
「築浅とは築何年まで?」
「新築との違いって?」
せっかく引っ越すなら、新しくてキレイな物件が良いですよね。新築もしく築浅なら、オシャレな内装のお部屋が多く見つかります。
しかし、築浅とは建ってから何年までの物件なのかよく分かりません。「築浅物件」と書かれているお部屋を内見して「予想より古く感じた」なんてことも…。
そこで当記事では、築浅物件がどれくらい新しい物件なのか解説します。新築との違いや、築浅ならではのメリットも紹介します。
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
築浅物件ってどれくらい新しい?
築浅物件は「築年数◯年以内」といった定義がなく、築年数が比較的新しい物件を指します。
不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)のアンケートによるデータをもとに、築浅がどれくらいの年数を指すのかまとめてみました。
アンケートでは、一般的には「築5年まで」の物件を築浅と捉える人が多いようです。
以下のグラフは「築浅物件とは、築何年くらいまでを差すと思いますか?」というアンケート結果のグラフです。
「新築」と「築浅」の違い
新築と築浅の違いは「築年数」と「入居歴があるかどうか」の2つです。
「新築」は建築後1年以内かつ、誰も入居したことが無い物件のことです。この2つの条件を満たしている物件だけが「新築」の物件と決められています。
一方「築浅」は築年数に明確な定義が無く、過去に何人入居したことがあるかも分かりません。
築浅物件だからといって必ず綺麗なわけではない
築浅とはあくまで「築年数があまり建っていない」ことを表しているだけなので「築浅=綺麗な物件」とは限りません。
過去に入居した人がお部屋を乱暴に使った結果、激しく劣化ような物件でも、築年数が浅ければ「築浅」と表現されます。
反対に、築10年以上経過していてもきちんと管理されている物件や、リフォーム・リノベーションされている物件なら、築浅でなくても綺麗な物件は多いです。
築浅物件のメリット
築浅物件ならではのメリットを3つ紹介します。
・新築よりも家賃が安い傾向にある
・古い物件より人間関係に困りにくい
最新の設備が整っていて便利
築年数が経過した物件にはなかなか付いていない、浴室乾燥機や追い焚き機能付きのお風呂などの最新の設備が整っていることが多いので便利に暮らせます。
オートロックやモニター付きインターホン、防犯性の高い鍵などセキュリティ性の高い物件も多いので、女性の一人暮らしでも安心して暮らせるでしょう。
新築よりも家賃が安い傾向にある
新築と築浅の家賃の違いは、物件によって異なりますが、同じ条件で探した物件の新築と築浅で比較した場合、おおよそ1,000~5,000円ほど築浅のほうが安い傾向にあります。
築浅よりも新築のほうが新しくて綺麗と考えられ、新築から築浅になると家賃を下げる傾向にあるためです。
古い物件より人間関係に困りにくい
古い物件で長く住んでいる人がいる物件では、人間関係が既にでき上がっていてなかなか馴染めない場合があります。
しかし、築浅物件なら入居者全員の入居時期が近く、人間関係ができ上がる前なので、他の入居者と馴染みやすいです。
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