「一人暮らしの初期費用が払えない」
「手持ちがなくても賃貸契約できる?」
進学や就職を機に一人暮らしを始める人は多いです。自分だけのお部屋となると、安くて綺麗な物件を選びたいですよね。
しかし、一人暮らしを始める時には初期費用という高額なお金が必要です。貯金を貯めておかないと、初期費用が払えなくなります。
当記事では、手持ちがない人向けに、一人暮らしの初期費用を限界まで抑える方法を解説します!家具家電購入費や引っ越し費用を抑える方法もあるので、ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士
賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。
一人暮らしで初期費用の手持ちがない時の対処法
- ・初期費用をクレカ払いにできる物件を選ぶ
- ・初期費用がほとんどかからない物件にする
- ・フリーレント付き物件に絞る
- ・UR賃貸(団地)でお部屋を探す
- ・両親に初期費用を出してもらう
初期費用をクレカ払いにできる物件を選ぶ
初期費用の手持ちがない時は、クレジットカード払い可能な物件を選ぶと良いです。
各カード会社の「あとから分割」や「あとからリボ」を使えば、手持ちが無くても賃貸契約できます。
利用する不動産屋や保証会社によって対応できない場合があります。あらかじめ「初期費用をクレカ払いにしたい」と伝えておきましょう。
全ての物件でクレジット決済が使える不動産屋
当サイト運営の不動産屋「イエプラ」なら、例外なく全ての物件でクレジットカードが使えます。小さい管理会社の物件でも利用できて便利です。
なお、イエプラは仲介手数料が基本無料です。家賃によっては、10万円以上も初期費用が安くなります。費用を抑えて引っ越したい人にもおすすめです!
初期費用がほとんどかからない物件にする
- ・敷金礼金なし
- ・仲介手数料が半額~無料
- ・連帯保証人のみで契約可
- ・鍵交換費用無料
- ・消臭消毒などのオプションなし
上記のように、初期費用が安くなる条件が揃っている物件を探してみてください。全てクリアできれば家賃3~4ヶ月分ほどの費用が抑えられます。
のちほど詳しく解説するので、合わせて参考にしてください。
フリーレント付き物件に絞る
フリーレントとは、大家さんが定めた期間の家賃が無料になる物件です。時期はまちまちですが、2週間~2ヶ月ほどの家賃がタダです。
初期費用に含まれる「日割り家賃」「前家賃」分の支払いが不要になるケースもあります。
UR賃貸(団地)でお部屋を探す
UR賃貸という、いわゆる団地で一人暮らしするなら初期費用は家賃の3ヶ月分ほどで済みます。
礼金・仲介手数料が不要だからです。更新料もかからないので、長期間住み続けるという人であれば、金銭的な負担が少ないです。
UR賃貸は提携している街の不動産屋でも探せる
UR賃貸は、原則直営の窓口での取り扱いです。ですが、提携している街の不動産屋であればUR団地も普通の賃貸も提案できます。
当サイトが運営しているネット上の不動産屋「イエプラ」は、UR賃貸の提携不動産屋です。来店不要で、LINEなどから気軽にお部屋探しができます。
仕事が毎日忙しくて時間を作れない人でも、スキマの時間を活用して相談できます。ぜひ一度試してみてください。
両親に初期費用を出してもらう
学生や新社会人など、前年度の収入がない人は両親に相談して初期費用だけ負担してもらうと良いです。
負担してもらえない場合は、毎月いくら返すなど返済計画を伝えてお金を借りると良いです。キャッシングは、入居審査に響く可能性があるので絶対にやめましょう。
そもそも一人暮らしの初期費用の目安はいくら?
目安金額 | |
---|---|
敷金 | 家賃1ヶ月分 |
礼金 | 家賃1ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分+税 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 |
日割り家賃 | 入居日によって変動 |
保証会社利用料 | 家賃0.5~1ヶ月分 |
火災保険料 | 約15,000円 |
鍵交換費用 | 約16,500円 |
初期費用の項目ごとの解説はこちら
敷金 | 退去時にお部屋を入居前の状態に戻すための費用です。退去費用で使わなかった分は返金されます。 |
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礼金 | 入居する物件の大家さんに渡すお礼金です。礼金がないお部屋もあります |
仲介手数料 | 不動産屋や仲介会社に、大家さんとの橋渡しの手間賃や謝礼として支払うお金です。「家賃1ヶ月分+消費税」が上限です。 |
前家賃 | 家賃発生月の翌月の家賃のことです。1日など月初に入居する場合は、従来通りの家賃引き落としのため前家賃はありません。 |
日割り家賃 | 月の途中にお部屋を借りた場合の、残り日数分の家賃です。入居日を月末にすればするほど日割り家賃を安くできます。 |
保証会社利用料 | 連帯保証人の代わりになる会社を利用する費用です。連帯保証人のみで契約できるお部屋の場合、不要です。 |
火災保険料 | 火事や落雷で燃えた建物や家具を補償してくれる保険の費用です。保険は大家さんや不動産屋が指定しているので選べません。 |
鍵交換費用 | 前の入居者が使用していた鍵から、自分が使用する鍵に交換する費用です。新築の場合は不要です。 |
賃貸契約時の初期費用は、家賃4.5~6ヶ月分が目安です。家賃6万円のお部屋を借りた場合、一人暮らしで初期費用が約30~35万円ほどです。
ただし、物件によっては消臭消毒などのオプションがかかったり、礼金が2ヶ月など高めのお部屋もあります。
時間に余裕があるなら、申し込み前に不動産屋に初期費用の概算を出してもらうと良いです。
一人暮らしの初期費用を限界まで削る8つの方法
- ・家賃が安い物件を選ぶ
- ・敷金礼金なしのゼロゼロ物件にする
- ・仲介手数料が半額~無料の不動産屋に行く
- ・AD付きの物件を探してもらう
- ・連帯保証人がいるなら保証会社不要な物件にする
- ・オプションを全て外してもらう
- ・閑散期にお部屋を探す
- ・費用交渉をする
家賃が安い物件を選ぶ
初期費用は家賃を基に計算します。家賃が安い物件を選べば、初期費用も抑えられます。
家賃5万円なら初期費用は22.5~25万円、家賃7万円なら31.5~35万円ほどが目安となります。
敷金礼金なしのゼロゼロ物件にする
敷金礼金なしのゼロゼロ物件を探せば、家賃2ヶ月分の費用が浮きます。
退去費用が高額になるか不安な人は、礼金なし・敷金ありのお部屋を選びましょう。家賃1ヶ月分だけですが、初期費用が安くなります。
仲介手数料が半額~無料の不動産屋に行く
仲介手数料は、家賃1ヶ月分+税が上限額と法律で決まっています。下限は定めがないので、不動産屋によっては半額~無料になるケースがあります。
レオパレスのように自社管理物件のみを取り扱っているお店は、仲介手数料が不要です。管理会社やその他の不動産屋に、仲介する必要がないからです。
仲介手数料が基本0円の不動産屋もある
当サイトが運営する「イエプラ」は、仲介手数料が基本0円の不動産屋です。物件によっては、キャッシュバックもおこなっています。
やりとりはチャットやLINEで「仲介手数料が無料のお部屋が良い」「初期費用を抑えたい」などと伝えるだけでOKです。来店不要なので、言いづらいことも相談できます。
家賃によっては10万円以上も安くなるため、浮いたお金で新居の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。
AD付きの物件を探してもらう
AD付きとは、大家さんが不動産屋に広告費を払っている物件です。値引き交渉しやすいので、不動産屋に伝えて狙って探すと良いです。
なお、SUUMOやHOME’Sなどの物件情報サイトでは記載がないので、自分で探すことはできません。
連帯保証人がいるなら保証会社不要な物件にする
収入がある両親を連帯保証人にできるなら、保証会社不要な物件が良いです。保証会社利用料が不要なので、家賃1ヶ月分ほど安くなります。
オプションを全て外してもらう
- ・消臭消毒代
- ・害虫駆除代
- ・24時間安心サポート
- ・簡易消火器
初期費用には、不動産屋が独自サービスとしてオプションを入れているケースがあります。
不要と感じるのであれば、外してもらうよう交渉してください。とくに、消臭消毒と害虫駆除代は交渉で外してもらいやすいです。
閑散期にお部屋を探す
引っ越す時期を選べるなら、4月~8月の不動産屋閑散期にお部屋探しをすると良いです。
繁忙期に埋まらなかったお部屋は、次の繁忙期まで空室が続く可能性が高いです。値下げしてでも入居者を入れようとするので、初期費用が安くなりやすいです。
費用交渉をする
初期費用は交渉で値引きしてもらうのも手です。「家賃」「礼金」など1つの項目ではなく、初期費用のトータルで値引きしてもらったほうが良いです。
交渉を成功させるコツは、大家さんや不動産屋にメリットを伝えることです。「値引きできるなら必ず契約する」「5年以上は住み続ける」などを持ち掛けてみましょう。
初期費用の値引き交渉に強い不動産屋
当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、初期費用の値引き交渉が得意です。経験豊富な営業マンが多く、予算内で借りられるよう全力サポートしています。
基本的にLINE等でやり取りするので、対面では言いにくい交渉事も頼みやすいです。「街の不動産屋より気軽に使える」という嬉しい声も頂いています。
「予算20万円で引っ越したい」「礼金なしにできる?」など、何でも相談してください!専門スタッフが親身になって対応してくれます。
シェアハウスは初期費用がとにかく安い
シェアハウスの初期費用が安い理由
シェアハウスは1棟を丸ごと管理しており、その他の入居者とまとめて割ります。そのため「日割り家賃・共益費・契約金」の3項目しか初期費用がありません。
シェアハウスにもよりますが、初期費用の相場は約10万円と安いです。一人暮らしをしたいけど手持ちがないので限界まで削りたいという人は、シェアハウスも視野に入れると良いです。
クロスハウスは初期費用が3万円のお部屋もある
「クロスハウス」は、初期費用が3万円からとリーズナブルなシェアハウスです。
住んだ後に馴染めなかった場合でも、管理物件の中なら無料で住み替え可能です。初めてシェアハウスに入居するという人でも、失敗しづらいのでおすすめです。
一人暮らしの初期費用は家具家電購入費や引っ越し費用もある
家具家電購入費を抑える方法
- ・必要最低限のものに絞る
- ・家電は3点セットなどお得なものを買う
- ・家具はディスカウントショップで買うのもアリ
- ・知り合いにお古を譲ってもらう
一人暮らしを始める際に購入する家具家電は、一気に買い揃えると高額な出費になります。手持ちがない場合は必要最低限に絞り、お金に余裕が出たら買い足しましょう。
1~3月に引っ越しするのであれば、新生活応援キャンペーンなどで家具家電が安くなっています。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど3点セットになっているものがお得です。
家具に関しては中古もアリです。ディスカウントショップで購入するか、知り合いに要らなくなった家具を貰うと良いです。
引っ越し費用を抑える方法
- ・できる限り荷物を断捨離する
- ・業者を利用する日時は平日にする
- ・引っ越し単身パックを利用する
- ・複数の業者から見積もりを貰って比べる
- ・レンタカーを借りて自分で引っ越しする
引っ越し費用を手っ取り早く抑えるなら、新居に持って行く荷物を減らしましょう。移動距離・荷物量・人件費などを基に、業者費用を計算するからです。
引っ越し単身パックは、コンテナに乗る分の荷物が定額となるサービスです。一人暮らしの荷物量であれば、3~5万円ほどで済みます。
家賃が安いお部屋を選んでおけば毎月の固定費を抑えられる
住居 | 60,000円 |
---|---|
食費 | 39,069円 |
水道光熱費 | 13,098円 |
家具・家事用品 | 5,487円 |
被服及び履物 | 5,047円 |
保健医療 | 7,384円 |
交通・通信 | 19,303円 |
教養娯楽費 | 17,993円 |
その他の支出 | 31,071円 |
消費支出合計 | 198,453円 |
※統計データのため合計数字に誤差あり
総務省統計局公表の「家計調査2022年度(表番号1)」と、東京の一人暮らしの平均家賃をもとにした結果、一人暮らしの1ヶ月の生活費は約20万円です。
家賃6万円以下の安い物件を選べば、毎月の固定費を削れます。生活費に余裕が生まれるので、食費や娯楽費に浮いたお金を回せます。
家賃は1度住むと引っ越しするまで安くできません。自分の生活費から逆算して、いくらくらいの物件が良いか考えてみてください。
当サイト運営の「イエプラ」は、安くて条件の良いお部屋を多数提案しています。他サイトの物件もまとめて提案できるので、ぜひ試してみてください!
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!