「神奈川で子育てしやすい街は?」
「子育て支援制度が手厚い自治体は?」
子どもの成長のために、子育て環境が整った街を選ぶことが重要です。しかし、家賃や治安、周辺環境など街の住みやすさも考慮する必要があります。
当記事では、弊社「家AGENT」で契約した子育て世帯の数と、スタッフ3名による意見をもとに「神奈川県で子育てしやすい街ランキング」を作成しました。ぜひ参考にしてください。
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- 子育てしやすい街TOP3は、横浜市都筑区、横浜市青葉区、川崎市!
- 衣食住・教育環境・治安面のバランスが整っている街が子育てしやすい!
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鈴木さん 「家AGENT」のベテラン社員で、首都圏の複数の不動産屋で長年勤めた経験があります。お部屋探しに関することはもちろん、コアな地域情報も教えてくれます。 |
早川さん 女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。プライベートでも、さまざまな街を訪れているので、エリア情報にとても詳しいです。 |
子育てしやすい街とは?
- 自治体の子育て支援制度が充実している
- 待機児童数が少ない
- 治安が良い
- 医療施設や公園などがあって周辺環境が良い
①自治体の子育て支援制度が充実している
子育ては、お金も体力も必要となるので、少しでも利用しやすい制度が充実している区を選びましょう。
自治体の子育て支援制度は、金銭面の援助や医療保育などのサービス、子育てにおける母子のサポートなど、さまざまなものがあります。
独自の支援制度を設けている自治体が多いので、自分たちのライフスタイルにあった街を選ぶと良いです。
②待機児童数が少ない
とくに共働きのファミリーが注目したいのが、待機児童数です。待機児童数が多い区は、保育園に入園しづらいので手間や労力が必要となります。
自治体の公式サイトに待機児童数が掲載されているので、チェックしておきましょう。とくに入園が多くなる「4月1日時点」の数字を確認すると良いです。
待機児童が多い区の場合は、認可保育園のあっせんがあるかも合わせて確認してください。
③治安が良い
子どもを守るためにも、治安が良い街であることは必須です。
犯罪発生率が少ない、近くに交番がある、子育て世帯が多く人の目があるなど、防犯上で安心できる街を選びましょう。
なお、繁華街や主要ターミナルなど、人が多く集まるところは避けてください。何かしらのトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
④医療施設や公園などがあって周辺環境が良い
子育てをするうえで、周辺環境は重要です。けがや病気になった時に駆け付けられる病院があるか、子どもを遊ばせられる公園はあるかは確認すべきです。
また、近くに大型スーパーや薬局があれば、子どもを連れてすぐに買い物に行けます。
そのほか、駅やバス停に行きやすいか、急な坂道がなく歩きやすいかなど交通アクセス面も確認しておくと良いです。
神奈川県で子育てしやすい街ランキングTOP5
1位:横浜市都筑区 ショッピングセンターや教育施設、医療機関などが揃っている子育てに適した街。「子育て支援センターPopola」では、子育ての相談や情報提供がおこなわれている。 |
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2位:横浜市青葉区 丘陵地が多く自然豊かで、子どもが遊べる場所が豊富な街。牧場や遊具広場がある「こどもの国」には、子どもが身体を動かせる施設が揃っている。 |
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3位:川崎市 市の南部には商業施設や大きな公園が集まり、北部には自然豊かな丘陵地と住宅街が広がる。大きな病院や子育て支援の施設なども揃う。 川崎市の物件を探してもらう |
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4位:大和市 「子育て王国」と公言する神奈川県でも子育て支援に力を入れる街。7年連続で待機児童数ゼロを達成するなど、子育て環境が整っている。 大和市の物件を探してもらう |
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5位:藤沢市 江ノ島や海水浴場で有名な街。海岸沿いは賑やかだが、内陸は住宅街と自然に囲まれている。治安が良く買い物環境が充実している。 藤沢市の物件を探してもらう |
ランキングは、弊社「家AGENT」で2021年~2022年10月までに契約した子育て世帯が選んだ街と、弊社スタッフ3名による選定結果です。
このあと、それぞれの街の特徴や子育てのしやすさ、治安などについて詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
- 子育てしやすい街の選定基準
1位:横浜市都筑区
横浜市都筑区の特徴
都筑区は犯罪発生率が低く、治安が良いエリアです。自然と住宅地が広がるので、落ち着いた生活ができるのが特徴です。
エリア内に点在する公園と緑地を結びつけて、大きな緑地帯を作り上げたことにより、コミュニティ道路や遊歩道が増えて暮らしやすくなりました。
区内には「昭和大学横浜市北部病院」や「山本記念病院」など大きな医療機関があります。大きなケガや病気にかかっても、すぐに駆けつけられるので安心です。
横浜市都筑区の子育て支援制度の例
- ・児童手当(中学生まで)
- ・児童扶養手当
- ・小児医療費助成(中学生まで)
- ・助産制度
- ・出産育児一時金
- ・多胎妊娠の補助
- ・子育てりぶいん(家賃補助制度)
- ・ひとり親家庭等医療費助成
- ・乳幼児の一時預かりや休日保育
- ・放課後キッズクラブ
- ・つづきおひさまメールによる子育て情報の配信
- ・子育て支援センターPopolaの設置
都筑区は子育てに適した環境が整っていることもあり、子育ての支援に力を入れています。
国や横浜市からの手当だけでなく、都筑区独自の家賃補助制度やひとり親世帯への医療費助成など、子育ての負担が減る制度があります。
「子育て支援センターPopola」は、子育てに関する悩みを相談したり、子どもの一時預かりができるなど便利なサービスが整っています。
横浜市都筑区の待機児童数
横浜市の発表によると、都筑区は令和4年4月1日現在で待機児童数ゼロを達成しています。
都筑区内には、保育園や小規模な保育事業所などは68箇所、認定こども園や幼稚園は15箇所点在しています。
市による待機児童対策で保育所等が新設されて、都筑区内で2022年4月に2園が新規オープンしたり、定員数を増やすなどの対策がおこなわれています。
横浜市都筑区の治安情報
犯罪率(県全体の平均) | 0.21%(0.28%) |
---|---|
令和4年1~9月の総犯罪数 | 453件 |
令和4年度の人口 | 214,891人 |
※人口は市が発表した令和4年1月1日時点の情報
都筑区は神奈川県全体の犯罪率よりも低いことがわかります。住宅街や教育施設、公園が多いことから、街全体で治安が良いと言えます。
区内の駅周辺に人が集まるような大きな繁華街がないので、犯罪が起きにくいです。
ただ、自転車盗難がしばしば発生するようなので、二重でカギをかけるなど対策をしたほうが良いです。
横浜市都筑区の中で特におすすめな街2選
センター北駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:10.5万円、2LDK:14.0万円、3LDK:19.1万円 |
センター北駅周辺は整備されたことによってキレイな街並みが広がっています。
「牛久保公園」や「都筑中央公園」など自然豊かな公園が多く、休日は家族連れで賑わいます。駅の南側には、雨の日でも子どもと遊べる「ハピピランド 港北店」があります。
「子育て支援センターPopola」があるので、子育てのことで困ったときに相談しやすいです。
「モザイクモール港北」「ノースポートモール」などの商業施設が揃っていて、買い物環境には困りません。日常生活で必要なものは駅前で揃えられます。
都筑ふれあいの丘駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:9.6万円、2LDK:12.1万円、3LDK:14.3万円 |
都筑ふれあいの丘駅周辺は閑静な住宅街が広がるエリアです。駅近くには「川和富士公園」「葛ケ谷公園」など公園や広場があります。
大きな商業施設はないものの、スーパーやドラッグストアなど、最低限の買い物環境は整っています。
大きな商業施設があるセンター南駅やセンター北駅へアクセスしやすいので、休日のショッピングも楽しめます。
2位:横浜市青葉区
横浜市青葉区の特徴
青葉区は犯罪率の低く、横浜市内でもトップクラスの治安の良さです。丘陵地帯が広がるので緑が多く、住宅地と自然に囲まれた地域になります。
自然豊かな土地にある「こどもの国」は、牧場やプール、広場などがある人気スポットです。子どもを遊ばせるにはうってつけの場所です。
待機児童数が3年連続でゼロを達成するなど、子育て環境を整えることに力を入れています。
横浜市青葉区の子育て支援制度の例
- ・児童手当(中学生まで)
- ・児童扶養手当
- ・小児医療費助成(中学生まで)
- ・助産制度
- ・出産育児一時金
- ・多胎妊娠の補助
- ・子育てりぶいん(家賃補助制度)
- ・ひとり親家庭等医療費助成
- ・放課後キッズクラブ
- ・乳幼児の一時預かりや休日保育
- ・子育て情報発信アプリ「Aonico」の配信
- ・Youtubeチャンネルで子育て情報の配信
- ・地域子育て支援拠点「ラフール」の設置
横浜市では「放課後キッズクラブ」という、放課後の小学校を遊び場として提供するサービスがあります。
保護者が就労等で子どもの世話が難しい場合に利用できます。区内すべての小学校が対象で、子どもの通学先で預けられるので安心です。
また、青葉区は独自のアプリや、Youtubeチャンネルで子育て情報を発信しています。手軽に子育て情報を受け取れる便利なサービスです。
横浜市青葉区の待機児童数
横浜市の発表によると、青葉区は令和4年4月1日現在で待機児童数ゼロを達成しています。令和2年より3年連続で待機児童数が0人となっています。
横浜市は2014年に、川崎市と待機児童対策に関する連携協定を結びました。川崎市と共同の保育所を作ったり、保育料の負担を軽減するなどの取り組みがおこなわれてきました。
青葉区は川崎市と面しているので、共同の保育所が新設されるエリアです。2023年にはこども園が新規オープン予定で、毎年保育所や定員枠の増加がおこなわれています。
横浜市青葉区の治安情報
犯罪率(県全体の平均) | 0.19%(0.28%) |
---|---|
令和4年1~9月の総犯罪数 | 609件 |
令和4年度の人口 | 311,146人 |
※人口は市が発表した令和4年1月1日時点の情報
青葉区は神奈川県全体の犯罪率よりも低いことがわかります。令和4年度のデータでは、横浜市内で最も犯罪率が低いです。
青葉区内は住宅街が広がっていて、ファミリー層が多く住んでいることから治安面で心配することはありません。
街が整備されているので広い通りが多く、夜でも明るい道が多いです。また、たまプラーザやあざみ野周辺は高級住宅街があるので、ガラの悪い人には遭遇しづらいです。
横浜市青葉区の中で特におすすめな街2選
たまプラーザ駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:11.2万円、2LDK:14.9万円、3LDK:18.3万円 |
たまプラーザ駅周辺は開発されたことによってキレイに整備されています。イギリスの田園都市をモデルにされているので、自然と美しい街並みが共存するエリアです。
駅の近くには大きめの公園が2つあります。野球やサッカーができるような広場や、雨の日でも屋内でアスレチックが楽しめる「こどもログハウス」が利用できます。
「たまプラーザテラス」「東急百貨店」など駅前には買い物環境が揃っています。「ボーネルンド」というプレイグラウンドがあるので、子どもを連れて出かけるのにピッタリです。
あざみ野駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:10.5万円、2LDK:14.7万円、3LDK:17.5万円 |
あざみ野駅周辺は家賃相場は高めですが、買い物環境が揃っているうえ、交通アクセスが良いので利便性が高い街と言えます。
青葉区の中でも教育に力を入れている地域で、小学生から高校生までが通える塾が駅周辺に充実しています。
駅からバスで10分ほどの場所に「横浜総合病院」があります。あざみ野エリアは医療機関が充実しているので、万が一のときも安心です。
3位:川崎市
川崎市の特徴
川崎市は実際は治安が良いエリアが多いです。一部のエリアの治安の悪さが目立つだけで、子育て環境が整うファミリー層に向いている地域です。
川崎市は、待機児童数や保留児童数が4年連続で減少していることから、子育て支援に力を入れていることが伺えます。
市の南部には、商業施設や大きな公園など家族で楽しめる施設が多いです。一方で北部では住宅街や丘陵地帯が広がり落ち着いた雰囲気があります。
川崎市の子育て支援制度の例
- ・児童手当(中学生まで)
- ・児童扶養手当
- ・未熟児養育医療給付制度
- ・小児医療費助成(入院医療費助成は中学生まで)
- ・入院助産制度
- ・出産育児一時金
- ・ひとり親家庭等医療費助成
- ・赤ちゃん訪問
- ・乳幼児の一時預かりや休日保育
- ・「かわさき子育てアプリ」で子育て情報の配信
- ・両親学級の開催
- ・地域子育て支援センターの設置
- ・市バスの特別乗車証の配布(児童扶養手当受給者が対象)
- ・日常生活支援制度
川崎市は独自の子育て支援として「かわさき子育てアプリ」を配信しています。子どもの成長記録を残せたり、子育ての役立ち情報を見れます。
「日常生活支援制度」は母子・父子家庭等の生活が困っている家庭を対象に、支援員を派遣して家事や保育の手伝いをしてくれる制度です。
月10日まで利用できるので、家事や育児で仕事が制限される人は利用してみると良いです。
川崎市の待機児童数
出典:https://www.townnews.co.jp/
川崎市の令和4年4月1日現在での待機児童数は0人です。令和3年に引き続き0人で、2年連続で待機児童数ゼロを達成しています。
また、希望の入所先に入れない保留児童数も4年連続で減少していて、子育て環境が改善されていることがわかります。
市内の認定保育園を動画で紹介したり、希望の保育所へ入所できなかった家庭に対して、夜間や土日の相談を受け付けるなどの取り組みがおこなわれています。
川崎市の治安情報
犯罪率(県全体の平均) | 0.27%(0.28%) |
---|---|
令和4年1~9月の総犯罪数 | 4,187件 |
令和4年度の人口 | 1,538,825人 |
※人口は市が発表した令和4年1月1日時点の情報
川崎市は神奈川県全体の犯罪率と比べると平均的です。ただ、エリアによって治安の良さが変わります。
川崎市南部の川崎区は犯罪率が高いです。競馬場や繁華街など、人が集まる施設があるので治安が悪くなりやすいです。
北部の宮前区や麻生区は住宅街が多く、治安が悪くなるような施設が少ないので犯罪が発生しにくいです。
川崎市の中で特におすすめな街2選
武蔵小杉駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:13.5万円、2LDK:18.6万円、3LDK:24.5万円 |
武蔵小杉駅周辺は再開発によって、大型商業施設やタワーマンションが建ち並びます。治安が良く、子育て世帯や女性の一人暮らしに人気なエリアです。
駅の北側には「等々力緑地」があり、広大な敷地のなかには競技場や子どもを遊ばせられる広場があります。
武蔵小杉駅には6路線が乗り入れています。都心と横浜へのアクセスが非常に良く、休日は子どもを連れて出かけやすいです。
新百合ヶ丘駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:10.8万円、2LDK:14.7万円、3LDK:16.4万円 |
新百合ヶ丘駅周辺は住宅街が広がる静かな街です。5つの商業施設が駅の近くに集まっているので、買い物環境は整っています。
川崎市内でもとくに治安の良いエリアです。自然豊かな公園が多く、教育施設や医療機関が揃うので、子育てにはピッタリな環境です。
新宿駅まで30分以内と交通アクセスが良いことも特徴です。都心への通勤を考えている人にもおすすめです。
4位:大和市
大和市の特徴
大和市は「子育て大国」と呼ばれるほど、子育てがしやすい街として知られています。
図書館を中心に、学習センターや屋内のこども広場などで構成される「大和市文化創造拠点シリウス」が子育て世帯に人気です。
「大和ゆとりの森」という自然が豊かな公園では、さまざまな遊具や大きな広場があるので、休日は家族連れで賑わっています。
大和市の子育て支援制度の例
- ・児童手当(中学生まで)
- ・児童扶養手当
- ・第3子以降の出産費用助成
- ・子ども医療費助成(高校卒業まで)
- ・ひとり親家庭等医療費助成
- ・内科・小児科で24時間診察
- ・子どもの一時預かり
- ・「送迎ステーション」での預かり保育
- ・休日保育
- ・赤ちゃんまもるくん
- ・やまと子育て情報誌「こころんひろば」
- ・子育て何でも応援メールの配信
- ・助産師さん何でも相談
- ・保育コンシェルジュ
大和市は「子育て王国」と公言しているだけあり、子育てに関する支援制度やサービスが充実しています。
第3子以降が生まれた際は、市から上限5万円までの助成金がもらえます。出産一時金などとあわせて受け取れます。
幼稚園やこども園の教育時間の前後に預かり保育を実施しています。中央林間駅と大和駅近くの施設で実施していて、保育所と同様の保育時間を確保します。
大和市の待機児童数
出典:https://www.city.yamato.lg.jp/
大和市は令和4年4月1日現在で、待機児童数ゼロを達成しています。また、7年連続で待機児童数が0人となっています。
待機児童数ゼロを達成し続けている理由の1つとして、保育所などの施設数の増加があります。過去9年で保育施設が4.8倍まで増え、定員数が3倍までに増えました。
大和市の治安情報
犯罪率(県全体の平均) | 0.34%(0.28%) |
---|---|
令和4年1~9月の総犯罪数 | 845件 |
令和4年度の人口 | 241,583人 |
※人口は市が発表した令和4年1月1日時点の情報
大和市は犯罪率が高めです。市全体としては治安が良いエリアが多いですが、大和駅周辺は犯罪が起きやすくなっています。
大和駅周辺は繁華街になっています。風俗店やパチンコ店など治安の悪さにつながる施設があるので、できれば駅から離れたエリアに住むと良いです。
大和市の中で特におすすめな街2選
中央林間駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:9.3万円、2LDK:11.8万円、3LDK:13.6万円 |
大和市の北部に位置する中央林間駅周辺は、自然と住宅街が広がる閑静なエリアです。家賃相場が低めなうえ、都心へのアクセスが良いことからベッドタウンとして人気です。
繁華街がなく、教育施設も多いので治安が良いです。ただ、街灯が少なく夜道が危険な場所があるので注意してください。
駅前には2つの商業施設があり衣料品や雑貨などを購入できます。物価が安いスーパーや商店街があるので、日用品の買い物に便利です。
大和駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:9.5万円、2LDK:11.3万円、3LDK:14.2万円 |
大和駅は2路線が乗り入れる利便性の高いエリアです。駅近くは賑わっていますが、駅から5分ほど離れれば住宅街が広がります。
駅から徒歩15分ほど離れた場所には「泉の森」があります。自然豊かな敷地のなかには、キャンプ場や広場など子どもと楽しく過ごせるスペースがあります。
大和駅の南側には子育て支援施設「こどもの城」があります。大和市が運営する「送迎ステーション」の施設でもあり、休日保育や子育て相談などを受け付けています。
5位:藤沢市
藤沢市の特徴
藤沢市は江ノ島や海水浴場のイメージが強いですが、少し内陸に入れば商業施設やビルが建つ街並みが広がります。
幼稚園・保育園や学校が多く、学園都市としての一面もあります。藤沢市の内陸は、シーサイドエリアに比べて治安が良いので、ファミリーにおすすめです。
ショッピングモールなどの大型商業施設が揃っているので、休日はレジャーや買い物が楽しめます。
藤沢市の子育て支援制度の例
- ・児童手当(中学生まで)
- ・児童扶養手当
- ・養育者支援手当
- ・小児医療費助成(高校卒業まで)
- ・出産手当金
- ・出産育児一時金
- ・ひとり親家庭等医療費助成
- ・ひとり親家庭等日常生活支援
- ・認可外保育施設保育料助成
- ・子育てのための施設等利用給付
- ・乳幼児の一時預かりや休日保育
- ・ハローベビィ訪問
- ・ふじさわ安心ダイヤル24
藤沢市は生後4ヶ月までの赤ちゃんがいる家庭に、助産師や看護師などが出向いて健康管理や過ごし方などの相談に応じています。
小児医療助成については、令和5年4月から所得制限が撤廃となります。中学生までの子どもがいる家庭なら、診療の自己負担額分が助成対象となります。
藤沢市の待機児童数
神奈川県の発表によると、令和4年4月1日現在で藤沢市の待機児童数はゼロでした。令和3年に引き続き2年連続で待機児童数ゼロを達成しています。
藤沢市は待機児童数が多いことが問題視されていましたが、保育所の新設や定員数の増枠などの対策により、令和3年に始めて待機児童数ゼロとなりました。
ただ、保育士不足が課題とされています。保育士が働く環境を改善するために、保育補助者の養成などの対策をおこなっているので、問題の解決が期待できます。
藤沢市の治安情報
犯罪率(県全体の平均) | 0.28%(0.28%) |
---|---|
令和4年1~9月の総犯罪数 | 1,269件 |
令和4年度の人口 | 441,706人 |
※人口は市が発表した令和4年1月1日時点の情報
藤沢市の犯罪率は県全体と比べても平均的です。一部エリアの治安が良くないだけで、静かで暮らしやすいエリアがほとんどです。
治安の悪さが目立つのは、藤沢駅付近の繁華街や海岸エリアです。とくに、夏場のビーチは観光客や海水浴を楽しむ人で賑わうので、犯罪が起きやすくなります。
一方、内陸では観光地になるようなスポットが少ないうえ、住宅街が多いので犯罪は起きにくいです。
藤沢市の中で特におすすめな街2選
藤沢駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:10.5万円、2LDK:13.9万円、3LDK:19.6万円 |
藤沢駅周辺は人気エリアですが、家賃相場は高すぎず、買い物環境や交通アクセスが充実しているのでコスパが高い街です。
駅周辺は商業施設や飲食店が多く賑わっている印象ですが、徒歩10分ほど離れれば静かで落ち着いた住宅街や公園が広がります。
駅から南に向かえば江ノ島方面へ出られます。夏場は海水浴を楽しめるのでおすすめです。
辻堂駅
子育ておすすめ度 | ||
---|---|---|
治安の良さ | ||
買い物環境の良さ | ||
公園の多さ | ||
家賃相場 | 1LDK:10.8万円、2LDK:14.7万円、3LDK:16.4万円 |
辻堂駅は藤沢駅の隣に位置しています。駅周辺は藤沢駅近くのような繁華街はなく、比較的落ち着いた雰囲気です。
駅の北側には「テラスモール湘南」があり、駅から少し離れた東側には「湘南モールフィル」があるので、買い物環境は抜群です。
辻堂駅の北側には「引地川親水公園」があります。自然に囲まれた広い敷地の中に広場や遊具があるので、海だけでなく緑も感じられます。
神奈川県内の待機児童数【行政統計】
市区町村 | 2022年4月 | 2021年4月 | 増減 |
---|---|---|---|
横浜市 | 16人 | 11人 | +5人 |
川崎市 | 0人 | 0人 | 0人 |
大和市 | 0人 | 0人 | 0人 |
藤沢市 | 0人 | 0人 | 0人 |
- 残りの市区町村の待機児童数はこちら
神奈川県が公表している「2022年4月時点の保育所等利用申込・入居待機状況」をまとめたものです。横浜市を除き、先に紹介した街は2年連続待機児童数0人を達成しています。
横浜市は区単位で見てみると、13の区で待機児童数0人を達成しています。金沢区や栄区、都筑区などは保留児童数も少ないので、比較的希望の保育所に入りやすいです。
神奈川県内の子育てしやすい街の治安
市区町村 | 人口 | 犯罪件数 | 犯罪率 |
---|---|---|---|
横浜市都筑区 | 214,891人 | 453件 | 0.21% |
横浜市青葉区 | 311,146人 | 609件 | 0.19% |
川崎市(全体) | 1,538,825人 | 4,187件 | 0.27% |
大和市 | 241,583人 | 845件 | 0.34% |
藤沢市 | 441,708人 | 1,269件 | 0.28% |
※神奈川県警公表「令和4年1~9月の犯罪件数」と、自治体公表の令和4年1月時点の人口
- 残りの市区町村の犯罪率はこちら
横浜市は区によって治安の良さに差がある
横浜市は区によって犯罪率に差があります。とくに、中区や西区は治安の悪さが目立ちます。
中区や西区は「横浜中華街」や「赤レンガ倉庫」など、横浜の観光エリアであることから人が集まりやすいエリアです。
繁華街が多いので酔っぱらいに絡まれたり、事件に巻き込まれる可能性があります。駅周辺に子育て世帯が住むのはおすすめしません。
内陸エリアは治安が良い
神奈川県は内陸に行くほど住宅街や自然が広がる地域です。地元住民がほとんどなので、治安が良いエリアが多いです。
ただ、内陸部に住むには車が無いと不便という街があります。お部屋を探す際は公共交通機関の利便性も調べておくと良いです。
1LDK~4DKの家賃相場一覧
市区町村 | 1LDK~2DK | 2LDK~3DK | 3LDK~4DK |
---|---|---|---|
横浜市鶴見区 | 73,700円 | 95,100円 | 120,900円 |
横浜市神奈川区 | 73,400円 | 103,700円 | 176,900円 |
横浜市西区 | 80,600円 | 225,900円 | 214,600円 |
横浜市中区 | 91,100円 | 165,500円 | 304,400円 |
横浜市南区 | 70,400円 | 96,000円 | 117,000円 |
※2022年11月時点の相場
- 残りの市区町村の家賃相場はこちら
東京都内よりも家賃相場が低い
神奈川県は東京都内よりも家賃相場が低いです。東京のベッドタウンなので、都心に通勤する人に人気です。
横浜・川崎エリアは、都心まで30分以内でアクセスできる街が多く通勤に便利です。
横浜以西の「平塚市」や「大和市」から通勤する人もいます。都心へは1時間ほどでアクセスできるので家賃を抑えつつ、都心へのアクセスのしやすさも確保したい人はおすすめです。
横浜市・川崎市内でも家賃相場が低めなエリアがある
横浜市や川崎市内は利便性の高いことから、家賃相場が高い印象があります。しかし、家賃相場が低く住みやすいエリアも多いです。
たとえば、横浜市の港北区にある菊名駅周辺は、家賃相場が低いうえ、都心や横浜にアクセスしやすいエリアです。
子育て世帯に向いている間取りである1LDK~4DKの家賃相場は7~13万円ほどで、港北区のなかでも低いほうです。
住みたい街ランキング上位の「厚木」もおすすめ
自然と都市が共存する利便性の高い街
厚木市は神奈川県中部の街で、自然と都市機能が共存しています。商業都市として、流通の拠点にもなる街です。
厚木市内にある本厚木駅は、ライフルホームズが調査した住みたい街ランキングで2年連続1位を獲得しています。
市の制度や自然に溢れた大きな公園など、子育て環境が整っていることから、ファミリー層の人気が高まっています。
子育て支援制度が充実している
- ・紙おむつ等の支給
- ・自転車ヘルメットの購入費助成
- ・子育てコンシェルジュ
- ・子育て支援センター「もみじの手」
- ・幼稚園送迎ステーションの設置
- ・児童館や託児室の整備
- ・ほっとタイムサポーター
- ・預かり保育サービス
厚木市は神奈川県で唯一、子ども用の紙おむつやおしりふきなどを支給する制度があります。
赤ちゃん用品の購入費用は意外と高いので、子育て世帯にとっては嬉しい制度です。
子育て環境を整えることにも力を入れています。共働きの世帯を支援する「幼稚園送迎ステーション」を設置したり、一時預かりが気軽にできるようなサービスが整っています。
過去10年間の待機児童数が平均して少ない
厚木市の待機児童数は、過去10年間は50人以下で推移しています。神奈川県内では比較的少ないほうです。
また、令和3年4月から2年連続で待機児童数0人を達成しています。
平成29年度より保育施設の整備を集中的におこない、定員枠を増やしたことで待機児童を大幅に減らすことに成功しました。
都内への通勤も考えるなら横浜市・川崎市が便利
- ・日吉駅
- ・戸塚駅
- ・溝の口駅
日吉駅
日吉駅は横浜市内にあって、3つの路線が乗り入れる駅です。近くに大学のキャンパスががあるので学生が多いですが、幅広い年齢層に人気な街です。
渋谷駅まで乗換なしで20分でアクセスできるうえ、東急目黒線の始発駅になので座って通勤できます。共働き世帯におすすめなエリアです。
学生街なので比較的家賃相場が低く、10万円以下の1LDKのお部屋が見つかるほどです。
戸塚駅
戸塚駅は、JR線や横浜市営地下鉄など5つの路線が乗り入れる利便性の高い駅です。都心の主要駅へ乗換なしでアクセスできます。
治安がとても良いのが特徴で、駅から離れれば自然が多く、ゆったりと過ごせる公園や河川敷などがあります。
駅前にはショッピングモールやスーパーが数多くあるので、日用品の買い物には困りません。
溝の口駅
溝の口駅は、川崎市高津区に位置する駅です。3路線が乗り入れていて、渋谷駅へは乗換なしで約16分でアクセスできます。
駅前は商業施設や居酒屋、飲食店などが集まっているので人通りが多いですが、少し離れれば住宅街が広がります。
家賃相場はやや高めですが、駅徒歩10分以上離れた住宅街のエリアなら、ファミリー向けの安い物件が見つかります。
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