「賃貸の初期費用はいつ払うの?」
「期限は延ばせる?間に合わないときは?」
賃貸の初期費用は高額なので、支払い期日に余裕があると嬉しいですよね!できれば、分割や後払いをしたいと考える人も多いです。
しかし、初期費用を支払わないとそもそも契約が結べません。支払いのタイミングを知らないままでは、期日までにお金を用意できず契約が白紙になることも…。
そこで当記事では、賃貸の初期費用はいつ払うべきなのかを解説します。初期費用を支払うまでの流れた、目安金額、払えない時の対処方法もあります。ぜひ参考にしてください。
- 審査の通過後~契約前に払うのが一般的
- 初期費用の目安は家賃の4.5~5ヶ月分
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不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士
賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。
賃貸の初期費用はいつ払う?
審査通過後~契約前に初期費用を支払う
賃貸の初期費用を払うタイミングは、審査通過後~契約前の間です。ほとんどの場合、入居審査通過後から3~5日以内が支払い期限です。
契約後に支払うケースも稀にある
地域密着型の不動産屋だと、契約を結んだ後に初期費用を支払うときもあります。鍵の引き渡し条件を「初期費用の入金」と決めているからです。
契約を結ぶ前に初期費用の支払いをしたくない人は、住みたい町にある地域密着型の不動産屋を回ると良いです。
賃貸の初期費用の支払いは待ってもらえない
賃貸の初期費用の支払いは、原則待ってもらえません。初期費用の支払いがないと、契約まで進まないからです。大家さんの収入が減る懸念があるので、期日は厳守となります。
賃貸の初期費用の支払いや契約までの流れ
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STEP1
お部屋を探して内見する
不動産屋で見つけた気になる物件を内見しましょう。実物を見ることで、音やニオイなどの情報を確認できます。
ドアや洗濯機パン、カーテンサイズなどの採寸もしておくと良いです。決定してから家具家電などを準備する際に役に立ちます。
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STEP2
気に入ったお部屋なら申し込む
内見で気に入ったお部屋があれば、入居申込をします。申込書に記入をし「顔写真付き身分証」「健康保険証」「収入証明書」を提出してください。
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STEP3
入居審査を受ける
入居申込後に書類の不備が無ければ、自動的に審査に進みます。結果は2~3日ほどで出ますが、繁忙期の場合は5~7日は見ておくと良いです。
審査中は、管理会社や保証会社から本人確認の電話が入るケースが多いです。すぐに出れない場合は、早めに折り返ししてください。
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STEP4
家賃発生日が決まったら初期費用が確定
審査結果の連絡と共に、入居希望日(家賃発生日)の相談が来ます。折り返しで、確定日のお知らせが来ます。
家賃発生日が決まったら、初期費用の金額も確定します。メールや郵送で請求書が届くので、見逃さないようにしてください。
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STEP5
入金期日までに初期費用を振り込む
初期費用は期日までの支払いが必要です。入金が間に合わないと、契約を断られてしまうので気を付けましょう。
期限は3~5日と短いケースが多いです。最長でも7日ほどです。どうしても間に合わない場合は、不動産屋に相談してください。
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STEP5
重説を受けたのちに契約締結
契約日は、まず先に宅地建物取引士の資格を取得しているスタッフから「重要事項説明」を受けます。契約に関する説明のことです。
内容に問題なければ、契約書にサイン・捺印をすれば締結です。
賃貸の初期費用で支払う金額の目安
相場 | |
---|---|
敷金 | 家賃1ヶ月分 |
礼金 | 家賃1ヶ月分 |
前家賃 | 1ヶ月分 |
管理費(共益費) | 1ヶ月分 |
日割り家賃・管理費 | 入居日によって変動 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分+税 |
初回保証料 | 総賃料の50~100% |
鍵交換費用 | 15,000~20,000円+税 |
火災保険料 | 15,000~20,000円 |
オプションサービス | 15,000円+税 |
初期費用の目安は家賃4.5~5ヶ月分
賃貸の初期費用は「家賃の4.5~5ヶ月分」が目安です。敷金・礼金・仲介手数料など、ほとんどの項目が家賃を基に計算するからです。
敷金・礼金は、グレードが高い物件だと家賃2ヶ月分とられることがあります。仲介手数料は、法律で上限が「家賃1ヶ月分+税」と決められているので、これ以上高くなることはないです。
実際は家賃6ヶ月分かかるケースもある
実際は家賃6ヶ月分ほどの初期費用が掛かります。火災保険や鍵交換費用、不動産屋独自のオプションなどで金額が変動するからです。
申し込み前に概算の見積もりを貰うと良い
入居申込前に、不動産屋に「概算の見積もりを出してほしい」と伝えれば、初期費用がいくらくらいになるか計算してくれます。
見積もりは無料で出してもらえるので、複数の不動産屋に依頼しても良いです。ただし、申し込みは1社に絞らないとトラブルになります。
賃貸の初期費用が払えない時の対処方法
分割払いできる不動産屋にお願いする
初期費用が払えないときの対処法を、弊社「家AGENT」で実際に働いている営業マン10名にインタビューしてみました。
特に目立った意見は「分割払いできる不動産屋に頼る」でした。対応可能な不動産屋は限られますが、親身になってくれます。
分割払いが利用できる不動産屋だと「スムーズ(smooth)」が有名です。会社独自の審査はありますが、通過すれば初期費用を立て替えてくれます。
クレジットカード払いを活用する
すぐ払えないときの対処法として、クレジットカードを活用するのも1つの方法です。クレカ払いができる不動産屋に限られますが、決済後に自分で手配すれば分割で返済できます。
不動産屋によっては一括払いにしか対応していません。決済後に自分で手続きするとに分割払いに変更できます。
賃貸の初期費用を少しでも安くする方法
最初から初期費用が安いお部屋を選ぶ
- ・家賃が安い
- ・礼金なし
- ・敷金なし(クリーニング費用のみ)
- ・仲介手数料が半額~無料
- ・保証会社不要
- ・フリーレント付き
最初から初期費用が安いお部屋を選べば、家賃3~4ヶ月分ほどまで抑えられます。根本的に費用をさえるなら、手っ取り早く家賃が安いお部屋を探すと良いです。
加えて、敷金礼金なしのお部屋を探したり、大家さんが決めた期間の家賃が無料になるフリーレント付き物件を選択しましょう。
費用交渉で値下げしてもらう
- ・家賃
- ・礼金
- ・敷金
- ・仲介手数料
- ・フリーレント
- ・入居希望日(日割り家賃、前家賃)
賃貸の初期費用は、交渉次第でも安く抑えられます。費用交渉は、申し込み前のタイミングでおこないましょう。
「値引きできたら必ず契約します」など、契約の意思があることを見せることがポイントです。なお、仲介手数料とオプション費用は、不動産屋の取り分なので成功しやすいです。
賃貸の初期費用を払うタイミングに関するQ&A
不動産屋によって初期費用の支払うタイミングは違う?
不動産屋によって支払いのタイミングは違います。
仲介会社を挟んで契約する際、契約前に初期費用を支払うケースが多いです。管理会社の自社物件であれば、柔軟に対応してくれる可能性があります。
新築賃貸だと初期費用の支払うタイミングは早くなる?
新築物件でも支払いのタイミングは変わりません。
新築物件だからと言って契約や入金を急かされません。内見なしで契約する「未内見契約」だと、申し込みから1週間程度で入金と契約することもあります。
初期費用は振込以外のやり方でも払える?
クレジットカード決済が可能です。
最近は、クレジットカード決済で初期費用を払えるお部屋が増えています。数は少ないですが、電子マネーやバーコード決済に対応している不動産屋もあります。
初期費用の支払い方法を知りたいときは、事前にホームページや電話で確認すると確実です。
敷金礼金を払うタイミングはいつ?
契約を結ぶ前に払います。
初期費用は名目に関係なくまとめて払います。支払うタイミングが異なるのは火災保険と保証会社の初回保証料です。
入金期日は請求元で変動するので、送られてきた請求書の「入金期日」を確認してください。
初期費用の支払いは待ってもらえる?
正当な理由があれば待ってもらえます。
本人の意思とは関係なく支払いができなくなってしまったときは、不動産屋も期日を伸ばしてくれることが多いです。
お金が足りなくなってしまったなど、本人の責任と判断される理由のときは契約を断られてしまいます。
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また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!