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お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

手取り23万円の家賃目安はいくら?一人暮らしの生活費例や節約方法を解説!

手取り23万円の人のアイキャッチ

手取り23万円の家賃目安はいくら?
一人暮らしで手取り23万円はきつい?

就職や転職をきっかけに実家を離れて一人暮らし!親に干渉されない自由な生活は楽しみですよね。

しかし、家賃はいくらにしたらいいのか、手取り23万円で毎月やっていけるのかと不安になる人は多いです…。

そこで当記事では、手取り23万円で一人暮らしする場合の家賃や生活費について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

手取り23万円の一人暮らしの家賃目安は7.6万円

家賃の目安は手取りの3分の1

手取り23万円の家賃目安は約7.6万円です。一般的には家賃目安の上限は「手取りの3分の1」と言われているからです。

家賃7.6万円には管理費(共益費)も含まれています。管理費も家賃と一緒に毎月払うお金です。全て含んだ「総家賃」で考えないと生活が圧迫され、支払いに苦労します。

家賃予算を決めるときは「月収」ではなく手取り額で決めましょう。住民税や年金などが天引きされるので、月収の75~85%ほどが手元に残ります。

家賃補助がもらえるなら家賃9万円でも良い

勤務先から家賃補助が出るなら、目安より高い家賃9~9.3万円のお部屋でも良いです。

厚生労働省の「令和2年就労条件総合調査」によると、家賃補助(住宅手当)の平均額は1.7万円です。家賃補助と合わせれば7.6万円の出費だけで良いお部屋に住めます。

家賃補助は途中でなくなる可能性がある

家賃補助は会社都合で打ち切られることがあります。労働基準法で定められているものではなく、支給するかどうかは企業が決めるものだからです。

当然ですが会社を辞めると家賃補助は出ません。そういったリスクに備えて、家賃補助がなくても支払える範囲のお部屋を選びましょう。

貯金にお金を回すなら手取りの4分の1にすべき

毎月貯金や予備費にお金を回したいなら、家賃を手取りの4分の1までにすべきです。手取り23万円なら家賃5.7万円です。

冠婚葬祭や病気の医療費といった急な出費で慌てないためにも、無理なく払える範囲の家賃でお部屋を借りてください。

手取りごとの家賃目安一覧

月の手取り 家賃目安(手取りの3分の1)
12万円 約40,000円
13万円 約43,000円
14万円 約46,000円
15万円 約50,000円
16万円 約53,000円
17万円 約56,000円
18万円 約60,000円
19万円 約63,000円
20万円 約66,000円
手取り21~30万円の家賃目安はこちら
21万円 約70,000円
22万円 約73,000円
23万円 約76,000円
24万円 約80,000円
25万円 約83,000円
26万円 約86,000円
27万円 約90,000円
28万円 約93,000円
29万円 約96,000円
30万円 約100,000円

収入と借りたいお部屋の家賃が見合っていないと、入居審査に落ちる可能性が高くなります。大家さんや管理会社は、家賃を滞納されるリスクを減らしたいと考えるからです。

良いお部屋に住みたいという人は、収入を上げる必要があります。

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手取り23万円もらうには月収約29万円が必要

月収29万円の控除額と手取り額の例
厚生年金保険料 27,450円
健康保険料 14,715円
雇用保険料 1,450円
所得税(源泉徴収税額) 6,420円
住民税 11,688円
月の手取り額 228,277円

※東京都内の正規雇用会社員の例

会社員の給料は額面の金額から、厚生年金などの保険料や税金が「控除」という仕組みで天引きされています。

23万円の手取り収入を得るためには、額面上では月収約29万円が必要です。

前年度の給料や勤務先、住んでいる地域によって手取りの金額は変わります。あくまで参考程度にお考えください。

20代前半で手取り23万円なら平均より高い

国税庁公表の「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、20~24歳の平均月収が男性で約23.9万円、女性で20.7万円です。

手取り23万円もらうには月収29万円以上必要ですので、20代前半で達成しているなら平均よりも高いと言えます。

ちなみに、25~29歳の平均月収は男性で約33.6万円、女性で27.3万円です。

新社会人は住民税の納付がないことがほとんど

前年度の所得が一定以上に満たない場合、住民税を納める必要はありません。一般的に社会人2年目の6月から納付になります。

前年度アルバイトなどで一定以上の所得がある場合は、新社会人での住民税が徴収されるケースがあります。

家賃を除く生活費は毎月13万円必要

手取り23万円なら無理なく生活できる

食費 38,410円
水道光熱費 11,358円
家具・家事用品 5,687円
被服及び履物 4,606円
保健医療 7,625円
交通・通信 18,819円
教養娯楽費 17,082円
その他の支出 29,226円
消費支出合計 132,813円

総務省統計局公表の「家計調査 2021年 (表番号1)」によると、家賃を除いた一人暮らしにおける1ヶ月の生活費の平均額は約13万円です。

手取り23万円の家賃目安である7.6万円のお部屋で一人暮らしの場合、約2.4万円が自由に使えるお金として残ります。家賃を減らして毎月3万円以上の貯金も可能です。

家賃と食費で支出の50%までに抑えるべき

一人暮らしにおける理想の生活費割合のグラフ

支出割合 支出金額
家賃 約30% 約69,000円
食費 約20% 約46,000円
水道光熱費 約5% 約11,500円
衣類・日用品購入費 約5% 約11,500円
スマホ・ネット代 約5% 約11,500円
娯楽・交際費 約20% 約46,000円
医療・保険代 約3% 約6,900円
その他雑費 約2% 約4,600円
貯金・予備費 約10% 約23,000円

手取り23万円を想定して、FPである岩井さんに、一人暮らしの理想の支出割合を算出してもらいました。

家賃と食費で、全体の支出の50%に収まるように調整すると良いです。家賃は手取りの3分の1でも生活できますが、3割まで抑えると貯金や予備費に回しやすくなります。

自炊すれば食費は3万円前後、スマホは格安SIMやオンライン専用プランに切り替えれば3千円前後まで抑えられます。

家賃を抑えれば生活費に余裕ができる

毎月の固定費である家賃を抑えれば、無理に節約しなくても生活費に余裕ができます。

ただし、家賃が安すぎる物件は欠陥があったり、騒音トラブルに発展する可能性があります。不動産屋に相談したほうが、住みやすいお部屋を見つけられます。

当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、LINEや電話から気軽に相談できます。「近くに物価が安いお店がある物件」など、検索サイトでは難しい条件でもお部屋を探せます。

また、仲介手数料が基本無料で、お部屋によってはキャッシュバックもあります。お得に引っ越したい人は、ぜひ試してみてください。

手取り23万円で一人暮らしした際の生活費実例

  • ・目安の家賃7.6万円
  • ・目安より安い家賃6万円
  • ・目安より高い家賃9万円

家賃7.6万円の物件に住んだ人の生活費例

家賃 76,000円
食費 35,000円
水道光熱費 10,000円
交際費・娯楽費 35,000円
スマホ・ネット代 10,000円
日用消耗品代 10,000円
その他 30,000円
合計 206,000円
女性のアイコン基本的に自炊はしていますが、適度に外食したり、趣味に使ったりとストレスの溜まるような生活はしていません。基本的に残ったお金は別の口座に移して貯金しています。友達の結婚式に呼ばれたら貯金を崩していますが、それ以外は貯金に手を付けることはないですね。(女性/20代前半)

適正な家賃のお部屋に住めば、無理な節約をしなくても一人暮らしできます。毎月約2~3万円は残せるので、貯金や思わぬ出費にも対応できます。

家賃7.3万円で都内で一人暮らしする場合、相場の低い練馬区や板橋区などであれば良い条件のお部屋が見つかりやすいです。

港区や目黒区など都心に近いエリアだと、人気のない条件のお部屋ばかりになります。

家賃7.6万円の物件を探す

家賃6万円の物件に住んだ人の生活費例

家賃 60,000円
食費 40,000円
水道光熱費 12,000円
交際費・娯楽費 40,000円
スマホ・ネット代 6,000円
日用消耗品代 10,000円
その他 15,000円
合計 183,000円
男性のアイコン貯金したいのでできるだけ家賃が安い物件に住んでいます。外食もしていないので月に3.5~4万円は貯金に回せます。(男性/20代後半)

毎月の家賃が手取りの4分の1ほどに収まっている例です。

毎月4万円以上は残るので「忙しくて自炊が難しい人は食費を増やす」など、生活スタイルに合わせて出費を調整しやすいです。

家賃6万円の物件を探す

家賃9万円の物件に住んだ人の生活費例

家賃 90,000円
食費 40,000円
水道光熱費 13,000円
交際費・娯楽費 30,000円
スマホ・ネット代 10,000円
日用消耗品代 10,000円
その他 30,000円
合計 223,000円
困り顔の女性のアイコン築浅のマンションに住んでいます。物件探しの時に、オートロック付きで2口コンロのシステムキッチンなど条件を多くしたので家賃が高いです。家賃と光熱費で結構持っていかれるので自由に使えるお金に限りがあります。貯金はほとんどしていません。(女性/20代前半)

家賃が非常に高いので、毎月の生活費がギリギリです。食費や娯楽費を減らすなど節約したとしても、月1万円ほどしか貯金できません。

家賃は1度決めると簡単には変更できません。後悔しないように慎重に決めましょう。

家賃9万円の物件を探す

家賃を抑えるお部屋探しのコツ

  • ・家賃相場が低いエリアを選ぶ
  • ・各駅停車の駅を狙う
  • ・こだわり条件は3つまでに絞る
  • ・間取りはワンルームか1Kを選ぶ
  • ・アパートタイプのお部屋にする
  • ・繁忙期を避けてお部屋探しをする
  • ・都市ガスのお部屋を選ぶ

家賃相場が低いエリアを選ぶ

ワンルーム 1K
葛飾区 61,400円 69,500円
江戸川区 65,200円 69,400円
足立区 63,000円 70,100円
練馬区 65,900円 71,900円
板橋区 67,600円 75,300円

参照:ホームズ 家賃相場(2022年12月1日時点)

家賃相場が低いエリアでお部屋探しすれば、安い物件を見つけやすいです。東京都23区内であれば「葛飾区」や「江戸川区」などで探すと良いです。

家賃相場は都市部に近づくほど高くなる傾向にあります。勤務先から家賃補助が出るなど、相場が低いエリアを選ばなくても家賃を抑えられるなら検討しても良いです。

東京23区外のエリアで探してみるのもアリ

東京23区内にこだわりがないという人は、埼玉県や千葉県、都内の23区外で探してみると良いです。

23区内よりも家賃相場がさらに低いエリアが多いです。たとえば、埼玉県の所沢駅周辺の家賃相場は、ワンルームの間取りなら5.5万円です。

場所によっては23区内に住むよりも勤務先への通勤時間が短い場合があります。

各駅停車の駅を狙う

各駅停車の駅周辺をおすすめしている女の子のイラスト

各駅停車の駅は、急行や快速が停まる駅に比べて人気がないので家賃相場が低いです。

大きな駅と比べると交通網や駅周辺の買い物環境が劣ります。しかし、通勤時間や都心へのアクセスは、さほど大きな駅と変わりません。

おすすめは大きな駅の隣駅です。都内であれば隣駅も徒歩圏内なので、買い物などの利便性が高いうえ家賃も抑えられます。

こだわり条件は3つまでに絞る

エリアや家賃以外のこだわり条件は、絶対に譲れないものを3つまでに絞りましょう。特に、駅徒歩や築年数は条件を緩和すると良いです。

駅徒歩の時間は15分以内まで条件を緩めることで、予算に合う物件が見つかりやすくなります。駅徒歩5分と15分では家賃が1万円以上違うことがあります。

築年数は「築浅」「新築」に絞らないほうが良いです。築年数が経っていてもリフォームやリノベーションされて新築同様にキレイになっているお部屋があります。

▶こだわり条件の優先順位の付け方の解説

間取りはワンルームか1Kを選ぶ

ワンルーム 1K
ワンルームの間取り図 1Kの間取り図

ワンルームと1Kは一人暮らし向けの間取りで、家賃が安めの物件が多いです。賃貸物件は広い間取りほど家賃が高くなります。

ワンルームと1Kの違いは、キッチンと居室の間にドアなどの仕切りがあるかだけです。広さや設備は、ほぼ同じです。

お部屋を探すときは、畳数ではなく「専有面積」で見たほうが良いです。ワンルームのはキッチンスペースも含むので、同じ畳数でも1Kより少し狭くなります。

ロフト付きの物件は避けたほうが良い

ロフト付きのお部屋は天井が高いため、空調の効きが悪くなりやすいです。一般的な賃貸よりも光熱費がかさむ可能性があります。

また、夏はロフト部分に空気が溜まりやすく暑苦しくなります。ロフト部分を寝室として使いたいのであればコンセントがあるかを確認しておいたほうが良いです。

▶ロフト付き物件のメリット・デメリット

アパートタイプのお部屋にする

1~2階建ての戸数が少ないアパートは家賃が安いです。建設コストが安く、エレベーターやエントランスなどの維持に必要な管理費が少なくて済むからです。

ただし、オートロックや監視カメラがない物件が多くセキュリティがやや不安です。不法侵入や洗濯物の盗難リスクが低い2階以上のお部屋を選びましょう。

繁忙期を避けてお部屋探しをする

引っ越す時期を調整できる人は、繁忙期である1~3月を避けて探すと良いです。

閑散期に探せば家賃が安くなっている物件や、交渉で値下げできるお部屋が見つかる可能性があります。

閑散期は、空室をできるだけ少なくしたいという大家さんの考えから通常よりも家賃を下げて募集したり、家賃交渉に応じてくれる傾向にあります。

▶家賃交渉のタイミングやコツを伝授

家賃の値下げが厳しいなら初期費用を交渉してみる

家賃交渉は難しい場合は、初期費用の値下げを相談してみてください。家賃は初期費用は入居時に一時的に支払うものなので、家賃の値下げより交渉のハードルが低いです。

初期費用の値下げをお願いする場合は、まずは礼金やオプション費用などから交渉してみると良いです。

岩井さんのアイコン 岩井
値下げ交渉は「安くなったらラッキー」程度で考えましょう。低姿勢かつお願いベースで相談してください。

▶初期費用の値下げのコツやおすすめの交渉術

都市ガスのお部屋を選ぶ

都市ガス プロパンガス
1㎥あたりの料金 314円 504円
5㎥使用した場合 1,570円 2,520円
基本料金 750円 1,574円
月額合計 2,320円 4,094円

※一人暮らし1ヶ月で使う平均量(5㎡)で計算

プロパンガスではなく、都市ガスのお部屋を選ぶとガス代を安く抑えられます。都市ガスは公共料金なので金額が一定なうえ、急な値上がりはありません。

都市ガスのほうが約2倍も安いです。冬はガス代が高くなりがちなので、都市ガスのお部屋にして節約できるようにしましょう。

毎月の生活費を抑える方法

  • ・電力やガスは料金が安い会社に切り替える
  • ・コスパの良い食材で自炊する
  • ・格安SIMのスマホに変更す
  • ・エアコンの温度を一定に保つ
  • ・シャワーを流しっぱなしにしない
  • ・美容室代はカットモデルになって浮かせる

電力やガスは料金が安い会社に切り替える

2016年4月1日から始まった電力自由化により、消費者が自由に電気代の安い会社が選べるようになりました。

電力会社によって、料金プランや割引キャンペーンが異なります。自分のライフスタイルに合った新電力に乗り換えれば、年間1万円以上お得になることがあります。

コスパの良い食材で自炊する

  • もやし:1袋10~20円
  • 豆腐:1パック50~70円
  • パスタ麺:1袋100~200円
  • 納豆:3パックセット50~150円
  • 鶏胸肉:100g70円
  • ひき肉:100g60円
  • キャベツ:半玉100円
  • じゃがいも:1個35~40円
  • 人参:1個35~45円
  • たまご:1パック100~200円

自炊するときは使いまわししやすくてコスパの良い食材を中心に使いましょう。例えばじゃがいもや人参は、カレーや野菜炒めなど様々な料理で活躍してくれます。

格安SIMのスマホに変更する

格安SIMに乗り換え
大手の携帯会社だと利用料金は6千円以上かかりますが、格安SIMであれば3千円前後まで固定費を下げられます。

キャリアにこだわりがある人は契約中のプランを見直して、余計なオプションは外すようにするだけでも効果があります。

エアコンの温度を一定に保つ

エアコンの温度設定のイメージイラスト

エアコンの温度設定を夏は26度、冬は20度で固定するだけで、年間で約1.5万円も電気代を節約できます。

環境省が節電を呼びかける「Cool Choice」というサイトではエアコンの設定温度を1度変えるだけで、13%も電力の消費量が変わるといわれています。

どうしても温度を変えたい場合は、できるだけ長時間同じ温度設定にしましょう。

シャワーを流しっぱなしにしない

シャワーは適宜止めて流しっぱなしにしないようにしましょう。

経済産業省 自然エネルギー庁」によると、45℃のお湯を流す時間を1分短縮するだけで年間約2千円もガス代が節約できるとあります。

節水シャワーヘッドを併用すればガス代だけでなく、水道代の節約にもつながります。シャワーヘッドは簡単に交換できるのでぜひ試してみてください。

美容室代はカットモデルになって浮かせる

美容室やネイルサロンなどは、モデル(練習台)になると無料~格安で施術してもらえます。

アシスタントや見習いの人が担当するため、仕上がりにはバラツキがありますが費用を抑えたい人にはぴったりです。

モデルになるにはSNSでの募集から応募したり、カットモデル募集専用のアプリを使うのがおすすめです。

一人暮らしするまでに必要な費用目安

引っ越し費用の内訳のイラスト

手取り23万円で一人暮らしするなら50万円は必要

賃貸の初期費用 家賃4.5ヶ月~5ヶ月分
引っ越し費用 約5~7万円
家具家電購入費 約10~15万円

家賃7.6万円で一人暮らしを始めるなら50万円は準備しておきましょう。

賃貸の初期費用は、敷金・礼金や仲介手数料など、お部屋を借りる際に必要なお金で、一般的に家賃の4.5ヶ月~5ヶ月分と言われています。

引っ越し費用は、引っ越し業者の利用料や自分で引っ越した際のレンタカー代です。家具家電購入費は、新居に設置する家具や家電を新しくした際の費用です。

引っ越し業者は相見積もりで決める

引っ越し業者は「相見積もり」をして決めると良いです。相見積もりとは、複数の業者から見積をもらうことを言います。

とくに繁忙期は業者同士がお客を獲得するために価格競争をするので、正規の値段よりも大幅に値下げしてもらえることがあります。

「A社は〇円だったので、同じくらいの金額でやってもらえないか」など、金額の交渉もしやすくなります。

引越し侍」は一括見積もりサイトの中でも提携業者数が多いのでおすすめです。2022年12月現在で約340社と提携しています。

キャンペーンを使ってお得に引っ越す

業者を使って引っ越す場合は、キャンペーンをおこなっているところを狙うと良いです。

ネットから予約をすると適用される「Web割」や、最低限の荷物だけで引っ越す「単身引っ越しパック」などを活用するとお得に引っ越しできます。

キャンペーンは引っ越しシーズンである1~3月にわれていることが多いです。引っ越し料金の割引以外にも、新生活に役立つ特典がつくこともあるので複数の業者で比較してみましょう。

新卒なら1~2ヶ月分の生活費も用意すべき

新卒や転職を機に一人暮らしを始める人は、1~2ヶ月分の生活費用も用意しておくべきです。理由は、入社した月は給料が振り込まれないからです。

一人暮らしを始めるときは、日用品や生活費必要なものなどの購入費用がかさみます。余分に用意しておくと良いです。

会社によっては初任給の振込が2ヶ月先というケースがあります。事前に勤務先に確認しておきましょう。

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手取り23万円の家賃や一人暮らしに関するQ&A

手取り23万円の一人暮らしはきつい?

家賃が高くなければきつくありません。

家賃を手取りの3分の1以下に抑えれば、無理な節約をしなくとも一人暮らしできます。

▲よくある質問に戻る

手取り23万円で二人暮らしできる?

できます。

ただし、できる限り安い家賃のお部屋を選ぶ、自炊して食費を減らすなどの工夫は必要です。

▲よくある質問に戻る

家賃を考えるときはボーナスも含めて良いの?

含めないほうが良いです。

ボーナスは会社の業績に左右されやすいからです。必ず出るとは限らないので、毎月の手取り額のみで家賃を決めましょう。

▲よくある質問に戻る

手取り23万円はいくら貯金できる?

生活スタイルによりますが、2~2.5万円は貯金可能です。

工夫次第で3万円以上の貯金も夢ではありません。貯金したい人はできる限り安い家賃のお部屋を選ぶのがポイントです。

▲よくある質問に戻る

家賃が手取りの2割ってどう?

金額によりますが、安すぎるお部屋はあまりおすすめできません。

駅から遠すぎる、騒音がひどいなどなにかしらの問題を抱えている可能性があるからです。

すぐに引っ越して余計な費用がかかることもあるので、必ず内見に行き納得してから契約しましょう。家賃が安い理由を不動産屋に確認しておくと安心です。

▲よくある質問に戻る

部屋探しならアエラスがおすすめ

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