お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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自分で引っ越しできる?メリット・デメリットや自力で引っ越しする際の注意点!

自力で引っ越す人

自分で引っ越しできる?という疑問を解決します!自分で引っ越しするメリット・デメリットや、実際に自力で引っ越しした人の体験談、自分で引っ越しする際の注意点、必要なものと費用目安や、自分で引っ越しと業者利用の料金比較、移動距離ごとの費用シミュレーションなども紹介します!

業者を使わずに自分で引っ越しできる?

引っ越し業者を利用しなくても、自分で引っ越しできます。

ただし、荷造りから荷物の搬出、運送、搬入、荷解きなどの作業を全て自力でおこなう必要があります。

自分で引っ越しするメリットとデメリットを紹介するので、自力で引っ越しすべきか、業者を利用すべきかの判断材料にしてください。

自分で引っ越しするメリット

自分で引っ越しする最大のメリットは「引っ越し費用を抑えられる」ことです。

自分で引っ越しする場合は「梱包資材費」+「レンタカー費用」+「ガソリン代」で済むので、3万円ほどで引っ越せます。

業者を利用した場合は「荷物の梱包資材代」+「業者利用費」が必要です。スタッフの人件費や有料道路代金などが含まれているので、自分で引っ越す場合よりも2倍ほどお金がかかります。

自分で引っ越しと業者利用した場合の費用については、後ほどくわしく解説します。

そのほか「自分の好きな日時に引っ越せる」「業者の人に気を使う必要がない」というメリットもあります。

自分で引っ越しする場合は、車の手配さえすれば自分の好きな日時に、両親や気の知れた友人と楽しく引っ越し作業をできます。

自分で引っ越しするデメリット

自分で引っ越しする主なデメリットは「労力がかなり必要」「運転できる人が必要」「両親や友人に手伝ってもらう必要がある」などがあります。

自分で引っ越しする場合、荷造りから荷物の搬出、運送、搬入、荷解きなどの作業を全て自力で行わなくてはいけないので、かなりの根気が必要です。

それこそ、重たい荷物を自分一人で持ち運べないので、両親や友人に手伝ってもらわないと自力で引っ越しできません。

また、荷物の運送の際、マイカーやレンタカーを使わないといけないので、運転ができる人がいることが必須条件になります。

自分で引っ越しした人の体験談

引っ越し業者を使わずに、自分で引っ越ししたことがある人の体験談を紹介します。

自分で引っ越しして良かったと感じる人

自分で引っ越しして良かったと感じる人は、とにかく費用を抑えられたことに満足している人が多かったです。ほかにも、友人と話しながら楽しく作業できたという声もありました。

あまりお金がかからなかった
男性のアイコン友人に頼み込んで、自分で引っ越ししたんですけど、2万くらいで引っ越し出来ましたよ。レンタカー代とガソリン代と友人のごはんくらいしかかかってないです。ダンボールも、スーパーでもらってきたので、ほぼタダです。(男性/20代前半)
マイカーならガソリン代だけで済んだ
男性のアイコン父のマイカーを借りたので、ほぼガソリン代だけです。家具や家電は新しく買ったので、大きい荷物の持ち運びはなかったので、父にも友人にも頼らず一人で気楽に引っ越せました。(男性/20代前半)
面倒な作業も楽しくできた
女性のアイコン友人2人に引っ越しを手伝ってもらったんですけど、気負わなくていいし、共通の話題を話しながら作業ができたので楽しかったです。かかったお金は、2人の晩御飯代とレンタカー代、あとはガソリン代くらいなので3万弱でしたね。(女性/20代後半)

自分で引っ越しして後悔した人

自分で引っ越しして後悔した人は、費用を抑えられた喜びよりも、体力や力作業などで大変だったと後悔しているようです。男性よりも女性の方が、後悔したという声が多かったです。

1日で終わらなかった
困り顔の男性のアイコン友達1人に頼んでたんですけど、思ったより荷物が多くて1日で終わらなかったです…。これなら、お金かかってでも業者に頼んだ方がラクでした。(男性/20代後半)
家電が持ち上がらず床を傷つけてしまった
困り顔の女性のアイコン女友達に頼んだら、私も友達も非力すぎて冷蔵庫と洗濯機を引きずるハメに…。引っ越し早々に新居の床を傷つけて、テンションだだ下がりでした…。今後はもう業者にお願いします。(女性/20代前半)
数日筋肉痛が治らなかった
困り顔の女性のアイコンお金かけたくないから、自分たちで引っ越ししたんですけど、腕や背中、腰とか全身筋肉痛で3日間くらいしんどかったです。あの経験は二度としたくないです…。(女性/20代前半)

自分で引っ越しする際の注意点

自分で引っ越しする際は、以下の3つのことを重点的に注意してください。

無理に一人で引っ越ししようとしない

頼める両親や恋人、友人がいない、予定が合わなかったからといって、無理に一人で引っ越ししてはいけません。

ダンボールや家具家電など、重たいものが持ち上がらず、上手く引っ越し作業ができない可能性があります。

また、持ち上がったとしても、無理矢理運んだために筋肉痛になったり、筋を痛めたり、ぎっくり腰になる可能性も捨てきれません。

少しでも重たいものがある場合は、必ず最低1人に引っ越しを手伝ってもらいましょう。

搬出・搬入時に床や壁を傷つけないようにする

引っ越し荷物の搬出・搬入時には、お部屋の床や壁を傷つけないよう細心の注意を払わなければいけません。

もし、床や壁などに傷がついた場合は、お部屋の退去時に原状回復費用として上乗せされてしまいます。

梱包や掃除で余ったダンボールやゴミ袋などで、しっかり養生してください。

ちなみに業者に頼んだ場合は、ブルーシートやクッション材で、床や壁、玄関などを保護してくれます。

電化製品の取り外し取り付けは細心の注意が必要

家電製品の取り外し、取り付けは細心の注意を払ってしっかり行いましょう。

とくに、アース線を外すときは、コンセントを抜いた後でも電気が溜まっていることがあるので、静電気が発生したり、最悪の場合火傷をします。

ゴム製など電気を通さない手袋を付け、無理矢理引っ張らずに丁寧に外してください。

アース線をくっつける時は、奥までしっかり射し込んだか、ネジにきっちり巻き付けられたかを確認しましょう。

ちなみに、アース線を取り付けない場合は、アース線の先端をビニールテープで巻くなど、絶縁処理をしっかり行ってください。漏電や感電の原因になります。

自分で引っ越しする際に必要なものの費用目安

段ボールを抱える男性

自分で引っ越しする場合に最低限必要なものと、かかる費用をまとめたので参考にしてください。

原則として、レンタカーを借りる前提なので運転免許証は必須です。

レンタカー1日
(保険・ガソリン代含む)
約30,000円
ダンボール10箱 約2,500円
ガムテープ 約300円
クッション材 約330円
ビニール紐 約110円
ハサミ・カッター 約110円
軍手 約110円
ドライバーセット 約300円
ゴミ袋 約300円
費用合計 約34,060円

レンタカーはワゴン車で費用を計算していますが、荷物が少ない、大型の家具を運ばないのであれば5千円ほど費用を抑えられます。

また、ダンボールは購入せずに近くのスーパーで空き箱をもらってくれば、ダンボール購入費は不要です。

「自力で引っ越し」と「業者を使って引っ越し」の費用比較

引っ越しを自力でするか、業者に依頼するかで、どのくらい費用が変わるのかを比べました。分かりやすくなるように、安いほうの金額を青文字、高いほうを赤文字にしています。

自力で引っ越し 業者で引っ越し
~15km
(東京-東京)
約20,000円 約30,000円
15~50km
(東京-神奈川)
約25,000円 約47,000円
50~200km
(東京-静岡)
約44,000円 約50,000円
200~500km
(東京-大阪)
約78,000円 約67,000円
500km~
(東京-福岡)
約142,000円 約67,000円

旧居から新居までの距離が200km以内であれば、自力で引っ越したほうが費用を抑えられます。目安距離は東京-静岡ほどです。

東京から大阪や福岡まで引っ越すように、片道が200kmを超える場合には、引っ越し業者に依頼するほうが安いです。

ただし、上記の表は、荷物の量が比較的少ない一人暮らしで、1度の搬送で荷物を運び出せたケースの金額でシミュレーションしています。

荷物が多くて何往復もするのであれば、近距離の引っ越しであっても業者を使ったほうが安くなる場合もあります。

▶引っ越し業者の費用相場詳細はこちら

以下では、それぞれの距離ごとに、自力で引っ越す場合の費用を解説していきます。

レンタカーの料金は、ニッポンレンタカーでワンボックス型のバンを借りた場合の金額を当てはめており、梱包材はダンボール10箱を目安にしています。

15km以内の短距離の引っ越し

車を運転する女性

金額
レンタカー代(6時間) 11,110円
ガソリン代+高速料金 1,000円
乗り捨て料金 -
梱包材の料金 3,000円
友人への謝礼 5,000円
合計 20,110円

新居が15km以内にある場合、自力で引っ越すと費用を約2万円に抑えられます。荷物の量が多くて2往復したとしても、2.5万円ほどで済みます。

引っ越し業者を使うと3万円ほどかかります。例えば、同じ都道府県内で引っ越す人は、自力で引っ越すほうがおすすめです。

表のなかの「乗り捨て料金」とは、レンタカーを別の店舗に返却する場合にかかる費用です。同一の都道府県内であれば、無料のことが多いです。

15~50kmの近隣の都道府県の引っ越し

金額
レンタカー代(6時間) 11,110円
ガソリン代+高速料金 3,000円
乗り捨て料金 3,000円
梱包材の料金 3,000円
友人への謝礼 5,000円
合計 25,110円

東京から横浜に引っ越すなど、新居までの距離が15~50kmに入る場合は、自力で引っ越すと約2.5万円で済みます。業者を使った場合は約3.5万円です。

距離が伸びた分、ガソリン代と高速料金が高くなっています。もしも2回以上往復する必要があるならば、引っ越し業者に依頼したほうが良いでしょう。

新居のあるエリアでレンタカーを返却するなら「乗り捨て料金」がかかります。もともとの店舗まで友人に乗って行ってもらうならば不要ですが、謝礼金を増やしたほうが良いです。

50~200kmの中距離の引っ越し

トラックが行き来する大通り

金額
レンタカー代(12時間) 14,410円
ガソリン代+高速料金 6,000円
乗り捨て料金 11,000円
梱包材の料金 3,000円
友人2人への謝礼 10,000円
合計 44,410円

引っ越し先まで50~200km離れている中距離の引っ越しの場合、自力だと約4.4万円かかります。引っ越し業者を使った場合は約4.5万円なので、金額はほとんど変わりません。

ただ、引っ越し先に移動するための新幹線代などは浮きます。東京から静岡だと、約6千円ほどです。

引っ越しを手伝ってもらう友人は、それぞれの土地にいたほうが良いです。洗濯機や冷蔵庫を1人で運ぶのは難しいので、手伝いのアテがないなら、引っ越し業者を使ったほうが良いです。

200~500kmの遠距離の引っ越し

金額
レンタカー代(12時間) 14,410円
ガソリン代+高速料金 14,000円
乗り捨て料金 37,000円
梱包材の料金 3,000円
友人2人への謝礼 10,000円
合計 78,410円

東京から大阪までのように200~500kmほどの遠距離で引っ越す場合は、自力で取り組むと約7.8万円の費用がかかります。引っ越し業者を使うと5.3万円で済むので、節約にはなりません。

費用を抑えたいという理由ならば、引っ越し業者を使ったほうが良いです。

500km以上の超遠距離の引っ越し

金額
レンタカー代(24時間) 16,610円
ガソリン代+高速料金 32,000円
乗り捨て料金 80,000円
梱包材の料金 3,000円
友人2人への謝礼 10,000円
合計 141,610円

東京から福岡までのように、超遠距離の引っ越しの場合は、自力だと14万円以上かかります。引っ越し業者を使えば約5.4万円で済むので、2倍以上の金額がかかっています。

道中のドライブを楽しみしているなど、別の理由が無い限りは、引っ越し業者に依頼したほうが良いです。

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友人に手伝ってもらったときのお礼相場

ぽち袋を差し出す手

自分で引っ越しする際、友人に引っ越し作業を手伝ってもらう人は、きちんとお礼をしましょう。

お礼の方法は「食事」か「謝礼金」のどちらかがおすすめです。

仲の良い人なら「晩御飯」を奢る

仲の良い友人なら、引っ越しの搬出・搬入作業などの重労働をした後に、晩御飯をごちそうすることをおすすめします。

現金をもらうのが気が引ける人でも、晩御飯であれば恐縮せずにお礼を受けてくれる可能性が高いです。

食べ放題の焼き肉屋でも良いですし、お酒が好きなら居酒屋でも良いです。友人に何が食べたいか聞いて、一緒にご飯に行ってください。

謝礼金を渡すなら約3~5千円+交通費が目安

一緒に食事をするタイミングが合わない、きちんとしたお礼をしたい場合は、謝礼金を用意しましょう。

友人であれば、一人当たり約3~5千円+交通費が目安金額です。職場関係の人に手伝ってもらう場合は、一人当たり約5千円~1万円+交通費を目安にしてください。

現金だと受け取ってもらえないのでは、と考える人は、同じ金額の商品券を渡しても良いです。

ちなみに謝礼金を渡すときは、ポチ袋にいれて、きちんと感謝の気持ちを表しましょう。

業者に依頼したほうが良いパターン

引っ越しの搬入をするスタッフ

以下に当てはまる人は、自分で引っ越しするよりも引っ越し業者に依頼をしたほうが良いです。

・車の運転ができる人がいない
・忙しくて自分で引っ越しする暇がない
・自分で搬出搬入するのが面倒
・作業時間を短縮させたい
・素人よりプロにやってもらいたい
・家具家電を壊したくない
・家具家電を持ち上げる自信がない
・旧居や新居の床や壁を傷つけたくない
・手伝ってくれる人がいない
・賃貸の規約で禁止されている

最後にも書きましたが、まれに賃貸物件の規約に自力での引っ越し自体が禁止されている場合があります。

その理由は、荷物を落として設備を破損させてしまったり、上下階への騒音トラブル、モノを階下に落として下にいる人を怪我させるなどのトラブルを防ぐためです。

とくに都内の大型マンションでは禁止されていることが多いので、事前に賃貸契約書を確認しておきましょう。

費用を抑えるなら一括見積で比較すべき

見積もりなしで引越し業者を手配した場合、あらかじめ業者が用意しているプランしか利用できないことが多いため、引越し費用が高くなりやすいです。

ですが、複数の業者から見積もりをもらうことで相場よりも安く引越せたり、余計なオプションを省けます。

自分で複数の業者に見積もり依頼をかけると時間も手間もかかるので、一括見積もりサイトと活用すると良いです。

一括見積もりサイトは、提携している業者から費用が安い業者を選定して複数の見積もりを出してくれます。

料金を比較しやすいうえ、ほかの業者の費用がわかるので気になる業者への費用交渉がしやすくなります。

とくに提携業者が多い「引越し侍」は、大手から中小まで約310社が登録しているので他のサイトよりも安い業者が見つけやすくておすすめです。

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