「配信者向け賃貸の特徴が知りたい!」
「ゲーム実況しやすいお部屋の選び方とは?」
YouTuberやVtuber、ゲーム実況など配信者の人気が高まっています。見ているのも楽しいけれど、自分も配信してみたいと思う人も多いですよね。
しかし、防音性の低い物件で配信すると騒音トラブルに発展します。回線速度が遅い物件ではゲームが何回も止まり、思うように配信できないことも…。
そこで当記事では、配信者に向いている賃貸の特徴やお部屋探しのコツを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
- 防音性の高いRC造・SRC造の最上階角部屋がおすすめ
- 顔出しするのであれば、配信専用のお部屋を確保すると良い
- 来店不要でお部屋を探したいならスミカがおすすめ!
・一都三県ほぼすべての物件を網羅
・早朝から深夜まで相談可能
・ネットにない物件をタイムリーに紹介
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
配信者に向いている賃貸物件の特徴
- ・ネットの回線速度が早い
- ・防音性が高いRC造やSRC造
- ・最上階にある
- ・角部屋
- ・1K以上の間取り
- ・24時間ゴミ出し可能
- ・周囲に騒音の出る施設や道路がない
ネットの回線速度が早い
配信する上で1番重要なのは、インターネットの回線速度です。速度が遅いと配信が切れる、カクカクして見えにくいなどの不具合に繋がるからです。
特に「APEX」など世界中のプレイヤーとオンラインで対戦するようなゲームは、回線速度が遅いと話になりません。
ライブ配信をおこなうなら、上りで30Mbps以上の速度があると良いです。
利用したい回線があるなら事前に確認しておく
利用したい回線がある場合は事前に確認しておきましょう。物件によっては対応していなかったり、工事が必要になったりするからです。
ネット回線公式サイトの申し込み画面から、住所と物件名を入力すると使えるかどうかがわかります。
もしくは不動産屋のスタッフに聞いてみましょう。大家さんや管理会社に直接確認してもらえます。
インターネット無料物件は回線速度が遅い
インターネット無料物件は毎月0円でネットが使えますが、回線速度が非常に遅いです。同じ建物に住んでいる住人全員で1つの回線を共有しているからです。
夕方以降で在宅している人が多い時間帯は、動画もまともに見れないレベルです。ストレスが溜まるのでやめておきましょう。
防音性が高いRC造やSRC造
配信者活動するなら、防音性の高い「RC造」や「SRC造」で建てられた物件を選んでください。骨組みや壁にコンクリートが使われており、壁が厚くて音を通しにくいからです。
木造や鉄骨造は、骨組みに石膏ボードを張り付けたものを壁に使用しています。RC・SRC造と比べると壁が薄く、騒音トラブルに発展しやすいです。
ゲーム実況するとオーバーリアクションや笑い声など、どうしても音量が大きくなりがちです。防音性がしっかりしたお部屋を選んで快適に配信しましょう。
最上階にある
配信中に余計な音が入らないように、最上階がおすすめです。自分より上に住んでいる人がいないため、足音が響く心配がありません。
1階など地面に近い階数のお部屋は、人の話し声や車の音を拾いやすいです。他にも窓から侵入されやすい、覗かれる危険性があるなど防犯面も心配です。
角部屋
角部屋は隣のお部屋に接する壁が1枚だけなので、騒音トラブルになる確率が減らせます。
居室同士が隣り合っていない間取りもおすすめ
図のように隣のお部屋と接している部分が、水回りや収納スペースになっている間取りは防音性が高いです。生活スペースが隣接していないため音が伝わりにくくなっています。
気に入ったお部屋が見つかったら、隣がどのような間取りか不動産屋に確認してみましょう。
1K以上の間取り
キッチンと居室がしっかり分かれている「1K」以上の間取りを選びましょう。
ワンルームだと冷蔵庫の雑音を拾ってしまったり、キッチンなど見られたくない部分まで映り込んでしまったりとなにかと不便です。
顔出しするのであれば、配信専用のお部屋を確保できると良いです。自分以外のものが映ると自宅バレに繋がるからです。
お部屋の間取りやカーテンの色、窓からの景色などでもバレてしまう可能性はあります。配信に必要ない私物や風景は映さないように注意しましょう。
24時間ゴミ出し可能
昼夜逆転生活している、朝起きるのがつらいという人は24時間ゴミ出し可能な物件がおすすめです。時間を気にせず好きなときに出せるので便利です。
周囲に騒音の出る施設や道路がない
工場や大きな病院、交通量の激しい高速道路など、騒音の原因になるものがないか確認しておくべきです。
物件によっては騒音だけでなく、建物の揺れに悩まされることもあります。内見時はお部屋だけでなく、地図を見ながら周辺を歩いてみると良いです。
配信者が安い家賃の賃貸物件を探す時のコツ
- ・家賃相場が低い街で探す
- ・各駅停車しか停まらない駅周辺で探す
- ・駅徒歩20分以内まで範囲を広げる
- ・新築や築浅にこだわりすぎない
家賃相場が低い街で探す
23区内で相場が低くておすすめなのは江戸川区や葛飾区、練馬区です。さらに家賃を抑えたい人は23区外や埼玉・千葉方面を検討してみてください。
家賃は住むエリアによって大きく異なります。同じ東京都内でも、安いエリアと高いエリアを比べると6万円以上差が出ることも珍しくありません。
各駅停車しか停まらない駅周辺で探す
各駅停車しか停まらない駅は、急行や特急が停まる駅よりも家賃が安いです。電車の本数が少なく不便だからです。
大きな駅よりも周辺のお店や飲食店が少ないことも理由の1つとして考えられます。
駅徒歩20分以内まで範囲を広げる
駅から「徒歩20分以内」まで範囲を広げて探すのがおすすめです。駅に近いほど、予算オーバーになりやすく物件数も絞られます。
「健康のために駅まで歩く」「自転車やバスを使えば大したことない」と感じる人もいます。どうしてもエリアを変えられないなら、少し離れた物件も検討しましょう。
新築や築浅にこだわりすぎない
新築や築浅は物件数が少ないです。こだわりすぎると予算オーバーしやすく、見つけるのに時間がかかります。
築年数が経過していても、リフォームによってキレイな物件も多いです。年数だけで判断せず、内見に行って自分の目で確かめてみてください。
不動産屋に相談すると良い物件が見つかりやすい
ヒアリングで最適な物件を紹介してくれる
配信者向け賃貸を探すなら不動産屋に相談しましょう。希望条件や設備、収入などを総合的にヒアリングし最適な物件を紹介してくれます。
防音性の高いお部屋の見分け方や、周辺情報などお部屋探しに関することならなんでもアドバイス可能です。
契約するまで費用は一切かからないので、なんでも相談してみてください。
配信者向け賃貸を探すのにおすすめの時期は?
物件の住み心地重視なら1~3月が良い
費用よりも物件の住み心地を重視するなら、1~3月に探すのがおすすめです。4月の新生活に向けて引っ越す人が多く、入居者を募集する物件数が増えるからです。
ただし、1~3月はライバルが多く人気のある物件はすぐに埋まってしまいます。スピード感を持ってお部屋を探すようにしましょう。
費用を抑えたいなら6~8月の閑散期に探す
家賃や初期費用を抑えたいなら、6~8月の不動産屋の閑散期に探すのがおすすめです。
引っ越す人が少ないためゆっくりお部屋が探せます。初期費用の値引きや、家賃が一定期間無料になる「フリーレント」などの交渉もしやすいです。
賃貸で配信者活動するときの注意点
- ・深夜や早朝の配信や収録は避ける
- ・壁に向かって喋らないようにする
- ・防音グッズで対策しておく
深夜や早朝の配信や収録は避ける
賃貸で配信者活動するときは、他の人が寝静まっている深夜や早朝は避けましょう。
ゲーム実況や雑談などは、盛り上がると声が大きくなりがちです。賃貸で生活する以上、住人が静かに過ごせるように配慮は欠かさないようにしてください。
壁に向かって喋らないようにする
隣に人が住んでいる場合は、壁に向かって喋らないようにすると騒音トラブルを減らせます。
配信中は窓を閉めることも忘れないでください。隣の人も窓を開けている場合、話し声が筒抜けです。
防音グッズで対策しておく
- ・組み立て式防音ブース
- ・リフレクションフィルター
- ・防音カーテン
- ・防音パネル
- ・隙間テープ
賃貸で配信する場合、防音グッズで対策しておきましょう。話し声が漏れるのを防ぐだけでなく、隣から聞こえてくる生活音を軽減させる効果が期待できます。
以下でおすすめの防音グッズを紹介します。
組み立て式防音ブース
出典:https://www.store-express.com/
吸音性や遮音性に優れた素材で作られた防音ブース内なら、多少話し声が大きくなったとしても安心です。
組み立ても簡単で、商品によっては工具も不要です。価格は10万円以上とやや高額ですが、配信に力を入れたい人なら検討の価値ありです。
リフレクションフィルター
リフレクションフィルターとは、室内の反響や反射音の混入を抑えて録音環境を整えるためのアイテムです。
パネルの内側には吸音性の高い素材が使われており、防音効果があります。
防音カーテン
防音カーテンは主に2種類あります。1つは「吸音」効果のあるカーテンで、自分が出す音の対策として効果を発揮するものです。配信者活動するなら吸音タイプを選びましょう。
2つ目は「遮音」効果があるものです。特殊な繊維が組み込まれており、外からの音を跳ね返してくれます。
見た目は普通のカーテンと変わらないので、お部屋の雰囲気を損ねることはありません。
防音パネル
防音パネルとは音を吸収する「吸音材」と遮断する「遮音材」を組み合わせたパネルです。壁に貼るだけで本格的な防音が期待できます。
専用のジョイントや突っ張り棒などで簡単に設置可能です。
隙間テープ
出典:https://www.olive-hitomawashi.com/
ドアは音が漏れやすい場所です。専用の隙間テープを使って隙間を埋めましょう。防音だけでなく冷暖房効率の上昇も期待できます。
防音テープはウレタン製ではなくゴム製がおすすめです。ウレタンはドアの開閉でボロボロになりやすく、すぐ交換が必要になるからです。
賃貸の場合はキレイにはがせるタイプを選びましょう。テープでお部屋を傷つけると退去費用が高くなります。防音テープは100均でも手に入るので気軽に試してみてください。
防音カーペット
出典:https://bicklycarpet.co.jp/
騒音の原因は壁だけではありません。天井や床を伝ってあらゆる方向に響きます。床に防音カーペットやマットを敷いて対策しましょう。
厚みがあるカーペットを選べば、物を落としたときの音も軽減できます。
対応エリアは一都三県のみゲーミングシェアハウスとは一体なに?
ゲームに最適な環境が整っているシェアハウス
ゲームに最適な速度のネット回線や防音設備が整っているシェアハウスのことです。基本的にゲーマーしか住んでいないため、一緒にプレイする友達を増やすこともできます。
ゲーミングモニターやマウスなどデバイスも備え付けられているので、本格的にやりたい人にもおすすめです。
ゲームが充実していること以外は、一般的なシェアハウスと同様です。キッチンやお風呂など水回りは共有になります。
一般的なシェアハウスより家賃が高い
ゲーミングシェアハウスは室内の設備が充実しているため、家賃が高めに設定されています。
一般的なシェアハウスは3万円前後から借りられますが、ゲーミングシェアハウスは7万円前後かかります。
しかし、ネット回線代や水道光熱費も込みなので総合的に見ればお得かもしれません。
対応エリアは一都三県のみ配信者なら楽器可物件に済むのもアリ
楽器可物件は防音性が高い
楽器可物件は、楽器演奏する人が住む前提で建てられた防音性が高い物件です。24時間演奏可能な物件もあれば、時間指定されているケースもあります。
似たような物件で「楽器相談可」がありますが、これは防音設備が整っていないけれど大家さんの許可をとれば楽器演奏しても良いというものです。
他の入居者から苦情が来た場合、楽器演奏が禁止になる可能性があるので注意が必要です。
楽器可物件は人気で数が少ない
楽器可物件は非常に人気があります。もともと物件数が少ないこともあり、入居募集されてもすぐに埋まってしまいます。
希望する人は最新情報を常にチェックするようにしましょう。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!