「お部屋選びで失敗したくない…」
「一人暮らし経験者の失敗談を聞きたい!」
進学や就職をきっかけに一人暮らしするなら、初めてのお部屋選びは失敗したくないですよね。イメージ通りの物件が見つかれば、新生活を快適にスタートできます。
しかし、一人暮らしが初めてだと、お部屋選びのコツが分からなくて失敗しやすいです。室内が臭い、周りがうるさいといった住みづらいお部屋で後悔する恐れも…。
当記事では、一人暮らし経験者の失敗談を基に、気をつけることを解説します。選ばないほうが良い物件の特徴もまとめています。
スモッカ
|
|
CANARY
|
|
スミカ
|
|
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
一人暮らしのお部屋選びの失敗談【費用編】
- ・家賃と管理費の合計で予算オーバーした
- ・角部屋の寒暖差で電気代が余計にかかった
- ・プロパンガス物件でガス代が高い
- ・ベランダのない物件でコインランドリーの料金がかかる
- ・敷金礼金なしの物件なのに初期費用が高い
家賃と管理費の合計で予算オーバーした
家賃6万円のマンションでけっこうお得な感じでお部屋を借りました。後になって確認してみたら管理費がプラス8千円かかるって書いてあり予算オーバーになりました。かなりもったいない感じがするけど、泣く泣く支払ってます。(20代前半)お部屋選びの予算は「家賃+管理費」の総家賃で考えるべきです。別々に考えたせいで、生活費が圧迫されてしまう可能性があります。
ただし、高い管理費に対して家賃が抑えられている物件は、メリットもあります。契約時の初期費用や2年ごとの更新料は、家賃を基に計算されるためです。
角部屋の寒暖差で電気代が余計にかかった
気に入ったアパートで最上階の角部屋が空いていたので、お部屋を借りました。憧れの角部屋で入居してすぐは日当たりや風通しの良さに満足していましたが、真夏になるとすぐ暑くなって蒸し風呂のようでした。引っ越しのときに扇風機を持ち込まなかったので冷房だけ使っていましたが、翌月の電気代が1万円を超えて痛手でした…。(20代前半)角部屋では、寒暖差で電気代が高くなりやすいです。外気に接する窓や壁が多く、外気の影響を強く受けるためです。
特に夏場は、冷房の消費電力が上がります。扇風機を使ったりエアコンの設定温度を工夫しないと、電気代を高く請求されやすいです。
プロパンガス物件でガス代が高い
お部屋の広さや家賃でアパートを選びました。ライフラインの手続きは親にしてもらって、自分で払うことにしましたが、使用料の割にガス代が高いなと思ったんです。調べてみたら、プロパンガスのみ供給エリアにある物件だったので、電気のように手軽に乗り換えができないことに気付きました。節約は心がけていますが、都市ガスより基本料金が高いので後悔しています…。(20代後半)一人暮らしに選んだ物件でプロパンガスしか使えない場合、ガス代が高くなりやすいです。都市ガスの物件に比べて、2倍以上請求されることもよくあります。
また、一度プロパンガスの物件に入居すると、都市ガスに変更できません。お部屋までの共有方法が異なるためです。
敷金礼金なしの物件なのに初期費用が高い
敷金・礼金なしだったので契約したけど、初期費用が家賃5ヶ月分くらいかかりました。友達に聞いたら結構高いって…。今思えば、おとなしく敷金・礼金ありにしたほうが良かったんじゃ?まるで騙された気分です。(20代後半)敷金・礼金がないのに、初期費用が高いケースがあります。敷金礼金がないいわゆる「ゼロゼロ物件」は、書類作成費など用途の分かりにくい費用が上乗せされやすいからです。
初期費用に少しでも気になる項目があれば、すぐ不動産屋に費用の目的や使い道を確認してください。不必要な金額が上乗せされている場合は、カットしてもらえる可能性があります。
ベランダのない物件でコインランドリーの料金がかかる
家賃を少しでも抑えるために、ベランダがないアパートを選びました。自分で洗濯するようになり、室内干しで十分と思っていましたが、エアコンをつけっぱなしでも乾きが悪いことを知りました。お気に入りの服が乾かないと不便なので、近所のコインランドリーを利用するようになりましたが、洗剤と別でお金がかかるので、思わぬ出費でした。(20代後半)ベランダのない物件に住んで、外干しできなかった失敗談は多いです。部屋干しは洗濯物が乾きづらく、代わりにコインランドリーを使うと1回につき300円ほど必要です。
コインランドリーを週に2回利用した場合、乾燥だけで1ヶ月に2千円以上かかってしまいます。部屋干しが嫌な人は、ベランダ付きのお部屋を選びましょう。
一人暮らしのお部屋選びの失敗談【立地編】
- ・駅から遠くて通勤や通学に不便だった
- ・学生街で騒音に悩まされた
- ・電車が混みすぎて辛い
- ・低層階のお部屋で虫が大量に出た
- ・近隣の買い物環境が悪かった
駅から遠くて通勤や通学に不便だった
予算の都合で、家賃の上限を上げずにアパートを選びました。最寄りの駅まで15分の物件でしたが、電車を1本逃すと出勤がギリギリになることが多くて焦りました。自分の性格上、朝は身支度に時間をかけたいので駅までの距離にこだわるべきでした…。(20代前半)駅まで遠い物件は、通勤や通学に不便を感じやすいです。駅までの信号待ちで時間をロスすると、乗りたい時刻の電車に間に合いません。
駅徒歩が15分近くかかるルートでは、雨の日に靴が濡れやすいです。夏場に10分以上歩いたら、汗だくになってしまいます。
学生街で騒音に悩まされた
職場から近いし、家賃も破格でした。路線も2つ以上使えて、駅周辺にお店が多くて良かったんですけど、夜まで学生が騒いでてめちゃくちゃうるさかったです。覚悟の上で引っ越ししたのに、想像した以上の騒音でつらかったです。なかなか寝れず昼間の仕事に支障が出始めたのですぐに引っ越ししました。(20代後半)最寄り駅が学生街に近いと、周辺の飲食店などに人が集まりやすいです。駅に近い物件ほど騒がしくて、帰宅後にゆっくり休めません。
会社が近いなどの理由で学生街に住む必要があるなら、周囲に飲食店が少ない物件を選ぶと良いです。
電車が混みすぎて辛い
通勤に便利な駅徒歩10分以内のアパートを借りました。快速電車が停車する駅でしたが、朝のラッシュ時には満員電車で一苦労でした。他に通勤手段がないので我慢しています。(20代前半)電車の混雑率を考慮せずにお部屋を選ぶと、満員電車に苦労する可能性が高いです。特に快速電車が停まる駅は、ラッシュの時間帯に混み合います。
ピーク時の混雑状況は、令和5年7月に国土交通省が発表した「都市部の路線における最混雑区間の混雑率(2022)」である程度判断できます。
ラッシュ時でも席に座りたいなら、始発列車が停まる駅に絞って探すのもアリです。
低層階のお部屋で虫が大量に出た
家賃も予算内だし、設備もお部屋の間取りも気に入ってるんですけど、虫がたくさん出たお部屋に住んだことがあります。1階角で目の前がゴミ捨て場、近くに飲食店があったせいで、エアコンや排水溝からゴキブリが出ました。窓を開けるとすぐに蚊が入ってきます。死ぬほど虫が嫌いなので、すぐさま引っ越ししました。(20代後半)低層階のお部屋では、室内に虫が出やすいです。草むらやゴミ捨て場といった、虫の生息域に近いからです。
虫が苦手な人は、できるだけ高層階のお部屋に住みましょう。特にゴキブリは、飛行能力が低いため、6階以上のお部屋には出にくいです。
近隣の買い物環境が悪かった
家の周りは本当に住宅しかなく、買い物に不便です。仕事帰りに自炊が面倒なときは、弁当やお惣菜を買うのにも一苦労します。休日にまとめて買いだめすることが多くて、重い荷物を持って帰るのが面倒です。(30代前半)近隣にコンビニやスーパーがないエリアでは、普段の買い物に不便です。帰りが遅れて飲食店が閉まっていると、食事にも苦労します。
お部屋を選ぶときは、周辺環境も必ず確認しましょう。申し込む前にGoogleマップで近所のスーパーやコンビニを調べておけば、失敗しにくいです。
一人暮らしのお部屋選びの失敗談【設備編】
- ・持ち込む予定の家具を採寸していなかった
- ・洗濯機置き場が外だった
- ・コンロが1口のみで自炊が続かなかった
- ・無料インターネットが遅かった
- ・古い物件で電気のアンペア数が小さかった
- ・コンクリート打ち放しの壁でカビが生えた
持ち込む予定の家具を採寸していなかった
8畳の広めのお部屋に引っ越したはずなのに、ベッドやテレビ台などの家具を入れたら、思ったより狭かったです。ベッドの上とテレビの前くらいしか空間がないです。人を呼ぶわけでもないので窮屈に思いながら生活しています。(20代前半)家具家電を採寸ししないまま持ち込むと、お部屋を狭く感じやすいです。内見時は室内に何も置かれていないので、実際よりも多く家具が入りそうな気になります。
また、クローゼットや収納スペースの広さを確認しないのも後悔の元です。収納部分が狭い場合、手持ちの荷物が収まりきらなくなります。
洗濯機置き場が外だった
24㎡の少し広いお部屋が安かったのでラッキーと思って入居したら、洗濯機置き場がベランダでした。最初は気にしてなかったんですけど、雨の後とか洗濯機の中に汚水が溜まるし、音が響くから夜に洗濯機回せないので、失敗しました。(20代前半)築年数の古い物件では、洗濯機置き場が外にある場合があります。洗濯のたびに外へ出る必要があるので、不便に感じる人が多いです。
また、洗濯機が雨風に晒されることで、短期間で故障します。家賃を抑えるのが最優先でない限り、避けたほうが良いです。
コンロが1口のみで自炊が続かなかった
一人暮らし向けの間取りでは、2口コンロ付きのお部屋が限られていたので1口のみのアパートを選びました。実家では手伝い程度に台所を使っていて、2口コンロに慣れていました。食材を揃えて料理してみたときに、実家で作るよりも時間がかかったんです。まな板を置くスペースを確保するのにギリギリで、自炊のモチベーションはすぐ落ちてしまいましたね…。(20代前半)コンロが1口のみの物件で、自炊が続かなかったケースです。一人暮らし向けのキッチンは、コンロと流し台の間隔も狭い傾向があります。
ただし、2口以上のコンロは一人暮らし向けの間取りだと少ないです。キッチンを活用するには、ワイヤーネットなどを壁にかけて収納部分を増やしたほうが良いです。
無料インターネットが遅かった
大手プロバイダーだから回線が速いと思っていたら、22時以降は基本的に繋がりにくいです。動画を見ようとしても、全く読み込めなくてイライラします。結局自分でポケットWi-Fiを契約しました。(20代後半)賃貸の無料インターネットは、同じ物件の住人同士で回線を共有していることが多いです。回線を利用する人が増える時間帯では、まともに繋がらないケースがよくあります。
自分で回線を引こうにも、ネット無料物件は回線の個人契約が難しいです。速い回線を使いたいなら、ネット無料の物件を避けましょう。
古い物件で電気のアンペア数が小さかった
家賃を抑えるために、築年数が40年近いアパートを借りました。入居後にエアコンをつけたままドライヤーや電子レンジを使うと、ブレーカーが頻繁に落ちて不便でした。内見のときによく確認しなかったのもありますが、お部屋の契約アンペアが小さい物件だったらしく、使う家電の調整が面倒です。(20代前半)築年数が古い物件のブレーカーは、一人暮らしに必要な契約アンペアに満たない場合があります。新しい家電ほど消費電力がかかるので、ブレーカーが落ちやすいです。
一人暮らしに必要な契約アンペア数は、一般的に30Aとされています。内見時には、契約アンペアは30A以上かチェックしてください。
コンクリート打ち放しの壁でカビが生えた
壁がおしゃれで今のアパートを選んだんですが、梅雨の時期になると壁に湿気が貯まってどうにもなりません。引っ越しする前は、こんなことになるなんて思ってなかったです。クローゼットの中の服にカビが付いて何着かダメになりました(20代前半)コンクリート打ち放しの壁は、湿気が溜まりやすくて、カビが生える恐れがあります。
壁がコンクリートになっている物件は、デザイナーズマンションでよく見かけます。水分を吸収しやすい性質で、壁が水で変色するほど湿気が溜まります。
一人暮らしのお部屋選びの失敗談【生活編】
- ・隣人トラブルに巻き込まれた
- ・エアコンから異臭がした
- ・日当たりや風通しが悪かった
- ・入居前にお部屋がクリーニングされていなかった
- ・防音性が低い物件だった
隣人トラブルに巻き込まれた
日付が変わる前にいつも寝ているんですが、上の階の人が深夜1時過ぎに帰ってきてドタバタうるさいし、隣人は朝5時くらいにバイクで出かけるので必ず起こされます。おかげで、寝不足が続いて、今は耳栓がないと眠れない日々が続いています。早くお金をためて引っ越ししたいです。(20代前半)同じ物件に子育て世帯や夜勤の人が住んでいる場合、騒音ストレスが溜まる可能性が高いです。生活リズムの違いで早朝や深夜に物音がすると、ゆっくり休めません。
内見時には、不動産屋に周りの住民について聞くのもアリです。個人情報だからと教えてもらえない場合は、共用部分のチェックがおすすめです。
エントランスに騒音を注意喚起する張り紙があったり、ゴミ捨て場が散らかっている物件は危ないです。マナーの悪い隣人に当たる確率が高いです。
エアコンから異臭がした
内見時は全く気付かなかったんですけど、入居してからエアコンを付けたとたん、腐った卵みたいな臭い風が出てきて吐くかと思いました。自分で掃除しても臭いが取れなかったので、不動産屋に相談したけど、壊れてるわけじゃないからって対応してもらえませんでした。(30代前半)空室期間が半年以上あるお部屋は、エアコンや水回りなどの設備が劣化していることがあります。異臭がしたり故障しているケースがあるので、後悔しやすいです。
空室期間が長いお部屋は、避けたほうが良いです。入居者がいない期間は、不動産屋に聞けば教えてもらえます。
日当たりや風通しが悪かった
家賃を重視して、アパートを選びました。図面のイメージ写真では日当たりに問題なさそうでしたが、実際住んでみると室内に日が入るのは1日数時間しかありませんでした。自然光だけで過ごしていると暗くて、気分まで落ち込んできます…。(20代後半)お部屋の日当たりが悪いせいで、室内の雰囲気が暗くなりがちです。日中でも照明が必要になりますし、体内時計が狂うリスクもあります。
風通しが悪いお部屋で料理すると、食べ物の臭いが残りやすいです。内見時には換気した際の風通しは良いか、水回りに換気扇は揃っているかをチェックしたほうが良いです。
入居前にお部屋がクリーニングされていなかった
内見して気に入ったアパートを選びました。契約時の契約書には、入居前の清掃について記載がありませんでしたが、大家さんが最低限してくれるだろうと思っていました。後日鍵を受け取って現地に向かうと、床にはゴミやホコリが溜まっていたんです。不動産屋に相談しても「契約時に説明しました」の一点張りで、自分で掃除する始末でした…。(20代後半)クリーニングがないお部屋を選んだ結果、入居時に壁や床が汚れていたという失敗談です。内見してから入居までにクリーニングが入らない場合、ホコリやゴミが溜まりやすいです。
内見した際にお部屋が汚いと感じたら、入居する前にクリーニングされるのか不動産屋に確認しましょう。
防音性が低い物件だった
朝はギリギリまで寝ていたいので駅チカの物件を探しました。お部屋の壁が薄いせいか、夜中まで電車の走行音が響いたり、近隣の物音が気になって眠れません。(20代後半)防音性が低いお部屋を選ぶと、騒音トラブルに悩まされやすいです。傾向としては木造や鉄骨造の物件は、防音性が低い恐れがあります。
騒音トラブルを避けたい人は、コンクリート造などの防音性が高い物件を選んだほうが良いです。家賃の相場が上がりやすいので、予算オーバーしないように注意してください。
一人暮らしのお部屋選びで失敗しないためのコツ
- ・駅徒歩は実際に歩いて確かめる
- ・通勤や通学に支障はないかチェックする
- ・ライフスタイルに合わせてお部屋の設備を選ぶ
- ・予算は家賃と管理費の合計で決める
- ・日当たりや風通しを事前に確認する
- ・買い物環境や治安を調べておく
- ・内見時にお部屋を採寸しておく
- ・ネット環境にこだわるならインターネット無料物件を避ける
- ・不動産屋からお部屋選びのアドバイスをもらう
駅徒歩は実際に歩いて確かめる
駅徒歩を実際に歩いて確かめれば、お部屋選びに失敗するリスクを減らせます。物件情報に記載されている駅徒歩は、あくまでも目安だからです。
踏切や急な坂などが近くにあっても、駅徒歩では考慮されません。駅徒歩は「不動産の表示に関する公正競争規約」により徒歩1分=80mと決まっています。
通勤や通学に支障はないかチェックする
物件を選ぶときは、通勤や通学に支障はないかもチェックしましょう。移動にかける時間は1時間を目安にすると良いです。電車の乗車時間は、乗り換え1回までの40分以内が理想です。
通勤に1時間以上かかる物件では、朝早く起きて、帰りも遅くなりがちです。1日で2時間以上も通勤に取られるので、自分の時間が確保しにくいです。
ライフスタイルに合わせてお部屋の設備を選ぶ
| おすすめの設備 | |
|---|---|
| 自炊がしたい | 2口コンロ |
| 生活リズムが不規則 | 24時間ゴミ出し可能 |
| 通販で買い物することが多い | 宅配ボックス |
| 身支度に時間がかかる | 独立洗面台 |
ライフスタイルに合わせてお部屋の設備を選んだほうが、失敗を避けられます。普段の生活に必要な設備が足りないと、住み心地が悪くなります。
一人暮らしで自炊したい人は、コンロの数を重視しましょう。キッチンに2口以上のコンロがあれば、効率良く料理ができます。
予算は家賃と管理費の合計で決める
お部屋を選ぶときの予算は、家賃と管理費の合計で決めると失敗しにくいです。管理費も、家賃と同じく毎月払うお金だからです。
毎月の管理費は、共用部分の清掃などに充てられます。設備が充実しているお部屋ほど、管理費が高めに設定されやすいです。
日当たりや風通しを事前に確認する
お部屋を選ぶときは、日当たりや風通しを事前に確認すると良いです。内装写真だけで判断するよりも、実際に内見するほうが失敗しにくいです。
お部屋の日当たりは、近隣の建物にも影響を受けます。ベランダの正面に高層マンションがあると、日が入りにくくなるので注意です。
買い物環境や治安を調べておく
気になる物件が見つかったら、周辺の買い物環境や治安を調べておくべきです。周辺環境が悪いと、住み心地も悪くなりやすいです。
駅から家までの途中にスーパーやドラッグストアがあれば、日常生活では困りません。仕事帰りによく買い物をする人は、営業時間も事前に調べておくと良いです。
犯罪やトラブルに巻き込まれないためにも、近隣に交番や街灯などがあるかを確認しましょう。治安の良い街は、警視庁の「事件事故発生マップ」で判断できます。
内見時にお部屋を採寸しておく
内見時にお部屋を採寸しておけば、持ち込みたい家具や家電が置けるかどうかが分かります。共用部分の通路の幅も測っておくと、引っ越し業者を使うときにスムーズです。
特に、居室部分の採寸は念入りにおこなったほうが良いです。大きな家具家電で生活スペースが圧迫されやすいからです。
ネット環境にこだわるならインターネット無料物件を避ける
ネット環境にこだわるなら、インターネット無料物件を避けるとお部屋選びに失敗しません。自分専用のインターネット環境が整えば、快適に一人暮らしできます。
インターネット無料物件では、在宅率が高い夜間に通信速度が低下しやすいです。大家さんが特定の回線と一括契約しているため、好きな回線を入居中に契約できない恐れもあります。
選ばないほうが良い物件の特徴
- ・木造アパート
- ・壁が薄い
- ・築年数が古すぎる
- ・日当たりが悪くて湿気が溜まりやすい
- ・急な坂道が多い
- ・線路や道路沿いにある
- ・プロパンガスの物件
- ・1階がコンビニや飲食店
木造アパートは、壁が薄くて音漏れが気になります。近隣の生活音が聞こえたり、自分の音が漏れたりして、プライバシーを守れません。
急な坂道が多いお部屋も選ばないほうが良いです。通勤や買い物のルートにあると、実際の距離以上に疲れます。
お部屋選びに失敗しないためにも内見はおこなうべき
- ・壁が十分厚いか確かめる
- ・お部屋の採寸を入念におこなう
- ・現地の様子を写真や動画に残しておく
- ・付き添いの人と複数人で内見する
一人暮らしの部屋選びに失敗しないために、内見は必ずおこなうべきです。内装や設備を確認できれば、後悔するリスクが減ります。
図面に載っていない内装を写真や動画に残しておくと、内見後も見返せますし、他のお部屋と比較しやすいです。
慎重に内見したい人は、日時を変えて2回おこなうと良いです。時間ごとの日当たりや周辺環境をチェックできます。
一人暮らしのお部屋選びに関するQ&A
一人暮らしで住む場所を決めるコツは?
家賃相場が低いエリアでお部屋選びすることです。毎月の固定費である家賃が抑えられれば、生活費に余裕が出ます。
女性のお部屋選びで気をつけることは?
階数やセキュリティに関する設備を重視して選んだほうが良いです。
1階のベランダで道路に面していると、外からの視線が気になりやすいです。オートロック付きの物件なら、心当たりのないチャイムが鳴っても居留守が使えます。
一人暮らしの設備でロフトってあり?
家賃を抑えてお部屋選びするならアリです。ロフト部分は専有面積に含まれずに募集されるので、同じ広さの物件より家賃が安い傾向があります。
内見時の付き添いは誰が良い?
一人暮らし経験のある家族や知人がおすすめです。一緒に現地を内見してもらえれば、確認や質問漏れを防げます。
家具家電付きのお部屋選びで注意することは?
引っ越しの前に、自分で揃えるべき家具家電を確認したほうが良いです。自炊をする予定なら、炊飯器やその他調理器具を揃える必要があります。

- 一都三県ほぼ全ての物件を用意
- 早朝から深夜まで相談可能
- ネットにない物件をタイムリーに紹介
東京・神奈川・千葉・埼玉のお部屋探しならスミカがおすすめです。LINEで賃貸物件を探せるので、気軽に使える点が強みです。
一都三県の全域に対応していて、業者専用のデータベースからダイレクトに物件を紹介してくれます。SUUMOやホームズで見かけたお部屋はもちろん、希望条件に合った新着物件の速報ももらえます。
また、AIではなくスタッフが丁寧に対応しているのも大きな特徴です。的外れな案内がないため、ストレスフリーと評判が良いです。夜間も営業しているので、昼間は忙しい人も、寝る前の数分を使ってお部屋を探してみましょう!
スモッカ
CANARY
スミカ













































