最終更新:2021年11月26日

初めて一人暮らしする人向けに、お部屋の広さについて徹底解説しています!
一人暮らしの平均的な畳数や専有面積目安、7畳のお部屋にシングルベッドとダブルベッドを置いた際の広さ比較を紹介します。
ワンルームと1Kの広さの違いや、ロフトつき物件について、一人暮らしにおすすめのレイアウト例もあるので、是非参考にしてください。
この記事は、不動産屋「家AGENT」池袋店の阿部さんにも内容を監修してもらいました。
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
一人暮らしのお部屋の広さは平均6~7畳
一人暮らしのお部屋の広さの平均は、6~7畳です。東京では7畳は約11.6㎡で「4.2m×2.8m」ほど、関西では7畳は約12.7㎡で「4.4m×2.9m」ほどの広さです。
実家であれば5~6畳が一人部屋の平均ですが、一人暮らしの場合は家具家電を置くスペースが必要なので7畳ないと手狭です。
・テレビ台(120cm×40cm)
・壁面収納棚(横115cm×38cm)
・収納棚(横78cm×38cm)×2
・ローテーブル(90cm×59.7cm)
・PCデスク(120cm×720cm)
家具目安は、キッチンと居室が別々の1Kの場合なので、ワンルームはもう少し家具を削らないといけません。
専有面積は平均18~22㎡
物件情報に記載されている専有面積は、一人暮らしだと18~22㎡ほどが平均的です。
専有面積は、居室だけでなくキッチンやお風呂場などを含む、お部屋全体の広さです。
お風呂・トイレ・洗面所が一体になっているユニットバスだと約18~20㎡、お風呂とトイレが別のお部屋だと約20~22㎡が目安となります。
なお、2009年にスーモが実施した「20代社会人の一人暮らしデータ」によると、一人暮らしの専有面積の平均は27.4㎡です。
しかし、同調査によると20代の一人暮らしが最も選ぶ広さは「18~20㎡」でした。お部屋が広いと家賃が高いので、若い人ほどやや狭めの安いお部屋を選ぶ傾向にあることがわかります。
シングルベッドとセミダブルベッドを配置した広さ比較
「カリモク60」を使用して、7畳のお部屋に原寸サイズの家具を配置してみました。
荷物が少ない人であれば、セミダブルベッドを置いてもスペースに余裕があります。
シングルベッド | セミダブルベッド |
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荷物が多い人は、ベッド下に収納スペースがついてるものを購入するか、アルミラックなどの棚を活用してスペースを工夫すべきです。
なお、シングルとセミダブルの違いは、横幅のみです。シングルサイズは約100cm×195cmに対し、セミダブルは約120cm×195cmです。
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同じ7畳でも間取りによって広さが変わる
同じ7畳でも、ワンルームのほうが実際は1~2畳ほど狭いです。
その理由は、ワンルームはキッチンスペースも広さの範囲に含まれるからです。1Kは居室のみの広さが7畳と記載されます。
7畳のワンルーム(専有面積13~20㎡)
ワンルームとは、キッチンスペースを含む1部屋のみの間取りのことです。
室内にキッチンがあるため、家具家電の配置に苦戦します。また、自炊をする人は寝具や衣類に臭いが沁み込みます。
7畳の1K(専有面積13~25㎡)
1Kとは、居室とキッチンの間にドアなどの仕切りがある間取りです。生活空間と料理スペースを分けられます。
居室をフルに使えるので、多少荷物が多くても収納棚を2~3つ配置すれば片付きます。お部屋に友人や恋人を呼ばない前提であれば、ソファーやこたつも置けます。
ロフトがあると利用可能な広さが増える
ロフトがあるお部屋は、同じ畳数のほかの物件よりも利用できる範囲が広いです。
お部屋の広さは、床に面している部分のみで判断されます。そのため、物件情報に載っている「畳数」や「専有面積」には、ロフトの部分は含まれていません。
少しでも自分で使える面積を広くしたい人は、ロフトの有無にも注目してお部屋を探すと良いでしょう。ただし、やや家賃が高い傾向にあります。
ロフトつき物件の探し方
ロフト付き物件は、自分で探すより不動産屋で探してもらったほうが良いです。はしごの位置や角度など、さらに詳しい情報を聞けます。
ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEから「ロフト付き希望」と伝えるだけで、スタッフが業者専用のデータベースからお部屋を紹介してくれます。
「ロフトの階段がお部屋の隅にあってほしい」「暑がりなのでロフトに窓がある物件」など、物件情報サイトで探せないような条件でも理想のお部屋を探せます。
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7畳の広さのお部屋のレイアウト例
7畳のお部屋のレイアウト例を紹介します。一人暮らしを検討している人は参考にしてみてください。
女性らしくナチュラルテイストのレイアウト
家具や雑貨を淡い色にすると、女性らしくてナチュラルな雰囲気になります。
お部屋を白系やベージュ系で統一すると、明るい色は開放感が出ます。木目の家具や観葉植物などで茶系や緑の色を取り入れると、淡い色の中に違和感なくアクセントをけられます。
シンプルさを重視したレイアウト
シンプルなお部屋であまり物を増やさない人、生活感を出したくない人向けです。
ベッドがやテーブルが高さの低いものであれば、お部屋に圧迫感がなくなるので開放感が出ます。ベッドが折りたたみ式なので、その分スペースを広く使うこともできます。
シンプルなお部屋にするには、モノトーンや茶系を選び、色数を増やさず統一すると良いです。家具を落ち着いた色にすることで、大人っぽくてまとまりのあるお部屋になります。
生活空間を分けたレイアウト
大きめの収納棚を使って、寝室とソファのスペースを仕切ることで2部屋ある感覚を出せます。
棚を写真のようなオープンラックにすると、ソファ側とベッド側の両方から使えます。サイズの合うカゴを入れたり、布で棚の中を隠すことで、ホコリもつきにくいです。
普段ベッドに座りたくない人や、寝るためだけの空間が欲しい人は、ベッドの幅に合わせた棚を使ったり、頭側に棚を持ってくることで、より閉鎖的な感覚が出せます。
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