「同じ物件で相見積もりをとってもいい?」
「違う不動産屋で取得するときの注意点は?」
賃貸の初期費用って、トータルだと極力払いたくないですよね。出来る限り抑えて、家具家電や雑貨などにお金を回したいと考える人は多いです。
しかし、複数の不動産屋で同じ物件の見積もりをとってもいいのか心配ですよね…。当記事では、相見積もりをとる注意点や、違う不動産屋で見積り額が違う理由を解説しています。
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- 同じ物件の見積もりを違う不動産屋でもらうのはアリ
- 見積もりの比較は申し込む前までにするべき
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
同じ物件の見積もりを違う不動産屋でもらっても良い?
複数の不動産屋で見積もりを貰っても良い
不動産屋は他社と比べられることを前提にしているため、同じ物件を複数の不動産屋に見積もりをもらっても良いです。
法律的にも違法ではないので、初期費用を抑えたい場合は複数の見積もりを見比べることをおすすめします。
なお、複数の不動産屋から見積を貰うことを「相見積もり(あいみつもり)」と言います。
見積もりを元に交渉することも可能
大手不動産屋など契約したいお店が事前に決まっている場合は、相見積もりを基に交渉すると良いです
「他の不動産屋がこのくらいだったんですが値引けませんか?」「御社でお願いしたいけど、他社が安かったので迷っている」と伝えてください。
不動産屋に見積もりを依頼する時のポイント
- ・見積もり依頼は必ず申し込む前にする
- ・不動産屋に依頼する時は丁寧に対応する
- ・メールで依頼する
見積もり依頼は必ず申し込む前にする
見積もり依頼は物件に申し込む前にしましょう。申し込んでしまった場合、金額に納得していると認識されるからです。
申込後は書類不備が無ければ入居審査まで進みます。審査中にほかの不動産屋で同じ物件の見積もりを取ると、バレる可能性が高いです。審査に不利になるので止めたほうが良いです。
不動産屋に依頼する時は丁寧に対応する
不動産屋に依頼する時は、ハッキリとしない曖昧な態度を取ったり、音信不通にならないよう対応するべきです。
一番安かった場合でも連絡を取り合ってくれなかったり、良い情報を教えてくれない可能性があります。
「印象の良くない入居者」と見なされてしまうと最悪の場合は入居審査に落ちてしまうため、適切な受け答えを心掛けましょう。
メールで依頼する
〇〇不動産屋 ご担当者様
この度、掲載されている物件の初期費用について連絡させていただきました、△△(フルネーム)と申します。
現在〇月頃に引っ越しをする予定で物件を探しております。下記物件は、現在空室でしょうか?
【ABハイツ 2階】豊島区南池袋3丁目
空室だった場合、概算でも結構ですので初期費用の見積もりを頂けると幸いです。
なお、〇月△日ごろの引っ越しを予定していますが、1日に入居した場合と△日に入居した場合の2パタ-ン用意してくださると助かります。
お手数ですが、よろしくお願いします。
△△(フルネーム)
〇〇@〇〇.com
090-〇〇〇〇-〇〇〇〇
見積り依頼は、メールがおすすめです。来店しなくても良いからです。また、電話だとログが残らないので、忘れられるリスクがあります。
メールを送る際は、上記のように「物件名・住所・部屋番号」を明記してください。「引っ越し予定日」も必須です。日割り家賃は、入居日によって変動します。
2社以上で相見積もりする際の注意点
不動産屋の概算なら何社でもOK
各不動産屋の概算見積りを貰うなら、何社からもらっても良いです。店舗で調整できる部分の費用の差が明確になります。
フランチャイズ店であれば、同じ不動産屋名であっても店舗ごとに費用に差が出る場合があります。
管理会社からの正確な見積りは2社に絞ったほうが良い
管理会社に確かめて、正確な見積りを出してもらう場合は2社に絞ったほうが良いです。
各不動産屋が管理会社に初期費用の問い合わせをするので、その後に申し込んだ場合の心象が悪くなる可能性が高いです。
「すごく交渉してくる人がきそう」「無茶ぶりを言われそう」と感じ、大家さんが身構えてしまいます。
不動産屋によって初期費用が違う理由
- ・仲介手数料が違う
- ・除菌消臭などオプションが付いている
- ・キャンペーンが適用されている
仲介手数料が違う
仲介手数料とは、賃貸物件を借りた時に、仲介に入ってくれた不動産屋に対して支払うお金のことです。
仲介手数料の相場は「家賃1ヶ月分+消費税」ですが、不動産屋によっては「家賃0.5ヶ月分+消費税」の場合や無しの場合もあります。
除菌消臭などオプションが付いている
不動産屋によっては、初期費用の中に除菌消臭代や24時間サポート料など、独自のオプションが付いています。
相場は大体15,000円ですが、下限・上限は決められていないので不動産屋の采配となります。
キャンペーンが適用されている
不動産屋や店舗独自で開催しているキャンペーンが適応されている可能性があります。
仲介手数料半額~無料や、オプション費用無料など、お店に寄って違います。少しでも費用を抑えたい人は、事前に開催中のキャンペーンを調べておきましょう。
累計ダウンロード数750万件突破!2社の初期費用の見積もり比較例
A社 | B社 | |
---|---|---|
前家賃 (共益費込み) |
53,000円 | 53,000円 |
敷金・礼金 | 100,000円 | 100,000円 |
仲介手数料 | 55,000円 | 27,500円 |
鍵交換費用 | 15,000円 | 15,000円 |
保証会社利用料 | 50,000円 | 50,000円 |
火災保険料 | 15,000円 | 15,000円 |
除菌消臭代 | 16,000円 | 0円 |
合計 | 304,000円 | 260,500円 |
家賃・共益費が計53,000円の物件の初期費用を、A社とB社の2つの不動産屋に見積もりしてみた例です。
B社は仲介手数料が0.5ヶ月分安く、除菌消臭代が無いため約40,000円安いです。
さらに費用を安くしたい場合は、A社にB社の見積もりを提示し「B社より安くなるなら申し込む」と交渉すると良いです。
A社はB社に客を取られたくないため、仲介手数料や除菌消臭代を削ってくれる可能性が高くなります。
見積もりを取った後に不動産屋を断る方法
断る際の3つのポイント
- ・断りの連絡は極力早めに
- ・断る時はメールで伝える
- ・断る内容は謝意と理由だけを端的に伝える
不動産屋の中にはこちらの条件に合った物件候補をずっと探してくれるお店があります。申し込む意思がないなら早めに連絡しましょう。
断る時の手段はメールでの連絡が一番ハードルが低いです。余計な営業をされることもなく断れます。
断りメールのテンプレート
お世話になっております。△△(フルネーム)です。
先日は【物件名】の初期費用のご案内ありがとうございました。
これまでご対応して頂いた手前申し訳ないのですが、今回は他社でご紹介いただいた物件で契約することになりました。
大変短い期間でしたが、とても親身にご対応くださりありがとうございました。また機会がございましたら、よろしくお願いします。
△△(フルネーム)
〇〇@〇〇.com
090-〇〇〇〇-〇〇〇〇
断りメールは、余計なことを書かないことがポイントです。別で決まった旨と、今までのお礼だけを簡潔に書いてください。
メールで断ったあとも連絡が来る場合は、送信ミスや迷惑メールフォルダなどに振り分けれられていて、不動産屋が確認できていない場合が多いです。
いちいち丁寧に連絡するのが面倒ならLINEを使っている不動産屋を利用してみる
電話やメールで丁寧に連絡するのが面倒なら、LINEを使っている不動産屋がおすすめです。気軽に利用することを前提としているので、短文でも気になりません。
当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEから気軽に連絡できます。
もともと不動産屋は他社や他物件と比べられることを前提としているので、断ったからと言ってしつこい営業はありません。
仲介手数料は基本0円です。急な引っ越しで予算が不安でも、お部屋を借りやすいです!
相見積もり以外で初期費用を抑える方法
- ・そもそも費用が安いお部屋を選ぶ
- ・鍵交換が任意で選択可能な物件にする
- ・保証会社のプランを選べるか事前に聞く
そもそも費用が安いお部屋を選ぶ
敷金礼金なしのお部屋を選ぶか、仲介手数料が安い不動産屋を探しましょう。全て無料なら、最大で家賃3ヶ月分の費用が抑えられます。
鍵交換が任意で選択可能な物件にする
申し込み前に、鍵交換が任意で選択できる物件か確かめてください。鍵の交換をしなくても良い物件であれば、交換費用が丸々不要です。
代わりに入居後に何かしらの理由で鍵を交換したい場合は、全て自己負担となります。
保証会社のプランを選べるか事前に聞く
保証会社を利用する場合、1番費用が安いプランを選択できるか事前に確認しておくべきです。
保証会社によっては、連帯保証人がいれば安くなるプランや、最低保証のみのプランなど用意している場合があります。
プラン変更できる保証会社は、自分で選択できません。不動産屋に相談して、費用を抑えられる物件を紹介してもらいましょう。
累計ダウンロード数750万件突破!同じ物件を違う不動産屋で申し込むことは原則NG
同じ物件を違う不動産屋で申し込んでも、審査する会社は同じなので重複と見なされます。先に書類が届いたほうの内容で審査に進みます。
また、同じ人から複数の申し込みがあった場合、冷やかしと受け止められてしまいます。審査に落ちる可能性が高いので、辞めたほうが良いです。