「築浅でも避けた方がいい物件とは?」
「失敗しない賃貸物件の探し方は?」
せっかく引っ越すなら、見た目がキレイな賃貸に住みたいですよね!築浅の賃貸物件は見た目がほぼ新築で、室内設備が整っているのも魅力的です。
しかし、築浅でも避けた方がいい物件はあります。いびつな形の間取りや日当たりが悪いお部屋を選ぶと、引っ越しを後悔することも…。
そこで当記事では、築浅でも避けた方がいい物件の特徴を解説します。失敗しないお部屋の探し方も紹介しています。
・一都三県ほぼすべての物件を網羅
・早朝から深夜まで相談可能
・ネットにない物件をタイムリーに紹介
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
築浅でも避けた方がいい物件の特徴9選
- ・間取りの形がいびつ
- ・1階にコンビニや飲食店がある
- ・線路や大通り沿いに面している
- ・プロパンガスの物件
- ・日当たりが悪い
- ・周辺環境の条件が悪い
- ・周辺の新築物件と家賃が変わらない
- ・告知事項がある
- ・定期借家契約で募集されている
間取りの形がいびつ
築浅でも避けた方がいい物件は、間取りがいびつなお部屋です。三角形などの間取りです。
お部屋がいびつな間取りだと、生活動線に影響が出ます。家事や朝の支度でストレスが溜まりやすいです。
1階にコンビニや飲食店がある
築浅でも避けた方がいい物件の特徴には、1階にコンビニや飲食店があるお部屋も含まれます。お店から出るゴミやニオイで、ゴキブリなどの害虫が集まるからです。
1階に集まった害虫は、2階以上のお部屋にも侵入します。一般的なお部屋よりも害虫が出やすいので、避けた方がいいです。
線路や大通り沿いに面している
築浅でも避けた方がいい物件として、線路や大通り沿いに面しているお部屋も挙げられます。電車や車の走行音がうるさいからです。
物件の建物構造や設置窓の性能によっては、振動も響きやすいです。深夜や早朝もうるさい物件は、睡眠不足で体調を崩します。
プロパンガスの物件
プロパンガス (都心平均) |
都市ガス | |
---|---|---|
1m³あたりの料金 | 928円 | 145円 |
5m³使用した場合の 従量料金 |
4,639円 | 725円 |
基本料金 | 1,730円 | 759円 |
月額 | 6,369円 | 3,265円 |
- 参考元・ガス料金の算出方法
築浅でも避けた方がいい物件の特徴には、プロパンガスの物件も見られます。ガス代が都市ガスより高くなるからです。
石油情報センターと東京ガスのデータを基に、プロパンガスと都市ガスの1ヶ月の料金を比較してみました。都内で一人暮らしすると、プロパンガスは都市ガスより3.1千円ほど高いです。
日当たりが悪い
築浅でも避けた方がいい物件は、日当たりが悪いです。湿気が溜まりやすくて、カビやダニが発生するからです。
南向きのお部屋でも、高層マンションが目の前にあると日当たりが悪くなります。募集図面だけの情報では分からないことなので、実際に内見して確かめるのが確実です。
周辺環境の条件が悪い
- ・繁華街が近い
- ・駅徒歩が15分以上
- ・徒歩圏内にスーパーやコンビニがない
- ・嫌悪施設が近い
築浅でも避けた方がいい物件の特徴として、周辺環境の条件が悪いことも挙げられます。設備の整ったお部屋でも、周辺環境のせいで引っ越しを後悔するケースは多いです。
繁華街が近いエリアは、治安が悪い傾向にあります。駅まで徒歩15分以上かかる物件だと、通勤通学が不便に感じます。
周辺の新築物件と家賃が変わらない
築浅でも避けた方がいい物件の特徴として、周辺の新築物件と家賃が変わらないことも挙げられます。家賃が同じなら、わざわざ築浅物件に引っ越す必要がないからです。
築1~2年の物件だと、新築時から家賃を変えていないところもあります。繁忙期に上げた家賃のまま募集しているケースもあるので注意しましょう。
告知事項がある
築浅でも避けた方がいい物件は、告知事項があるお部屋です。住み心地に影響を与える可能性があるからです。
告知事項とは、管理会社などが契約前に説明するべき内容です。事件や事故で人が亡くなっている物件が当てはまります。
定期借家契約で募集されている
築浅でも避けた方がいい物件の特徴として、定期借家契約で募集されているお部屋も挙げられます。せっかくキレイな築浅物件に住んでも、契約の満了後は退去する必要があるからです。
定期借家契約とは、住める期間が初めから決められている契約のことです。原則更新ができないため、長く住む人には向いていません。
築浅でも避けた方がいい物件は不動産屋に聞くのが早い
築浅でも避けたほうがいい物件は不動産屋に聞くのが早いです。条件のいい築浅物件に絞ってお部屋を調べてくれます。
「スミカ」はお部屋探しの経験豊富なスタッフが多数在籍していて、治安や周辺情報についてアドバイス可能です。
LINEで対応しているので、対面では相談しづらい…という人でも来店不要でサポートを受けられます。
失敗しない築浅物件の探し方
- ・募集図面を細かくチェックする
- ・家賃が相場より高すぎないか調べる
- ・現地は必ず内見する
- ・住みやすい周辺環境か確認する
- ・閑散期を狙う
募集図面を細かくチェックする
築浅物件を探すときは、募集図面を細かくチェックすると失敗しません。お部屋の概要や条件がまとめられているからです。
不動産屋が掲載している図面には間取りや家賃、初期費用の内訳が書かれています。とくに備考欄には、告知事項の有無が記載されているのでチェックしましょう。
家賃が相場より高すぎないか調べる
築浅物件を探す際は、家賃が相場より高すぎないか調べてください。解説した通り、新築時の高い家賃のまま募集されている恐れがあるからです。
大体の家賃相場は、スーモやホームズなどで確認できます。最新情報を知りたい人は、不動産屋に問い合わせるのが確実です。
現地は必ず内見する
内見ポイント | |
---|---|
玄関 | ・荷物は搬入しやすいか ・外廊下に面していないか |
居室 | ・使いやすい間取りか ・デッドスペースはないか ・居室は狭くないか |
室内設備 | ・設備に不具合はないか ・収納スペースは狭くないか |
水回り | ・家事がしやすい生活動線か ・排水溝やパイプは水漏れしていないか ・下水のニオイは気にならないか |
窓・ベランダ |
・ベランダは大通りに面していないか ・窓から騒音は聞こえないか |
共用部分 | ・キレイに保たれているか ・害虫はいないか、死骸はないか ・ゴミ捨て場や駐輪場の利用マナーはいいか |
築浅物件を探す際、現地は必ず内見してください。実際のお部屋の広さや設備の使い勝手を確認するためです。
内見時は、窓やベランダからの日当たりはいいかをチェックします。水回り設備に関しては、シャワーの水圧や下水のニオイがないかを確かめてください。
住みやすい周辺環境か確認する
- ・大通りから離れている
- ・近くに線路や遮断器がない
- ・駅まで遠すぎないか
- ・近隣の買い物環境は整っているか
築浅物件を探すときは、住みやすい周辺環境か確認してください。大通りや線路が離れている物件なら、騒音に悩まされずに済みます。
物件の周辺環境は、内見時にあわせて確かめましょう。実際に駅まで歩いてみたり、徒歩圏内に買い物施設があるか確認すると安心です。
閑散期を狙う
築浅物件を探すなら閑散期を狙ってください。繁忙期が終わった5~8月・11~12月は、家賃が下がる傾向にあるからです。
閑散期は費用交渉しやすいメリットもあります。交渉が通れば、費用を抑えた引っ越しができます。入居時期が未定の人は、あえて閑散期を狙うのも手です。
そもそも築浅物件とは
業界内では築5年以内の物件を指す
築浅物件とは、業界内だと築5年以内のお部屋を指します。そもそも築浅物件には、明確な定義がありません。管理会社や大家さんが独自で判断しています。
築浅と新築の違いは物件の築年数
築年数 | 入居歴 | |
---|---|---|
新築物件 | 築1年以内 | なし |
築浅物件 | 築1~5年 | あり |
築浅と新築の違いは、物件の築年数です。全日本不動産協会によると、新築は「築後1年以内かつ未入居の物件」と定義されています。
未入居とは、完成してから誰も住んでいない状態を指します。物件完成時に入居した人が数ヶ月で引っ越した場合「築浅物件」として表記されます。
築浅物件は新築同様のキレイなお部屋に安く暮らせる
- ・設備や水回りが新しい
- ・外観や内装がキレイ
- ・家賃が新築よりも安い
築浅物件は、新築同様のお部屋に安く暮らせるメリットがあります。新品同様の設備が揃っていながらも、家賃は新築の80~90%ほどです。
築浅物件に関するよくある質問
築浅でも避けた方がいい物件の間取りは?
いびつな間取りの物件です。室内の生活動線が悪くて、家具家電が置きにくいからです。
やばい築浅アパートの特徴は?
近くに嫌悪施設があるアパートです。暴力団や宗教団体の施設が近い物件は、身の危険を感じやすいです。
築浅の角部屋はやめたほうがいいの?
家賃を重視するならやめた方がいいです。好条件な物件ほど、家賃が上がるからです。騒音トラブルをできるだけ減らしたい人には向いています。
築浅なのにリフォームされている物件は避けた方がいい?
リフォームした理由は確認するべきです。事故物件の可能性があるからです。単なるグレードアップのリフォームであれば、特段気にすることはありません。
築浅でいい物件が見つかる時期はいつ?
6~8月の閑散期がおすすめです。家賃が下がりやすい時期だからです。入居時期が決まっていない人には狙い目です。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!