「同棲で1LDKはきつい?二人暮らしは狭い?」
「実際の間取りやレイアウトを知りたい!」
初めての同棲だと、1LDKの物件を探すカップルが多いです。同棲カップルは、一緒に過ごす時間を長くしたいと考えるからです。
しかし、お部屋の間取りは同棲生活に大きく影響します。1LDKを選んで「きつい」「しんどい」と後悔する人もいます…。
そこで当記事では、実際の体験談から1LDKで同棲するときの注意点を紹介します。1LDKがどれくらいの広さなのか、どんな間取りが良いのかも解説します。
- お互いの生活リズムが違う、寝室は分けたいカップルだと後悔しやすい
- お部屋で一緒にいる時間を長くしたいカップルなら失敗しにくい
- 新居の間取りに迷ったら、ネット不動産屋のイエプラに相談するのがおすすめ!
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ
池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。
そもそも1LDKとは?
8畳以上のLDK+居室が1部屋の間取り
1LDKの間取り図の例 |
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1LDKは、8畳以上のリビングダイニングキッチン(LDK)+居室が1部屋ある間取りです。同棲であれば、平均的な専有面積は35~40㎡です。
同棲カップルの場合、居室を2人の寝室として使うケースがほとんどです。「自室が無くても大丈夫か」「寝る時間がバラバラでないか」など、あらかじめ話し合っておきましょう。
1LDKは同棲カップルから最も人気の間取り
- 調査概要
弊社で「同棲カップルが選んだお部屋の間取り」についてアンケートを実施した結果、最も多かった間取りは1LDKで33%でした。2位は2DKで17%、3位は1DKで16%です。
ワンルームや1Kより広い間取りですが、家賃は一人暮らしの1.5倍ほどです。2人で折半するなら、手が出しやすい家賃帯で見つかります。
1DK・2DKに比べて新築や築浅物件が多く、キレイなお部屋が見つかりやすいのも魅力です。1LDKは、1990年以降~現在にかけて主流の間取りだからです。
同棲の1LDKはきついと感じる5つの理由
- ・自室がないので1人の自由な時間が減る
- ・生活リズムの違いでストレスが溜まる
- ・喧嘩すると逃げ場がない
- ・お部屋が狭いと感じる
- ・収納スペースが足りない
同棲経験のある男女に対してアンケートを実施したところ、1LDKでの同棲がきついという意見が寄せられました。その中でも、声が多く挙がった主な理由を5つご紹介します。
自室がないので1人の自由な時間が減る
1LDKはリビングも居室も2人で使うため、1人の自由な時間が取りづらいです。束縛がきつかったり、趣味がバラバラだと、相手の存在がストレスに感じやすいです。
お互いのプライベートを確保したいなら、2DK以上のお部屋が良いです。それぞれの居室が持てるので、不満が溜まりにくいです。
生活リズムの違いでストレスが溜まる
1LDKでの同棲は、2人の生活リズムにズレがあるとストレスが溜まりやすいです。寝室が一緒で、アラームや身支度の音で相手を起こしやすいためです。
人によっては些細な音で目が覚めてしまうため、睡眠不足になりやすいです。同棲を始めてからトラブルにならないように、お互いの起床・帰宅の時間帯は確認しておきましょう。
喧嘩すると逃げ場がない
1LDKで同棲する人の回答では「喧嘩をしても逃げ場がなかった」との声が多いです。居室が1つしかないので、それぞれの個室で頭を冷やせません。
リビングと居室に別れても、トイレや入浴の際は顔を合わせてしまいます。気まずいので、冷静になるまでどちらかが外出するカップルが多いです。
お部屋が狭いと感じる
同棲なら、1LDKの広さでは狭いと感じる可能性があります。国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」によると、ゆったり二人暮らしができる広さは55㎡です。
1LDKの平均的な専有面積だと基準を下回っているので、狭いと感じる人もいます。収入とバランスを取りながら、希望のお部屋の広さを話し合っておくのが重要です。
収納スペースが足りない
ほとんどの1LDKは、クローゼットが1箇所だけです。同棲すると2人分の荷物を置くので、収納スペースの少なさが気になりやすいです。
荷物が多いなら、クローゼットが最低でも2箇所以上あるお部屋を選ぶと良いです。
1LDKでの同棲がきつい人カップルの特徴
2人の生活リズムが違うなら後悔しやすい
- ・お互いの帰宅時間がバラバラ
- ・寝室を分けたい
- ・趣味用のお部屋が欲しい
- ・将来的に子どもが増える予定
- ・喧嘩が多い
お互いの生活リズムが違うカップルは、1LDKで同棲すると後悔しやすいです。寝室が同じなので、相手の生活音が気になって睡眠不足になりがちです。
居室は1つのみで、それぞれの個室は持てません。寝室を分けたいカップルや、趣味に集中したい人はきついと感じる可能性が高いです。
一緒にいる時間を長くしたいならおすすめ
- ・2人の時間が長くてもストレスに感じない
- ・相手の価値観を理解している
- ・家賃を抑えて貯金を頑張りたい
- ・お互いの私物が少ない
- ・同じベッドで寝たい
1LDKでの同棲は、2人の時間が長くてもストレスに感じないなら満足できます。共通の趣味があったり、一緒にテレビを見る機会が多いカップルにおすすめです。
お互いの価値観を理解し合っているなら、1LDKの同棲でも成功しやすいです。相手の家事のやり方などを許せるカップルです。
これから1LDKに同棲する場合、相手のこだわり部分を尊重できたり、気になることを正直に話せる関係性が好ましいです。
同棲の間取り選びに悩んだら不動産屋に相談すべき
1LDKにすべきか、ほかの間取りにすべきか悩んでいるカップルは、住まいのプロである不動産屋に相談するのが手っ取り早いです。
当サイトが運営する不動産屋「イエプラ」なら、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談できます。
同棲だと「二人入居可」の物件を探しますが、図面に記載されていない場合もあります。イエプラのスタッフに頼めば、管理会社に直接確認してくれます。
わざわざ2人の予定を合わせなくても、用事ついでのスキマ時間を活用してお部屋探しできるので便利です!
同棲で1LDKを選ぶときの5つの注意点
- ・無理のない家賃帯で探す
- ・LDKは11畳以上で探す
- ・寝室は5畳以上を選ぶ
- ・生活スペースと収納は十分か確認する
- ・希望条件を決めるときはお互いに歩み寄る
同棲するお部屋を探すときに気をつけることをまとめました。初めて同棲するカップルは、お部屋探しの参考にしてください。
無理のない家賃帯で探す
手取り3分の1 | 手取り4分の1 | |
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合計手取り15万円 | 約50,000円 | 約37,500円 |
合計手取り20万円 | 約67,000円 | 約50,000円 |
合計手取り25万円 | 約83,000円 | 約62,500円 |
合計手取り30万円 | 約100,000円 | 約75,000円 |
合計手取り35万円 | 約117,000円 | 約87,500円 |
合計手取り40万円 | 約133,000円 | 約100,000円 |
合計手取り45万円 | 約150,000円 | 約112,500円 |
合計手取り50万円 | 約167,000円 | 約125,000円 |
同棲する家賃は「合計手取りの3分の1」までが目安です。2人分の手取りが35万円なら、家賃は12万円までに抑えましょう。
家賃を合計手取り3分の1に抑えると、ほかの生活費を圧迫しにくいです。貯金を頑張りたいカップルなら「合計手取り4分の1」を目安に探すと良いです。
LDKは11畳以上で探す
1LDKはリビングが8畳以上と決められており、上限がありません。11畳以上あれば、同棲しても十分なスペースを確保できます。
ダイニングテーブルセットや大型テレビボード、2~3人掛けのソファーを置いてもスペースに余裕があります。
寝室は5畳以上を選ぶ
寝室は5畳以上が目安です。5畳以上なら、ダブルサイズのベッドを置いても空間に余裕があります。
ベッドを置きたい位置が、クローゼットの扉やバルコニーと干渉しないか確かめておきましょう。入居に備えて、内見時に採寸しておくと良いです。
生活スペースと収納は十分か確認する
現地へ行って、2人がゆったり生活できる空間が確保されているか確認します。収納スペースが十分かもチェックしてください。
2人の荷物が一般的な量なら、幅130cm×奥行き35cmのクローゼットで足ります。幅だけで言うと、女性が両手を軽く広げたときと同じくらいです。
希望条件を決めるときはお互いに歩み寄る
2人で住むお部屋なので、どちらか一方の希望条件を押しつけると喧嘩に発展します。エリアや設備は、お互いの意見を出し合って決めてください。
エリアで言うと、お互い30分以内で通勤できる物件がおすすめです。設備にこだわるほど家賃が上がるので、必要最低限のものから選択しましょう。
同棲向きの1LDKの間取り3選
- リビングが広い間取り
- 寝室と水回りが離れている間取り
- 収納スペースが多い間取り
1.リビングが広い間取り
リビングが13畳ある広い間取りです。共通の趣味がある、一緒に過ごす時間を増やしたいカップルに向いています。
テレビとソファーを置くスペースを広く取りたいなら、半円型のダイニングテーブルにするのもおすすめです。
2.寝室と水回りが離れている間取り
生活リズムにズレがあるカップルは、寝室と水回りが離れている間取りを選んでください。朝の身支度で使うトイレや洗面台、浴室が離れていると良いです。
寝室のベッドもできるだけ壁沿いに置いて、水回りから距離が取れるようにしましょう。
3.収納スペースが多い間取り
洋服や趣味の道具など、荷物の多いカップルは収納スペースの多さに注目です。クローゼットなどが3箇所あるお部屋が好ましいです。
収納ペースが足りないなら、リビングに収納棚を置いたり、カラーボックスでデッドスペースを活かす方法が有効的です。
1LDKで同棲するときのレイアウト例
リビング・ダイニング周辺
シンプルな形の家具で統一したレイアウト
家具をスタンダードな形で統一して、お部屋をすっきりさせたリビングです。白い色味で合わせると清潔感が出ます。
ガラスやアクリル天板のテーブルは、向こう側が透けて見えるのでお部屋を広く見せる効果が期待できます。
小さなテーブルでリビングスペースを広くしたレイアウト
半円型のダイニングテーブルを、キッチンカウンターに合わせて配置したレイアウトです。
キッチンカウンターから料理を出せるので、食事の準備や後片付けがラクです。料理をしながらカウンター越しに会話も楽しめます。
コンパクトなダイニングテーブルは、狭いリビングでもくつろぐスペースを広く取れます。
居室・寝室スペース
ベッドとサイドテーブルだけを置いたシンプルなレイアウト
寝室にベッドとサイドテーブルだけを置いたレイアウトです。余計なものがないので落ち着いて眠れます。日常生活で使う小物はリビングなどに仕舞います。
化粧スペースを設けたレイアウト
寝室にベッドと彼女の化粧台を置いたレイアウトです。居室を寝室だけでなく、彼女のプライベート空間にもできます。家具を同じブランドで揃えれば、統一感が出ておしゃれです。
同棲するときのレイアウトやインテリアなどは、次の記事で紹介しています。どんな雰囲気のお部屋にしようか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
1LDK以外で同棲におすすめの間取り
- 2DK:自室が確保できて家賃が安い
- 2LDK:家賃は高いが十分な広さがある
- 3LDK:将来の結婚・出産に備えられる
2DKなら自室が確保できて家賃も安い
2DKは、2部屋+ダイニングが6~10畳未満の間取りです。専有面積は40~45㎡で、1LDKより若干広いです。
1LDKは居室が1つしかありませんが、2DKは居室が2つあります。それぞれ自室が持ちたいカップルなら2DKがおすすめです。
家賃の安さも注目ポイントです。23区内の1LDKの家賃平均は約14.6万円ですが、2DKなら約11.4万円です。約3万円も安く借りられます。
2LDKなら家賃は高いが十分な広さがある
2LDKは、2部屋+リビングが10畳以上ある間取りです。専有面積は44~48㎡ほどです。
23区内の家賃相場は20.3万円と高額です。予算に余裕があるカップルや、お部屋の広さを譲れないカップル向けです。
3LDKは結婚・出産に備えられる
2LDKは、3部屋+リビングが10畳以上ある間取りです。専有面積は75~80㎡で、二人暮らしではスペースが余るほど広いです。
将来結婚や出産を考えているカップルにおすすめです。子どもが誕生したときは、1部屋を子ども部屋として使えます。
ただし、23区内の家賃平均は24.8万円とかなり高額です。3LDKにこだわるなら、郊外エリアを中心に探したほうが良いです。
郊外の家賃相場を比べると、埼玉県で約10.5万円、千葉県で約11.1万円です。都内の半分以下でお部屋が見つけられます。
同棲で1LDKに住むときのよくある質問
初めての同棲ならどんなお部屋が良い?
最も人気なのは1LDKです。
同棲カップルを対象とした弊社のアンケートでは、1LDKを選んだのは全体の33%で最も多かったです。
1LDKは築浅のキレイなお部屋が多く見つかります。居室が1つしかないので、2人の時間を長く確保できます。
1LDKはどのくらいの広さ?狭い?
平均的な専有面積は35~40㎡です。
国土交通省のデータによると、二人暮らしに最低限必要な広さは30㎡です。広さにこだわらないなら、1LDKはカップルで暮らしても狭く感じにくいです。
同棲用の1LDKの家賃はいくら?
23区内の家賃平均は約14.6万円です。
家賃を決めるとき「合計手取り3分の1」までと言われています。23区内で探す場合、合計手取りが45万円ほどないと生活が厳しくなります。
安いお部屋を探すなら、家賃相場が安いエリアで探すのが手っ取り早いです。郊外なら10万円代で見つかるところもあります。
最新の家賃相場は不動産屋が詳しいので、お部屋探しの際に聞いてみましょう。
同棲の1LDKはしんどい?後悔しやすい?
しんどいと感じる人もいます。
「自室が持てない」「1人の時間が減った」といった理由が多いです。1LDKはスペースが限られており、常に相手の存在が気になります。
2人の時間が長くても大丈夫なカップルなら、1LDKの同棲生活でも失敗しにくいです。
同棲するときに気をつけることは?
同棲時の主な注意点は5つです。
- ・無理のない家賃帯で探す
- ・LDKは11畳以上で探す
- ・寝室は5畳以上を選ぶ
- ・生活スペースと収納は十分か確認する
- ・希望条件を決めるときはお互いに歩み寄る
LDKが11畳以上、寝室が5畳以上あるお部屋なら、同棲しても十分なスペースを確保できます。目安を超えるような物件を選びましょう。
同棲は2人分の荷物を持っていくので、収納スペースが十分かどうか確認してください。同棲時の注意点はこちらで解説しています。
同棲する1LDKに置くべきインテリアは?
同棲に必要なものは以下の通りです。
- ・ダブルベッド
- ・ダイニングテーブル
- ・テレビ台
- ・収納棚(ラック)
- ・ソファー
- ・カーペット(ラグ)
- ・カーテン など
同棲生活に必要な家具やインテリアをまとめました。ベッドは一緒に寝れるダブルサイズが人気です。
ダイニングテーブルの大きさは来客の頻度や、食事のスタイルで決めると良いです。大皿の料理を置きたいカップルは幅120~160cmが目安です。
同棲に必要なものリストはこちらで解説しています。新生活の準備をするカップルは、ぜひ参考にしてください。
1LDKで同棲するときのレイアウトの決め方は?
2人のライフスタイルに合わせたレイアウトが良いです。
一緒にテレビを見たりゲームをする習慣があるなら、リビングスペースを充実させるレイアウトがおすすめです。
大きいソファーやローテーブル、テレビボードを置けば充実した時間を過ごせます。1LDKのレイアウト例はこちらで読めます。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
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