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木造アパートはやめとけ?7つのデメリットや後悔しない探し方を不動産屋が解説

木造アパートはやめとけ!のアイキャッチイラスト

木造アパートはやめとけ!?最悪?
音漏れがうるさいと後悔しやすい?

最近の木造アパートは設備が充実していて、新築や築浅の魅力的な物件情報をよく見かけますよね。家賃が安くて広いお部屋も多いです。

しかし、ネットの口コミでは「木造アパートはやめとけ!」という意見が圧倒的に多いです。マンションよりも防音性が低く、音漏れなどの騒音トラブルに巻き込まれることも…。

そこで当記事では、木造アパートのメリット・デメリットを、他の構造とも比較して徹底解説します。後悔しない探し方や、住んでいる人の体験談も紹介します!

まず結論!木造アパートはやめとけって本当?
  • 木造アパートは防音性・防犯性・防災性が心配ならやめたほうが良い
  • 住み心地より家賃の安さを優先したい人は木造アパートを選ぶのもアリ
  • 予算を抑えて引っ越したいなら仲介手数料基本0円のネット不動産屋イエプラがおすすめ!
物件探しはネット不動産屋の「イエプラ」

イエプラが選ばれる3つの理由

イエプラとは?

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  • 東証スタンダード上場企業が運営

イエプラは、チャットやLINEでやり取りできるネット上の不動産屋です。来店不要なうえ夜23時までスタッフとお部屋を探せます。

仲介手数料が基本無料で、お部屋によってはキャッシュバックもあるのでおすすめです。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

木造アパートがやめとけと言われる7つのデメリット

  • 1.防音性が低く騒音トラブルが起きやすい
  • 2.築年数によっては耐震性が低い
  • 3.コンクリート造と比べると火事が心配
  • 4.冷暖房が効きづらく光熱費がかさむ
  • 5.防犯性が低く侵入されやすい
  • 6.ルールを守らない入居者が集まりやすい
  • 7.虫が出やすい

1.防音性が低く騒音トラブルが起きやすい

建物構造 音の聞こえ方
木造
(W造)
防音性が低く、生活音が筒抜け。ドアの開閉音、テレビの音、冷蔵庫や洗濯機の音は特にうるさい。人の位置がわかるほどで、プライバシーの確保がしづらい。
軽量鉄骨造
(S造)
木造よりはマシなレベル。ドアの開閉音、家具家電の振動を伴う音など、生活音はほとんど聞こえる。上の階からの足音が響く。
重量鉄骨造
(S造)
足音やドアの開閉音、振動を伴う音が聞こえる。隣よりも上下の音が響きやすい。物が落ちた音や振動を伴う音がうるさい。
鉄筋コンクリート造
(RC造)
子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる。振動を伴う音は気にならない程度。両隣のテレビの音やシャワー音はほとんど聞こえない。
鉄骨鉄筋コンクリート造
(SRC造)
子どもの泣き声や走り回る音や、物が落ちた音はかすかに聞こえる。上の階の音がわずかに聞こえるが気にならない。

参考:日本建築学会編「建築物の遮音性能基準と設計指針」技報堂出版

「木造アパートはやめとけ」とよく言われるのは、騒音トラブルが起きやすいからです。他の建物構造よりも防音性が低く、両隣や上下階の生活音がハッキリ聞こえてきます。

テレビやスマホのアラーム音、洗濯機や掃除機の音は基本的に聞こえます。壁が薄いと、いびきやトイレの音も聞こえてくるほどです。

防音性が低いため、自分自身が出す音にも気を付けないといけません。隣人や上下階からのクレームが原因で住みづらくなってしまうこともあります。

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2.築年数によっては耐震性が低い

建築確認申請の時期 地震への強さの目安
旧耐震基準 1981年5月以前 震度5強程度の地震で倒壊しない
新耐震基準 1981年6月以降 震度6強~7の地震で倒壊しない
2000年基準 2000年6月以降 木造の耐震基準に見直しが入った

築年数の古い木造アパートは、地震で倒壊するリスクが高いです。1981年と2000年に、建物を建てる際の耐震基準が大きく見直されているためです。

1981年5月以前に建てられた「旧耐震基準」の木造アパートは、震度6以上の地震で倒壊する危険性があります。

2024年現在、木造アパートに住むなら、現行の耐震基準で建てられた築23年未満の物件を選ぶべきです。

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3.コンクリート造と比べると火事が心配

築年数が古いアパート

木造は、コンクリート造などと比べると引火しやすく火事のリスクが高いです。特に築古のアパートは火事の規模が大きくなりやすく心配が残ります。

物件によっては、火災保険の料金が高めに設定されています。防火性の基準を満たした物件の保険料は、他の構造と大差ありません。

4.冷暖房が効きづらく光熱費がかさむ

木造とコンクリート造の通気性の違い

木造アパートは冷暖房が効きづらいのもデメリットです。コンクリート造と比べるとすき間が多く、気温の影響を受けやすいためです。

夏は暑く、冬は寒いため冷暖房を使う頻度が増え、光熱費がかさみます。夏には扇風機を併用する、冬には窓に断熱シートを貼るなどの対策が必要です。

5.防犯性が低く侵入されやすい

木造アパートは、2~3階建てでオートロックのない物件が多いです。誰でも簡単に玄関先や窓に行けるため防犯性は低いです。

特に、女性の一人暮らしにはおすすめできません。洗濯物を外に干せない、窓を開けられないなど、ストレスが溜まりやすいです。

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6.ルールを守らない入居者が集まりやすい

木造アパートは家賃が安いため、訳ありの人が集まりやすいです。騒音の他にも、共有部分の使い方が汚い、ゴミ出しルールを守らないなどの問題が起きがちです。

内見するときは、騒音に関する貼り紙がないか、共有部分やゴミ捨て場が綺麗かなども確認しましょう。

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7.虫が出やすい

木造アパートに出やすい虫

木造アパートは低層なうえにすき間が多く、外から虫が侵入しやすいです。ゴキブリなどの害虫が苦手な人にはおすすめできません。

築年数が古いと、木材を食べるシロアリが発生することもあります。もし発見した場合は、被害が広がらないように管理会社か大家さんに報告してください。

木造アパートに住むか悩んだら不動産屋に相談すると良い

「木造アパートはやめたほうが良い?」と思ったら不動産屋に相談しましょう。予算や希望条件をふまえた最適なアドバイスをもらえます。

当サイト運営の不動産屋「イエプラ」には経験豊富なスタッフが多く在籍しています。木造アパートの不安点を解消しながら、納得のいくお部屋を見つけられます。

「木造アパートって住みにくい?」「家賃5万円以下の築浅物件が良い」など、夜23時までLINEで気軽に相談できて便利です!

木造アパートに住む5つのメリット

  • 1.木造アパートは家賃相場がもっとも低い
  • 2.出っ張りが少ないためお部屋を広く使える
  • 3.通気性が良くカビやダニが発生しにくい
  • 4.火事のとき倒壊までに一定の時間が稼げる
  • 5.木ならではの質感を生かした良物件もある

1.木造アパートは家賃相場がもっとも低い

建物の構造と間取り別の家賃相場
建物の構造 ワンルーム 1K 1DK
木造 42,000円 49,000円 68,000円
鉄骨造 52,000円 58,000円 77,000円
RC造 60,000円 67,000円 82,000円
SRC造 84,000円 90,000円 118,000円
表の平均家賃の算出方法
  • 調査実施日:2024年7月
  • 調査媒体:業者専用のデータベース「ATBB」
  • 対象エリア:東京23区内
  • 条件:専有面積15m²以上、築20年以内、駅徒歩15分以内
  • 算出方法:家賃が安い物件を構造ごとに30件選定した平均家賃

木造アパートの最大のメリットは家賃の安さです。鉄骨造や鉄筋コンクリート造より建設コストが抑えられる分、家賃は安くなります。

業者専用のデータベース「ATBB」で調べてみたところ、木造のワンルームは、コンクリート造より平均2~3万円は安かったです。

また、アパートはマンションと比べると共用部分の設備が少ないため、管理費(共益費)も安い傾向があります。

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注意点として、プロパンガスの物件が多くガス代が高くなりやすいです。冷暖房もよく使うので、光熱費をふまえて予算を考える必要があります。
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木造アパートは価値が下がりやすい

建物構造 耐用年数
木造 22年
鉄骨造 19~34年
鉄筋コンクリート(RC造) 47年
鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造) 47年

参考:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」

国税庁の「主な減価償却資産の耐用年数表」によると、木造アパートの耐用年数は22年です。耐用年数は、新品から資産価値がなくなるまでの期間を表しています。

木造アパートはマンションより家賃が安いうえに、安くなるスピードも早いです。綺麗な物件に安く住めることがあるのもメリットです。

2.出っ張りが少ないためお部屋を広く使える

柱の出っ張りがある部屋とない部屋(PC・SRC造と木造)

木造アパートは家賃が安いぶん広いお部屋を選べます。また、お部屋の四隅に出っ張りが少なく、家具を自由にレイアウトしやすいです。

同じ広さのコンクリート造の物件は、レイアウトが制限される場合があります。柱や梁(はり)などの出っ張りが多いためです。

3.通気性が良くカビやダニが発生しにくい

木造アパートは通気性が良いので、カビや結露、ダニが発生しにくいです。アレルギーがある人には向いている場合があります。

木には湿度を調節するはたらきがあり、夏にはジメジメしにくく、冬には乾燥を防げます。暑さや寒さが極端でない地域なら、四季を通して快適に過ごせます。

4.火事のとき倒壊までに一定の時間が稼げる

木材の表面が炭化することで内部まで燃えにくい図解

木造アパートは、火災のとき倒壊までに時間が稼げます。引火しても表面が炭化し、木材の内部はしばらく強度が保たれるためです。

お部屋の位置によっては時間が稼げる点がメリットになります。建物構造に関わらず火災のリスクはあるので、不動産屋にアドバイスをもらったうえで良く考えて判断しましょう。

5.木ならではの質感を生かした良物件もある

木造アパートには、温かみのある和室や和モダンな内装など色々な物件があります。木ならではの質感が好きで、あえて木造アパートを選ぶ人もいます。

メリットやデメリットの感じ方は、人それぞれの趣味によっても異なります。木造アパートに住むかどうかは、他の構造と比較したり、内見で確かめてから決めましょう。

木造アパートに住むと後悔する?【向き不向きの特徴まとめ】

騒音が耐えられない人は特に後悔しやすい

木造アパートはやめたほうがいい人の特徴
  • ・騒音に悩まされたくない
  • ・入居トラブルに巻き込まれたくない
  • ・防犯性や防災性を重視したい
  • ・虫が苦手
  • ・引っ越しが面倒で長く住む予定
  • ・予算に余裕がある

騒音が気になる人は木造アパートを選ばないほうが良いです。両隣、上下階からの生活音が原因で、騒音トラブルに巻き込まれて後悔しやすいからです。

生活リズムが違う住人がいると睡眠不足になりやすいです。自分が出す音にも気を付けないと、隣人からクレームが入ってストレスが溜まります。

阿部さんのアイコン 阿部
予算に余裕があれば防音性の高いマンションを探しましょう。家賃は上がりますが、防音性だけでなくセキュリティ面なども安心です。

家賃の安さが最優先なら後悔しにくい

木造アパートに住んでも後悔しにくい人の特徴
  • ・家賃をとにかく抑えたい
  • ・家には帰って寝るだけ
  • ・生活音が聞こえても我慢できる
  • ・せっかくなら広いお部屋に住みたい
  • ・住む期間が決まっている
  • ・レイアウトにこだわりたい
  • ・木ならではの味わいが好き

家賃をとにかく安くしたいなら、木造アパートを選んでも後悔しにくいです。ただ、騒音が我慢できそうか、防犯面は問題ないかなど注意点は多いです。

住む期間が1~2年なら、家賃の安さやお部屋の広さを優先して選ぶのもアリです。工期が短く建て替えもあるため、新築や築浅が見つかりやすいのも利点です。

阿部さんのアイコン 阿部
最近の木造アパートは、独立洗面台や広い収納など、マンションでは手が届きにくい設備を備えていることも多いです。

木造アパートを探すときは他の構造でも探してみるべき

木造アパートに絞らず、比較しながら探すのがおすすめです。住むエリアや駅からの徒歩距離を見直せば、予算内の住みやすいマンションも見つかる可能性があります。

当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は東京・大阪・名古屋で広域に対応しています。エリアを広げて、予算内で理想に近い物件を探してもらえます。

仲介手数料基本0円で、家賃1ヶ月分の初期費用を抑えられます。夜23時までLINEで相談できるので、気軽に使ってみてください!

木造アパートに住んだ人のリアルな体験談

木造アパートはやめとけ!という口コミ

X(旧:Twitter)で木造アパートの口コミを探してみたところ「うるさい」「寒い」という呟きが多く出てきました。

特に騒音に関する口コミが多く、住んで後悔している人は多そうです。自分が音の発生源ではないのに注意されてしまった人もいます。

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木造アパートでも平気だった人の口コミ

木造アパートに住んだ人の中には「隣人が静かで快適だった」「築浅の木造は防音性がある」などの声もありました。

住み心地は、他のお部屋に住んでいる人や、壁に使われている防音素材によっても左右されます。入居を申し込む前に、実際に自分の感覚で確かめることが大切です。

建物構造ごとの性能・特徴比較

建物構造 家賃の安さ 防音性の高さ 耐震・耐火の高さ 通気性の良さ
木造 ×
軽量鉄骨造
重量鉄骨造
RC造 ×
SRC造 × ×
ALC造
PC造 × ×

建物構造ごとの性能や特徴を、良いなら、普通なら〇、微妙なものは△、良いと言えないものは×で比較して一覧にまとめました。

安さ重視なら「木造」

木造アパートは、住み心地よりも家賃の安さを優先したい人向けです。駅からの徒歩距離やバス・トイレ別など、希望条件を妥協すれば家賃をさらに抑えられます。

家賃相場はもっとも低いですが、防音性や耐久力が心配ならマンションをおすすめします。ちなみに新築や築浅は木造でも家賃が高めです。

「軽量鉄骨造」は防音性が木造とほとんど同じ

軽量鉄骨造(S造)のアパートは、木造アパートより家賃相場がやや高いです。しかし、建物の骨組み以外は似た素材で、防音性は大きく変わりません。

防音性が心配で木造アパートを避けたいなら、マンションを選んだほうが無難です。アパートとマンションの違いが知りたい場合は、次の記事を参考にしてください。

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バランスが良い物件が良いなら「RC造」

「RC造(鉄筋コンクリート造)」の物件は、家賃と建物の性能のバランスが良いです。木造・軽量鉄骨造と比べると家賃が高いですが、一人暮らしでも手を出せる価格帯が多いです。

素材にコンクリートが使われていて、気密性が高いです。隣人の生活音や外からの騒音が響きにくく、快適に暮らせる物件が多いです。

性能を重視するなら「SRC造」

「SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)」は、鉄筋の枠の中にコンクリートを流し込んで固めたものをさらに補強した建物構造です。

防音性・耐震性・耐火性が高く、分譲マンションやタワーマンションなど、グレードの高い物件に用いられていることが多いです。

家賃相場はもっとも高いので、予算がないと広さや設備、築年数にはこだわれません。予算内でもっとも自分に合った建物構造の物件を選びましょう。

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後悔しない木造アパートの探し方5選

  • 1.築年数が古い木造アパートは避ける
  • 2.角部屋や最上階のお部屋を選ぶ
  • 3.ゴミ捨て場や階段付近のお部屋は避ける
  • 4.内見時に共用部分が綺麗か確認する
  • 5.周辺に音が出る施設や大通りがないか確認する

1.築年数が古い木造アパートは避ける

木造アパートは、耐震性を優先するなら築20年以内、防音性優先なら築10年以内を目安に探しましょう。築年数が古いほど防音性・耐震性が低い傾向があるからです。

新築や築1~5年なら、防音性は比較的高いです。騒音トラブルを防ぐため、各ハウスメーカーが対策に力を入れているためです。

ハウスメーカーの防音対策の例

例えば、足音の振動を吸収する高遮音床として、大東建託は「D-tone55」を、積水ハウスは「シャイド」を開発しています。

どちらも、上の階の足音や物音を吸収してくれます。隣人の生活音対策としては、防音性を高めた多層構造の界壁を導入しているハウスメーカーが多いです。

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2.角部屋や最上階のお部屋を選ぶ

角部屋と中部屋の図解

端にある角部屋や最上階にあるお部屋は、他の居室と接している部分が少ないため騒音が気になりにくいです。

角部屋なら隣人1人と上の階、最上階なら左右の壁の防音対策をすれば良いです。ただ、家賃は中部屋よりも高いケースが多いです。

3.ゴミ捨て場や階段付近のお部屋は避ける

ゴミ捨て場や階段付近からできるだけ離れたお部屋を選びましょう。人通りが多く、話し声や足音が気になりやすいからです。

駐輪場や駐車場がある物件も同じです。深夜や早朝に人の出入りがあると、周りが静かなぶん特にうるさく感じます。

4.内見時に共用部分が綺麗か確認する

共有の廊下に私物がいっぱいで迷惑に思っている人のイラスト

内見時はポスト、階段、廊下などの共用部分をチェックしてください。荷物が大量に置かれていたり散らかっている場合は、マナーを守らない入居者が多い可能性が高いです。

入居者のマナーが良い物件は、防音性が低くても騒音が気になりにくいです。どんな人が住んでいるか気になる場合は、不動産屋に質問してみてください。

阿部さんのアイコン 阿部
個人情報保護の関係で、どんな人が住んでいるかは基本的に教えてもらえません。生活リズムが違う仕事の人がいないか程度は、参考に教えてもらえることが多いです。

5.周辺に音が出る施設や大通りがないか確認する

騒音が気になりやすい施設
  • ・保育園、幼稚園や子育て施設
  • ・小学校、中学校などの教育施設
  • ・飲み屋はパチンコ屋がある繁華街
  • ・修理工場
  • ・ピアノなどの楽器教室
  • ・運送会社の倉庫
  • ・線路沿い
  • ・大通り沿い
  • ・救急病院 など

周辺にうるさい施設がある物件は避けたほうが良いです。内見時に周囲を歩いてみたり、Googleマップで確かめましょう。

近くに子どもが通う施設や繁華街があると、人の話し声がうるさく感じます。車や電車の振動するような音や、救急車のサイレン音は、木造アパートだとほぼ防げません。

周辺環境は、自分が寝る時間帯の騒音を意識してチェックしましょう。工事は夜なら基本的に静かです。騒音規制法などで作業時間や出していいデシベルが決められているためです。

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木造アパートで実践すべき防音対策6選

  • 1.騒音がうるさい壁側に家具を配置
  • 2.隙間テープなどで窓やドアの隙間を埋める
  • 3.窓に防音シートを貼る
  • 4.防音カーテンを使う
  • 5.室内に防音・吸音パネルを貼る
  • 6.厚手のカーペットや防音マットを敷く

自分でもできる防音対策を6つ紹介します。防音グッズは跡が残らないように使いましょう。退去時に元に戻す必要があるためです。

1.騒音がうるさい壁側に家具を配置

もっとも簡単にできる騒音対策は、騒音がうるさい壁に本棚やタンスなどの家具を配置することです。寝ているときに隣からの音が気になるときは、まず模様替えしてみましょう。

2.隙間テープなどで窓やドアの隙間を埋める

防音テープ

窓やドアに隙間があるときは、隙間テープなどで埋めると防音性が高まります。価格は300~2,000円で、比較的コストを抑えられる防音対策です。

窓の近くに通気口があるときは、あわせて防音スリーブを設置すると、さらに防音性を高くできます。

3.窓に防音シートを貼る

外からの音が気になるときは、窓に透明の防音シートを貼るとマシになる場合があります。防音性が高いものは1~2万円するので、長く住みたいときは検討してみてください。

4.防音カーテンを使う

「防音カーテン」は、カーテン自体に重みがあり防音性が高いです。四隅の隙間を少なくできる形になっているものもあります。

防音シートと同じく、防音性が高いほど値段が高いため長く住む人向けです。外からの音だけでなく、自分が出す音も軽減できます。

5.室内に防音・吸音パネルを貼る

壁に防音パネルを貼る人

室内に防音パネルや吸音パネルを貼ると、貼った側の防音性を高められます。両隣がうるさいときに、寝る側に配置してみるのも手です。

机の周りに箱のように設置する防音ブースもあります。勉強やパソコン作業に集中したい人にはおすすめです。

6.厚手のカーペットや防音マットを敷く

2階以上に住むときは、床に厚手のカーペットや防音マットを敷くと下の階からのクレームを防げます。スリッパを履いて、かかと歩きはしないようにしましょう。

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「木造アパートはやめとけ」という声についてよくあるQ&A

木造アパートは音に敏感でも大丈夫?

音に敏感な人は木造アパートに住まないほうが良いです。睡眠不足になったり、ストレスが溜まって後悔しやすいです。

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木造アパートは隣人の声が聞こえる?

話し声だけでなく、テレビの音、生活音が聞こえてきます。

木造アパートには隙間が多く壁も薄いため、空気を伝わってくる騒音が響きます。柱や床を伝わってくる衝撃音も気になりやすいです。

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木造アパートは上下階の音が聞こえる?

上階からの足音や、下の階の音が聞こえてきます。最上階に住んで、ベッドの上で寝ると騒音を若干抑えられます。

▲よくある質問に戻る

騒音トラブルが起きたらどうすれば良い?

まずは管理会社に相談してください。注意の張り紙を全体に掲示してもらえます。

根本的な解決が難しいときは引っ越しを検討しましょう。

▲よくある質問に戻る

木造アパートの家賃はなぜ安い?

建築コストが抑えられるからです。オートロックなどの共用設備が少なく、管理費(共益費)も2~3千円安いことが多いです。

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木造アパートは築何年まで?

探すときは古くても築23年未満で探すと良いです。2000年5月以前の物件は、耐震基準が古いためです。

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木造アパートと同じ予算でマンションに住める?

エリアや築年数、広さなどの希望条件を見直せば、マンションの候補物件も見つかります。

優先順位の低い希望条件を少しずつ緩和して探すと、予算内で理想に近い物件を見つけやすいです。

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