お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

【賃貸】物件探しにおすすめな時期は?最適なタイミングを月別で徹底解説!

人によって違う引っ越し時期のイメージイラスト

部屋探しに最適な時期やタイミングは?
安く引っ越しできるコツはある?

部屋探しをするなら、できるだけ安く引っ越せる時期にしたいですよね。費用を抑えれば、浮いたお金で自分の好きなものを買えます。

しかし、人によって家探しの最適な時期は異なります。引っ越しのタイミングを間違えると、余計な費用がかかるケースも…。

そこで当記事では、部屋探しに最適な時期を徹底解説します。いい物件が見つかる時期も紹介しているので、初めて一人暮らしする大学生や同棲カップルは参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

お部屋探しの時期はいつが最適?

重視する内容によって異なる

お部屋探しに最適な時期
物件を多く見たい 2~3月
広い間取りに住みたい 5~6月
初期費用を抑えたい 7~8月
新築を狙っている 9~10月
時間をかけて探したい 11~12月

物件探しの最適な時期は、重視する条件によって変わります。物件を多く見たいなら2~3月、引っ越し費用を抑えたいなら7~8月がおすすめの時期です。

おすすめのタイミングが異なるのは、時期ごとに物件数や募集状況が変動するからです。重視する内容に沿った時期なら、引っ越しが失敗しにくいです。

お部屋探しの時期に迷ったら不動産屋に聞くのが手っ取り早い

お部屋探しの時期に迷ったら、プロの不動産屋に聞くのが手っ取り早いです。物件探しのコツや、費用を抑える方法も教えてくれます。

ネット不動産屋の「イエプラ」なら、経験豊富な営業マンが対応してくれます。チャットやLINEで相談できるので、不動産屋に直接行けない人にもおすすめです。

予約も来店も不要で利用できます。「お部屋探しはいつから始めれば良い?」と迷っている人はぜひ利用してみてください!

お部屋探しに最適な時期【月別で解説】

部屋探しや物件探しの時期に関するイラスト

【1~3月】4月から新生活を送る人におすすめの時期

1~3月は、4月の新生活に向けて探す人におすすめの時期です。春から進学する学生や就職する新社会人に向いています。

おすすめする理由は、同じきっかけで引っ越す人が多く、空き物件が増え始めるからです。物件数が豊富なので、こだわり条件があっても希望のお部屋に出会えます。

2~3月の繁忙期は良い物件ほどすぐ埋まる

2~3月は、一人暮らしや新社会人の引っ越しシーズンに突入します。お部屋を探す人が1番多い時期なので、良い物件ほどすぐに埋まってしまいます。

ライバルに取られたくないときは「先行契約」がおすすめです。内見なしで手続きを進める方法で、好条件の物件を優先的に契約できます。

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3月は引っ越し費用が1年で最も高い

3月は引っ越し費用が1年で最も高くなります。繁忙期のピークに合わせて、初期費用や引っ越し業者の料金が上がるからです。

できるだけ費用を抑えたいなら、敷金礼金ゼロの物件を選んだり、引っ越し業者のキャンペーンを利用すると良いです。

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【4~6月】同棲・ファミリー向けの物件が増える時期

4~6月は、カップルやファミリー世帯におすすめの時期です。ジューンブライドに合わせて引っ越す人が増えて、広めのお部屋に空きが出るからです。

1LDKを探す同棲予定のカップルや、2~3LDKの広い間取りを探すファミリー世帯は、希望に近いお部屋が見つかりやすいです。

6月なら掘り出し物件も増えやすい

6月は掘り出し物件も増えやすい特徴があります。梅雨の時期とかぶって、引っ越そうと思う人が減るからです。

4~5月では募集されなかった物件や、好条件な物件が見つかる可能性があります。繁忙期で埋まらなかったお部屋だと、家賃を下げて再募集されるケースもあるので狙い目です。

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【7~8月】安さを最重視する人におすすめの時期

7~8月は、安さを最重視する人におすすめです。猛暑が続く時期で、引っ越し需要が下がるからです。管理会社は、家賃や初期費用が安くなるキャンペーンなどを実施し始めます。

また、入居者を獲得するために、費用交渉がしやすい時期でもあります。礼金・仲介手数料といった初期費用や、家賃の交渉が通る確率が上がります。

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7~8月は、物件数は少ない点に注意です。1~6月の間で良い物件が埋まってしまうからです。退去する人の少なさから、空きが出にくいという特徴もあります。
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【9~10月】転勤に伴う会社名義で契約の人向けの時期

9~10月は、転勤や転職する人におすすめの時期です。会社名義で契約する「法人契約」で進める場合、初期費用のほとんどを勤め先が負担してくれます。

会社によって、入居者に負担してもらう項目は異なります。物件を決める際は、担当部署に社内規定を確認してください。

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法人契約で進めるなら、入居したい1ヶ月前からお部屋探しを始めてください。社宅申請や、書類を用意してもらうのに時間がかかるためです。
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【11~12月】ゆっくり物件を探したい人向けの時期

11~12月は、ゆっくりお部屋を探したい人におすすめの時期です。1月からの繁忙期に向けて、新しい物件情報が増えてくる時期だからです。

寒い時期に引っ越しをする人は少ないので、ライバルが少ない内に物件をじっくり選べます。

進学や就職で上京するなら年末に動き始める

進学や就職でのお部屋探しは年末から始めるべきです。1月以降は最も人が引っ越す繁忙期に突入するからです。

良い物件ほどすぐに埋まってしまうので、年末からお部屋探しを始めましょう。繁忙期前なら物件数はまだ豊富ですし、不動産屋の予約も取りやすいです。

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お部屋探しの時期は引っ越したい2ヶ月前が目安

2ヶ月前なら入居希望日に間に合いやすい

お部屋探しのために不動産屋に行くなら、引っ越しの2ヶ月前から良いです。入居希望日に間に合うスケジュールで動けます。

2ヶ月前から探しておくと、好条件な「居住中物件」も候補に入れられます。豊富な物件数から、理想のお部屋を見つけやすいです。

早く行っても物件の仮押さえはできない

2ヶ月以上前など早すぎる時期に良い物件を見つけても、物件をキープする「仮押さえ」はできません。お部屋を押さえるには申し込みが必須だからです。

即入居可のお部屋のとき、申し込みから約2週間で契約が開始します。入居の有無に関わらず家賃が発生するので、すぐ引っ越さない人だと無駄なお金がかかります。

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入居希望日に余裕があるなら、退去前のお部屋を申し込む「先行申込」がおすすめです。先行契約とは異なり、退去後にお部屋を内見できますし、満足できなければキャンセルも可能です。
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ネット上の不動産屋なら来店不要でいつでも相談できる

ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、引っ越し時期に関係なくいつでも相談できます。来店不要でやり取りできるので「早すぎて断られるかも」と心配する必要がありません。

業者専用のデーターベースから検索するので、スーモにはない未公開物件が見つかるチャンスです!

やり取りはLINEやオンラインなどから好きに選べます。「6月に結婚するタイミングで引っ越したい」「無駄に払う家賃をできるだけ抑えたい」など、何でも相談可能です。

予約も要らないので、効率的にお部屋探しできます。遠方からの引っ越す人や、忙しくて不動産屋へ行けない人におすすめです。

お部屋探しの時期は人生の節目に合わせてもOK

物件探しにおすすめの時期
同棲・結婚 5~6月
進学・就職 年末年始~1月
転職・転勤 8~10月
お部屋の更新 4~6月
実家から出る 7~8月
気分転換 11~12月

お部屋探しの時期に困ったら、人生の節目に合わせるのもアリです。弊社「家AGENT」で引っ越し理由のアンケートを実施したところ、節目に合わせて引っ越した人は約3割でした。

気分転換などの、引っ越し時期が確定していない人はゆっくり探せる11~12月、入居時期が決まっている人は2ヶ月前からのお部屋探しがおすすめです。

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お部屋探しから引っ越しまでの流れ

  1. 気になる物件を見つけて内見予約する
  2. 来店してお部屋を内見する
  3. 申し込みと入居審査を済ませる
  4. 賃貸借契約を結ぶ
  5. 引っ越し業者を選ぶ
  6. ライフラインの解約・開通手続きを済ませる
  7. 鍵をもらって引っ越し開始

物件探しから入居までの段取りを7ステップでまとめました。何をしたら良いか分からない人はぜひ参考にしてください。

  • STEP1

    気になる物件を見つけて内見予約する

    お部屋探ししている女の子

    気になった物件があれば、不動産屋へ内見予約をします。不動産屋のスタッフと予定を合わせて、指定の日時にお店に行きます。

    直近で空いている日で予約するのが良いです。来店日が遅くなると、希望の物件が埋まってしまう可能性があります。

  • STEP2

    来店してお部屋を内見する

    親子で不動産屋へ行くイメージ

    来店日になったら不動産屋へ行って、お部屋の内見をします。内見中は、現地でしか確認できないことを確認してください。日当たりや外からの音などです。

    問い合わせした物件だけではなく、当日に追加で新着物件を紹介してくれることが多いです。一般的には1日に2~3件回ります。

  • STEP3

    申し込みと入居審査を済ませる

    納得できる物件があれば、お部屋に申し込みを入れます。身分証や収入証明などの必要書類が揃ったら、次は入居審査を受けます。

    審査では、主に家賃と収入が見合っているかを主に確認されます。申込者の性格や言動も見られるので、キレイめな服装や丁寧な言葉遣いを意識してください。

  • STEP4

    初期費用を払って賃貸借契約を結ぶ

    カップルで契約書を読む

    審査に通過したら初期費用の入金を済ませます。後日来店して、契約書類に署名捺印をしたら契約手続きは完了です。

  • STEP5

    引っ越し業者を選ぶ

    引っ越し業者を選んでいる

    契約を結んだ後は、利用する引っ越し業者を選びます。2~3社へ見積もりをお願いして、金額などを比較検討します。

  • STEP6

    ライフラインの解約・開通手続きをする

    ライフラインの連絡をしている

    引っ越し業者を選ぶのと並行して、ライフラインの解約と開通を進めます。引っ越し先が同じ区(市)なら、電話1本で済むケースが多いです。

  • STEP7

    鍵をもらって引っ越し開始

    引っ越しのイメージ

    初期費用の支払いや契約書類に不備がなければ、契約が開始する日に不動産屋から鍵をもらえます。

    原則、契約が開始した日以降でなければ引っ越し作業ができません。早めに鍵がもらえても、入居日前に搬入はしないでください。

お部屋探しの時期に関するQ&A

家賃が下がりやすい時期っていつ?

6~8月の閑散期です。

閑散期とはお部屋探しをする人が少ない時期です。閑散期でも利益を上げるため、多くの不動産屋がお得なキャンペーンを実施し始めます。

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物件数が多い時期っていつ?

1~3月の繁忙期です。

進学や就職などで引っ越し需要が高まります。同時にお部屋の退去申請も増えるので、繁忙期は物件数が多いです。

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引っ越し業者にはいつ頃連絡取れば良い?

契約を結んだ後が良いです。

入居が確定するのは契約後です。契約前に引っ越し日を打ち合わせると、トラブルが起きた際に日程変更できなくなります。

今の家の退去日が迫っている人は、まず不動産屋に相談してください。スケジュール通りに引っ越せるよう調整してくれます。

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最短何日で入居できる?

申し込みから約1週間後です。

最も時間を用するのは入居審査で、3~5日はかかります。不備があると更に伸びるので、必要書類は事前に揃える必要があります。

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大学生の一人暮らしだとお部屋探しの時期はいつが良い?

年末から動いた方が良いです。

春から大学に進学する人の多くが1月末ごろから動き出します。より良い物件に住みたいなら、ライバルが少ない年末に動くのが良いです。

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繁忙期に探すメリットや注意点はある?

物件数が多いですが埋まりやすいです。

繁忙期に引っ越すメリットは、物件数が豊富なことです。ただし、お部屋を探す人も多いので、埋まるスピードは早いです。

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閑散期に探すメリットや注意点はある?

ゆっくり物件探しができますが、物件数は少ないです。

引っ越し需要が少ない時期でライバルは少めです。物件をゆっくり検討できるので、入居してから後悔する確率を下げられます。

ただし、退去する人も少ないです。繁忙期より物件数は減るので、希望に近いお部屋が見つかりにくいデメリットはあります。

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