の棚を設置すれば、本棚や小物置きとして利用できます。
フックを利用すれば、衣類やカバン・帽子などをかけられます。用途に合わせて利用できるので、初めてお部屋を仕切るという人でも使いやすくておすすめです。
キューブボックスで棚とテレビボード兼用
キューブボックスやカラーボックスを仕切り代わりに使うと、棚とテレビボード兼用にできて便利です。大型テレビを設置したい人におすすめです。
対応エリアは一都三県のみロールスクリーンを使った仕切り実例2選
キッチンと居室の間にロールスクリーンを設置
上記は、キッチンと居室の間にロールスクリーンを設置した画像です。全部捲き上げれば、カーテンのように垂れ下がる布がないので掃除しやすいです。
1枚の布を下すので、隙間風もカーテンよりは入りにくくなります。
キッチンを隠すようにロールスクリーンを設置
出典:https://isobright.exblog.jp/18104927/
壁と同じ色のロールスクリーンをキッチン上部に設置すれば目隠しになります。友だちや恋人を室内に呼ぶ機会がある人におすすめです。
対応エリアは一都三県のみその他のワンルーム仕切り実例4選
ヘッドボードを使った仕切り
ベッドのヘッドボードが高めなら、仕切りに利用できます。カーテンやパーティションを別途購入する手間がありません。
ロフトベッドで作業スペース区切り
狭いワンルームで上手く空間を区切りたいなら、ハイタイプのロフトベッドを設置すると良いです。
壁際に寄せ、ベッド下にカーテンを取り付けると2畳ほどの小部屋ができます。作業スペースを別で確保したい人向きです。
フェイクグリーンを使った仕切り
背の高いフェイクグリーンや観葉植物も、お部屋の仕切りとして使用できます。緑は、ストレス緩和・鎮静作用などがあるので、癒しを求めたい人におすすめです。
ラグ・カーペットのみで仕切る
荷物が少ない、定期的に片づけをする人は、ラグ・カーペットのみでスペースを区切るのもアリです。余計なものを置かないので、すっきりとしたお部屋になります。
ワンルームに仕切りを入れる際のポイント
- ・高さのあるもので仕切る
- ・テーマやカラーを統一する
- ・おしゃれより使い勝手の良さを優先
高さのあるもので仕切る
カーテンや突っ張りウォールラックなど高さがあるもので仕切ると、空間を綺麗に区別できます。まるで1部屋のように利用できます。
また、境界線がはっきりしているのでモノで浸食してしまうこともありません。空間をきちんと分けてメリハリをつけられます。
テーマやカラーを統一する
仕切りを設置する際は、レイアウトのテーマやカラーを統一しましょう。大きなものを設置しても統一感が出るので、まとまりが出ます。
センスがない、とくにこだわりがないという人は、フローリングや壁の色に合わせて仕切りの色を決めると良いです。
おしゃれより使い勝手の良さを優先
ワンルームは思ったより室内が狭いです。おしゃれよりも、使い勝手の良さを優先したほうが良いです。
カーテンほどの薄さであれば問題ありませんが、棚やパーティションを設置するときはとくに注意が必要です。
初めてであれば、突っ張りウォールラックがおすすめです。場所をあまり取らないうえ、小物を収納できます。
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