「同棲で家賃8万円は妥当？収入目安は？」
「家賃8万円だとどんなお部屋で同棲できる？」

恋人と一緒にいる時間を長くしたくて同棲を選ぶ人は多いです。仲が深まる、いつでも一緒に入れるだけでなく、生活費の負担も一人暮らしより少なくなります。

しかし、せっかく同棲するなら良いお部屋に住みたいですよね。家賃8万円くらいが良いけど、安すぎないか？と疑問に思う人はいます。

当記事では、同棲するときは家賃8万円は高すぎるのかを解説します。収入に対する家賃目安や、家賃8万円だとどういうお部屋に住めるのかも紹介します。ぜひ参考にしてください。

同棲で家賃8万円なら2人の収入はいくら必要？

2人の合計手取りが24万円を超えてるならアリ

同棲カップルの家賃目安は2人の合計手取りの3分の1です。家賃8万円なら、合計手取りは24万円以上はあったほうが良いです。月収合計は30.5万円、年収合計は366万円が目安です。

合計手取りは24万円未満だと毎月の生活費が足りなくなったり、入居審査の収入基準をクリアできないなどの懸念があります。

実際の同棲カップルも家賃8万円前後を選んでいる

弊社「家AGENT」が、都内で同棲中の男女50名を対象にアンケートとった結果、家賃8万円代が最も多かったです。同棲するなら家賃8万円前後を目安にすると良いです。

家賃を抑えたほうが生活費に余裕が生まれる

家賃8万円を目安にするのも良いですが、安いお部屋のほうが生活費に余裕が生まれます。理由は、家賃は毎月金額の変動が無い固定費だからです。浮いた分を食費やデート代に回せます。

当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」なら、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談できます。

FPや世帯持ちのスタッフが多く、人それぞれのライフスタイルに合った的確なアドバイスがもらえます。夜23時まで営業しているので、お互い忙しいカップルでも利用しやすいです。

家賃8万円なら同棲の生活費は月31.6万円ほど

	金額
家賃	80,000円
食費	67,573円
水道光熱費	22,037円
家具・家事用品代	10,840円
衣類・履物代	6,820円
保険・医療費	14,895円
交通・通信費	34,348円
教育費	413円
娯楽費	23,118円
その他の支出	55,981円
合計	316,024円

※統計データのため合計にズレあり

総務省統計局の「家計調査 2022年次 世帯人数別(表3-1)」を基に、同棲カップルの生活費を計算してみました。家賃8万円のお部屋に住んだ場合、1ヶ月の生活費は約31.6万円必要です。

一人暮らしの生活費が月18万円ほどなので、1人あたりの負担額は2万円ほど減ります。浮いた分のお金を貯金に回せば、年間24万円も貯まります。

同棲で家賃8万円だとどんなお部屋に住める？

同棲可能な家賃8万円のお部屋を、東京23区・大阪市内・名古屋市内・地方で探してみました。転載可能な物件の間取り図とともに紹介します。

東京23区内は2DKが多い

間取り	2DK	専有面積	約42㎡
駅徒歩	15分	築年数	35年
階数	2F以上	建物種別	アパート

出典：業者専用データベース「ATBB」より転載可物件

東京23区内は、築年数が古めの2DKの間取りが多いです。家賃相場が日本で最も高いエリアなので、築年数が古い・アパートタイプ・和室が残るなどやや条件が悪いお部屋ばかりです。

東京23区で同棲する場合は、お部屋の希望条件を妥協するか、予算をあげないと厳しいです。千葉や埼玉側にエリアを変更するなどで、家賃8万円に収まるように調整してください。

大阪市内は1LDKが多い

間取り	1LDK	専有面積	約45㎡
駅徒歩	5分	築年数	15年
階数	2F以上	建物種別	アパート

出典：業者専用データベース「ATBB」より転載可物件

大阪市内で家賃8万円の同棲可能な物件を探したところ、1LDKが多かったです。比較的築年数が浅い物件が出てきたので、住む場所や条件次第では綺麗なお部屋が見つかります。

名古屋市内はLDKが多い

間取り	2LDK	専有面積	約70㎡
駅徒歩	5分	築年数	30年
階数	2F以上	建物種別	マンション

出典：業者専用データベース「ATBB」より転載可物件

名古屋市内で家賃8万円の同棲のお部屋は、1LDK・2LDKともに多かったです。築5年以内や駅徒歩5分以内のLDK物件もあったので、お部屋の条件もこだわれます。

地方は2LDK以上が見つかる

間取り	2LDK	専有面積	約58㎡
駅徒歩	15分以内	築年数	25年
階数	5F以上	建物種別	マンション

出典：業者専用データベース「ATBB」より転載可物件

地方で家賃8万円の同棲のお部屋を探した時、2LDKだけではなく、3DKや4DKなど広い間取りも出てきました。

ただし、地方の場合は二人入居可の賃貸物件の数は少なめです。一軒家を立てる世帯が多い、駅チカはほとんど空きがないことが理由と考えられます。

家賃8万円にこだわらず、ある程度の幅を持たせたほうが良いお部屋が出てきやすくなります。

同棲向け物件の家賃相場一覧【エリア別】

	1LDK～2DK	2LDK～3DK
東京23区	約123,500円	約181,100円
東京23区外	約68,300円	約86,500円
千葉市内	約55,800円	約67,300円
さいたま市内	約67,800円	約83,300円
横浜・川崎市内	約75,100円	約101,100円
名古屋市内	約59,800円	約80,400円
大阪市内	約73,900円	約96,100円
北九州・福岡市内	約54,400円	約63,900円
札幌市内	約43,400円	約57,000円

※2023年10月26日現在

全国宅地建物取引業協会連合会のデータを参考に「1LDK～2DK」「2LDK～3DK」の家賃相場を、主要都市ごとにまとめました。東京23区以外は、家賃8万円あれば充分に同棲できます。

安すぎるお部屋は不動産屋に理由を聞くべき

安すぎるお部屋は「築古」「立地が悪い」「事故物件」などそれなりの理由があります。不動産屋に確認しておいた方が安心できます。

当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」はら、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談できます！管理会社に確認してくれるので、最新情報を把握できます。

業者専用のデータベース「ATBB」を使っているので、ネット上にない未公開物件が出てくる可能性もあります。ぜひ試してみてください。

同棲カップルに人気の間取りは1LDK

1LDKは距離感が縮まるので同棲で人気

1LDKは「1部屋＋リビングが8畳以上」の間取りです。リビングを生活スペース、居室を寝室にするしかありません。

家賃帯が手ごろ、一緒に過ごす時間が長くなる、2人で過ごすにはちょうど良い広さ、築浅が多いなどの理由から、同棲カップルに最も人気の間取りです。

家賃8万円以下に抑えたいなら2DKがおすすめ

家賃8万円以下に抑えたいなら2DKがおすすめです。DKの間取りは、もともと1980年代に主流だったため築年数が古いです。

畳のお部屋が残っていることも多く、不人気な条件が複数当てはまるので家賃が低めに設定されています。

家賃8万円以上出せるなら2LDKもアリ

家賃8万円以上出せるなら2LDKで同棲するのもアリです。それぞれのお部屋を持てるので、1人の時間を確保しやすいです。

子どもが生まれた場合でも、住み続けられるほどの広さがあります。結婚を前提に同棲している人にもおすすめです。

同棲カップル向けのお部屋選びのコツ

お互いの職場の距離を考慮

お互いの職場の距離を考慮して、住む場所を決めるべきです。どちらかの職場に寄ってしまうと、もう1人の通勤時間が長くなりストレスが溜まりやすくなります。

できれば、お互いに乗り換え1回以内・乗車時間40分以内の距離に収めたほうが良いです。

家賃相場が高いエリアは避ける

家賃相場が高いエリアだと、条件を緩和しても家賃8万円以内に収まらない可能性が高いです。出費がきつくなるので、できる限り相場が低いエリアを狙いましょう。

駅徒歩と築年数はある程度緩和する

駅徒歩や築年数は、ある程度緩和したほうが沢山のお部屋が出てきます。歩き慣れている人なら、徒歩15分以内まで緩和すると良いです。

築年数は、リフォームで新しくなっている可能性があります。指定しないほうが、安くて内装が綺麗な掘り出し物に当たりやすいです。

こだわり条件は3～4つまでに絞っておく

家賃や間取り、駅徒歩や築年数以外のこだわり条件は3～4つまでに絞っておくと良いです。こだわるほど家賃が跳ね上がるからです。

どうしても絞り切れない人は、優先順位をつけておきましょう。良いお部屋が見つからなかったときは、優先度が低い物を1つずつ緩和してください。

駅前か物件近くにスーパーがあると良い

駅前か物件近くにスーパーがあると、買い物しやすく便利です。同棲の場合は、一人暮らしよりも買うものが多くなるので、徒歩圏内の買い物環境を重視したほうが良いです。

同棲でのお金の負担割合は折半がおすすめ

	負担方法	割合
1位	完全折半	34%
2位	彼氏が多めに払う	32%
3位	家賃や食費など項目ごとで分担する	18%
4位	彼氏(彼女)が全額支払う	10%
5位	その他	6%

上記は、弊社「家AGENT」が「都内で同棲中の男女50名を対象」に独自のアンケートとった結果です。

完全折半だとお金のトラブルが少ない

完全折半だと、お互いが平等の出費なのでお金のトラブルが起きにくいです。万が一、同棲を解消した場合でも円満に解決できるケースが多いです。

収入の差が大きいなら6:4～7:3ほどで負担

収入の差が大きい場合は、6:4や7:3などの負担割合で調整しましょう。どちらかの負担が大きいと、お金を払っているほうが偉いなど差が生まれやすいです。

同棲を始める前に、お金の負担や生活ルールについてはきちんと話し合っておくべきです。

当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます！

さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。