
「東京への転勤が決まった!」
「住む場所はどうやって決めるべき?」
転勤がきっかけで地方から東京へ引っ越す人は多いです。大都会への引っ越しに、胸が高鳴る人もいるのではないでしょうか。
しかし、東京には独特な慣習が根付いています。地方では当たり前だったことも、東京で通用しないケースは少なくありません。
そこで当記事では、東京へ転勤する人が知っておくべき8つの知識を大公開します。通勤ラッシュや家賃の高さ、車は持っておくべきなのかについて解説します。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
東京へ転勤になったら知っておくべき知識8選
東京への転勤が決まった人が知っておくべき8の知識をご紹介します。
②家賃相場は地方都市よりも1~2万円ほど高い
③料金の高い飲食店が多い
④よほどの事情が無い限り車は不要
⑤遊ぶ場所に困ることはない
⑥東京にも人情味のある人はいる
⑦宗教やマルチ商法の勧誘が多い
⑧転勤で東京に引っ越す人におすすめの街
急な転勤を言い渡されて「東京は通勤ラッシュの混雑がひどそう」「家賃が高そう」「冷たい人しかいなさそう」などの不安・疑問がある人が多いと思います。
以下では、転勤で東京に引っ越した人の体験談を交えながら「東京は実際どんな街なのか?」を解説していきます。
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①通勤ラッシュで潰されそうになる路線は少ない
東京は、地方と比べて通勤ラッシュ時の混雑が激しい街ですが、押しつぶされそうになるほど乗客が多い路線は限られています。
たしかに座席に座るのは難しいですが、つり革は掴める路線のほうが多いです。
以下の表は、2019年に国土交通省が公表した「都市鉄道の混雑率調査結果」を分かりやすくまとめたものです。
ピーク時の平均混雑率 | |
---|---|
東京 | 163% |
大阪 | 126% |
名古屋 | 132% |
混雑率100%とは、座席とつり革が全て埋まっている状態です。隣の人との間隔は多少あります。200%になると、かなり圧迫感があり、身動きがとりにくくなります。
東京の電車の平均混雑率は163%で、押しつぶされそうなほど混雑することは、あまりないことが分かります。
押しつぶされそうになるのは混雑率が190%を超える路線で、例えば以下のようなものです。ラッシュ時の混雑が嫌な人は、以下の路線沿いの物件は避けたほうが良いです。
・JR「総武線」
・JR「横須賀線」
通勤ラッシュが嫌なら職場の近くに住むべき
通勤ラッシュの混雑が嫌な人は、徒歩や自転車で通勤できる位置の物件を借りると良いです。そもそも電車の混雑を気にする必要がなくなりますし、遅延で会社に遅れる心配もないです。
また、徒歩通勤できる場所に住むと、出社ギリギリの時間まで寝ていられたり、昼休憩のあいだにいったん帰宅できるなどのメリットもあります。

②家賃相場は地方都市より1~2万円ほど高い
東京の家賃相場は、地方都市よりも1~2万円ほど高いです。以下の表は、東京・大阪・名古屋の一人暮らし向けの家賃相場をまとめたものです。
ワンルーム・1K・1DK | |
---|---|
東京 | 6.3万円 |
大阪 | 4.8万円 |
名古屋 | 4.6万円 |
東京は、大阪や名古屋よりも1.5万円以上高いことが分かります。また、家賃が6万円以下の物件は、お風呂とトイレが一緒になっていたり、木造物件だったりするケースが多いです。
とくに家賃相場が高いのは、山手線沿いの物件で、ワンルームでも7万円ほどします。大阪であれば、1LDKの物件が借りられる金額です。
転勤に合わせて給料が上がったり、手当がついたりしない場合は、転勤前と同じ間取りのお部屋を借りるのは難しいです。

家賃を抑えて質の良いお部屋を探す方法
安くて質の良いお部屋は、不動産屋に問い合わせたほうが見つかりやすいです。希望条件をヒアリングしより良い物件をスタッフが探して提案してくれます。
ネット上の不動産屋「イエプラ」はチャットやLINEから「家賃◯万円以下のお部屋」と送るだけで、スタッフが理想のお部屋を紹介してくれます。
全国の賃貸情報の8割が集約されている業者専用のデータベース「ATBB」を使って物件を紹介してくれるので、ネット上にない非公開物件も見られます。
来店不要なうえに深夜0時まで相談に乗ってくれるので、忙しくて赴任先の不動産屋に行く時間がない人にもおすすめです。
③料金の高い飲食店が多い
東京は、地方都市と比べて料金の高い飲食店が多いです。
「吉野家」や「松屋」などの牛丼屋を除けば、500円以下で食事をとるのは難しいです。毎日のランチを飲食店で済ませていると、1ヶ月の食費は3万円を越えます。
居酒屋やレストランも高いお店が多いです。飲み会の費用が3,000円以下になることは、ほとんどないです。

ただ、料理のバリエーションはとても多彩です。世界各国の料理が食べられるだけでなく、流行の最先端のお店を堪能できます。
④よほどの事情が無い限り車は不要
東京は交通網がとても発展しているため、よほどの事情が無い限り、車は不要です。
23区内であれば、1kmほどの間隔で駅があります。また、数分ごとに次の便が来るので、田舎のように電車の時間に合わせて行動する必要もありません。
また、東京は地方と比べて駐車場の金額がとても高いです。月極駐車場の相場は4万円前後で、ショッピングセンターなどでも数千円かかります。
車はたしかに便利ですが、維持費がかかるデメリットと比べて、手放す人が圧倒的に多いです。

⑤遊ぶ場所に困ることはない
東京には栄えている街がたくさんあるため、遊ぶ場所に困ることはありません。
新宿・渋谷・池袋などを始め、六本木や秋葉原、上野など、いくつもの繁華街があります。ほかにも、浅草の下町や、神保町などの専門店が集まっている街もあります。
また、常に流行の最先端が体験できることもあり、何年住んでいても「新しい発見」があるのが大きな魅力です。
アートやライブのイベントなども充実しているので、アフターファイブや休日を楽しめます。

⑥東京にも人情味のある人はいる
まれに「東京の人は人情味がなさそう」「友人ができないかもしれない」といった不安を抱えている人がいますが、もちろん、東京にも親切な人はいます。
東京だからといって、冷たい人しかいないわけではありません。
むしろ、東京にはたくさんの人が集まるので、転勤してからのほうが友人ができやすいと感じる人がいるほどです。

⑦宗教やマルチ商法の勧誘が多い
東京は人口が多いため、宗教やマルチ商法の勧誘で訪問してくる人が、地方よりもいます。
「水道局のほうから来た」などの怪しい言葉で玄関を開けさせようとしてくる、悪質な人もいます。予定にない来客には、応じないようにしましょう。
また、子どもを連れての転勤の場合は、1人のときに来客に応じないように、きちんと伝えておくべきです。
⑧転勤で東京に引っ越す人におすすめの街
転勤で東京へ引っ越す人におすすめの街をご紹介します。
以下の表に「住みやすい街」を特徴ごとにまとめてあります。どこに住めばいいのか分からないという人は、参考にしてください。
通勤・通学に便利な街 | 日暮里、高田馬場、赤羽 |
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治安が良く女性向きの街 | 護国寺、茗荷谷、江戸川橋 |
都会過ぎない街 | 調布、高円寺、練馬 |
家賃相場が低い街 | 江古田、大泉学園、亀有 |
山手線沿いでおすすめの街 | 目白、駒込、田端 |
青い文字をタップすると、それぞれの駅の街並みを紹介した記事に移動できます。
上記の駅は、家賃や買い物環境、交通アクセスなどを総合的に判断してまとめた「住みやすい街」です。池袋や渋谷、新宿などは繁華街なので、住むのには向いていません。
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