
「内見時のチェックポイントはなに?」
「持ち物はなにが必要?」
内見時のチェックポイントを知りたい方必見です!気になる賃貸物件が見つかったら内見が楽しみですよね。実際に物件を見ることで、具体的な新生活をイメージしやすいです。
しかし、内見時に確認することは何か、何を持って行くべきなのか疑問に思う人が多いです。
そこで当記事では、内見時のチェックポイントを、室内や水回りなど箇所別に解説します。内見当日の流れや、必要な持ち物も紹介するのでぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
内見で見るべきポイント
内見のチェックポイント一覧
- ・室内
- ・玄関周辺
- ・水回り
- ・窓、ベランダ
- ・共用部分
- ・周辺環境
内見時のポイントを箇所別にまとめました。「見るべきポイントが知りたい」「注意点はなに?」といった疑問を解消できるように、このあと順番に解説します。
項目ごとチェックリストになっているので、内見当日に1つずつ確認してみてください。
内見は必ずおこなうべき
- ・イメージとずれがないか分かる
- ・音やニオイを確認できる
- ・不安な点を解消できる
- ・物件を比較検討できる
せっかく引っ越すなら、納得できる物件なのか確かめてから決めるべきです。引っ越しの初期費用は家賃の4.5~5ヶ月分かかるほど高く、一度入居したら簡単には引っ越せません。
また、大家さんや管理会社は入居後のトラブルを嫌います。「汚れが気になるから変えてほしい」「思ったより設備が使いづらい」などのクレームを防ぐために内見を勧めています。
自分が入居後に困らないように、内見したほうが良いです。故障や不具合を見つけた場合、不動産屋に相談すれば入居までに直してもらえる可能性が高いです。
内見は現地集合がおすすめ
現地で待ち合わせて内見できる不動産屋なら、実際には契約できない「おとり広告」に騙されずに済みます。おとり広告は来店させる目的で取られる手段だからです。
不動産屋の「イエプラ」はすべての内見が現地集合なうえ、内見後は現地解散なので、おとり物件も不動産屋に行く必要も一切ありません。
内見当日までのやりとりはチャットやLINEで完結します。不動産屋に行く時間のない社会人や、遠方からの引っ越しを検討している人はぜひ一度使ってみてください。
内見のポイント9つ【室内】
居室のチェックリスト | ||
---|---|---|
お部屋の広さや形 | ・家具を置けるか ・想像していた広さと同じか ・いびつな形でないか |
|
防音性 | ・壁が十分厚いか ・共用部の音が響かないか ・隣人の生活音 |
|
傷や汚れ | ・目立つものがないか ・入居前に修繕可能か ・嫌な臭いがないか ・虫の死骸 |
|
スマホの電波状況 | ・電波の入り ・場所によって差がないか |
|
コンセントの位置 | ・高さや位置が変でないか ・数は足りそうか |
|
エアコンの仕様 | ・型番が古すぎないか ・効きが悪くないか ・臭いやカビはないか |
|
照明器具 | ・備え付けかどうか ・残置物かどうか |
|
クローゼット | ・広さが足りるか ・扉の開閉がスムーズか ・汚れや臭いがないか |
|
インターネット環境 | ・光回線が引かれているか ・利用料はかかるか |
お部屋の広さや形
内見で真っ先に見るポイントは、お部屋の広さです。内見前のイメージより狭くないか、家具を置くスペースが確保できそうかチェックして下さい。
お部屋の形がいびつでないかも重要です。三角形だったり柱が出っ張っていたりすると、デッドスペースが増えて生活しづらいです。
賃貸サイトの写真は、広角レンズで広く見せていたり、柱をわざと写さないケースがあります。間取り図や写真をうのみにせず、自分の目で見てギャップが無いか確かめましょう。
防音性
ノックする要領で壁を叩くと、音の反響具合を確認できます。高く軽い音がした場合は壁が薄く、低くゴツンという音なら壁が厚いです。
また、不動産屋のスタッフに外の廊下や階段を歩いてもらって、室内に足音が響いてくるか確認すると良いです。共用部分の音は意外と響きます。
防音性が低いと、不眠症になったり隣人トラブルになるリスクが跳ね上がります。物音に敏感でない人でも、上記の確認は最低限おこないましょう。
防音性を確認できるポイント
- 隣のお部屋とのドアの距離をチェック
- お部屋の中で壁をノックしてみる
- 壁に耳を当ててみる
- お部屋の中央で手を叩いて反響を確認
- 同行スタッフに共用部分を歩いてもらう
- ベランダに出て外の音をチェック
- 窓を開閉して聞こえ方の違いを確認
防音性にこだわるなら、上記の手順を試してみてください。2つ以上気になったお部屋には住まないほうが良いです。
建築構造的に、木造や鉄骨造のアパートでは防音性に限界があるため、予算に余裕のある人は鉄筋コンクリート造のマンションを探すのが手っ取り早いです。
傷や汚れ
新築物件でない場合は、入居者が付けた傷や汚れが残っていないか確認しましょう。入居者が喫煙者だったり、室内で亡くなっていたりするとニオイが残っていることもあります。
気になるようであれば、入居前に張替えやクリーニングなどが可能か同行スタッフに相談してみましょう。
スマホの電波状況
内見中は、スマホのアンテナを適度にチェックしましょう。周囲を高層マンションに囲まれていたり、地下のお部屋だと電波が入りにくいためです。
自宅で仕事の電話をする可能性の高い人や、WiFiを用意しない人はお部屋の隅々まで電波を確認するのがおすすめです。
コンセントの位置
どこにコンセントがあるか、床からどれくらいの高さにあるかを確認してください。コンセントの数が少なかったり位置が高すぎたりすると、配線が目立つので見栄えが悪いです。
テレビを置きたい場所にコンセントが無い、ベッドでコンセントをふさいでしまって使えないなど、住みづらいお部屋は選ばないほうが良いです。
エアコンの仕様
エアコンの側面か下に貼り付けられている、型番や年式などのシールを撮影しておきましょう。古いエアコンは冷暖房効率が悪く、電気代が高くなりやすいです。
あまりに古いエアコンが設置されている場合は、替えてもらうよう不動産屋に伝えれば付け替えてくれることがあります。
照明器具
お部屋に照明器具が付いているか確認したほうが良いです。付いていない場合、入居日までに準備しておく必要があります。
照明器具が備え付けでも、前の入居者が置いて行った「残置物」のケースがあります。入居後に故障しても管理会社は対応してくれないので、内見時に不動産屋へ聞いておきましょう。
クローゼット
クローゼットが広いほど、室内に収納家具を置かずに済みます。服だけでなく、こたつや羽毛布団など、時期によって不要なものを仕舞えるかどうかを念頭に入れましょう。
扉のレールが壊れていたり、汚れが貯まっていると開閉しづらいです。スムーズに動かないようであれば、入居前に直してもらえるか相談してみてください。
インターネット環境
- ・インターネット対応
→お部屋の共用部から引き込み工事が必要 - ・インターネット無料
→工事不要で光回線が使える - ・インターネット環境なし
→光回線工事できるか確認が必要
お部屋のインターネット環境は見落としがちなポイントです。インターネット無料物件の場合、すでに光回線がお部屋まで引かれていますが、それ以外では工事必須です。
とくに大変なのはインターネット環境がない場合です。光回線の工事は壁に穴をあける可能性もあります。管理会社が許可してくれるかどうか不動産屋に確認しましょう。
内見のポイント6つ【玄関周辺】
玄関周辺のチェックリスト | ||
---|---|---|
玄関や廊下の広さ | ・広さは充分か ・搬入に不便はないか |
|
ドアの建て付け | ・開けにくくないか ・すきま風はひどくないか |
|
シューズボックス | ・広さが十分か 高さのある靴を収納できるか |
|
インターフォン | ・モニター付きかどうか ・録画機能付きか ・変なメモやシールがないか |
|
ブレーカー | ・アンペア数は足りるか ・電力会社の指定の有無 |
|
鍵の種類 | ・防犯性が高い鍵か ・必要な本数があるか ・複製に許可が必要か ・ドアチェーンの有無 |
玄関や廊下の広さ
玄関や廊下の幅は、メジャーで測っておきましょう。ソファーや洗濯機などの大型家電が通らないトラブルを防げます。
玄関が狭すぎると、座って靴を履くのも一苦労です。玄関は毎日通るエリアなので、普段使う靴を全部並べても問題ない広さがあるかどうかを基準にすると良いです。
ドアの建て付け
築年数が古めのマンション・アパートのドアは建てつけが悪くなりがちです。開閉時に「ギーギー」と変な音がするようなら、入居までにオイルを注入してくれるか相談しましょう。
ドアの隙間が大きい場合、冷暖房の効率が悪いだけでなく、防音性も低いです。ただし、数百円で買えるスキマテープで対策可能なので、過度に気にする必要はありません。
シューズボックス
シューズボックスの広さが足りるかも確認しましょう。最低限、自分の靴をすべて仕舞えるスペースは欲しいです。女性の場合は、ブーツ類が折らずに入るかも重要なポイントです。
インターフォン
インターフォンはモニター付きで録画のできるタイプがベストです。物件情報では録画機能については書かれないため、内見で確認してください。
同行スタッフに外からインターフォンを押してもらって、故障していないか、どこまで写るかをチェックしてください。
ブレーカー
玄関付近にあるブレーカーには「〇〇A」のようにアンペア数が書かれています。数字が大きいほど同時に使える家電が多く便利な反面、電気代が高いため適切なものを選びましょう。
一人暮らしなら30A、二人暮らしなら40Aを目安にすると良いでしょう。キッチンがIHの場合は10A増やすのがおすすめです。
物件によっては、電力会社を指定されることがあります。大手地域電力に比べて電気代が高い可能性があるため、自分で選べるかどうか内見時に聞いておきましょう。
鍵の種類
玄関のカギは、ディンプルキーのお部屋がおすすめです。ピッキングに10分以上耐えられるうえ、複製が難しいため防犯性が高く安心して過ごせます。
ただし、鍵の交換費用は一般的なお部屋より1万円ほど高いです。セキュリティ面を気にしないのであれば、こだわらないのもアリです。
内見のポイント5つ【水回り】
水回りのチェックリスト | ||
---|---|---|
キッチン | ・コンロの口数はいくつか ・シンクの広さは充分か ・収納スペースはあるか ・排水管を通す穴のすき間 |
|
トイレ | ・ウォシュレットの有無 ・換気ができるか ・異臭がするか ・タンク内にカビがないか |
|
バスルーム(お風呂) | ・シャワーの水圧 ・浴槽や洗い場は狭くないか ・給湯器の種類の確認 ・追い焚きなどの機能 |
|
洗面台 | ・シャワーヘッドなどの機能 ・収納スペースは充分か ・排水管を通す穴のすき間 |
|
洗濯機の設置場所 | ・洗濯機を置けるか ・防水パンはあるか |
キッチン
自炊予定のある人は、キッチンコンロが2口以上あるか、フライパンを洗えるほどシンクが広いか、まな板を置くスペースがあるかをチェックしてください。
単身用の物件だと、収納スペースがほとんどないこともあります。スマホで写真を撮っておいて、ラックを置いて対処可能か、食器置き場はどこにするかなどを検討してみてください。
トイレ
物件情報に温水洗浄便座と書かれていても、内見してみるとウォシュレットが付いていないお部屋が存在します。別物件の写真を手違いで載せているパターンが多いです。
また、築年数の古いアパートやマンションでは、換気機能が不十分だったり、異臭がする場合があります。気になるようなら、入居前にクリーニング可能か相談してみてください。
バスルーム(お風呂)
バスルームの内見は、シャワーの水圧確認が最重要です。水を出して確かめられると理想的です。出せない物件もあるため、同行するスタッフに必ず確認してください。
水が出せないときは給湯器の「号数」から水圧を推測できます。号数とはお湯を出す能力のことで、一人暮らしなら「16号」以上あれば標準的です。
給湯器のシールの見方
- 【型番】RUF-SE1605SAW…【号数】16号
- 【型番】GT-2060SAWX…【号数】20号
標準的な給湯器の号数 | |
---|---|
1~3人家族向け | 16号 |
2~4人家族向け | 20号 |
4人以上の家族向け | 24号 |
基本的に、アルファベットの次に書かれてある数字が号数を表しています。見てもわからないときは、不動産屋のスタッフに質問してみてください。
洗面台
シャワーヘッドやライトなどの機能が付いているか確認してください。とくに独立洗面台では、使い心地に大きく影響します。
洗面台の下には配水管が通っていて、物件によっては通す穴に隙間があります。ゴキブリの侵入経路になってしまうので、パテで埋めても問題ないか内見時に聞いておくと良いでしょう。
洗濯機の設置場所
洗濯機置き場の幅は、持ってきたメジャーで測りましょう。ドラム式洗濯機は、横幅が大きく設置できないケースが頻発するためです。
物件によっては、水漏れ被害を防ぐ「防水パン」が設置されていないお部屋があります。万が一の事故に備えて、1階であっても防水パンを設置しているお部屋を選ぶべきです。

内見のポイント5つ【窓・ベランダ】
窓やベランダのチェックリスト | ||
---|---|---|
日当たり | ・お部屋の向き ・窓は広いか |
|
風通し | ・湿気は逃せるか ・網戸が壊れていないか ・24時間換気システムの有無 |
|
ベランダ | ・洗濯物が干せるか ・侵入しにくいか ・鳥のフンはないか |
|
カーテンレール | ・サイズの確認 ・ランナーが壊れていないか |
|
外からの臭い | ・ゴミ置き場は近くにないか ・異臭はしないか ・害虫はいないか |
日当たり
午前中~14時までの明るい時間帯に内見すれば、日当たりの良さが分かります。日光を周囲の建物で遮られていないか、お部屋全体が明るくなるかチェックしてください。
日当たりが良いとされる南向きのお部屋でも、開口部が狭いならお部屋の奥まで日が差しません。間取り図だけで判断せず、内見で確かめるのがおすすめです。
風通し
カビやダニを発生させないためには、風通しの良さが重要です。窓が1か所しかないお部屋であれば、窓から換気扇や玄関まで直線になっているかを意識してください。
管理の行き届いていない物件だと、網戸が壊れていることもあります。虫が入りやすく窓を開けづらくなってしまうので、入居前に修理してもらいましょう。

ベランダ
実際にベランダに出て、使い勝手や防犯性を確かめましょう。洗濯物が干せるか、侵入経路がないかを重点的にチェックしてください。
高階層のマンションだと、規約で洗濯物の外干しが禁止になっているケースが多いです。部屋干しが苦手な人は、不動産屋に規約を確認してください。
カーテンレール
カーテンレールの幅と床からの高さも重要なポイントです。内見時にメジャーで測っておけば、手持ちのカーテンを使えるかどうかの判断や、購入時のサイズ指定に役立ちます。
入居日までにカーテンを準備できないと、外から丸見えの状態で過ごさなければいけません。忘れないように、当記事のチェックリストを有効活用して下さい。

外からの臭い
窓の近くにゴミ捨て場がないかもポイントです。ゴミ捨て場が近いお部屋は、夏になると生ごみのニオイが気になって窓を開けられないほか害虫も出やすいです。
初めての一人暮らしでは「ゴミ捨て場が近くにあるとラク」と考えがちですが、デメリットのほうが大きいです。
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内見のポイント7つ【共用部分】
共用部分のチェックリスト | ||
---|---|---|
共用部分全体 | ・清掃が行き届いているか ・私物が置かれていないか |
|
注意喚起の張り紙 | ・騒音に関する注意 ・ゴミ出しに関する注意 ・張り紙の日時 |
|
セキュリティ設備 | ・防犯カメラがあるか ・オートロックの有無 ・非常階段などの避難経路 |
|
郵便ポスト | ・鍵がかけられるか ・外から取り出しづらいか ・チラシで溢れていないか |
|
便利な共用設備 | ・物件資料と相違はないか ・エレベーターの数 ・宅配ボックスの数 |
|
ゴミ置き場 | ・マナーが守られているか ・カラスやにおい対策 |
|
駐輪場と駐車場 | ・利用状況やマナー ・空きはあるか ・駐車しづらくないか |
共用部分全体
内見の際は、お部屋だけでなく物件の共用部分を確認するのもポイントです。清掃が行き届いているかどうかで、ある程度管理会社の質が分かります。
廊下に自転車や靴などの私物が置いてある物件もおすすめしません。住民のマナーが悪いだけでなく、管理会社も注意していないと判断できるためです。
注意喚起の張り紙
物件のエントランスに、騒音やゴミ出しマナーに関する注意の張り紙がある場合、物件の民度が低いと判断できます。
お知らせ日が数ヶ月以内であれば、今もトラブルメーカーが住んでいる可能性が高いのでおすすめしません。
セキュリティ設備
防犯面を重視したい人は、防犯カメラやオートロックの有無、解錠方法を確認しましょう。死角となるスペースがないか、誤作動を起こさないかも合わせてチェックしてください。
セキュリティ機能が万全でも、非常階段や柵から侵入できる構造だと意味がありません。自分が空き巣犯になったら入り込めるかどうかで判断すると良いです。
郵便ポスト
郵便ポストは、防犯面を重視する人でも内見で見落としやすいポイントです。鍵をかけられるのは大前提として、外から手を入れて取り出しづらいかも確認しましょう。
また、ポストのチラシがあふれていたりチラシが床に捨てられている物件は、住人のマナーや管理会社に問題がある可能性があるので避けましょう。
便利な共用設備
エレベーターや宅配ボックスなど、便利な共用設備の管理が行き届いているかも重要です。部屋数に対して足りているか、宅配ボックスが満杯になっていないかなどを確認しましょう。
エレベーターは50部屋に1基、宅配ボックスは5部屋に1個を目安にするのがおすすめです。
ゴミ置き場
内見の際は、ゴミ置き場の様子も見ておきましょう。曜日を無視する人がいないか、カラス除け対策がされているかチェックしましょう。
ゴミ置き場はふたの付いている密閉型がとくにおすすめです。夏の生ごみ臭を回避できます。
駐輪場と駐車場
駐輪場と駐車場の使われ方が雑だと、住民の質と管理会社の対応が良くない可能性が高いです。車や自転車に乗る予定がなくても、内見で確認するべきポイントです。
車に乗る予定の人は駐車場に停めやすいか、自転車の人は駐輪場に空きがあるかを不動産屋に聞いておきましょう。
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内見のポイント6つ【周辺環境】
内見チェックリスト(周辺環境) | ||
---|---|---|
治安の良さ | ・交番は近くにあるか ・街灯の数は多いか ・嫌悪施設はないか |
|
交通アクセス | ・実際の駅徒歩は何分か ・坂が多くないか ・乗り換えの数は何回か |
|
保育園や小学校の有無 | ・騒音の原因にならないか ・子どもは通わせやすいか |
|
騒音と振動 | ・道路や線路の距離 ・交通量の多さ |
|
周辺施設の利便性 | ・病院や役所は近いか ・買い物環境が整っているか |
|
1階に飲食店がないか | ・自分の部屋が何階か ・営業時間がいつまでか ・油を多く使う飲食店か |
治安の良さ
物件周辺の治安は、内見のついでに把握したいポイントです。風俗店やパチンコ店が近くに無いか、街灯が整備されているか注目すると良いです。
営業マンは詳しい治安情報までは知らないことがほとんどなので、必ず自分の目で確かめてください。
交通アクセス
内見の際は、駅からお部屋まで実際に歩いて分数を測りましょう。物件情報に書いてある駅徒歩は、信号や踏切、坂などが一切考慮されていないためです。
物件情報に駅徒歩10分と書かれていても、歩いてみると15分以上かかることもざらにあります。現地集合で内見できる不動産屋なら、駅徒歩を合わせて確認できるのでおすすめです。
保育園や小学校の有無
保育園や小学校が近くにあると、子どもの声が響きます。夜勤で昼間に寝たい人、在宅ワークの人は避けたほうが良いです。
治安が気になる人やファミリーにはおすすめです。保護者の見回りや警察のパトロールがあるため、周辺の治安が良い可能性が高いです。
騒音と振動
お部屋の10m以内を電車が通る場合や、車通りが多い場合は騒音や振動が気になる可能性があります。築年数の経った木造・軽量鉄骨アパートはとくに揺れやすいです。
内見の際は、窓を閉めた状態と開けた状態両方で確かめてください。
家賃相場で言うと、線路の近くは周辺より5,000~10,000円ほど安いです。多少の揺れは慣れるので、家賃を抑えつつ駅近にすみたいなら目をつぶるのも手です。
周辺施設の利便性
物件の周辺に便利な設備があるか見ておきましょう。帰り道でスーパーやコンビニ、ドラッグストアに立ち寄れそうだと理想的です。
役所や病院、銀行、100円ショップがあればさらに過ごしやすいです。自炊を考えていない人なら、飲食店や弁当屋が付近にあるかをチェックすると良いでしょう。
1階に飲食店がないか
物件の1階が飲食店やコンビニになっていると、騒音やにおい、虫によるトラブルのリスクが高いです。どんなお店が入っているか、内見で確かめてください。
居酒屋は深夜営業なので、自分が眠る時間帯になっても音が聞こえます。コンビニや中華料理屋といった油を多く使うお店では、ゴキブリやネズミが発生しやすいです。
ニオイが漂ってくるようだと、洗濯物を外干ししづらいです。窓を開けてニオイが気にならないかチェックしてみましょう。
内見の持ち物は8アイテム
- ・スマートフォン
- ・メジャー
- ・お部屋の募集図面
- ・ビー玉などの転がるもの
- ・スリッパと替えの靴下
- ・身分証と収入証明書
スマートフォン
- ・写真や動画の撮影
- ・方位磁石
- ・懐中電灯
スマートフォンは、内見に必要な機能のほとんどを備えています。カメラの他にも、懐中電灯や方位磁石の代わりにもなります。
物件によっては電気が止まっていたり照明が付いていません。不動産屋から事前に案内されるケースはまれなので、スマートフォンを用意して夕方以降も内見できるようにしましょう。

メジャー
メジャーはお部屋の寸法を測るために必要です。家具が搬入できるかと、大きめの家具を置く場所は最低限測っておきましょう。
ドアの幅はもちろん、階段やエレベーターなどの共用部も測りましょう。購入するなら、ホームセンターで売っているロックがかかるタイプがおすすめです。
お部屋の募集図面
お部屋の図面があれば、採寸した内容やコンセントの位置を書き込めます。図面と差がある部分がないかチェックしてください。
ソファーやテレビの位置を書き込めば、お部屋のレイアウトを内見しながらイメージできます。図面は自分で印刷するか、不動産屋に物件情報を送ってプリントしてもらいましょう。

ビー玉などの転がるもの
床で転がるものを1つ用意しておくと良いです。ビー玉やリップクリームを使えば、床が傾いていないか確かめられます。
築年数が古い物件だと、老朽化で床が傾いている可能性があります。傾斜が1度あるだけで健康被害が出るとされているので、ビー玉が転がったお部屋は住まないほうが良いです。
スリッパと替えの靴下
バックに余裕があれば、スリッパと替えの靴下があると良いです。クリーニング前の物件だと、床が汚れている場合があります。
スリッパであれば、不動産屋のスタッフが持参していることが多いです。内見の予約時に、スリッパやメジャーが借りられるか確認しておくのがおすすめです。

身分証と収入証明書
- ・運転免許証
- ・健康保険証
- ・マイナンバーカード
- ・住基カード など
- ・昨年度の源泉徴収票
- ・直近3ヶ月分の給与明細
- ・内定通知書(就職や転職の場合)
- ・雇用契約書 など
身分証や収入証明書は、入居申込に必要です。1~3月の引っ越しシーズンは物件がすぐ埋まりやすいため、内見後にそのまま申し込む人が多いです。
賃貸物件に仮押さえはなく、早い者勝ちです。スムーズに申し込みたいなら、あらかじめ必要書類を持参して内見しましょう。
内見当日の流れ
-
STEP1
同行スタッフと待ち合わせ
内見当日は同行スタッフと待ち合わせをします。不動産屋の店舗・物件の最寄り駅・物件の前のいずれかで待ち合わせするケースが大半です。
合流後は、簡単に希望条件のすり合わせがあります。事前に家賃や間取り、広さなどをメモしておくと良いです。
-
STEP2
実際の物件を内見する
1件につき30~60分ほど内見します。玄関・キッチン・居室・収納スペース・お風呂・トイレなど、隅々まで確認してください。
1日に2件以上内見するなら、移動時間も考慮しましょう。多すぎると迷って選びきれなくなるので、内見するのは5件までにしたほうが良いです。
-
STEP3
気に入った物件があれば申し込む
内見後に気に入った物件があれば、入居申込してください。書類が受理されれば、自動的に審査に進みます。
申込書は不動産屋からもらいます。オンラインで申し込み可能な物件もあります。「顔写真付き本人確認書類」や「収入証明書」があれば審査可能です。
内見で不動産屋に確認すること3つ
- 空室期間がどれくらいか
- 前住民がなぜ退去したのか
- 過去のクレーム発生率
①空室期間がどれくらいか
空室期間が短いお部屋は、住み心地が良い場合が多いです。次々に入居者が決まるだけの魅力があると判断できるためです。
反対に空室期間が長いお部屋は、入居者がなかなか決まらない理由が何かあるはずです。誠実な不動産屋なら、何がデメリットかも合わせて教えてくれるので参考にすると良いです。
②前住民がなぜ退去したのか
前住民が転勤・結婚・同棲することになったなど「事情があって仕方なく退去した」のであれば、お部屋に問題がないと分かります。
言葉を濁したり、騒音トラブルでなど言われた場合は、お部屋もしくは周辺環境にマイナス部分がある可能性が高いです。しつこく思われない範囲で聞いてみましょう。
③過去のクレーム発生率
近隣住民含めて、物件全体でどれくらいクレームが出ているか聞いてみましょう。
騒音やゴミ出しに関してのクレームなどが出ている場合、管理が行き届いていない、周辺に迷惑をかける人が住んでいるなどの原因が考えられます。
内見する時間帯によって確認できるものが変わる
- ・お部屋の日当たり
- ・隣人やお部屋の外から聞こえる音
- ・電車やバスの混雑状況
- ・物件周辺の人通りや車通り
- ・共用部分の使われ方
内見は、時間帯によって得られる情報が異なります。日当たりを重視するならお昼ごろ、騒音トラブルが心配なら夕方以降に内見するのがおすすめです。
時間帯を決めるポイントは、自分にとってどんなお部屋が住みやすいか考えることです。優先順位を決めて、ゆずれない部分を確認できる時間帯に内見しましょう。
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