
「大阪で一人暮らしをする費用はいくら?」
「家賃目安や生活費はどんな感じ?」
大阪で一人暮らしをする人は必見です!大阪は日本3大都市のわりに物価が安いと有名です。食費や衣類代の節約に繋がります。
しかし、安いからといってあれもこれも購入してしまうと、支出が多くなります。
そこで当記事では、大阪で一人暮らしをする際の費用を徹底解説します。家賃相場や毎月の生活費目安があるので、参考にしてください。
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
大阪で一人暮らしする場合にかかる費用は?
大阪で一人暮らしを開始する際に必要な費用は、トータル30~50万円ほどです。
家賃4~5万円のお部屋で一人暮らしをする人の目安です。以下は、費用の大まかな内訳となります。
費用内訳 | 金額 |
---|---|
初期費用 | 20~30万円 |
引っ越し費用 | 約10万円 |
家具家電 | 0~10万円 |
合計 | 30~50万円 |
賃貸物件の初期費用は、一人暮らしだと家賃4.5~5ヶ月分が相場です。家賃を基に計算するので、安いお部屋ほど費用を抑えられます。

引っ越し費用は、引っ越し単身パックなどの定額プランを利用する、近場なら自分で引っ越しするなどで5万円ほどまで抑えられます。
家具家電購入費は、実家から持ち込む、友人から譲り受けるなどで費用を削ってください。
毎月の生活費は約15万円かかる
大阪で一人暮らしをするなら、毎月の生活費は約15万円ほどと見ておきましょう。
総務省統計局公表の「2020年度 家計調査 家計収支編 単身世帯(表番号1)」を参考に、毎月の生活費の内訳をまとめてみました。
家賃 | 50,000円 |
---|---|
食費 | 40,000円 |
水道光熱費 | 8,000円 |
スマホ、通信費 | 8,000円 |
娯楽費・交際費 | 30,000円 |
日用消耗品など | 6,000円 |
交通費 | 5,000円 |
合計 | 147,000円 |
新社会人や転職を機に一人暮らしする場合は、初任給がもらえるまで1~2ヶ月空く可能性があります。
最低でも、1ヶ月分の生活費は事前に確保しておいた方が良いです。
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大阪で一人暮らしする場合の家賃相場
単身向けの間取りであるワンルームで家賃4.5万円ほど、1Kで家賃5万円ほどが相場です。
以下に、大阪市内の家賃相場をまとめたので参考にしてください。
区名 | 1Rの家賃相場 | 1Kの家賃相場 |
---|---|---|
大阪市東住吉区 | 約3万円 | 約4.4万円 |
大阪市東淀川区 | 約3万円 | 約4.5万円 |
大阪市住吉区 | 約3.2万円 | 約4.3万円 |
大阪市平野区 | 約3.3万円 | 約3.9万円 |
大阪市生野区 | 約3.3万円 | 約5.2万円 |
そのほかの区はこちら
区名 | 1Rの家賃相場 | 1Kの家賃相場 |
---|---|---|
大阪市城東区 | 約3.5万円 | 約5.9万円 |
大阪市住之江区 | 約3.5万円 | 約4.5万円 |
大阪市狭山区 | 約3.6万円 | 約4万円 |
大阪市東成区 | 約3.8万円 | 約5.1万円 |
大阪市西成区 | 約4万円 | 約4.7万円 |
大阪市港区 | 約4万円 | 約5.3万円 |
大阪市西淀川区 | 約4万円 | 約5.6万円 |
大阪市大正区 | 約4万円 | 約4.7万円 |
大阪市旭区 | 約4.1万円 | 約5.5万円 |
大阪市天王寺区 | 約4.3万円 | 約5.8万円 |
大阪市淀川区 | 約4.4万円 | 約5.6万円 |
大阪市此花区 | 約4.5万円 | 約5万円 |
大阪市阿倍野区 | 約4.6万円 | 約5.2万円 |
大阪市都島区 | 約5.2万円 | 約6万円 |
大阪市北区 | 約5.3万円 | 約6万円 |
大阪市福島区 | 約5.5万円 | 約6.2万円 |
大阪市浪速区 | 約5.65万円 | 約6万円 |
大阪市西区 | 約6万円 | 約6.1万円 |
大阪市鶴見区 | 約6.1万円 | 約5.9万円 |
大阪市中央区 | 約6.4万円 | 約6.1万円 |
大阪市内で一番家賃相場が安いエリアはワンルームだと東住吉区で、1Kならば平野区です。どちらも交通の便が悪く主要駅へ行くには乗換が必須です。
反対に交通の便が良く、駅周辺が栄えている鶴見区や中央区の家賃相場は、東住吉区や平野区と比較して約2倍の金額が設定されています。

大阪は東京よりも家賃相場が低い
大阪は東京よりも家賃相場が2~3万円ほど低いです。
以下で、大阪と東京の主要駅の家賃相場(2021年9月時点)を比較してみました。
ワンルーム | |||
---|---|---|---|
東京駅 | 10.6万円 | 大阪駅 | 7.2万円 |
新宿駅 | 9.8万円 | 本町駅 | 7.2万円 |
渋谷駅 | 13.9万円 | なんば駅 | 5.9万円 |
池袋駅 | 8.5万円 | 天王寺駅 | 5.4万円 |
1K | |||
---|---|---|---|
東京駅 | 9.7万円 | 大阪駅 | 6.7万円 |
新宿駅 | 11.1万円 | 本町駅 | 6.8万円 |
渋谷駅 | 12.0万円 | なんば駅 | 6.1万円 |
池袋駅 | 9.1万円 | 天王寺駅 | 5.8万円 |
家賃相場が低い=物価が安いと認識できます。そのため、大阪は東京よりも安い費用で一人暮らしが可能です。
家賃や初期費用を安く抑える方法
家賃や初期費用を安く抑えたいなら、不動産屋に予算を伝えて交渉しましょう。
しかし中には値引き交渉してくれない不動産屋もいます。かといって複数のお店を回るのも手間です。
チャット不動産屋「イエプラ」ならアプリやLINEで不動産屋に相談できます。わざわざお店に行く必要はありません。
「家賃8万で治安がいい街がいい」「初期費用は〇万円以内に抑えたい」と伝えるだけで、予算内に収まるようなお部屋を紹介してくれたり、大家さんへの交渉もしてくれます!
大阪で一人暮らしするのにかかる初期費用は約20~30万円
一人暮らしの初期費用の目安は「家賃4.5~5ヶ月分」と言われています。
大阪の平均家賃相場が4~5万円なので、最低でも賃貸の初期費用は約20~30万円となります。
これはあくまでも目安なので、住むお部屋によって金額が異なります。以下に、初期費用の内訳目安をまとめたので参考にしてください。
敷金 | 家賃1ヶ月分 |
---|---|
礼金 | 家賃1ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分+税 |
保証会社利用料 | 家賃0.5~1ヶ月分 |
火災保険料 | 約15,000円 |
鍵交換費用 | 約15,000円 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 |
日割り家賃 | 入居日によって変動 |
町会費 | 300~500円 |
24時間サポート費用 | 約1.5~2万円 |
消臭・消毒費用 | 約1~1.5万円 |

家賃に対する初期費用目安一覧
家賃に対して、初期費用の目安金額をまとめました。おおよその金額が知りたい人は、是非参考にしてください。
家賃4万円 | 約18~20万円 |
---|---|
家賃5万円 | 約22.5~25万円 |
家賃6万円 | 約27~30万円 |
家賃7万円 | 約31.5~35万円 |
家賃8万円 | 約36~40万円 |
家賃9万円 | 約40.5~45万円 |
大阪は「敷引」に注意したほうが良い
関西では「保証金・敷引き」の風習が残っており、家賃2ヶ月分以上のお金が戻ってこない物件があります。
保証金は、退去費用などに使われる預け金です。そこから、返却されないお金「敷引き」分が差し引かれます。つまり敷引きは礼金と同じ扱いです。
地域密着型の不動産屋は、敷引きを利用していることがあるので事前にしっかり確認してください。
一人暮らしの引っ越し費用は約10万円
一人暮らしの引っ越し費用は、約10万円は見ておくと良いです。
これは、移動距離が500km(大阪⇔東京間)以内かつ、ダンボール5~10箱と家具家電をすべて業者にお願いした場合です。
引っ越す距離や荷物量、時期などによっては半額近くまで費用を抑えられます。
東京から大阪へ引っ越す場合の費用目安
引っ越し時期 | 荷物の量 | 引っ越し費用 |
---|---|---|
5月~2月 | 少ない | 平均40,000円 |
多い | 平均60,000円 | |
3月、4月 | 少ない | 平均70,200円 |
多い | 平均83,500円 |
東京から大阪へ引っ越す場合にかかる費用は、5月~2月であれば6万円、3月4月であれば9万円用意しておけば引っ越しが可能です。
東京-大阪間では、時期によって引っ越し費用に約3万円の差が出ます。引っ越す時期が決まっていなければ、できるだけ安い時期に引っ越したほうがお得です。
一括見積もりサイトで安い業者を選ぶべき
引越し費用は1社のみに絞るよりも、複数の業者から見積もりをもらって比較したほうが費用を抑えられます。
その理由は、引っ越し費用には定価がないこととオプションが追加されているからです。
業者によっては料金が倍以上も変わるので、一括見積もりサイトを利用してたくさん見積もりを集めましょう。
とくに「引越し侍 」は一括見積もりサイトの中でも提携業者数が多いのでおすすめです。2021年8月現在で約320社と提携しています。
家具家電は購入店から直送がお得
家具家電は、購入店舗から新居に直接配送してもらうとお得です。理由は、一定金額購入すれば送料が無料になる可能性が高いからです。

また、1月~3月は新生活応援などの名目で、お得な家電セットが販売されています。有名メーカーでも安く購入できます。
家賃以外で生活費を抑えるコツ
生活費は家賃とは違い、工夫一つで節約が可能です。節約して無駄な出費を抑えると、通常の生活費よりも約4万円も安くできます。
・電気代の安い電力会社を選ぶ
・ガスと電気は同じ会社にする
・お風呂をシャワーで済ませる
・格安SIMでスマホ代を抑える
・家計簿をつけて無駄遣いを減らす
自炊をして食費を節約する
外食をするよりも、自炊する回数が多いほど食費が安くなる傾向にあります。外食だと1日3食で千円を超えてしまいますが、自炊なら800円以下に抑えられます。
また、作り置きしたりお弁当を作ったりして工夫すれば、1日500円ほどにできます。
電気代の安い電力会社を選ぶ
地域電力会社と契約している人は、電気代の安い電力会社に切り替えると良いです。
2016年4月1日から始まった電力自由化により、消費者が自由に電気代の安い会社が選べるようになりました。
電力会社によって、料金プランや割引キャンペーンがことなります。自分のライフスタイルに合った新電力に乗り換えるべきです。
一人暮らしであれば、地域電力会社の料金から一定額割引がある新電力会社がおすすめです。
ガスと電気は同じ会社にする
ガス代は、関電ガスのほうが大阪ガスよりも利用料金が安いです。
関電ガス | 大阪ガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 138円 | 173円 |
5㎥使用した場合 | 690円 | 865円 |
基本料金 | 745円 | 745円 |
月額合計 | 1,435円 | 1,610円 |
一人暮らしの平均的なガス使用量(5㎥/月)で比べてみると、関電ガスのほうが175円ほど安くなります。
関西地域の場合、電気は「関西電力」でガスは「大阪ガス」という従来の契約方法を続ければ続けるほど損をしてしまうので、電気とガスを同じ会社で契約し割引を適用させることが重要です。
お風呂をシャワーで済ませる
毎日のお風呂をシャワーだけで済ませると、水道光熱費の節約ができます。
ガスの種類 | 入浴方法 | 1日の料金 | 1ヶ月の料金 |
---|---|---|---|
関電ガス | お風呂 | 57円 | 1,767円 |
シャワー | 42円 | 1,302円 | |
大阪ガス | お風呂 | 71円 | 2,201円 |
シャワー | 53円 | 1,643円 |
毎日のお風呂をシャワーに変えると、関電ガスだと毎月465円ほど、大阪ガスだと558円ほど節約できます。
格安SIMでスマホ代を抑える
スマホの契約を格安SIMにすると、月々のスマホ代が2千円台まで安くなることがあります。
大手の携帯会社の利用料金は6千円前後なので、格安SIMに切り替えるだけで4千円ほどの節約が可能です。
ただし、業者によっては通話できないなど、スマホの機能が制限される場合もあるので、使いたい機能が使える業者を選びましょう。
家計簿をつけて無駄遣いを減らす
家計簿をつければ、何にお金を多く使っているかが明確に分かって、どんなことに、どれくらい無駄遣いしているのか判断できます。
無駄遣いを見つけてなくしていくことで、月々の生活費を抑えられます。
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