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軽量鉄骨造はうるさい?防音性は高い?騒音に悩まされない物件の選び方を公開!

軽量鉄骨造の防音性のイメージイラスト

軽量鉄骨造やめとけって言われたけど防音性はどうなの?騒音でうるさいって聞いたけど本当?といった疑問を解決します!

軽量鉄骨造のお部屋に住む人の体験談や実際の音の聞こえ方、騒音に悩まされないお部屋の選び方などを解説しています。

内見時に防音性を確認する方法や自分でできる騒音対策も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事は、不動産屋「家AGENT」池袋店の阿部さんに内容を監修してもらいました。

阿部さん

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

軽量鉄骨造の防音性は木造と変わらない

軽量鉄骨造の防音性は木造よりマシな程度で、木造のお部屋と変わりません。

以下は建物構造別の音の聞こえ方をまとめたものです。

遮音等級 建物構造 音の聞こえ方
L-35 - 日常生活で気になるような音はほぼ聞こえてこない。防音設備などで用いられるほどの等級。
L-40 SRC造 子どもの泣き声や走り回る音や、落下音はかすかに聞こえる。上の階の音がわずかに聞こえるが、気にならない。建物構造で最も防音性が良い。
L-45 - 子どもの泣き声や走り回る音は少し聞こえる。踵で歩く足音も軽減される。ライフスタイルが同じなら、他の生活音は気にならない。
L-50 RC造 子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる。振動を伴う音は聞こえるが、気にならない程度。テレビ音やシャワー音はほぼ聞こえない。
L-55 - 洗濯機や掃除機など、振動を伴う音は聞こえるが我慢できる範囲。日常で見るテレビ音は聞こえてこない。
L-60 重量鉄骨造 足音やドアの開閉音や振動を伴う音が聞こえる。隣よりも上下の音が響きやすい。落下音や振動を伴う音がうるさい。
L-65 軽量鉄骨造 木造よりはマシなレベル。ドアの開閉音、家具家電など振動を伴う音など、生活音はほぼ聞こえる。上の階の足音が響く。
L-70 - L-75よりマシなレベルで大差はほぼ無い。生活音が筒抜けなのでうるさく感じる。
L-75 木造 生活音がかなり筒抜ける。ドアの開閉音、テレビ音、冷蔵庫や洗濯機の音はうるさく感じる。人の位置がわかるほどで、プライバシーの確保がしづらい。

引用:日本建築学会編「建築物の遮音性能基準と設計指針」技報堂出版

隣のお部屋の生活音は、防音対策をしていない限りほとんど聞こえてきます。また、足音やドアの開閉音など振動を伴う音はより聞こえやすいです。

神経質でない人や寝たら朝まで起きないという人であれば、軽量鉄骨造の物件に住んでも快適に暮らせます。

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軽量鉄骨造のお部屋で暮らしていた人の声

Twitter上で、実際に軽量鉄骨造のお部屋に住んだ経験がある人の体験談を集めました。ほとんどの人が防音性に不満を持っていました。

扉の開閉音や掃除機の音、洗濯機や冷蔵庫の機会音だけではなく、テレビの音やシャワー音なども場合によっては筒抜けです。

ただ、以前に木造のお部屋に住んでいた人は、我慢できる範囲だという声が多かったです。

なかには防音性が良い物件もある

軽量鉄骨造の中には、防音性が良いお部屋もあります。壁や天井に使われている素材や、他住民の質によって左右されることがわかります。

左右のお部屋の音はあまり聞こえない代わりに、上階の住人の足音が響くという声もありました。

天井は対策しづらいので、比較的住民がお部屋にいる休日に内見して確認すると良いです。

そもそも軽量鉄骨造とは?

軽量鉄骨造とは、骨組みに使われている鉄骨の厚さが6mm未満の建物のことを指します。アパートや小型店舗など、高さがない建物に多い構造です。

壁や床、天井などに使う素材は、木造と同じく石膏ボードやハウスメーカー独自のパネルを用いられています。

阿部さんのアイコン 阿部
素材の厚みがないので、音や振動を通しやすいというデメリットがあります。ただし、RC造やSRC造より建築コストが低い分、家賃が低めに設定されています。

軽量鉄骨造の物件のメリット

軽量鉄骨造のメリットは以下の3つです。

  • ・家賃や管理費が比較的安め
  • ・建物の維持費が安い
  • ・耐震性にやや優れている

軽量鉄骨造は大がかりな建設作業がなくコストを抑えて建てられるので、家賃を安く設定できます。東京23区内なら、駅徒歩10分以内の1Kのお部屋で家賃4万円台から見つかるほどです。

また、木造の建物よりもシロアリなど虫の被害や劣化が少ないので、品質を維持する費用がかかりません。維持費が安ければ、家賃と一緒に払う管理費も安いことが多いです。

鉄骨は折れにくい性質があるので、地震に強く倒壊のリスクが低いです。重量鉄骨造やRC造よりは劣りますが、十分な耐震性があります。

阿部さんのアイコン 阿部
築年数が古い建物は部材が劣化して耐震性が落ちている可能性があります。耐震性を気にする人は築年数も確認しましょう。

軽量鉄骨造の物件のデメリット

軽量鉄骨を選ぶデメリットをは以下の3つです。ただし、すべての物件が当てはまるわけではないので注意してください。

  • ・通気性や断熱性が低い
  • ・湿気が溜まりやすい
  • ・耐火性に劣る

軽量鉄骨造は通気性や断熱性が低いので、お部屋に空気が溜まりやすくなります。そのため、夏は暑く冬は寒いので、エアコンなどの電気代がかさむ可能性があります。

湿気が溜まりやすい性質があるので、冬は外気との気温差で結露ができやすいです。結露でカビが生えないように対策する必要があります。

軽量鉄骨造に使われている鋼材は熱の影響を受けやすいので、家事になった場合は倒壊するリスクが高いです。

ほかの建物構造との比較

軽量鉄骨造と、他の建物構造である木造・重量鉄骨造・RC造・SRC造との住み心地を比較しました。

自分に合っている建物構造はどれか知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

家賃 防音性 耐震・
耐火
通気性
木造 かなり
安い
かなり
低い
低い かなり
良い
軽量鉄骨造 安い 普通 普通 良い
重量鉄骨造 普通 普通 高い 良い
RC造 高い 高い かなり
高い
かなり
悪い
SRC造 かなり
高い
かなり
高い
かなり
高い
かなり
悪い

防音性を重視したいなら、最も性能が良い「SRC造」がおすすめです。ただし、家賃がかなり高く、物件数も木造や軽量鉄骨造に比べると少ないです。

家賃の安さを最重要視するなら「木造」一択です。素材費用、建設コストが低い分、家賃が安く設定されています。

軽量鉄骨造とRC造は、建物構造内でも中間に位置します。アパートなら軽量鉄骨造、マンションならRC造が多いです。

騒音に悩まされない軽量鉄骨造のお部屋の選び方

騒音に悩まされない軽量鉄骨造の物件の選び方を8つのポイントにまとめました。

「家賃を抑えたいけど軽量鉄骨造でも騒音に悩まされたくない」という人は、以下に当てはまるお部屋を選んでください。

  • ・家賃が周辺相場からズレすぎていない
  • ・築10年ほどと新しい
  • ・居室同士が隣り合っていない
  • ・壁に厚みがある
  • ・共有部分が綺麗
  • ・駅や大通りなどから少し離れてる
  • ・周辺に音が出る施設がない
  • ・過去に騒音トラブルが発生していない

家賃が周辺相場からズレすぎていない

家賃が周辺相場から大幅にズレていないなら、収入が安定している人が多いと予想できます。

常識があり比較的質の良い住民であることが多いので、夜中に大きな物音を立てる人が少ないです。

築10年ほどと新しい

築10年ほどと新しい物件なら、最新技術を導入した素材が使われている可能性があるので、防音性に期待できます。

とくに、ハウスメーカーが手掛ける賃貸物件では独自の構造や素材を使用して防音性を高めています。

大東建託の高遮音床「ノイズレスフロア」や、積水ハウスの賃貸物件「シャーメゾン」で導入されている「シャイド55」などの独自技術があります。

阿部さんのアイコン 阿部
2021年5月に神奈川で、全国ニュースになる騒音トラブルがありました。トラブルを未然に防ぐため、防音対策に力を入れるハウスメーカーが増えています。

居室同士が隣り合っていない

隣のお部屋との間に、収納スペースやトイレ、お風呂などがある間取りがおすすめです。お互いの生活音が響きにくいです。

居室同士が隣り合っていないお部屋の間取り図例

物件情報や間取り図で居室が隣り合っているかどうかわからない場合は、不動産屋に聞いてください。ほかのお部屋の間取りを確認してくれます。

壁に厚みがある

内見時に壁をノックして厚みを確認しましょう。ゴツゴツと鈍い音がしたお部屋は、壁に厚みがあります。

隣のお部屋に音が響きにくいので、騒音トラブルに悩ませる心配が減ります。

共有部分が綺麗

共有部分が綺麗だと「住民の質が良い」「管理体制がしっかりしている」と判断できます。

阿部さんのアイコン 阿部
管理体制が良ければ、万が一トラブルにあったときも迅速に対応してくれますし、親身になってどうすれば良いか教えてくれます。

駅や大通りなどから少し離れてる

駅や大通り、線路から離れている物件は、騒音や振動に悩まされにくいです。

とくに、駅徒歩5分以内の物件は注意してください。繁華街がなくても、夜遅くまで人通りが多いのでうるさい可能性があります。

周辺に音が出る施設がない

周辺に音が出る施設がない物件は、夜中や休日の昼間でも静かで過ごしやすいです。

以下は避けるべき周辺施設の一例です。内見時に物件の周りの施設を把握しておきましょう。

避けるべき周辺施設
  • ・修理工場
  • ・学校
  • ・大きな公園
  • ・音楽ホール
  • ・救急病院
  • ・警察署や消防署
  • ・大型トラックが出入りする施設

とくに救急病院や警察署、消防署が近くにある場合、時間帯問わず緊急車両が出入りするので要注意です。

大型トラックが出入りするような施設の近くは、騒音だけでなく走行する振動でお部屋が揺れることがあるので避けたほうが良いです。

過去に騒音トラブルが発生していない

過去に騒音トラブルがあったか、前入居者の退去理由はなにかを不動産屋に聞いておくきましょう。防音性やトラブルを起こしやすい住民がいるかがわかります。

物件の騒音トラブルを不動産屋に直接聞きにくいという人は、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談できるネット上の不動産屋「イエプラ」を利用してみてください。

気になる物件の防音性や騒音トラブルを管理会社に直接確認してくれるうえ、住民の質や周辺環境を考慮してお部屋を紹介してくれます。

SUUMOやHOMESなど、ほかのサイトで気になった物件をまとめて確認してくれるので、不動産屋をはしごする必要がありません。

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軽量鉄骨造の中で選ばないほうが良い物件

軽量鉄骨造の中でも、選ばないほうが良い物件の特徴をまとめました。防音性が低いお部屋に当たりやすいので、以下に当てはまる場合は、ほかのお部屋にしましょう。

  • ・家賃が極端に安い
  • ・築年数が古め
  • ・居室同士が隣り合っている
  • ・壁が薄い
  • ・外廊下に面したお部屋
  • ・共有部分が汚い
  • ・すぐそばにゴミ捨て場がある
  • ・大きな音が出る施設が近い
  • ・線路や大道路沿いにある

家賃が極端に安いお部屋は、築年数が古い・設備が不十分などそれなりの理由があります。安いからこそ収入が不安定な人が集まりやすく、騒音トラブルに発展しやすいです。

阿部さんのアイコン 阿部
良さそうなお部屋であっても、線路や大通り、修理工場や学校など大きな音が出やすい施設がそばにあると、ストレスが溜まりやすいです。

どういう軽量鉄骨造のお部屋であれば、騒音に悩まされないか解説していくので、ぜひ参考にしてください。

内見時に防音性を確認する方法

内見時に防音性を確認する方法を5つ紹介します。必ず複数の方法を試してください。

  • ・お部屋の中心で手を叩く
  • ・壁をノックしてみる
  • ・スタッフに共有部分を歩いてもらう
  • ・近隣の建物の窓と近くないか確認する
  • ・時間をずらして2回内見する

お部屋の中心で手を叩く

お部屋の中心で、大きな音が鳴るように手を叩いてください。音が反響した場合は、壁が薄いです。

すぐに音が消える、空気が震えない場合は、壁が厚く防音性が高いです。

舌を鳴らして高音が出せる人は、マイクテストのように何度か鳴らしてみるのも手です。同様に反響音を確かめられます。

壁をノックしてみる

壁を叩く手
壁の中心を拳でノックしてみましょう。軽い音がしたり、壁が柔らかいと感じたお部屋は避けてください。

ゴツゴツと鈍く固い音がした場合は、壁が分厚いので防音性が高いです。

また、隣のお部屋に人が住んでいる場合は、壁に耳を当てて実際の音を聞くのも良いです。

スタッフに共有部分を歩いてもらう

同行した不動産屋のスタッフに、廊下や階段などの共有部分を実際に歩いてもらってください。その際、窓やドアは締め切りましょう。

足音がうるさいと感じた場合は、実際に住むと騒音に悩まされるので避けるべきです。

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こういうお願いは、気軽にお申し付けください。より良いお部屋を選んでもらうためにも、喜んで協力します。

近隣の建物の窓と近くないか確認する

窓を開けて、近隣の窓と近くないか確認してください。ガラス1枚なので、防音性が低いです。

窓同士が重なっていると、お互いの生活音が筒抜けになる可能性があります。近くに音が出そうな建物が見えるかも確認しておきましょう。

時間をずらして2回内見する

面倒ですが、内見は時間をずらして2回すべきです。1回目と2回目で音の聞こえ方や印象が違うことがあります。

昼と夜、平日と休日など、入居者が最も多い時間帯に内見したほうが良いです。

夜に内見できないお部屋は、別の日に物件近くに行くと良いです。お部屋の中に入らなくても、周辺の物音を確認できます。

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軽量鉄骨造に住むなら防音対策をすべき

軽量鉄骨造のお部屋に住むなら、自分でできる防音対策はすべきです。

賃貸で出来る防音対策
  • ・TVなどの裏に吸音パネルを貼る
  • ・壁に遮音シートを貼る
  • ・壁際に本棚やタンスを置く
  • ・壁から5cmほど話して家具や家電を置く
  • ・家電に防振ゴムをつける
  • ・厚手のカーペットを敷く

テレビや冷蔵庫などの家電製品の後ろに、吸音パネルを貼っておけば音を経験できます。30cm×30cmほどのサイズで700円ほどです。

阿部さんのアイコン 阿部
あまりお金をかけたくない人は、100円均一などで手に入る防振ゴムやクッションシールなどを、家電製品の裏や足につけておきましょう。

壁や天井にシートを貼る場合は、貼って剥がせる両面テープや、画びょうより細いピンなどがおすすめです。

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