「ゲーマーカップル向けの同棲の間取りは？」
「ゲーム部屋のレイアウトはどう決める？」

家が離れていてボイチャで会話していたカップルでも、同棲すれば隣同士でゲームを楽しめます。同棲後の生活や、ゲーム部屋のレイアウトを考えるだけでもワクワクしますよね。

しかし、ゲーマーカップルが同棲する間取りは慎重に選ぶべきです。間取り選びを失敗すると「相手のボイチャがうるさい」「二人の時間が全然ない」と後悔することも…。

そこで当記事では、ゲーマーカップル向けの同棲の間取りを解説します。カップル・夫婦向けのゲーム部屋のレイアウトも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ゲーマーカップルの同棲に向いている間取りは？

弊社「家AGENT」では、ゲーマーカップルとして同棲経験がある男女50名にアンケートを実施しました。以降では、調査結果について解説していきます。

ゲーマーカップルの同棲で最も人気な間取りは1LDK

調査結果によると、ゲーマーカップルの同棲で最も人気な間取りは1LDKでした。全体の41%を占めていて、約3組に2組に選ばれています。

1LDKは「1部屋+リビングが8畳以上」の間取りです。居室を寝室兼ゲーム部屋にすれば、隣同士でゲームを楽しめます。二人の時間が増えて、より仲を深められます。

居室が2部屋ある間取りも人気

アンケート結果を見ると、居室が2部屋ある間取りも人気なのが分かります。第2位は2LDKで35%、第3位は2DKで12%でした。

居室が2部屋あると、お互いの個室を持てます。自室をゲーム部屋にすれば、相手のボイチャを気にせずプレイできます。

1LDKは二人で一緒にゲームをしたいカップル向けの間取り

1LDKは「1部屋＋リビングが8畳以上」の間取りです。寝室にデスクを置いてゲーム部屋にするレイアウトが主流です。

1LDKの間取りでゲーマーカップルが同棲するメリット

ゲーマーカップルが1LDKで同棲するメリットは、隣で一緒にゲームを楽しめることです。寝室をゲーム部屋にすれば、同じ空間でプレイできます。

1つのデスクに二人分のPC機器を置けば、比較的低コストでゲーム部屋を作れます。新しく買うのがデスクとゲーミングチェアだけなら、合計5～7万円で済みます。

1LDKの間取りでゲーマーカップルが同棲するデメリット

ゲーマーカップルが1LDKで同棲するデメリットは、デスクが狭いと感じる点です。机の幅にもよりますが、隣り合わせでゲームすると相手の腕が当たります。

片方が誰かとボイスチャット(ボイチャ)をする場合「うるさい」とイライラしがちです。自分もボイチャをしたいとき、声が被ってしまうのもデメリットです。

1LDKの同棲に向いているゲーマーカップルの特徴

1LDKの間取りに向いているのは、同じゲームを一緒にプレイするカップルです。パートナーとの距離が近くても気になりません。くっついてゲームをすれば、二人の仲も深まります。

他には、お互いの生活リズムが同じカップルにもおすすめです。寝る時間が一緒なら、寝室をゲーム部屋にしてもプレイ中の音が気になりません。

ゲーマーカップルが1LDKで同棲したときのレイアウト例

同じデスクに二人分のPCを置いたレイアウト

実際のレイアウト写真
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出典：RoomClip

上記には、同じデスクに二人分のPCを置いたレイアウト例をまとめました。距離が近い分、ワイワイ楽しくゲームをプレイできます。

デスクは幅150～200cm、奥行き60～70cmが目安です。モニターを2画面ずつにするなら、幅200cm以上のものが好ましいです。

2つのデスクを並べたレイアウト

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出典：RoomClip

上記には、2つのデスクを並べたレイアウト例をまとめました。机を別々にすれば、自分好みの環境に整えられます。

デスクを離すなら、壁の幅を考慮してサイズを決めてください。長方形になっている6畳の場合、デスクの幅は一人あたり100cm前後が目安です。

2LDKはゲーム環境だけでなく設備にもこだわりたいカップル向け

2LDKは「2部屋＋リビングが10畳以上」ある間取りです。リビングスペースが広いため、大きいテレビボードやソファを置いても余裕があります。

2LDKの間取りでゲーマーカップルが同棲するメリット

ゲーマーカップルが2LDKで同棲するメリットは、お互いのゲーム部屋を持てることです。自分好みのレイアウトに整えれば、ゲームのモチベーションを上げられます。

お部屋が分かれていると、オンラインゲームでボイチャをしても相手に迷惑を掛けません。好きなタイミングでゲームができるのも嬉しいポイントです。

2LDKの間取りでゲーマーカップルが同棲するデメリット

ゲーマーカップルが2LDKで同棲するデメリットは、お部屋の家賃が高いことです。東京23区内で調べると、2LDKの家賃平均は約21.6万円と高額です。

2LDKで同棲すると、電気代も高くなります。別のお部屋で過ごすと、照明やエアコンなどの電気使用量が上がるからです。

2LDKの同棲に向いているゲーマーカップルの特徴

2LDKの同棲に向いているのは、自分だけのゲーム部屋がほしいカップルです。好みのレイアウトでデスク周りを整えれば、理想のゲーム部屋を完成させられます。

他には、二人で同じゲームをするカップルにも向いています。ボイチャで協力プレイをすれば、お部屋が別でもコミュニケーションを取れます。

共働きで収入に余裕があるカップルなら、家賃が高い2LDKでも後悔しにくいです。郊外エリアで探したり築年数を妥協すれば、家賃13～15万円ほどの物件も見つかります。

2LDKの間取りでゲーマーカップルが同棲したときのレイアウト例

お互いの個室をゲーム部屋にしたレイアウト

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出典：RoomClip

上記には、お互いの個室をゲーム部屋にしたレイアウト例をまとめました。4～5畳の居室であれば、デスク・ゲーミングチェア・シングルベッドが置けます。

お部屋を一人で使うなら、デスクのサイズは自分好みに選べます。幅140cmの大きいものを選べば、モニターを2つ置いても余裕があります。

リビングをゲーム部屋にしたレイアウト

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出典：RoomClip

上記には、リビングスペースをゲーム部屋にしたレイアウト例をまとめました。すれ違いを避けるため、あえて自室にゲーム用のデスクを置かないカップルもいます。

大型テレビでプレイしたいゲームを用意すれば、リビングに集まるきっかけを作れます。コミュニケーションが増えて、同棲後も仲を深められます。

リビングの広さにもよりますが、テレビボードのサイズは120～150cmが目安です。約60インチのテレビモニターまで置けます。

2DKは家賃が安くてお互いのゲーム部屋がほしいカップル向けの間取り

2DKは「2部屋＋キッチンスペースが6～10畳未満」の間取りです。キッチンには、二人掛けのダイニングテーブルと食器棚が置けます。

2DKの間取りでゲーマーカップルが同棲するメリット

ゲーマーカップルが2DKで同棲するメリットは、お互いのゲーム部屋を持てる点です。2LDKと同様、居室が2部屋あるからです。ボイチャで相手に迷惑を掛けずに済みます。

2DKは比較的安い家賃で借りられます。東京23区内で見ると、2DKの家賃平均は約11.3万円です。1LDKより3.5万円、2LDKより10.3万円近く家賃を抑えられます。

2DKの間取りでゲーマーカップルが同棲するデメリット

ゲーマーカップルが2DKで同棲するデメリットは、ダイニングスペースを有効活用しにくい点です。二人掛けのソファや、センターテーブルを置く余裕がないためです。

お互い自室を持つと、食事以外の時間で相手と過ごす時間が減ります。すれ違いが増えるほど、恋愛感情が冷めやすいので注意です。

2DKで探すとき、築年数が古い物件が目立ちます。DKタイプのお部屋は、1980年代に流行った間取りだからです。物件によっては、防音性の低さが気になります。

2DKの同棲に向いているゲーマーカップルの特徴

2DKの同棲に向いているのは、安い家賃でお互いのゲーム部屋を確保したいカップルです。築年数が経っている代わりに、安くて広いお部屋で暮らせます。

他には、生活リズムにズレがあるカップルにもおすすめです。別のお部屋で寝起きすれば、相手への気遣いを最小限に抑えられます。

2DKの間取りでゲーマーカップルが同棲したときのレイアウト例

お互いの個室をゲーム部屋にしたレイアウト

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出典：RoomClip

上記には、お互いの個室をゲーム部屋にしたレイアウト例をまとめました。2LDKと同様、デスクは幅140cmと大きめのものがおすすめです。

L字型に設置する人は、机1台あたりサイズを小さくしてください。幅100cmと80cmの組み合わせが理想的です。

1部屋を共通のゲーム部屋にしたレイアウト

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出典：RoomClip

上記には、1部屋を共通のゲーム部屋にしたレイアウト例をまとめました。一緒に過ごせる空間を作れば、2DKでも二人の時間を増やせます。

室内にベッドを置かないため、レイアウトの自由度は高いです。二人のデスクをL字型に配置しても良いですし、隣に並べるのもアリです。

ゲーマーカップルが同棲する間取りを選ぶときのポイント

無理なく払える家賃帯を知る

	家賃目安(3分の1)
合計手取り15万円	約50,000円
合計手取り20万円	約67,000円
合計手取り25万円	約83,000円
合計手取り30万円	約100,000円
合計手取り35万円	約117,000円
合計手取り40万円	約133,000円
合計手取り45万円	約150,000円
合計手取り50万円	約167,000円

ゲーマーカップルが同棲する際、無理なく払える家賃帯を知ることが大切です。家賃は毎月の固定費ですし、生活費の中で最もウエイトが大きい出費だからです。

同棲カップルの家賃目安は「合計手取りの3分の1」までです。月の手取り額が合計40万円なら、家賃は約13.3万円までに抑えてください。

合計手取りの3分の1までに抑えると、他の生活費に余裕が生まれやすいです。家賃の予算は、間取り選びの前に決めておいてください。

実際は一人だけの収入で借りられる家賃まで抑えている

弊社のアンケートから、ゲーマーカップルが同棲するお部屋の家賃をまとめました。集中しているのは家賃6～8万円台で、一人暮らしするときの家賃帯とほぼ同じです。

カップルとは言え、何かがきっかけで破局してしまう可能性はあります。万が一に備えて、片方だけで払える家賃帯で探しましょう。

どんなゲーム部屋にしたいか打ち合わせる

ゲーマーカップルが同棲する間取りを決めるとき、どんなゲーム部屋がほしいか話し合いましょう。お互いの理想をすり合わせれば、最適な間取りが見えてきます。

二人とも大きいデスクを置きたいなら、2DKか2LDKがおすすめです。それぞれ個室を持つか、1部屋を共通のゲーム部屋にすれば、大きいデスクが置けます。

長机を1つ置いて一緒にゲームをするなら、1LDKでも十分です。寝室にダブルベッドを置いても、空間に余裕があります。

ボイチャするなら2部屋ある間取りに絞る

ゲーマーカップルのうち片方でもボイチャするなら、2部屋ある間取りに絞るべきです。相手の声がストレスに感じるからです。

お互い別のゲームでボイチャを付ける場合、相手の声が自分のマイクに入ってしまいます。迷惑を掛けないためにも、ゲーム部屋は分けたほうが良いです。

納戸付きの間取りも視野に入れる

予算の都合で2部屋ある間取りを選べないなら、納戸付きの間取りも視野に入れましょう。実質1部屋の個室として活用できるからです。

納戸とは、居室にするには採光が足りないお部屋を指します。広さは一般的な居室と同等、もしくは少し狭めです。隠れ家のように活用できて、ゲーム部屋にするにはピッタリです。

ゲーム部屋する寝室は6畳以上の広さを確保する

1LDKの寝室をゲーム部屋にするなら、居室は6畳以上の広さを確保しましょう。6畳以下のお部屋では、ダブルベッドを置いたときかなり窮屈だからです。

6畳の寝室だと、ダブルベッド・デスク・椅子がピッタリ収まる広さです。デスク周りやゲーミングチェアにこだわるカップルは、8畳ほどの寝室が好ましいです。

収納が多いお部屋を選ぶ

ゲーマーカップルが同棲するなら、収納が多いお部屋を選んでください。ゲーム機やソフトのパッケージなどで、物が溢れやすいためです。

私服などを仕舞うスペースを考えると、収納が2箇所ある間取りが良いです。サイズ感で言うと、幅130cm×奥行き35cmほどの大きさが理想です。

ゲーマーカップルの同棲でこだわる条件は？

ゲーマーカップルが重視した条件
1位	建物の防音性能	24票
2位	周辺環境 (コンビニやスーパーが近いか)	23票
3位	光回線導入	22票
4位	駅徒歩	20票
5位	インターネット使用料無料	14票

出典：複数回答可(家賃、間取りを除く条件)

弊社アンケートから、ゲーマーカップルが重視した条件をまとめました。最も多かったのが「建物の防音性」です。ボイチャする人ほど、防音性の高いRC造やSRC造で探しています。

次に多かったのが「周辺環境」です。夜遅い時間までゲームをするカップルだと、夜食が買えるコンビニが近い物件を選ぶ傾向にあります。

オンラインで協力プレイをする人だと「光回線導入」の条件はマストです。入居後は、回線速度が早いキャリアで契約すると良いです。

ゲーマーカップルの同棲時は騒音に注意する

ゲーマーカップルが同棲したら、騒音に注意すべきです。ゲーム中の音で、周りに迷惑を掛けやすいからです。以降では、ゲーマーカップルが実施すべき防音対策を紹介します。

ゲームをするときは必ずヘッドフォンを付ける

騒音で迷惑を掛けないために、ゲームをするときは必ずヘッドフォンを付けてください。大きい音や振動音を響かせないためです。

ゲーマーにとって、ヘッドフォンを付けるメリットは多いです。ゲームに没入できますし、FPS系では敵の足音を聞き逃しません。

深夜～早朝のボイチャは避ける

ゲーマーカップルで同棲するときは、深夜～早朝のボイチャを避けましょう。周りが寝ている時間帯に大きい声を出すと、騒音トラブルに繋がります。

クレームが重なると、大家さんから契約の解除を求められる恐れがあります。賃貸物件に住むである以上、周辺住民への配慮は心がけるべきです。

隣人の壁側にデスクを置かない

ゲーマーカップルが同棲する際は、隣人が住む壁側にデスクを置かないでください。壁に向かって喋ると、声がダイレクトに響きます。

レイアウトのコツは、お部屋の中心を向くようにデスクを置くことです。声が外に響くのを最小限に抑えられます。

防音グッズを活用する

吸音パネル

出典：モノタロウ

吸音パネルは、名前の通り「音を吸収するパネル」です。中にある特殊素材が音を軽減させてくれます。賃貸でも簡単に付けられるので、ボイチャするカップルは必見です。

防音カーテン

吸音効果のある防音カーテンは、外に漏れやすい室内の騒音をカットしてくれます。ボイチャするカップルは、ゲーム部屋に取り付けてください。

チェアマット

出典：山善ビスコム

ゲーミングチェアを使うカップルなら、チェアマットを敷いてください。キャスターの音が下に響くのを回避できます。

縦130cm×横160cmの商品だと、約5千円で手に入ります。床の傷対策にも効果的です。

ゲーマーカップルが同棲する間取りのQ＆A

東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。

アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。

また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。

他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる

アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。

また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。

初期費用の分割払いに対応している

アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。

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