お部屋探しのコツや知識まとめブログ|Rooch(ルーチ)
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

木造アパートの音漏れはどのくらい?借りるメリットや防音性などの注意点とは?

木造の物件

木造アパートはやめとけって本当?
防音対策できる?デメリットは騒音だけ?

最近の木造アパートは外観がキレイで、独立洗面台や浴室乾燥機といった便利な設備も付いているんです。予算の関係で諦めがちな設備が揃っていて住みやすそうですよね!

しかし、木造アパートは「音漏れがうるさい」「騒音がひどい」といったネガティブな評判が多いのも事実です…。慎重に見極めないと住んでから後悔しやすいです。

そこで当記事では、木造アパートの騒音に関するリアルな口コミや、木造ならではのメリットとデメリット、内見で見分けるポイントなどを解説します。ぜひ参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

木造アパートの注意点とは?

防音性が低く音に敏感な人には向かない

木造アパートは、柱や壁などの主要部分に木材を使った集合住宅です。コンクリート造のマンションなどと比べて防音性が低い物件が多く、音に敏感な人には向いていません。

物件によっては、隣人のいびきやテレビの音が聞こえてきたり、上階の足音や生活音が響いてきます。自分が出す音を注意されることもあります。

同じ木造アパートでも、壁の素材や築年数、周辺環境などで音の聞こえ方は変わります。デメリットの他にメリットもあるので、見極め方を後ほど解説します。

▶アパートとマンションの違いの解説はこちら

構造だけ比べるともっとも音漏れしやすい

遮音等級 建物構造 音の聞こえ方
L-75 木造 隣室のテレビや電話の音など、生活音がかなり聞こえる
L-70 - L-75よりマシなレベルで大差はあまりない
L-65 軽量鉄骨造 多少音量が軽減されるが、生活音はほぼ聞こえる
L-60 重量鉄骨造 足音やドアの開閉音や振動を伴う音が聞こえる
L-55 - 洗濯機や掃除機は少し聞こえるが気にならない
L-50 RC造 子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる
L-45 - 子どもの泣き声や走り回る音は少し聞こえる
L-40 SRC造 防音性が高く外からの音も軽減されている
L-35 - 日常生活で気になるような音はほぼ聞こえてこない

参考:日本建築学会編「建築物の遮音性能基準と設計指針」

表は建物の構造ごとに床の遮音性能を示したものです。木造の遮音性能はもっとも低く、上階からの騒音が響きやすいです。

木造アパートは、お部屋同士を仕切る壁が10~15cmほどの物件が多いです。壁が18~20cmあるコンクリートのマンションと比べて、左右のお部屋の生活音も聞こえやすいです。

防音性を重視するならRC造(鉄筋コンクリート造)やSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)のマンションに絞って探すのがおすすめです。

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S造(鉄骨造)のアパートの防音性は、木造(W造)のアパートと大差ありません。建物の構造は、ネットの情報や募集図面に記載されます。

▶建物構造の種類や違いの解説はこちら

築古の木造アパートは耐久力に心配が残る

築年数が古い木造アパート

築年数が経過している木造アパートは、万が一地震や火事などの災害があると被害が大きくなりやすいです。

自治体のハザードマップを見たり、避難経路を調べたりして心配ならマンションのほうが安心できます。

建物の構造や予算を比較してお部屋を探したいときは、経験豊富な不動産屋を頼りましょう。自分で探すより効率良く、予算内で希望に近い物件を紹介してもらえます。

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木造アパートがやめとけと言われる理由

木造アパートのデメリット5選
  1. 騒音トラブルが起きやすい
  2. 冷暖房が効きづらく光熱費もかさむ
  3. 今の耐震基準を満たさない場合がある
  4. 築古のアパートは火事が心配
  5. 虫が出やすい

①騒音トラブルが起きやすい

木造アパートは、振動や衝撃が原因の固体伝搬音(足音など)と、空気伝搬音(話し声など)どちらに対しても遮音性が低いです。

車や電車が外を走る音が気になったり、上下と左右のお部屋の住人同士で騒音トラブルが起きやすいです。

自分が掃除機や洗濯機を使うときにも時間帯に気を付ける必要があります。早朝や夜中に出入りが多い人は、木造アパートに住むと近隣から注意される可能性が高いです。

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騒音が原因で睡眠不足になったり、注意されてストレスを感じたりしたくないなら、マンションを選ぶか音漏れの対策が必要です。

▼木造アパートの音漏れ対策まで移動する

②冷暖房が効きづらく光熱費もかさむ

木造アパートは通気性が高く気密性が低いです。外気温の影響を受けやすく、冷暖房の効きが悪いぶん光熱費がかさみます。

夏場の暑さや冬場の寒さが苦手なら、窓に断熱シートを貼って外気の影響を減らすなど工夫が必要です。

③今の耐震基準を満たさない場合がある

建築確認申請の時期 地震への強さの目安
旧耐震基準 1981年5月以前 震度5強程度の地震で倒壊しない
新耐震基準 1981年6月以降 震度6強~7の地震で倒壊しない
2000年基準 2000年6月以降 木造の耐震基準に見直しが入った

耐震基準とは、建築基準法で定められた「地震への強さの指標」です。1981年6月に大きな変更がありましたが、木造は2000年にも見直しが入っています。

2000年以降の基準で建てられた木造アパートには「地盤に応じた設計」や「建物の重量バランス」などの基準が追加され、より強い耐震性が備わっています。

現行の耐震基準を満たさない木造アパートも多く残っているので、地震に備えて築20年以内を目安に探すと良いです。

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数は少ないですが、旧耐震基準でも耐震補強工事がしてある場合があります。現行の耐震基準を満たしているかどうか心配なときは、不動産屋に質問してみてください。

④築古のアパートは火事が心配

築古のアパートは耐火性が低い木材を使っている可能性があります。総務省消防庁の消防白書の集計でも、火災の件数は木造がもっとも多く心配が残ります。

耐火性能が低い木造アパートは、火災保険料が高く設定されるケースもあります。

築20年以内の比較的新しい木造アパートでは、延焼や倒壊を防ぐ対策ができている物件も多いです。耐火性能が高めてあるなら火災保険料は抑えられます。

⑤虫が出やすい

木造アパートはマンションと比べるとすき間が多く、階数が低いぶん虫が出やすいです。木材を食べるシロアリが発生することもあります。

窓から虫が入ってくるのが嫌なら、マンションの4階以上に住むほうが良いかもしれません。

時間の経過で物件が劣化するとすき間が増えます。新しい物件ほど、すき間が少ないぶん虫の発生を抑えられます。

木造アパートは家賃の安さなどのメリットもある

木造アパートのメリット5選
  1. 他の建物構造より家賃が安い
  2. 通気性が高くカビが発生しにくい
  3. 吸湿性が高く日本の気候に合ってる
  4. 柱や梁が少なくレイアウトしやすい
  5. 火災発生時でもすぐに倒壊しない

①他の建物構造より家賃が安い

建物の構造と間取り別の家賃相場
建物の構造 ワンルーム 1K 1DK
木造 45,000円 52,000円 66,000円
鉄骨造 60,000円 57,000円 73,000円
RC造 64,000円 59,000円 70,000円
SRC造 74,000円 68,000円 103,000円
表の平均家賃の算出方法
  • 調査実施日:2023年1月13日(繁忙期中の金額)
  • 調査媒体:ATBB
  • 対象エリア:東京23区内
  • 条件:専有面積20m²以上、築20年以内
  • 算出方法:家賃が安い上位30件の平均家賃

木造アパートの最大のメリットは家賃が安い点です。築20年以内に絞っても、東京23区内で家賃4万円ほどの物件が見つかります。

家賃は立地や設備、階数などで前後しますが、似た条件のRC造やSRC造のマンションより家賃を10~20%抑えられるケースが多いです。

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木造アパートの家賃が抑えられるのは、マンションより建築コストが安いからです。マンションは建築材料のコストが高く、工事の規模が大きいので人件費もかかります。

管理費もマンションより安い

木造アパートは、家賃と別に毎月かかる管理費(共益費)もマンションより安いです。みんなで使う共用部分の設備が少ないためです。

アパートの管理費の相場は3~5千円ほどです。低層でエレベーターがなく規模が小さい物件が多いです。物件自体のメンテナンスにも大きなお金がかかりません。

防犯カメラやオートロックなど、セキュリティが充実したマンションは管理費が1万円を超えることもあります。

▶賃貸物件の管理費について詳しくはこちら

②通気性が高くカビが発生しにくい

木造アパートは室内の湿気を逃がしやすいです。お部屋の外と中の温度差が少ないぶん、湿気や熱がこもりにくく結露も防げます。

もちろん換気や掃除は大切ですが、カビやダニの発生を防げます。カビやダニが原因のアレルギー症状が出やすい人におすすめです。

③吸湿性が高く日本の気候に合ってる

木材は吸湿性が高く、室内の湿度を適切に保ってくれます。湿度が高ければ空気中の水分を吸い取り、乾燥しているときは水分を放出してくれます。

湿度を調整してくれる特性は、四季のある日本の気候に合っています。梅雨の時季や湿気が多い夏場に快適な湿度で過ごせるメリットがあります。

④柱や梁が少なくレイアウトしやすい

木造アパートのデッドスペースの少なさの図解

木造アパートにはマンションのように太い柱がなく、お部屋を四隅まで広く使えます。天井に梁が少なく平らで家具を配置しやすいです。

また、同じくらいの家賃で似た立地のマンションより面積が広いです。

内装の可変性が高く、築浅でなくても、住みやすい間取りにリフォームされた綺麗なお部屋もあります。

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お部屋の広さは必ず自分の目で確かめましょう。物件資料の写真は上手に撮影されていて、実際に見てみると狭く感じる物件も多いです。

⑤火災発生時でもすぐに倒壊しない

木材には表面に火が付いても内側まで燃えにくい性質があります。表面が炭化したあとは、内部に酸素が行きわたらないためです。

有毒ガスも発生しづらく、もし火災があっても鉄骨造のアパートよりは倒壊までの時間が稼げます。

鉄は熱で強度が下がりやすく、マンションでも築年数や状態によっては木造より耐久力が不安な物件もあります。

安くて質の良い木造アパートは不動産屋に探してもらうのが手っ取り早い

木造アパートは物件によって住みやすさが大きく異なります。住んでも大丈夫な木造アパートを探したいなら、ネットにはない情報も持っている不動産屋に探してもらいましょう。

ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、お店に行かなくても不動産屋だけが見れる更新が早いデータベースから物件紹介が受けられます!

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木造アパートはどれくらい音が響くの?【リアルな口コミ】

隣人の生活音や声が丸聞こえ

木造アパートの騒音は、左右のお部屋だけでなく上下階でも響きます。物を落としたり、お部屋を歩き回るような振動を伴う音は特に伝わりやすいです。

昼夜逆転の人がいると、お互いに睡眠を妨げられてストレスが溜まります。配管の防音性が低いと、トイレやお風呂の水が流れる音も気になります。

警視庁の統計によると、テレワークの普及に伴って騒音に関する通報の件数が増えています。騒音トラブルは事件に発展することもあるので要注意です。

外からの騒音がうるさい

外からの騒音に悩まされている口コミも多く見つかります。大きな音を発するお店や施設がないかなど、周辺環境まで意識して探す必要があります。

繁華街の近くや大通り沿いに建っている場合、深夜になっても外から音が響きやすいです。

車や電車、工事など振動が伴う騒音は、耐えられない人も多いです。

自分の生活音も気になる

立地や他の入居者のマナーが良かったり、生活リズムが合っていて騒音トラブルが少ない木造アパートもあります。

自分の出す音が響くパターンもあるので、静かな物件でも生活するうえでの配慮は必要です。

周りの騒音が気にならない木造アパートなら、自分さえ気を付ければ家賃の安さや広さなどのメリットが大きいです。

最近の木造アパートは防音性が高くなっている

築年数が新しいほど防音性が期待できる

建築の技術は日々発展していて、コストをかければ木造アパートでも防音性を高められます。

騒音対策が不十分だと入居者も決まりにくいので、新築や築浅の物件ほど遮音性が高い建築素材が使われている可能性が高いです。

築年数が古い木造アパートは、石膏ボードを使った薄い簡単な壁の物件が多いです。断熱材などが不十分で、防音性はほぼ期待できません。

大手ハウスメーカーの賃貸物件は防音性の心配が少ない

大手ハウスメーカーは、防音性について独自の研究を重ねています。賃貸物件を全国で幅広く手掛けていて、防音性を期待できる物件も多く見つかります。

大東建託の物件は足音の振動を吸収する高遮音床の「D-tone55」が採用されています。積水ハウスの物件は高遮音床システム「シャイド」を導入しています。

築年数によっては、遮音性の高い素材が使われていないアパートもあります。遮音性が高い素材が使われている物件でも、自分の感覚で確認することが大切です。

防音性が高い木造アパートを効率的に探す方法

防音性が高い木造アパートを手っ取り早く探したいなら、不動産屋に相談すべきです。構造や周辺環境を考えて最適なお部屋を紹介してくれます。

防音性にこだわりたい人におすすめな不動産屋は「イエプラ」です。

「家賃○万円以下だけど木造は嫌!」などチャットやLINEで何でも相談できて、他サイトの見つけた物件も、防音性に問題ないかチェックしてくれます。

不動産屋だけが使えるデータベースから物件を探してくれるので、スーモやホームズにはない未公開物件も見られます!

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快適に暮らせる木造アパートの5つの特徴

  1. 築年数が20年以内で管理状態が良好
  2. 居室が隣り合っていない間取り
  3. 角部屋かつ最上階
  4. 遮音性の高い建築素材が使われている
  5. 静かな場所に建てられている

①築年数が20年以内で管理状態が良好

紹介した通り、現行の耐震基準を満たしている「築20年以内」を目安に探すと良いです。掃除やメンテナンスなどが行き届いているかは現地で確かめましょう。

予算を増やせる人は、築10年以内ほどに絞ると内装や設備が充実していて住みやすいです。防音対策も期待できます。

例えば、築浅の木造アパートは壁や床に遮音性が高い素材を使用していたり、排水管まで防音性を高めてあったりします。

築20年以内なら手抜き工事の心配も少ない

木造の耐震基準が見直された2000年には「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」が制定されています。

品確法で、新築を建てた大家さんは建物の主要な部分に手抜き工事があっても10年間保護されます。丁寧に工事がおこなわれていることが期待できます。

築年数はあくまで目安です。物件の良し悪しは自分の感覚や資料をもとに見極めましょう。レオパレスなど、2000年以降の建築でも施工不良が発覚したケースもあります。

▶レオパレス21の評判について詳しくはこちら

②居室が隣り合っていない間取り

居室が隣り合っていない間取り例

図のように寝るスペースが隣り合っていない間取りなら、生活リズムに差があっても騒音が気になりにくいです。

物件全体の間取りは、ネットの情報だけでは確認できない場合が多いです。

阿部さんのアイコン 阿部
他のお部屋の間取りは、現地で外観を見たり、不動産屋に図面を取り寄せてもらったりして確かめてください。

③角部屋かつ最上階

近隣からの騒音が心配なら角部屋かつ最上階がおすすめです。角部屋なら隣り合うお部屋が1つで、最上階は上からの足音がありません。

角部屋や最上階は、中部屋や1階と比べると家賃は高いです。1,000~2,000円の差なら、迷わず角部屋・最上階を選びましょう。

④遮音性の高い建築素材が使われている

大東建託やシャーメゾンなど、大手ハウスメーカーの賃貸物件は壁や床の遮音性が高い木造アパートが多いです。

知らないメーカーの物件でも、管理会社が建築から関わっているなら、壁の厚さや配管の防音対策について質問してみるのも手です。

防音性が高めてある木造アパートは、建築にコストがかかるぶん家賃が高く設定されます。

阿部さんのアイコン 阿部
資料の取り寄せが難しい場合は、心配な部分を内見して確かめましょう。

⑤静かな場所に建てられている

騒音が気になりやすい立地の例
  • ・線路や道路に面している
  • ・繁華街の近く
  • ・保育、教育施設の近く
  • ・近くに救急病院がある
  • ・飛行機が近くを飛ぶ
  • ・工場や自動車整備工場の近く など

内見時に物件の近くを15分ほど散歩してみると良いです。道路や駅から離れていれば、木造アパートでも騒音は気になりにくいです。

閑静な住宅街と言われる場所でも、個人のバイク屋さんなどが近くにある場合があります。

飲み屋やパチンコ屋があったり、幼稚園や小学校があると、施設の音は気にならなくても人が行き来するときに話し声がうるさい場合があります。

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木造アパートの住みやすさを見極める内見ポイント7選【不動産屋に聞いてみた】

  1. 壁の厚みや防音性能
  2. 近隣の建物との距離や周辺環境
  3. 窓が二重サッシや複層ガラスか
  4. 窓枠やドアに隙間が無いか
  5. 騒音に関する貼り紙がないか
  6. 他にどんな人が住んでいるか
  7. 家にいる時間帯にうるさくないか

弊社「家AGENT 池袋店」の営業マン30名に、木造アパートの住みやすさを内見して見極めるコツを聞いてみました。

中でも意見が多かった7つの方法を紹介します。お客様が入居後も騒音を気にしすぎず暮らせているお部屋で実践した内容なので、ぜひ参考にしてください。

①壁の厚みや防音性能

不動産屋に外を歩いてもらい防音性を確認するイメージ

壁の厚みを調べる方法
  • ・同行スタッフに協力してもらって確かめる
  • ・隣のお部屋との距離を確認する
  • ・壁をノックする
  • ・壁に耳を当ててみる
  • ・お部屋の中心で手を叩く
  • ・不動産屋に壁の厚さを確認してもらう

ドアや窓を閉め切って同行スタッフに共用部分を歩いてもらうと、外からのリアルな聞こえ方を確認できます。

お部屋の中心で手を叩いて、反響した音で防音性を判断する方法もあります。防音性が高い場合は反響音が大きく返ってきます。

ノックして音が軽い壁は薄い可能性が高いです。ノックする際は不動産屋に許可を取りましょう。住んでいる人もいるので、場合によっては近所迷惑になってしまいます。

阿部さんのアイコン 阿部
物件によっては壁の厚さなどの資料が取り寄せられます。ただ、実際に自分がどう感じるかがもっとも大切です。

②近隣の建物との距離や周辺環境

窓やベランダから、近隣の建物との距離を確かめておきましょう。窓は防音性が最も低く、近くに音の発生源があると騒音が気になりやすいです。

周辺に音が出る施設がないかは、Googleマップで下調べしたうえで現地も回ってみてください。実際に見てみると新たにお店や施設が建てられている場合があります。

早川さんのアイコン 早川
お部屋の近くにゴミ捨て場があるときも人の行き来が気になります。駐車場が近いときも、バイクや車の音が響いて睡眠不足になりやすいです。

③窓が二重サッシや複層ガラスか

窓が内側にもう1つある「二重サッシ」なら、外との隔たりが増えるぶん防音効果が高いです。

「複層ガラス」とは2枚以上のガラスを組み合わせたものです。ガラスの間に空気層があり外部からの音を軽減できます。

防音ガラスが使われているとさらに防音効果が高いです。防音性の他にも、断熱性が高く結露しにくいメリットもあります。

豊田さんのアイコン 豊田
複層ガラスはガラスの間が真空の「真空ガラス」だと防音効果が高めです。窓枠の部品などで確かめられますが、気になったときは不動産屋に質問してみてください。

④窓枠やドアに隙間が無いか

ベッドの上で寒がっている人

窓枠やドアに隙間がないか、建て付けが悪くなっていないかを確認してください。すきま風が多いと冷暖房が効きづらいです。

築年数が経過している物件は、経年劣化で隙間ができている可能性が高いです。細かいところまでよく確認したほうが良いです。

藤本さんのアイコン 藤本
冷暖房が効きづらいと光熱費が高くなってしまいます。家賃が安いメリットの意味がなくなってしまうので念入りに確かめましょう。

⑤騒音に関する貼り紙がないか

木造アパートの共用部分に、騒音を注意する貼り紙がないか確認しましょう。貼り紙がある場合、騒音トラブルに悩まされている住人がいる証拠です。

廊下やゴミ捨て場など、共用部分が散らかっていないかも要チェックです。汚い場合、マナーが良くない住人が住んでいる確率が高いです。

石塚さんのアイコン 石塚
第一印象が良くないときは、他の物件も見せてもらいましょう。候補を2~3件に絞って、一番気に入ったお部屋に申し込むと良いです。

⑥他にどんな人が住んでいるか

生活時間帯の違いによるトラブル

生活リズムが真逆の人が近くに住んでいると、睡眠時間に音が気になってしまいます。ファミリーが住んでいると子どもの足音や声が気になりやすいです。

夜勤の人や子どもが上下左右のお部屋に住んでいないか、不動産屋に質問してみてください。アパートの大家さんや管理会社に確認をとってもらえます。

「個人情報なので教えられない」と断られるケースもありますが、質問しておいて損はありません。

村野さんのアイコン 村野
駐輪場や駐車場を見て子ども用の自転車やバイク、車などの有無を確かめてみてください。住んでいる世帯や騒音の種類が推測できます。

⑦家にいる時間帯にうるさくないか

家にいない時間帯ならうるさくてもストレスになりません。例えば音が出る施設が近くにあっても、夜寝るときに閉まっているなら影響は少ないです。

お部屋探しの時間に余裕がある人は、同じ物件を2回内見したほうが良いです。平日と休日、昼と夜で周辺の生活音が異なるからです。

1度しか内見できない状況なら「自分が1番家にいる時間帯」に行きましょう。外観や周辺環境は不動産屋の同行がなくても見に行けます。

岩井さんのアイコン 岩井
夕方や夜に室内を見たいときは不動産屋に相談してみましょう。早めに相談しておけば、営業時間外でも対応してもらえる場合があります。

▶内見のチェックポイントの詳細はこちら

木造アパートは入居後も音漏れ対策すべき

木造アパートで自分でもできる音漏れ対策
  1. 騒音がうるさい壁側に家具を配置する
  2. 防音カーテンに変更する
  3. 隙間テープで窓やドアの隙間を埋める
  4. 窓に防音シートを貼る
  5. 厚手のカーペットや防音マットを敷く

①騒音がうるさい壁側に家具を配置する

騒音がうるさい壁側にいると大変なイメージ

騒音がうるさい壁側には本棚やタンスなどの家具を配置すると良いです。隣からの騒音は近いほど聞こえてきます。

壁から1cmほど離して設置するとより効果的です。家具と壁の間に空気層ができるため、振動が軽減されます。

市販の吸音パネルを壁に貼るのもおすすめです。退去時に撤去が必要でコストがかかるネックはあります。

②防音カーテンに変更する

防音効果が高いカーテンは空気を伝わってくる騒音が軽減できます。外からの音だけでなく、自分が出す音も抑えられます。

機能によって性能の差が大きいです。購入する前に商品説明にはしっかり目を通しておきましょう。

阿部さんのアイコン 阿部
車や電車など、振動が原因の騒音はあまりカットできません。どんな騒音に効果があるかを確かめてから購入しましょう。

③隙間テープで窓やドアの隙間を埋める

隙間が多い木造アパートでは、すき間テープを貼ると効果的です。窓やドアに隙間があると音が筒抜けになってしまいます。

値段が比較的安く貼るのが簡単です。花粉や虫の侵入対策にもなるのでおすすめです。

④窓に防音シートを貼る

普通の窓ガラスで防音性が低い場合、透明の防音シートを貼れば騒音が軽減できます。

防音カーテンと一緒に使うと効果的です。防音効果が高いグッズほど値段が高いのはデメリットです。

阿部さんのアイコン 阿部
防音グッズを購入する前に、管理会社に騒音について相談したり、引っ越しも考えてみてください。防音グッズで出費を重ねるよりは引っ越したほうがお得な場合があります。

⑤厚手のカーペットや防音マットを敷く

2階以上に住むなら自分の足音にも対策が必要です。厚手のカーペットや防音マットを敷いて、足音が響かない工夫をしておきましょう。

木造アパートは音漏れしやすいので「かかと歩き」は禁物です。振動を伴う音はほかのお部屋に響きやすいです。

他にもスリッパやルームシューズを履くなど、自分の足音の対策も心がけてください。

木造アパートに関するよくあるQ&A

木造アパートはどんな人に向いている?

寝つきが良い人に向いています。

木造アパートが向いている人の特徴
  • ・家賃を限界まで抑えたい
  • ・ある程度の騒音なら耐えられる
  • ・できるだけ広々としたお部屋に住みたい
  • ・建物が密集していない場所で探している
  • ・出かけていることが多い
  • ・マンションだとアレルギー症状が出る

木造アパートでもっとも心配なのは騒音トラブルです。睡眠不足などで体調を崩さないなら、メリットがデメリットを上回る物件も見つかります。

家賃が安い木造アパートでしばらく貯金して、余裕ができてからマンションに引っ越すのも手です。

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木造アパートは新築でもうるさい?

新築でもうるさい場合があります。

防音性が高めてあっても、木造アパートは防音性が高いとは言えません。

新築だと事前に内見できないことが多いのもネックです。一般的に、建物の完成前から募集が始まります。

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2階建ての木造アパートは1階と2階どっちがうるさい?

お部屋の位置や他の住人の生活スタイルによって異なります。

1階でも角部屋で2階が空室なら静かな場合があります。上階に新しく引っ越して来ると足音が響くリスクはあります。

2階は、2階建てアパートなら上階からの足音は響きません。3階建てアパートの場合、上下左右から音が響いてくる場合があります。

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3階建て木造アパートの注意点は?

世帯数が多いぶん騒音トラブルのリスクが高いです。

住んでいる世帯が多いと、どのお部屋がうるさいのか特定しづらく、騒音トラブルの解決まで時間がかかる場合があります。

世帯が多く大家さんにとって収益性が高いぶん家賃や管理費が安く設定されます。3階の角部屋などでは、快適に生活できる物件も多いです。

2階建てアパートより耐久力が高く設計されるため、安心感があるなどのメリットもあります。

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木造アパートの耐用年数はどれくらい?

法定耐用年数は22年とされています。

法定耐用年数とは、国が定める「資産価値がなくなる目安」です。寿命とは異なり、メンテナンスが適切なら築22年を超えても住めます。

耐久力や住みやすさを考えると、築20年以内で探したほうが安心できます。

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木造と鉄骨造どっちのアパートの防音性が高い?

木造と鉄骨造の防音性に大きな違いはありません。

骨組み以外の建築素材は、木造アパートと鉄骨造のアパートに大きな違いはありません。

気密性が高いぶん、木造より少しマシな程度と考えておくと良いです。鉄骨が6mm以上あり厚めの「重量鉄骨造」は、柱や壁が厚いぶん防音性が高めです。

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木造アパートの見分け方は?

不動産屋に問い合わせるのが手っ取り早いです。

見た目からは木造とわからないような綺麗なアパートも増えてきています。

木造アパートに魅力を感じるなら、木造だけに絞って探すより、予算や希望に合わせて不動産屋に最適な物件を提案してもらったほうが良いです。

空室状況を確認したり、内見して比較する時間も必要なので、気軽に不動産屋に問い合わせてみてください。

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わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?

お店に行かなくても「イエプラ」なら、アプリやLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!

SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件も紹介してくれますし、不動産業者だけが有料で見ることができる更新が早い物件情報サイトからお部屋を探して見つけてくれます!

遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人や、不動産屋の営業マンと対面することが苦手な人にもおすすめです。

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