最終更新:2022年5月31日

「6月中に引っ越ししたい!」
「梅雨でお部屋探しが面倒…」
これから引っ越しで素敵なお部屋を見つけたい、新生活が楽しみでワクワクしているという人も多いのではないでしょうか?
しかし、6月は「梅雨」の時期です。天候が悪くて外に出るのが面倒、引っ越し作業で濡れるのが嫌など、デメリットも多いです。
そこで当記事では、6月にお部屋探しをするメリットを大公開しています。お部屋探しのコツや内見すべき理由もあるので、ぜひ参考にしてください。
6月は1年で最も費用が安い時期!
- ・家賃が値下がりしている可能性がある
- ・管理費がほかの時期より安め
- ・礼金なしの物件が増える
- ・日割り家賃が無いお部屋が出てくる
- ・引っ越し業者費用も安い
家賃が値下がりしている可能性がある
6月に空室のお部屋は、次の繁忙期までずっと空室のままの可能性があります。そのため、家賃を値下げして入居者を集め始める大家さんが多い時期です。
大幅な値下げはありませんが、1~5千円ほど安くなります。年間で1.2~6万円、3年住めば3.6~18万円もお得になります。
管理費がほかの時期より安め
家賃の値下がりがないお部屋は、管理費・共益費が安くなっていることがあります。理由は、同様に空室を無くすためです。
管理費・共益費はお部屋ごとに金額が設定されているので、大家さんの都合で変動できます。同じ物件でも、お部屋の広さや入居時期によって差があります。
礼金なしの物件が増える
礼金なしなら、契約時の初期費用が「家賃1ヶ月分」も安くなります。まとまったお金が少ない人は狙い目の時期です。
礼金も家賃も大家さんの収入です。大家さんにとってリスクが少ない方の費用が値下がります。長期間住む前提の場合は、家賃より礼金が削られることが多いです。
日割り家賃が無いお部屋が出てくる
フリーレント付き物件と言って、大家さんが定めて一定期間の家賃が無料になります。入居日から2週間~1ヶ月ほどの家賃がかからないので、日割り家賃が無くなります。
ただし、フリーレント期間であっても、管理費・共益費のお金は発生します。
引っ越し業者費用も安い
6~8月(閑散期) | 1~3月(繁忙期) | |
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200km未満 | ~約50,000円 | ~約80,000円 |
500km未満 | ~約60,000円 | ~約90,000円 |
500km以上 | 約75,000円~ | 約100,000円~ |
6月は「引っ越し業者の閑散期」「祝日が1つもない」「梅雨で悪天候」という理由で、1年で最も引っ越し業者の費用が安い時期です。
上記の表は、閑散期と繁忙期の利用料平均の比較です。6月はさらに5千~1万円ほど安くなるケースがあります。
さらに費用を抑えたい人は、複数の業者から見積もりを貰いましょう。1番安い業者を選ぶか、安い所の料金を基に費用交渉できます。
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費用交渉に応じてもらえる可能性が高い
交渉できる費用
- 初期費用のオプション
(24時間サポート・消臭消毒・虫駆除など) - 仲介手数料
- 日割り家賃(フリーレント)
- 敷金・礼金
- 家賃
上記は、弊社「家Agent」スタッフに聞いた、費用交渉しやすい順で並べています。
オプションは、不動産屋や管理会社が独自で準備しているサービスです。不要なものは外せるので、交渉の成功率が最も高いです。
仲介手数料は、不動産屋と直接交渉します。とくに月末で売り上げが厳しい場合は、応じてもらいやすいです。
その他は、大家さんの収入が減るので、全額交渉は厳しいです。端数のみ切ってもらったり、3分の1以下の金額で交渉してみてください。
交渉は申し込み前におこなう
費用交渉は、入居申込前に行わないと断られます。申込書を記載した時点で、金額に納得していると判断されるからです。
予算が厳しい場合は、お部屋探しの時点で不動産屋に伝えておきましょう。AD付きといって、大家さんが広告費を払っている物件を紹介してもらえます。
仲介手数料が安くなったり、初期費用トータルで少し値引きしてもらえる可能性があります。
交渉の際の5つのポイント
- ・不動産屋を味方につける
- ・値引きしてほしい金額を明確にする
- ・現実的な金額を提示する
- ・大家さんにとってのメリットを伝える
- ・値下げして当然という態度をとらない
- ・成功したら必ず契約すると伝える
費用交渉は不動産屋のスタッフがおこないます。この人のためなら頑張れると思わせることが大切です。
「〇日までに絶対お部屋を決めたい」「予算が厳しいけど引っ越さなければいけない」「長期間住む前提なので少し値引きしてほしい」など、契約する意思があると成功しやすいです。
6月にお部屋探しするための4つのコツ
- ・雨の日にあえて不動産屋に行く
- ・気になるお部屋はすぐに内見
- ・最新情報は細かく確認する
- ・有給や代休で連休を作る
雨の日にあえて不動産屋に行く
雨の日は、不動産屋の利用客が極端に減ります。ほかのお客様がいないので、時間をかけてお部屋探ししたい人におすすめです。
店舗によっては空いているスタッフ数人が同時にお部屋を探してくれるので、より理想のお部屋が見つかりやすくなります。
気になるお部屋はすぐに内見
気になったお部屋は、他の人にとられる可能性があるのですぐに内見したほうが良いです。
とくに、駅徒歩10分以内・築15年以内・リフォーム済の物件は、人気が高いです。
入居審査は申し込んだ順に進むので、早めに内見して申し込みまでスピーディーに動くことが大切になります。
最新情報は細かく確認する
6月は繁忙期と比べると、不動産屋が取り扱う物件が少ないです。こまめに最新情報を確認しておかないと、他の人にお部屋をとられます。
HOMESやSUUMOなどの物件検索サイトは、複数の不動産屋が登録します。情報反映のラグがあるのでおすすめできません。
不動産屋が直接運営しているサイトを見るか、直接問い合わせましょう。
有給や代休で連休を作る
6月は祝日が1つもありません。月曜もしくは金曜日で有給・代休を取り、3連休を作ったほうが良いです。
とくに引っ越し作業は、搬送・搬入・荷解きで時間がかかります。まとまった時間が必要なので、土日を入れて3連休にしたほうが良いです。
不動産屋に行くためにお休みをとる人は、水曜日は避けてください。土日から一番遠い平日なので、定休日にしているお店が多いです。
梅雨で天気が悪くても内見はすべき
騒音関係は内見しないとわからない
他住民の生活音や、周辺環境で実際に聞こえる音は、内見に行かないとわかりません。
住んだ後にうるさくてストレスが溜まる、不眠症になってしまうことがあります。面倒でも必ず内見すべきです。
梅雨の時期にとくに確認すべき箇所
- ・窓の内側(室内)に結露がたくさん出来ていないか
- ・窓のレールに水が溜まっていないか
- ・壁紙が捲れていないか
- ・壁紙が変に浮き上がっていないか
- ・壁紙に水跡のようなシミが出来ていないか
- ・壁紙にカビが発生していないか
- ・壁紙が濡れていないか
当てはまる項目が多いお部屋は、日当たりや風通しが悪く、湿気がこもりやすいです。衣類や寝具にカビが発生しやすいので、避けたほうが良いです。
また、玄関を出てすぐのドア周りも確認すると良いです。梅雨の時期は、蚊やガガンボなどの虫が集まりやすいです。出入りの際に室内に侵入してくる可能性があります。
「オンライン内見」「VR内見」を利用するのもアリ
絶対に外に出たくない、内見に行く余裕がないという人は「オンライン内見」「VR内見」に対応している不動産屋を利用しましょう。
スマホやパソコンを通じて、お部屋の中を確認できます。なお、VRは実際のお部屋をモデルにした映像です。オンライン内見のほうが細かく確認できます。
オンライン内見は、テレビ電話を通じて実際のお部屋を見学する手法です。スタッフが現地に行くので、重点的に見てほしい箇所を指示できます。
梅雨でも快適にお部屋探しする方法
ネット上の不動産屋「イエプラ」は、チャットやLINEでやりとりをするので、梅雨でも快適にお部屋探しできます!
物件によってはオンライン内見に対応しているので、お部屋探し~契約まで来店不要です。
業者専用のデータベース「ATBB」を利用しているので、SUUMOやホームズなどネット上ない非公開物件の紹介がありますし、ほかサイトの物件もまとめて確認可能です。
深夜0時まで営業しているので、仕事が忙しくて不動産屋に行けない、移動時間や寝る前の時間を有効活用したいという人にもおすすめです。