お部屋探しのコツや知識まとめブログ|Rooch(ルーチ)
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

同棲の初期費用はいくらかかる?二人暮らしに必要なお金は100万円で足りる?

同棲費用のイラスト

同棲するときの初期費用はいくら?
二人暮らしの生活費や他のお金の目安は?

初めての同棲なら、お部屋にこだわりたいですよね!1LDKでお互いの距離を近づけたり、2LDKで自分のお部屋のレイアウトにこだわるなど、考えるだけでもワクワクします。

しかし、お部屋を借りるときは初期費用という大金がかかります。2人の貯金ではお金が足りず、同棲できなくなったケースもあります…。

そこで当記事では、同棲するために必要なお金について解説します。同棲費用の貯め方のコツも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

監修 藤本 千里
不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ

池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。

同棲にかかる初期費用は?

契約時に家賃4.5~5ヶ月分の費用がかかる

初期費用の目安
家賃7万円 315,000~350,000円
家賃8万円 360,000~400,000円
家賃9万円 405,000~450,000円
家賃10万円 450,000~500,000円
家賃11万円 495,000~550,000円
家賃12万円 540,000~600,000円

同棲するのに必要な初期費用は「家賃4.5~5ヶ月分」が目安と言われています。家賃が上がるほど、初期費用も高くなります。

敷金や礼金の有無によって初期費用は変動しますが、基本的には両方とも1ヶ月分かかる認識で探しましょう。予算ギリギリで探すと、引っ越し費用が足りなくなります。

初期費用の内訳

費用の相場
敷金 家賃1ヶ月分
礼金 家賃1ヶ月分
仲介手数料 家賃1ヶ月分+税
前家賃(翌月家賃) 1ヶ月分
日割り家賃 入居日によって変動
火災保険料 15,000~20,000円
保証会社利用料 家賃0.5~1ヶ月分
鍵交換費用 15,000~20,000円+税
その他オプションサービス 不動産屋によって変動

物件によっては相場よりも高くなるケースがあります。とくに日割り家賃や仲介手数料は、入居する日や契約する不動産屋で大きく変わってきます。

「24時間サポート」や「消臭消毒代」といったオプションをすべて含めると、3万円ほど初期費用が上がります。

初期費用の項目ごとの解説はこちら
敷金 退去時にお部屋を入居前の状態に戻すための費用です。退去費用で使わなかった分は返金されます。
礼金 お部屋を貸してもらうお礼として大家さんに払うお金です。礼金がないお部屋もあります。
仲介手数料 仲介してもらった不動産屋に支払うお金です。「家賃1ヶ月分+消費税」が上限です。
前家賃 家賃発生月の翌月の家賃のことです。1日など月初に入居する場合は、従来通りの家賃引き落としのため前家賃はありません。
日割り家賃 月の途中にお部屋を借りた場合の、残り日数分の家賃です。入居日を月末にすればするほど日割り家賃を安くできます。
火災保険料 火事や落雷で燃えた建物や家具を補償してくれる保険の費用です。保険は大家さんや不動産屋が指定しているので選べません。
保証会社利用料 連帯保証人の代わりになる会社を利用する費用です。連帯保証人のみで契約できるときは不要です。
鍵交換費用 前の入居者が使用していた鍵から、自分が使用する鍵に交換する費用です。新築の場合は不要です。
その他オプションサービス 夜間などの緊急時にかけつける「24時間サポート代」や入居前のお部屋を消毒する「消臭消毒代」などがあります。

同棲する家賃は「世帯手取りの3分の1」が目安

家賃目安
合計手取り20万円 約66,000円
合計手取り25万円 約83,000円
合計手取り30万円 約100,000円
合計手取り35万円 約116,000円
合計手取り40万円 約133,000円
合計手取り45万円 約150,000円

同棲するときの家賃目安は世帯手取りの3分の1です。収入(額面)で考えると、年金・所得税・住民税などが差し引かれるので、お金が足りなくなります。

ちなみにお部屋を探す際は、家賃+管理費(共益費)込みの「総家賃」で考えてください。管理費も毎月支払うお金です。

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同棲の初期費用はいくらあれば良い?

  • 予算50万円:現実的に難しい
  • 予算70万円:お部屋次第では足りる
  • 予算100万円:条件が良いお部屋でも平気

予算50万円だと現実的に難しい

金額
敷金 80,000円
礼金 80,000円
仲介手数料 88,000円
前家賃 80,000円
日割り家賃 40,000円
(15日入居)
保証会社利用料 40,000円
火災保険料 18,000円
鍵交換費用 22,000円
合計 448,000円

初期費用を50万円以下に抑えるのは、現実的に難しいです。1LDKや2DKといった二人入居可のお部屋を家賃8万円以下で探す必要があります。

気に入る物件がなければ、敷金礼金なしや仲介手数料が安いなどの厳しい条件で探さなければいけません。

しかし、敷金礼金なしのお部屋は問い合わせが多いので、内見までに募集が終了してしまう可能性があります。

予算70万円ならお部屋次第では足りる

金額
敷金 120,000円
礼金 120,000円
仲介手数料 132,000円
前家賃 120,000円
日割り家賃 60,000円
(15日入居)
火災保険料 18,000円
保証会社利用料 50,000円
鍵交換費用 22,000円
合計 642,000円

予算70万円なら「家賃を抑える」か「敷金礼金なし」で探せば、お部屋を借りれます。家賃の目安は上限12万円です。

敷金礼金なしにするなら、家賃18万円ほどまでは大丈夫です。70万円あれば、同棲カップルに人気な1LDKや2DKを選べたり、希望条件が揃ったお部屋を探せます。

藤本さんのアイコン 藤本
エリアによっては1LDKでも予算オーバーします。エリアと間取りのバランスは、慎重に考えましょう。

予算100万円あるなら条件が良いお部屋でも平気

金額
敷金 180,000円
礼金 180,000円
仲介手数料 198,000円
前家賃 180,000円
日割り家賃 90,000円
(15日入居)
火災保険料 23,000円
保証会社利用料 90,000円
鍵交換費用 22,000円
合計 963,000円

予算100万円あれば、こだわり条件が多くても平気です。23区内で探すなら家賃18万円が目安です。2LDKなどの広いお部屋にも住めます。

同棲するお部屋の条件を妥協したくないなら、最低100万円は必要と考えたほうが良いです。

藤本さんのアイコン 藤本
家賃が高くなりすぎないように注意しましょう。初期費用がまかなえても、家賃が払えなければせっかくの同棲が失敗してしまいます。

同棲の初期費用を抑える6つの方法

  1. 敷金礼金がないお部屋を選ぶ
  2. なるべく安い家賃のお部屋を探す
  3. 不要なオプションは外す
  4. 仲介手数料を値引く
  5. 月初を入居日にする
  6. フリーレント付き物件を探す

①敷金礼金がないお部屋を選ぶ

家賃10万円のお部屋なら20万円抑えられる

敷金礼金ありの場合 敷金礼金なしの場合
敷金 100,000円 0円
礼金 100,000円 0円
前家賃 100,000円 100,000円
鍵交換費用 15,000円 15,000円
火災保険料 22,000円 22,000円
仲介手数料 110,000円 110,000円
保証会社利用料 50,000円 50,000円
合計 497,000円 297,000円

敷金と礼金がないお部屋なら、初期費用を約2ヶ月分節約できます。それぞれの相場が家賃1ヶ月分だからです。

浮いたお金は、引越し費用や家具家電の購入費用に回せます。予算に余裕がない人は、敷金礼金なしで探しましょう。

注意点として敷金なしの物件の場合、退去時にお部屋の清掃費用(クリーニング費用)を支払います。必ずかかる費用は契約書に記載されているので、よく確認しましょう。

藤本さんのアイコン 藤本
通常クリーニングで補修できなかった傷や汚れの補修箇所があれば、追加でお金がかかります。お部屋はキレイに使ってください。

閑散期は礼金なしのお部屋が多い

お部屋探しをする人が減る閑散期は、礼金なしの物件が多く見つかります。大家さんは「礼金なしでも早く入居してもらいたい」と考えるからです。

主な閑散期は4~8月と11~12月の間です。まとまったお金がない人は、閑散期にお部屋探しをすると良いです。

▶礼金を払いたくないときの対処法はこちら

②なるべく安い家賃のお部屋を探す

初期費用の多くは家賃をもとに計算されるので、安いお部屋ほど費用を抑えられます。

ただし、家賃が安すぎる物件は築年数が気になったり、立地が悪く不便に感じることもあります。お部屋探しや予算に関する悩みは、不動産屋に相談すべきです。

ネット上の不動産屋「イエプラ」は、SUUMOやHOME’Sに載っていない非公開物件を紹介してくれるので物件の選択肢が多く、理想のお部屋が見つかりやすいです!

深夜0時までチャットやLINEで対応してくれるので、家にいながらパートナーと2人でゆっくりお部屋探しができます。

同棲バナー

③不要なオプションは外す

借りるお部屋によっては「24時間サポート」や「消臭消毒代」などの追加費用がかかる場合があります。

オプションは管理会社や不動産屋が案内するサービスです。不要なオプションすべてを外すと、3万円ほどの節約できます。

ただし、募集図面や契約書に「必須」と書かれている場合は、支払わないと借りられないので注意しましょう。

④仲介手数料の値引き交渉をする

仲介手数料を交渉する人

仲介手数料が半額~無料のお部屋を選べば、家賃0.5~1ヶ月分の費用を抑えられます。

もともと仲介手数料を安くしている不動産屋もあれば、時期的なキャンペーンで安くしている場合もあります。

ネット上に公開されているほとんどの物件は、別の不動産屋でも紹介可能です。なるべく手数料が安い不動産屋で契約すると良いです。

AD付き物件なら仲介手数料を値引ける可能性が高い

ADと呼ばれる広告料がついている物件は、仲介手数料を値引きしてもらいやすいです。広告料とは、大家さんが物件を紹介してくれた不動産屋に払うお金です。

入居希望者からもらえる手数料が下がっても、大家さんからもらえる報酬があるので交渉が通りやすいです。

インターネットでは、AD付きの物件は確かめられません。不動産屋に「仲介手数料を値引ける物件を紹介してほしい」と伝えてください。

▶仲介手数料を抑える他の方法はこちら

⑤月初を入居日にする

月初に入居する場合の説明イラスト
月初に入居すれば日割り家賃がなくなり、家賃0.5~1ヶ月分の初期費用を抑えられます。

一般的に入居日(家賃発生日)は、申し込みから約2週間後に設定されます。即入居可のお部屋なら、15日あたりの申し込みがおすすめです。

藤本さんのアイコン 藤本
不動産屋に相談すれば、大家さんに入居日の交渉をしてくれるケースがあります。

⑥フリーレント付き物件を探す

フリーレントとは一定期間の家賃を無料にしてもらうことです。

入居日から2週間~1ヶ月ほどの家賃がかからないので、日割り家賃分の初期費用を抑えられます。ただし、フリーレント期間であっても、管理費は発生します。

▶フリーレントの詳しい解説はこちら

初期費用をすぐ用意できない場合は?

クレジットカード払いで決済する

チェーン展開しているほとんどの不動産屋は、初期費用をクレジットカードで払えます。すぐに初期費用を払えない人におすすめです。

カード決済できる不動産屋の多くは「VISA」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club」の国際5大ブランドです。

手持ちのクレジットカードの表面に刻印されているブランドのロゴを見て、使えるかどうかを確認しておきましょう。

藤本さんのアイコン 藤本
なかにはクレジットカード払いに対応していないお部屋があるので、必ず事前に確認してください。

クレカ払いはあとから分割払いに変更可能

カードブランド 分割払い リボ払い
VISA 1~24回 可能
JCB
Mastercard
American Express
Diners Club 1回払いのみ

基本的に、初期費用の決済は一括払いです。そのあと自分で手続きすれば、ほとんどのカードは24回まで分割できます。

手続きするにはネット申し込みか電話での連絡が必要です。カード会社ごとに変わるので公式サイトをチェックしてみましょう。

ただし、分割回数が増えるほど手数料がかかるため、少ない回数にするのがおすすめです。

現金での分割は対応してもらえない

初期費用(契約金)は全額支払わないと契約が成立せず、お部屋の鍵をもらえません。初期費用は現金一括払いか、クレジットカードで払いましょう。

どうしても両方用意できないなら「フリーローン」が使えます。銀行からまとまったお金を借りて、あとで分割して返します。ただし、返済の際に約2~14%の金利手数料がかかります。

同棲カップルに人気な間取りと家賃相場

同棲カップルに人気な間取り4選

1LDKの間取り例
1LDK
同棲カップルに大人気!「1部屋+リビングが8畳以上」の広さの間取り。居室が1つしかないので、常に一緒にいたいカップル向け。築浅物件が多く、綺麗な物件が多い。
2DKの間取り図
2DK
2部屋+ダイニングが6~10畳未満」の間取り。別々の自室が欲しいけど、家賃を抑えたいカップル向き。築年数が古い物件が多いが、家賃が安く1人あたりの負担額が少なくて済む。
1DKの間取り図例
1DK
1部屋+ダイニングが4.5畳~8畳未満」の間取り。とにかく家賃を抑えたいカップル向き。一人暮らし向けの間取りなので狭い。学生や新社会人カップルなら検討の余地アリ。
2LDKの間取り
2LDK
2部屋+リビングが10畳以上」の間取り。築浅・設備・広さなど性能を欲張りたいカップル向き。子どもが生まれてからも住み続けられる。ただし、家賃がかなり高い。

2人との時間を長く取りたいなら1LDK

1LDKに向いているカップルの特徴
  • ・パートナーとの時間を長く取りたい
  • ・2人で同じベッドで寝る
  • ・生活リズムがあまり変わらない
  • ・無理なく払える家賃が良い
  • ・広すぎるよりはコンパクトなお部屋が良い

1LDKは「生活リズムが変わらない」「一緒の時間が長くてもストレスを感じない」というカップル向けです。

現実的な予算でお部屋が見つかるので、同棲しながら節約したい人におすすめです。

藤本さんのアイコン 藤本
1LDKは1990年以降~現在にかけて建てられている間取りです。新築や築浅物件が多く、内装がキレイなお部屋が見つかりやすいです。

家賃を抑えつつ自室もほしいなら2DK

2DKに向いているカップルの特徴
  • ・家賃はなるべく抑えたい
  • ・自室がほしい
  • ・生活リズムにズレがある
  • ・ソファは置かない
  • ・和室でも問題ない
  • ・築年数はあまり気にしない

なるべく安い家賃で抑えつつ、自室はしっかり確保したいカップルにおすすめです。お部屋の広さ自体は1LDKとほぼ同じなので、あまり窮屈に感じません。

2DKは居室の1つもしくは両方が和室のケースがあります。見つかる2DKは築年数が古めですが、こだわりがなければお得に同棲できます。

家賃を抑えたい場合でも最低1DKは必要

1DKに向いているカップルの特徴
  • ・学生同士や社会人になりたて
  • ・1番の希望条件が家賃の安さ
  • ・荷物が多くない
  • ・インテリアなどのこだわりがない
  • ・お互いの生活リズムが同じ
  • ・お金が貯まり次第すぐ引っ越す

家賃の安さを最重要視していて、なおかつ荷物が少ないカップルであれば1DKを選んでも後悔しにくいです。

主に収入が少ない大学生同士や、新社会人のカップルにおすすめです。お金が貯まり次第、広いお部屋に引っ越す人が多いです。

お金に余裕があれば2LDKも選べる

2LDKに向いているカップルの特徴
  • ・2人とも安定した収入がある
  • ・それぞれの個室がほしい
  • ・お互いの生活リズムにズレがある
  • ・結婚を考えている

2LDKは、収入が安定していてお金に余裕があるカップル向けです。広いリビングと2つの居室があり、お部屋のレイアウトの幅も広いです。

また、子どもが生まれて狭く感じにくいため、結婚を考えているカップルにおすすめです。

同棲向けの間取りの家賃相場【23区】

1LDK 2DK 2LDK
葛飾区 約8.9万円 約7.5万円 約11.8万円
足立区 約10.1万円 約7.2万円 約11.0万円
江戸川区 約9.3万円 約7.5万円 約11.3万円
板橋区 約11.3万円 約8.7万円 約12.5万円
練馬区 約11.5万円 約8.2万円 約11.8万円

現実的に同棲できる1LDK・2DK・2LDKの家賃相場をまとめました。青字が最安値、赤字が最高値を表しています。1LDKが希望なら、家賃相場が低い葛飾区や江戸川区がおすすめです。

同棲は、デート代や将来のための貯金など、なにかとお金が必要です。出来るだけ家賃相場が低いエリアを選び、固定費を抑えましょう。

その他の区の相場はこちら

1LDK 2DK 2LDK
大田区 約12.3万円 約9.7万円 約14.5万円
杉並区 約12.7万円 約9.8万円 約15.9万円
北区 約12.7万円 約9.2万円 約15.9万円
荒川区 約12.0万円 約9.5万円 約17.9万円
豊島区 約13.7万円 約10.3万円 約19.8万円
世田谷区 約13.3万円 約10.0万円 約16.0万円
品川区 約15.0万円 約11.5万円 約21.0万円
中野区 約13.5万円 約10.4万円 約15.7万円
江東区 約14.0万円 約10.0万円 約19.3万円
目黒区 約15.5万円 約12.0万円 約20.2万円
墨田区 約15.2万円 約10.5万円 約19.0万円
文京区 約15.8万円 約12.5万円 約20.0万円
台東区 約14.8万円 約11.4万円 約20.0万円
新宿区 約16.2万円 約12.0万円 約24.0万円
中央区 約17.9万円 約17.5万円 約24.1万円
渋谷区 約19.0万円 約11.9万円 約25.8万円
千代田区 約18.5万円 約17.7万円 約24.3万円
港区 約20.5万円 約14.0万円 約31.4万円
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引っ越し費用や家電などの購入費用も用意しておく

引っ越し費用は7~10万円かかる

2人分の金額
~15km未満(同一市町村) 約65,000円
~50km未満(同一県内) 約68,000円
~200km未満(同一地方内) 約76,000円
~500km未満(近隣地方) 約110,000円
500km~(長距離) 約115,000円

同棲には2人分の引っ越し費用がかかります。一人暮らしの引っ越しと比べると、2~5万円ほど高いです。

引っ越し業者の費用は「基本運賃」「実費」「オプションサービス費」の3つの合計です。

基本運賃は国土交通省の「標準引越運送約款」をもとに、距離や荷物量で料金が決められます。実費は人件費や高速道路利用料などです。

オプションサービスとは、引っ越し業者が荷物の運搬以外で引き受けるサービスです。エアコンや大型家具の設置、不用品の処分などを手伝ってくれます。

藤本さんのアイコン 藤本
引っ越す人が多い1月~3月やゴールデンウィークなどの長期休暇は、割増料金が設定されていて、さらにお金がかかります。

家具や家電の購入に10~30万円かかる

金額 備考
シングルベッド
(2台)
約60,000円 マットレス・枕などの寝具込み
ダブルベッド 約80,000円 マットレス・枕などの寝具込み
ダイニングセット 約12,000円 -
カーテン 約20,000円 レースカーテン込み・3窓分
冷蔵庫 約90,000円 300Lタイプ
オーブンレンジ 約25,000円 -
炊飯器 約20,000円 IH5.5合炊き
縦型洗濯機 約50,000円 7kgタイプ
ドラム型洗濯機 約280,000円 乾燥機付き・11kgタイプ
掃除機 約20,000円 キャニスタータイプ

同棲で必要な家具や家電の目安金額をまとめました。ブランドやサイズによって価格が違うので、あくまでも目安にしてください。

家具や家電を購入するときは、通販ではなく実店舗で買うのがおすすめです。まとめ買いすると値引きしてくれる場合があります。

安さだけを求めて通販にすると、耐久性が弱かったり、求めていた機能が付いていないことがあります。

▶同棲生活に必要なものリストはこちら

引っ越し費用や家具家電の購入費用を抑える方法

引っ越し費用を抑える方法

  • ・閑散期に引っ越す
  • ・荷物を限界まで減らす
  • ・複数の業者で見積りを取る
  • ・ネット予約やフリー便を利用する
  • ・レンタカーを使って自分たちで引っ越す

閑散期は料金が低いです。繁忙期と比べると引っ越す人が少ないので、20~30%ほど安く引っ越せます。

見積りをまとめて取るなら「引越し侍」がおすすめです。2022年5月現在で約330社と提携していて、多くの業者から見積もりが取れます。

引っ越し料金は荷物の量でも変わるため、長い間使っていない家具や家電は思い切って処分しましょう。

同一県内なら、自分でレンタカーを手配して引っ越す人もいます。費用はレンタカー代とガソリン代だけです。引っ越しが1日で終わるなら、2~3万円ほどで引っ越せます。

家具や家電の購入費用を抑える方法

  • ・一人暮らしのときのものを使いまわす
  • ・不要なものをフリマアプリなどで売る
  • ・最初は必要最低限のものだけ購入する
  • ・ディスカウントショップで購入する

一人暮らしのときに使っていた家具や家電は、新居でも使うようにしましょう。電子レンジや衣装ケース、掃除機などは使い回せば3万円ほど節約できます。

最初は、寝具・冷蔵庫・洗濯機・カーテン・電子レンジがあれば同棲できます。

買い足すものがあれば、まずはディスカウントショップで探してください。少し傷があるだけで問題なく使えるものばかりです。

藤本さんのアイコン 藤本
洗濯機や冷蔵庫は一人暮らし用だと小さくて不便なので、新調するのがおすすめです。

同棲費用の分担方法

2人で「完全折半」するカップルが多い

同棲準備

調査内容
  • 媒体:「家AGENT」池袋店での契約
  • 期間:2022年1月~2022年4月
  • 対象:20代~30代カップル
  • 調査数:100組

同世代のカップルは、初期費用を完全折半にする傾向にあります。女性が多めに払うケースはかなり稀です。

折半する場合、一旦どちらかが負担して引っ越し後に精算する流れが一般的です。スムーズに精算できるように、かかった費用に関しては領収書を手元に残しておくと良いです。

収入に応じて負担割合を決める人もいる

お互いの収入や貯金額に対して、負担割合を同じくらいに調整するケースです。お互いの収入を考慮し、片方の負担が多くならないように注意しましょう。

金銭トラブルから破局しないように、負担割合についてはお部屋探しの段階からきちんと話し合うと良いです。

同棲費用を貯める3つのコツ

  • ・貯金用の口座を作る
  • ・自動積立や定期預金で貯金する
  • ・家計簿をつけて無駄な出費を減らす

貯金用の口座を作る

貯金専用の口座を作成すれば、間違って貯金を使うことはありません。目に見えて貯金額がわかるので、モチベーション維持に繋がります。

貯金の口座と生活費の口座は分けましょう。まとめてしまうと見分けがつきにくく、間違えて使ってしまう恐れがあります。

自動積立や定期預金で貯金する

自動積立とは、決まった日にちに口座から自動で貯金されます。強制的に口座から引かれるので、確実にお金を貯められます。

定期預金を利用すれば、契約期間を過ぎるまでは引き落としできません。3年ほどの短期間でも利用できるので、結婚資金を確実に貯めたいカップルにもおすすめです。

藤本さんのアイコン 藤本
同棲費用を貯めるなら、強制的に貯金する環境を作ることが大切です。

家計簿をつけて無駄な出費を減らす

同棲前から家計簿をつけると支出金額がしっかりと把握でき、さらに節約や貯金しやすくなります。同棲したあとも、無駄な出費が減らしやすいです。

家計簿をつけるのが面倒な人は、レシートの写真を撮るだけで管理できるアプリがあります。レシートの写真を登録するだけで支出金額が分かるので便利です。

同棲したあとの生活費はいくらかかる?

家賃を除いても約26万円かかる

金額
食費 約80,000円
水道光熱費 約30,000円
医療費 約15,000円
交際費/娯楽費 約60,000円
スマホ/ネット代 約45,000円
その他(衣類/日用品) 約30,000円
合計 約260,000円

2022年に総務省統計局が公表した「家計調査報告(二人以上の世帯)」によると、住居費を除く同棲カップルの生活費は約26万円です。

家賃10万円の物件なら合計36万円かかり、折半でも一人あたりの負担は18万円です。お互いが年収300万円(手取りの月収が約19.5万円)以上ないと、家計が苦しくなります。

必ずかかる生活費から逆算して、無理なく生活できる家賃帯のお部屋を探しましょう。

同棲したあとの生活費を抑える4つの方法

  1. コスパの良い食材で自炊する
  2. 電気会社やガス会社を見直す
  3. スマホは格安SIMにする
  4. エアコンの温度を一定にして長時間使う

①コスパの良い食材で自炊する

おすすめの良コスパ食材
  • キャベツ:1玉あたり約150円
  • もやし:1袋10~20円
  • たまねぎ:1袋約200円(3個入り)
  • 豆腐:1丁約20~30円
  • 納豆:3パックセット約50~100円
  • 豚コマ切れ肉:100gあたり約100円
  • 乾燥パスタ:1袋約100~200円

コスパの良い食材で自炊を心がけるだけで、月の食費を4万円以下に抑えられます。

カット野菜は割高なので、1つまるまる購入すべきです。また、1つの食材を使いまわして複数の料理を作れば無駄がありません。

毎日自炊するのが難しい場合は、数日分の食事を作り置きすると良いです。保存容器で冷凍保存すれば、調理の時間を省けます。

藤本さんのアイコン 藤本
食材や日用品はスーパーのセールや特売日を狙いましょう。食材が通常価格よりもお得に購入できます。

②電気会社やガス会社を見直す

契約している電気会社が従来の地域電力会社の人は、新電力会社に切り替えましょう。工事の必要もなく、電気の質はそのままで毎月の電気代が抑えられます。

ガスとセットにすることでさらに割引になるプランもあります。ポイントが貯まったり、ギフト券がもらえるキャンペーンもあるので活用してみてください。

▶新電力会社おすすめランキングはこちら

③スマホは格安SIMにする

格安SIMに乗り換え

スマホは「楽天モバイル」や「UQモバイル」などの格安SIMにしましょう。auやドコモなどの大手キャリアと比べると、半額~3分の1程度に抑えられます。

どうしても大手キャリアが良い人は、契約プランを見直してください。使わないオプションを外すだけでも節約できます。

④エアコンの温度を一定にして長時間使う

エアコンの温度設定のイメージイラスト

夏は26度、冬は20度に固定するだけで、毎月約2,000円近くも電気代を節約できます。

温度を1度変更するだけで、消費電力が13%も増えます。電源のオンオフを控えるだけでも消費電力が抑えられるので、長時間稼働させたほうが良いです。

わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?

お店に行かなくても「イエプラ」なら、アプリやLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!

SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件も紹介してくれますし、不動産業者だけが有料で見ることができる更新が早い物件情報サイトからお部屋を探して見つけてくれます!

遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人や、不動産屋の営業マンと対面することが苦手な人にもおすすめです。

イエプラのロゴイエプラ ▼こんな人におすすめ
・仕事が忙しくて不動産屋に行けない
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